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海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン8全話あらすじ紹介(ネタバレあり)

海外ドラマ『スーツ/SUITS』シーズン8 あらすじ

マイクとレイチェルが去った事務所は、ロバート・ゼインを加えて体制を強固にする。ロバートの右腕、サマンサも加わり事務所は強力になった。
ロバートとハーヴィはトップの座を巡って争い、以前から代表の座をハーヴィと約束していたアレックスは、同じくロバートと約束していたサマンサと熾烈な争いを繰り広げる。
ルイスはシーラと良い関係を続け、事務所の代表として成長していく。カトリーナは、アソシエイトのブライアンと急速に距離を縮めるが、彼はこどもが生まれたばかりの既婚者だった。
カウンセリングが成功したら連絡するとスコッティに約束していたハーヴィだが、本当に大切な人は誰なのか、真剣に向き合うことになる。
ロバートの右腕サマンサも勝利のためには目的を選ばず、昔のハーヴィを彷彿とさせる。彼女は家族がおらず、辛い半生を過ごしてきた過去が少しずつ明るみに出る。

海外ドラマ『スーツ/SUITS』シーズン8

第1話「腹心の部下」

ロバート・ゼインを事務所に迎え歓迎するハーヴィだが、早速どちらがトップになるかで争いが起こる。
ハーヴィとロバートのクライアントが利益相反になるが、それぞれの一部門を売れば問題は解決する。お互い直接やり合わず、アレックスとロバートの右腕サマンサに、双方を説得するよう命じる。
サマンサの攻撃に窮地に陥るアレックス。業を煮やしたハーヴィは、ロバートとの約束を破り自分で交渉に行く。
代表の器ではないとロバートに責められ、ドナからもニューヨークNo1のクローザーが性に合っていると説得され、素直に負けを認める。
ハーヴィはアレックスに代表の座を約束していたが、事務所を守るためロバートを代表に加えた。次はアレックスの番だと約束するハーヴィだが、ロバートもサマンサを代表にすると約束しており、新たな争いの火種になる。

第2話「吠えたライオン」

マイクが担当していたマックス・ラウデンが、1億ドルの融資を集めたが5000万ドルの行方がわからず困っていると相談に来る。マックスが嘘を付いているか、相棒のニックが騙し取った可能性があるが、マックスは無実だと決めつけるハーヴィを心配し、ロバートはサマンサにフォローを命じる。ニックとの面談で失敗し、サマンサはハーヴィを怒らせてしまう。
ロバートに認められたいアレックスは、スターボード航空を狙うが、社長のギャビン・アンドリュースから、父の形見の絵を取り戻してくれれば契約を結ぶと言われる。
ハーヴィからの信頼をなくしたサマンサだが、ニックが横領した決定的な証拠を探し出す。どうして自分の手柄にしないのか聞かれたサマンサは「仲間になりたいから」と答える。
勝手にトップを決めたハーヴィとロバートに、自分をもっと敬うよう抗議するルイス。2人はルイスをなだめるため、時間を形にする贈り物を届ける。

第3話「約束と約束」

ハーヴィは、トイレで泣いていたビルの清掃員のアナから、デヴィット・フォックスが残業代を支払わないので母の治療費が払えなくなったので助けて欲しいと言われる。軽い気持ちで引き受け抗議に行くが、生意気な口を聞かれてキレたハーヴィはフォックスに喧嘩をふっかける。
ルイスはカトリーナが代表に加わる力があると皆に示すため、出来の悪いアソシエイトのブライアンを監督するよう指示する。
顧客との面談の時間にカトリーナは現れず、ブライアンは仕方なく1人で面談するが、準備不足で相手を怒らせてしまう。
アレックスは個人的な依頼を解決し契約を結ぶことに成功するが、違法な取引の片棒を担がされそうになる。犯罪に巻き込まれて家族を悲しませることを避けるため、サマンサの助言を聞きギャビンへ反撃する。
フォックスからの嫌がらせで事務所のエレベーターやトイレを止められ、清掃員のアナもクビにされる。追い詰められたハーヴィだが、ドナの一言でフォックスに反撃する策を思いつく。

第4話「最大限の利益」

ロバートとの大事な面談場所に向かう途中、ルイスは強盗に襲われ財布と携帯を奪われる。襲われたことで軽蔑されると考えたルイスは、適当な理由を作って有耶無耶にする。腹を立てたロバートは、ルイスの案件をサマンサに引き継がせる。
名誉挽回したいルイスは、サマンサに協力を申し出るが、大事な法廷で強盗に襲われたトラウマから大失敗してしまう。
ハーヴィは自分の案件をアレックスに譲ろうとするが、ある内部情報を知り、別の会社との交渉のネタにしようとする。運営がお粗末だと怒ったロバートはCOOであるドナに改善を求め、アレックスの案件にも口を挟んでくる。2人の板挟みになり悩むアレックスに、ドナは『コバヤシマル』の話しを聞かせる。
ルイスの様子が変だと気付いたサマンサはハーヴィに相談する。涙ながらに強盗の件を告白するルイス。ハーヴィや事務所のメンバーは、それぞれのやり方でルイスをサポートする。

第5話「ドロドロな関係」

マーカスの不倫が原因で、ケイティが離婚を求めた。親権を譲ろうとしない弁護士に対して、強気に対処するハーヴィ。マーカスが良い父親だと主張するが、離婚の原因が不倫ではなくギャンブルだと分かる。怒ったハーヴィは嘘を付いたマーカスを責め、隠していることを全て白状するよう問い詰める。
ケイティが親権にこだわるのは、賭けをしていることを娘のヘイリーに見られ、口止めしていたからだった。「母さんが俺たちにした仕打ちと同じだぞ」と、怒りが爆発したハーヴィはニューヨークに帰ろうとするが、ホテルに会いに来た母に説得され弁護を続ける。
反抗期の長女・ジョーイに手を焼いたアレックスは、職場につれてきて、サマンサに面倒を見てくれと頼む。サマンサは訴訟の手伝いをさせようと連れ出す。カフェで相手弁護士たちの会話を盗み聞きしたジョーイは、2人の話しをこっそり録音し決定的な証拠となる。勝利に貢献し、興奮気味にアレックスに報告するが、違法な行為だと怒られてしまう。
妊娠の確率を上げるには泥風呂を止めろとルイスは医師に指示される。しかし、泥風呂の誘惑に負けてシーラに責められる。

第6話「ルイスとハーヴィ」

ルイスのクライアントで化粧品会社経営者のジョーンが、自社製品で肌が荒れたと訴えられた。ルイスはシーラとの子作りに忙しく、対応を元担当のハーヴィに任せる。
ジョーンを訴えたのは5000万人のフォロワーを持つモデルのデイジー。「私には5000万人のフォロワーがいるので、化粧品を使うなと言ったら終わりよ」と、1000万ドルの賠償金を要求するデイジーに、ハーヴィは「何歳だろうが容赦しないから覚悟しろ」と、言い残し会議室を出る。
子作りから戻ったルイスに、ハーヴィは自分が担当を代わると怒っている。ショックを受けたルイスはリプシッツ先生に相談、リプシッツもハーヴィにも問題があると感じ、2人でカウンセリングを受けるよう勧める。
昇進のため大事な案件を任されたカトリーナは、ブライアンと夜遅くまで仕事をするうちに特別な感情を抱くようになる。
友人の会社がやっている慈善事業のプロボノをサマンサに頼んだドナだが、サマンサから怪しい点を見つける。友人から真相を聞き出すので時間をくれというドナだが、友人を訪ねた時にはサマンサのせいでクビになっていた。

第7話「不機嫌なブドウ」

休暇中のロバートに呼ばれたアレックスは、ロバートのワイナリーを守る手伝いを依頼される。ロバートはワイン好きだった妹のためにワイナリーを買ったが、近隣住民は結束が固く、よそ者を受け入れない。自身も結束の固い貧民街で育ったロバートは、コミュニティに受け入れられるよう、アレックスの助けを借りて行動を起こす。
デヴィット・フォックスとドナが取引したので、フォックスがハーヴィにあるビルの買収を依頼してきた。気乗りしないハーヴィだが、買収が恩人の店を守るためと知りやる気が出る。
この取引はフォックスが損をする取引のため、世間からお人好しと思われるか恩人を見捨てるかの選択を迫られる。意見を求められたハーヴィは、「弁護士としては勧めないが、俺なら買う」と、答える。フォックスはビルを買うと決断、ハーヴィはフォックスを見直す。
シーラが妊娠したことを知り喜ぶルイスだが、ユダヤ人として育てるかカトリックとして育てるかで意見が別れる。時間をかけて考えていこうとする2人だが、妊娠が間違いだったことが分かり肩を落とす。

第8話「弱さと強さ」

アレックスとロバートが仲良くなったのを見て、サマンサは元上司のエリック・カルドーから顧客を奪おうとする。ハーヴィからは、カルドーを甘く見ないよう助言されるが「一度売ったケンカには必ず勝つから口出ししないで」と、突っぱねる。
妊娠に失敗したシーラは本格的な不妊治療のため、全米一の産婦人科医、チャールズ・マクマナス医師の診察を受けるが、彼は学生時代ルイスを虐めていた同級生だった。
アレックスの顧客が大きなビジネスチャンスを迎え、契約書にルイスのサインが必要となるが、不妊治療に行くため休んでいる。グレッチェンは自分がサインをもらい相手先に送っておくと引き受けるが、書類を紛失しアレックスの顧客は大事なビジネスチャンスを逃してしまう。
カルドーの反撃に遭ったサマンサは、過去の不正がバレて不利になる。助けを求められハーヴィも手を尽くすが負けてしまう。
失敗を挽回しようと奔走するグレッチェンだが、時を戻すことは出来なかった。アレックスは顧客からグレッチェンをクビにするよう要求され、グレッチェンは引退を決意する。

第9話「一触即発」

ギャビンがサマンサの顧客であるデクスター保険から訴えられた。サマンサからこれを機にギャビンと手を切るよう言われるが、アレックスも一歩も引かない。
刑務所の件で引退に追い込まれたトミー・ブラットンが共謀容疑で事務所を訴えてきた。ルイスの提案で、パートナーのグールドを脅してブラットンに手を引かせる作戦にかかる。
ルイスはカトリーナをシニアパートナーに昇格させ、カトリーナはブライアンを専属アソシエイトに任命する。ブライアンの活躍により初めての訴訟に勝利するが、ブライアンへの気持ちが抑えられなくなり思い悩む。
ブラットンの追求を逃れるため、ドナはギャロの娘を味方につけようと動くが失敗に終わる。ブラットンが自分も投獄される危険があるのに執拗な攻撃をしてくる理由がルイスの調査で判明するが、関わった人全てが後味の悪い結末を迎える。
昇進を巡って争いの絶えないサマンサとアレックス。ドナは2人を説得しようとするが、お互いに自分が上だという主張を曲げない。ハーヴィは泥沼の争いに決着を付けるためロバートにある提案を持ちかける。

第10話「マネージングパートナー」

サマンサとアレックスは、勝ったほうが代表になる約束で勝負することになる。2人は、デクスター保険対ギャビンの訴訟で対決する。ギャビンの絵画が破損し保険金支払いを要求しているが、故意に破損させたのではないかと疑いがかかっている。
ギャビンが故意に絵画を破損させた決定的な証拠を掴んだサマンサは、ギャビンに最後通告に行く。「家族を守るため1日だけ猶予をくれ」と、言われ、1日だけ猶予を与えるが、ギャビンはサマンサが過去に行った不正の証拠をアレックスに渡していた。
アレックスは、カトリーナにサマンサが隠した証拠を手に入れさせる。違法に手に入れた証拠だと責めるサマンサだが、ギャビンがアレックスに渡した証拠を使われれば資格剥奪となるため、どちらにしても負けは確定した。
負けを認めたくないサマンサは、12年前ロバートを救った時の不正行為の証拠によって
追い詰められたので、自分を本気で守ってくれとロバートに詰め寄る。
サマンサを代表にすると主張するロバートとハーヴィは激しく口論になる。事務所の崩壊を防ぐため、ドナはある計画を実行に移す。

第11話「ロッキー8」

ジェシカの仇を打ちたいハーヴィは、アンディ・マリクから八百長を疑われて訴追されたボクシングコーチのジム・アレンの弁護を名乗り出る。15年ぶりに事務所のトップの重責を下りたロバートも一緒にやることになる。
ルイスの古くからの顧客であるトーマス・ケスラーの会社の法務部長がミスをした。後任が決まるまでという約束で仕事を手伝うルイスだが、トップとしての仕事をこなせず、法務部長探しはドナが代わりに引き受ける。
デクスター保険のニーナから裏切り者呼ばわりされたサマンサは、カトリーナの不正を知り、違法行為をしてでも借りを返すよう仕事を命じる。
不正に手を染めてサマンサに従おうとするカトリーナ。ハーヴィもルイスもロバートも、違法スレスレのことをやったという主張するが、ドナは「3人に共通する点は誰の言いなりにもならなかったことよ」と、助言する。
調査の結果、アレンではなく選手のリッキーが不正をしていたことが分かり、リッキーを救うかマリクを失脚させるかどちらかを選ばなければならない状況になる。良い解決策が見つからず夜明けを迎える。ルイスがある案を思いつき、案を聞いたハーヴィは天才だと感心する。

第12話「クジラ狩り」


トーマス・ケスラーからデートに誘われていたドナは、返事に迷うがOKした。
カトリーナとブライアンは化粧品大手のチェルシー社の案件に取りかかる。内心惹かれ合う2人は、お互い気持ちが抑えられなくなり証言録取で大失敗してしまう。
ハーヴィにクジラ(大口顧客)を捕まえてほしいルイス。ハーヴィは大口顧客のスティーブン・パルマーとの契約を狙うが「顧客の言うことを聞かないと噂されている弁護士はいらない」と、言われ追い返される。ルイスにはあと一歩だとごまかすが、真相を知り怒ったルイスは、自分が契約しハーヴィに恥をかかせてやるといきり立つ。慈善ポーカーの大会で勝てば契約すると言われ、パルマーを勝たせるため手を抜いていたハーヴィだが、ハーヴィに勝ちたい一心で本気になっているルイスに腹が立ち、本気を出してルイスに圧勝する。強さに魅せられたパルマーは契約を申し出るが「気に入られるために勝ったわけじゃない」と、契約そっちのけで、ルイスをやり込めようとする。
トーマスとのデートが上手く行ったドナは、別れ際に明日もデートしようと誘われ「今夜引き続きデートしたらどう?」と部屋に誘う。

第13話「最善策」

サマンサの里親・ジュディの里子がドラッグ所持で捕まるが、ジュディは自分のドラッグだとかばい起訴された。弁護して欲しいと頼まれるが、失敗したらジュディが刑務所行きだと思うとサマンサは躊躇してしまう。ロバートに相談すると「君は大事な人のためならいつも以上の力を出せる」と背中を押す。
ストゥが部下のニック・パヴォノッティから株価操作の件で脅された。正攻法では対処できないと感じたハーヴィは、ケヴィンへの貸しを利用した裏工作や、ハッタリをかますが全て失敗に終わる。最後の手段でケイヒルに協力を求めるが、逮捕されないだけでも感謝しろと断られる。
化粧品の訴訟で失敗したカトリーナはルイスに助けを求めるが、逆に叱責される。気持ちを抑えられないカトリーナは、ブライアンをチームから外してしまい、ブライアンとケンカになる。ドナはハーヴィとの経験から、お互い納得いくまで話し合うよう助言する。
訴訟に取り組む中で、サマンサは、ジュディが過去に他のこどもを救うためサマンサを手放した事実を知り弁護を降りるが、ジュディの親心がわかるロバートは、サマンサを優しく諭す。

第14話「似た者同士」

カード会社の買収案件で、サマンサはスコッティと対決することになる。ハーヴィは、お互い傷付け合う前に解決しようと、スコッティを説得に行くが追い返されてしまう。
サマンサに協力するカトリーナは、スコッティが隠していた証拠を見つける。サマンサに有利な条件で和解するよう勧めるが、法廷で叩きのめすまで和解しようとしない。
最悪の事態を避けたいスコッティは、ドナに仲裁を頼みに行く。ドナは今回の件が片付いたら2度と事務所に近づかないという約束で引き受ける。
インスリン投与の装置の不具合で妻を亡くした原告に肩入れするアレックスだが、会社が倒産し装置が無くなれば多くの患者が困ることになる。アレックスは顧客にも原告にも誠実に、事態の収拾を図る。
リプシッツ先生が訴えられるがルイスには頼みたくないと言われる。ドナの後押しもあり弁護人になる策を練るルイスだが、リプシッツからある条件を出される。
カトリーナの必死の説得で冷静さを取り戻したサマンサは和解に応じる。根回ししてくれたドナにお礼の電話をかけたスコッティは「ハーヴィが本当の気持ちに気付いたらいいわね」と、言い電話を切る。

第15話「当て馬」

ハーヴィの顧客で大型モールのオーナー・サイモンが、ケスラー家具と契約したいと提案してきた。トーマスは別のモールと契約寸前だったが、サイモンの出した条件が良く乗り気になる。契約は上手くいったかに見えたが、翌朝サイモンがトーマスとの契約を白紙にし他の会社との交渉を始めた。トーマスを当て馬にしたやり方が気に入らないハーヴィは、トーマスの代理人であるアレックスと秘密裏に打開策を実行する。
ルイスを襲った犯人が捕まった。法廷での証言を要求されたルイスはサマンサに相談、サマンサの勧めで証言するが、証拠不十分で釈放されてしまう。真犯人が野放しになることが許せないサマンサは、ロバートの忠告も無視して路上で犯人を追い詰める。
カトリーナはブライアンに案件を任せる。2人は協力し訴訟に大勝するが、彼女に惹かれていっているのを感じたブライアンはある決断をする。
ドナが情報をトーマスに教えてしまい、サイモンの計画も頓挫する。ハーヴィは守秘義務違反を犯したとして解雇され訴えられる。ハーヴィに代わりサイモンの代理人になったのは、因縁のあの男だった。

第16話「最愛の人」

8年前の仕事帰りにサマンサは強盗にあった。ロバートの仕事を手伝い残業したことが原因だと、ロバートは今も自分を責めている。
ハードマンの対策を練るルイスとハーヴィは和解交渉に行くが、ハーヴィが辞任しハードマンが復帰することが訴訟を取り下げる条件だと言われる。
ロバートがハードマンと交渉し、ランド・カルドーの代表になれるようにすれば手を引くと約束させるが、カルドーがハードマンを受け入れる条件はロバートが引退することだった。
原告のサイモンをクビにすることに成功し、勝利を祝うハーヴィとルイスだが、ハードマンの訴えにより倫理委員会が開催されることになる。追い詰められたハーヴィは持っていたグラスを壁に投げつける。その様子を見たドナは、どうしてトーマスに内部情報を漏らしたのか、自分の行動が理解できず思い悩む。
ロバートはアレックスに協力を依頼し、過去の罪をつぐなうため、倫理委員会の場で驚きの行動に出る。
倫理委員会が終わり事態は収拾されるが、誰もが手放しで喜べない結果となる。その夜ハーヴィは、自分にとって本当に大事な人が誰なのかに気付く。

『スーツ/SUITS』シーズン8 感想

マイクとレイチェルが去り、ロバートとサマンサがレギュラーとして参加する。サマンサ役のキャサリン・へイグルは『ロズウェル』や『グレイズ・アナトミー』で知られており、2人の抜けた穴を埋めるには十分の存在感を示す。
残念なのは、ハーヴィから寂しい中年の哀愁を感じてしまうことだ。いつまでも最強のイケメン弁護士でいて欲しかった。事務所のトップをルイスに譲り、NYナンバーワンのクローザーに戻るはずが、弟のマーカスから離婚問題の解決を依頼され『兄貴はニューヨークナンバーワンのクローザーなんだろ』と言われた時に、肩書にウンザリしているとも取れる表情を見せたのは寂しい限りだ。次のシーズンでは無敵の弁護士に戻ってくれることを期待するばかりだ。
事務所のトップに立ったルイスは、意外にもとても良いトップとして立ち振る舞う。このことが、ハーヴィの存在意義を難しくしているとも言える。仕事もプライベートも敵なしのハーヴィと、どちらも上手く行かないルイスという構造が完全に逆転してしまい、ドラマとしての基本が崩壊しているように思う。ここは、ハーヴィが事務所のトップとして成長していき、ジェシカとハーヴィからハーヴィとサマンサという関係にシフトしていった方が話しの展開は拡がったと思うが、それは結果論の話し。制作側は、ハーヴィ・スペクターの物語を終わらせようとしていたのかもしれない。

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン 目次

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン1あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン2あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン3あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン4あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン5あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン6あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン7あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン8あらすじ

 

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