シーズン1 9話「敵と味方の境界線」 あらすじ
ジェンセン社長の娘のローラが偽造IDを持っていたことで、ハーヴィーはその調査を頼まれました。マイクはIDからコロンビア大学の研究室にいたローラを見つけると、彼女はハッカーだったのです。父親の会社は水質汚染を発生させていたと知ったローラは会社の金をハッキングして盗んでいました。
そして、彼女はマイクがハーバード卒でないこともハッキングで調べ、この件から手を引かなければバラすと脅します。
一方、ハーヴィーは横領の件でマズロの右腕であるパーキンスに録取をしようとしていました。しかし、ルイスが先に録取を始めてパーキンスを責めたことをキッカケに病気で運ばれて亡くなってしまうのです。マズロはパーキンスに罪を被せようとしますが、ルイスは証人の買収をして資金洗浄をしていることを突き止めるのです。しかし、それはマズロの罠。
ジェシカは諦めて和解するようルイスとハーヴィーに言いますが、ハーヴィーはチャンスが欲しいと言いました。
その話を聞いたマイクはローラにハッキングを頼んでマズロの銀行のデータを調査。リヒテンシュタインの16の銀行のデータを集め、ルイスはその中でも5つに絞ります。横領した額を振り分けた銀行を調べ上げ、同時に貸し金庫の記録もマズロに問い詰めたことで彼は横領した金を返すサインをしたのです。依頼者である住宅の慈善事業を営むルシールは喜び、一件落着です。
ローラは父との関係をやり直しつつあり、マイクにお礼を述べます。ハーバードの卒業データを偽装してくれたのです。
シーズン1 10話「無敗の弁護士」 あらすじ
アップル・クリーク高校は元々、エマーソンの石油の井戸があったことが原因で通っていた者たちの多くはガンになったと訴えを起こしていました。エマーソン社の弁護を務めるトラヴィス・ターナーはハーヴィーに宣戦布告。ハーヴィーはトラヴィスがホテルの会場を予約していたことで、原告と和解の交渉をするのではと思って向かいます。そこでトラヴィスは大きな声でハーヴィーに「今、和解すれば一人に対し2.5万ドル支払う。和解しないと長引く」と言って去りました。ハーヴィーを呼び出したことで原告と直接交渉することを避けたトラヴィス…集まっていた原告の中にはその和解金で納得しつつあるのです。
ハーヴィーはトラヴィスとエマーソン石油の幹部との会話を盗聴した記録を、密告されたものだと言って提出すると主張。トラヴィスは諦めて原告一人に対し200万ドルの支払いにサインをし、一件落着です。
マイクを含めたアソシエイトたちは、社外秘のリストが他社に漏れたことでルイスに呼び出されていました。誰だか突き止めた者には1万ドル支払うと言われて疑心暗鬼になるアソシエイトたち…ルイスに提出した資料にファックスの送信記録が入っており、犯人はレイチェルだと判明。マイクは不本意にもレイチェルが停職処分になるのを見送るのでした。
真犯人を見つけようとマイクはIT部門のベンジャミンに暗唱コードを利用した者の名前を聞きます。それはルイスだと分かりましたが、ベンジャミンがアソシエイトの一人をルイスと呼んだことで、彼が真犯人だと分かりました。理由はリーク先の会社に雇ってもらおうとしたため…レイチェルの疑いは晴れて停職処分が解けて、疑われたことを理由に10%の昇給とロースクールに入れたら学費を会社に負担するようルイスに交渉するのでした。マイクは彼女からお礼を言われて一件落着です。
シーズン1 11話「罪の代償」 あらすじ
ジェシカの友人でもある顧客のトーリが会計士のスタンを調べて欲しいとのことで、ハーヴィーに依頼が来ます。スタンは会計士の資格を持っておらず、9年も働いていたと分かり、経歴詐称で解雇に…しかし、スタンは解雇書と秘密保持書にサインせずに部屋を出て行きました。ハーヴィーは後を追うと、アバディーン社が怪しいという話を聞きます。
併せて5年前にもスタンの身辺調査が行われていたと聞いて、トーリは以前から知っていたのになぜ今になって解雇したのかという疑問が浮上。そこでマイクはハーバード出身が集まるパーティーに出席して情報を集め、ハーヴィーも調査を進めます。そして、トーリは社歴があるシェルフカンパニーに資産を隠していたただけでなく、ウソの費用をピアソンの事務所に支払わせていたことが判明。架空請求を訴えるとトーリに話すと彼女は罪を認めたことで一件落着…しかし、スタンは経歴詐称があるから復職はできず、「バカなことをした…」と後悔するのでした。マイクはその姿を自分と重ね、いつか弁護士をクビになるのではと不安になるのです。
シーズン1 12話「ルール遵守」 あらすじ
新聞社のプライスが亡くなり、2人の娘に財産を遺して仲良くして欲しいと願っていたためジェシカの元に依頼が来ます。2人の娘のうちケルシーにはハーヴィー、マディソンはルイスが付きましたが、険悪な姉妹は新聞社を渡さないと断言してハーヴィーとルイスも互いの勝負とすることに…ハーヴィーの代わりにマイクが遺された新聞社についてルイスと交渉。
マディソンはケルシーを負かしたいと分かり、タブロイド社を売ってから従業員を引き抜こうとしますが、ルイスは先回りして従業員の契約を更新をしていました。そこでルイスがわざと新聞社を売るよう芝居をうちます。ルイスはその企みに気付いており、1.5倍の値で売ってケルシーの会社を追い詰めました。ハーヴィーは負けを認めました。
その案件と並行して、ハーヴィーは検事補時代の恩師・キャメロンとの問題に巻き込まれていました。キャメロンは裁判の時に出すべき証拠を隠蔽した過去があり、ハーヴィーは忠告したのにキャメロンは従わず、それが原因で検事補を辞めた過去を持ちます。キャメロンの悪事を暴くためアレクサンドラがハーヴィーに証言をさせようとしましたが、ハーヴィーは恩師を売ること葉できないと断言…
ドナは密かに持っていた証拠をジェシカに提出し、ハーヴィーを守ることにします。証拠があると知ったキャメロンはアレクサンドラと取引をし直しました。ハーヴィーは弁護士の資格をはく奪されずに済みましたが、検事補の時の案件を見直しているとクリフォードが無実の罪で刑務所に入れられていると気付くのでした。
シーズン1 13話「無実の服役囚」 あらすじ
マイクの元にトレヴァーが現れ、人生をやり直すために郵便室で働くことになったと聞きます。トレヴァーが泊めて欲しいと言うので、マイクは彼の元カノのでもあるジェシーと付き合っていることを明かそうかと迷います。
一方、ハーヴィーが検事補時代に担当した12年前の事件・ジルの殺害容疑で収容したクリフォードの無罪を示す証拠が見つかったことで再審が行われました。裁判で服についていた血液のDNA鑑定を求めたのですが、管理記録には無かったため却下されてしまいます。
ハーヴィーはジル殺害の容疑者であるジェイソンとマットのDNAを手に入れると服の血液と一致。しかし、検事のウルフは非公式に手に入れた証拠は認められないと言うのです。そのため、マイクはトレヴァーに頼んでマットを脅させ、ジェイソンが殺したという自白を促しました。クリフォードは釈放されるのでした。
マイクの家にいたトレヴァーはマイクの携帯に着信があったためそれを取るとレイチェルからでした。その電話でマイクとジェシーが付き合っていることを知り、トレヴァーは怒りを覚えジェシカに会いに…果たしてトレヴァーは何を言いに行ったのかはシーズン2で明かされるのです。
「SUITS/スーツ」シーズン1 9~13話の感想
とても気になるラストを迎えた「SUITS/スーツ」シーズン1でしたね。果たしてマイクの秘密をトレヴァーがバラすのか、そしてレイチェルとの関係はこのまま終わってしまうのかも気になります。
ハーヴィーの検事補時代の話も出てきましたが、彼の師匠があってのハーヴィーという感じが良く伝わってきましたね。秘書のドナはハーヴィーを思っての行動をとりますが、2人の間には何もないのか…シーズン2以降も見たくなる展開です。