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海外ドラマ「ウェントワース女子刑務所」シーズン1あらすじ・ネタバレ

物語は主人公ビーが刑務所へ送られるところから始まる…。初めて入る女子刑務所。ここには狂った奴らばかりが集まる場所だ。一体なぜ真面目に生きてきた主婦のビーが刑務所へ行くハメになったのか!?

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第1話あらすじ

このドラマはどの回も展開が早くてとにかく面白い!そして、登場人物全員が主役級なほどそれぞれにストーリーがあって、最初から最後まで本当に目が離せない。


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①いきなりSEXシーン

まずビーが刑務所に入った初日には、ボスのフランキーが彼女のキムとSEXしている。女子刑務所なので当然レズという事になり、いきなり女同士のSEXを目撃したビーは困惑する。ウェントワース女子刑務所では度々レズ同士や時には看守との体の関係を持つシーンがあり、それもストーリー制があるので見どころの一つだ。

②登場人物のキャラがみんな濃い

世話係リズは、囚人達の母親的存在でありながら誰にも知られたくない過去がある。幼い子供と刑務所内で一緒に過ごすドリーンはとにかく我が子のためなら何でもできる女性だ。他には体が大きくてムードメーカーのブーマーや、存在感のある前ボスのジャックスなどキャラの濃い囚人がたくさん居て面白い。

③見どころは受刑者だけではない

また、このドラマの面白いところは受刑者だけではない。その見どころは看守達の物語にもある。まず副看守長のヴェラは、真面目で少し気難しい性格ながらどこか応援したくなるような優しい女性だ。そして看守長のメグを妻にもつ、筋肉モリモリのウィルも後々とても重要な役であり目が話せない。

④やっぱり薬物問題は起こる

刑務所ドラマといえば物語の中で必ずといって良いほど登場する麻薬問題。ウェントワース女子刑務所にもこの麻薬問題があり、あらゆる人脈を使って塀の外から刑務所内へ持ち込み金を稼いでいるのが現ボスのフランキーだ。腕にタトゥーの入ったフランキーの表情や仕草から「いかにも」な感じがするのも魅力的である。

⑤そもそもビーはなぜ刑務所に?

因みにビーが刑務所に入った理由は、日頃から酷いDVを受けていた夫を殺害しようとした事だ。しかし、殺害する前に愛娘に犯行現場を目撃されてしまい、夫は死なずには済んだものの障害が残る結果となる。この事をビーや愛娘は警察には隠し、夫が自殺をしようとしていた所を助けたという事にしていた。真実を隠し通してまでビーはそれほど娘の事を愛していて、刑務所なんかから早く抜け出し、DV夫も居ない平凡な日々を娘と幸せに暮らしたいと願っているのだろう。そんな愛娘となかなか面会すらできない状況を思うと、胸が痛くなる。

⑥危険な物語の始まり…

ビーが入所した初日に、何か危険な事がおきた時に看守へ知らせるために刑務所内に設置されている「非常ボタン」は絶対に押してはいけない。と世話係のリズから言われていた。それは何故なのか…?その意味がこれからの回で明らかとなる。

⑦女同士の揉め事は絶えない

物語の後半では、何かをやらかして独房に入れられていた前ボスのジャックスが戻ってきた事で、ジャックス派とフランキー派との暴動が起きた。ウェントワース女子刑務所では度々「誰かが死ぬ」ほどの大きな暴動が起きるのだが、思わず続きを早く見たくなるほどこの最初の暴動シーンがあまりにも衝撃的すぎる。

なぜなら、最後のシーンは血だらけで倒れ込む看守長のメグと血だらけのビーだからだ。ドラマの初回でいきなり人が死ぬ!そんな終わり方アリかよってほど衝撃的だ。しかも、衝撃的なのはそれだけではない。つい先日までただの主婦だったビーの目の前には血だらけの死体が転がっているのだから、次の展開がとても気になるところで物語は終了している。

【おわりに】

看守長のメグを殺した犯人は誰なのか。そして、ビーはこれからどうなるのか…いつ愛娘の元に帰れるのか。現ボスのフランキーと前ボスのジャックスとの関係はどうなるのか…。囚人の手によって最愛の妻を殺されたウィルの精神はどうなってしまうのか。

それらを取り囲む囚人達や看守達のエピソードも、とても気になる…!!次回も目が離せない!

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第2話あらすじ

物語は、事情聴取をされているビーとドリーンの映像を何度も繰り返し見るウィルの姿から始まる。ウィルは最愛の妻メグを殺した犯人を警察がなかなか見つけださない事に苛立ち、自力で探す事にしたのだった。

一方、ウェントワース女子刑務所の職場仲間達は前看守長のメグを殺した犯人を探すよりも、次の看守長は誰にするのか、今現在の囚人達を見張る事や薬物問題の事でいっぱいいっぱいだった。ウィルはそんな同僚達にも嫌気がさしていた。

ビーは離れ離れになってしまった愛娘の事が心配で仕方ない。娘に早く会いたい、少しでも良いから声だけでも聞きたい、母親なら誰でも思う感情だろう。しかしビーを取り囲む人達のせいでなかなか娘との接触が許されず、ビーは苛立ちや不安を隠しきれない。一体いつになればビー親子は再開できるのだろうか…。

①妻を殺されたウィルは犯人探しを始める

ドリーンの娘カイヤの3歳の誕生日パーティーを仲間達としている時に、点呼に訪れたウィルはビーの事をジッと見つめる。メグを殺した犯人は一体誰なのか…。その犯人は囚人達も気になっていた。

一ヶ月後に職場復帰したウィルは常にピリピリしてしまい、メグを殺した犯人を自分で探し出す為、ドリーンに犯人は誰だと詰め寄る。更に、刑務所内で薬物が見つかったらドリーンの最愛の娘カイヤと引き離すとまで言い放った。ウィルは毎晩メグとの思い出の写真を見返しては、メグとの思い出に浸っていた。写真を見返していくうちにウィルはメグが身につけていたブレスレットに気づく。しかし遺体からはブレスレットは見付からなかった為、ウィルは犯人が未だにメグのブレスレットを持っていると確信した。

②次の看守長は誰…?

ウェントワース女子刑務所の看守長が囚人に殺された事でマスコミは刑務所をはり続け、看守達も気が参っていた。その中で一時的な看守長はヴェラが引き受ける事となったが、その時はまだ誰も事の重大さには気付いていなかったのだ。

やがて、ウェントワース女子刑務所で囚人達の厚生のために働いていたエリカの功績が認められ、看守長に任命される。一時的に看守長を引き受けていたヴェラは副看守長に戻るが、エリカの周りでは様々な罠が起こり、看守長の座が危うくなってくる…。

③実は頭の良いフランキー

現ボスのフランキーは意外と真面目なところもあり、刑務所内でひとり勉強を重ねて高校卒業資格を取得した。出所後の人生を考えて、更に勉強して上を目指している。リーダー的存在感が大きく感じられるのも、ときどき勘が働いたり頭がキレる事がフランキーの魅力の一つだろう。

④娘に会えないビー

ビーは愛娘の声を一言聞きたい、面会をしたいと思っているが、一命を取りとめたDV旦那が意地悪をして絶対に娘には会わせようとしない。娘も母親に会いたいと願っているが、やはりDV父親が会う事を阻止している為なかなか会えずにいた。お互いが必要としているごく普通の母娘なのに一体なぜDV旦那は意地悪を続けるのか…そのもどかしさから見ているこちらまで腹が立ってくるほどDV旦那の表情や嫌味の言葉が酷い。一命を取りとめた自分を殺そうとした妻の真実をここまで周りに公表しないのは、これまで自分がしてきた家庭内暴力を隠し、被害者ヅラできるからだと思うと、余計に腹立たしい。

⑤ドリーンの過去

ドリーンは娘を妊娠中に友達とパーティーをしてお酒や薬物に手を出して、ラリったまま車を運転してハンバーガーを買いにいった。そして事故をお越し、お腹の赤ちゃんを死なせてしまった。つまり最愛の娘カイヤはドリーンの実子ではなく同室にいる囚人の子供だったのだ。しかしカイヤの実母は常に薬物でラリッていて、まともに子供をみなかった為にドリーンが母親代わりとなっていたのだ。ドリーンはお腹の我が子を自分のせいで死なせてしまった苦しみや後悔から、自分の子供を失ってしまった悲しみも重なってカイヤまでもは絶対に失いたくないと思っていた。

【おわりに】

メグが死んだ事によって情緒不安定になり、酒に溺れるウィル。犯人を見つけ出す事に協力的でない周りへの不信感も募り、自らが犯人探しをする事にした。メグとの楽しかった写真を見返しながら思い出に浸ったり、メグを失った寂しさからバーで出会った女性をナンパするも虚しさに崩れ落ちるウィルの表情には目が離せない。

また、ドリーンがここまでカイヤを大切に思って常に面倒をみている理由も明らかとなる。ドリーンは最初から子供好きだった訳ではなく、自分の行いによりお腹の子を死なせてしまった後悔や反省から、子供を大切に思う気持ちが芽生えた。そう考えると、もしもドリーンがお腹の子供を死なせていなかったとしたら今も刑務所には入らず同じような事を繰り返し続けてしまっているのかもしれない。ドリーンにとってのこの出来事は、厚生するためのチャンスだったのだと思う。

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第3話あらすじ

未だにジャックス派とフランキー派は対立している。そしてビーまでもがジャックスに目を付けられてしまったのだ。ジャックスがビーを狙う目的はなぜなのか…?そして、どうやって罠を仕掛けてくるのか。いかにもなジャックスらしいその方法とは…。

一方、フランキーは被害者に対しても過去に犯してしまった罪を後悔して苦しむ毎日を過ごしている。さらには幼少期に母親から虐待を受けており、そんな自分を捨てて出て行った父親の事を恨んでいた。父親は毎日フランキーに会うために刑務所に訪れたり、手紙を書き続いていたが、その気持ちも虚しくフランキーには届いていなかった…。

①フランキーの過去

物語はフランキーの過去の話から始まる。多くのファンをもつほど人気な料理人だったフランキーは、料理番組に出演中に事件を起こしてしまう。その日父親の事が原因で苛立っていたフランキーだが、追い打ちをかけるように番組コメンテーターから嫌味を言われ続けていた。最初は我慢していたフランキーだったが、あまりにも酷い言動を続けるコメンテーターに腹が立ち、沸騰していた揚げ油を全身に浴びさせてしまう。この事は生放送中の番組で一気に放送されてしまい、フランキーは逮捕されたのだ。

更には15年もの間、自分をほったらかしにしてきた父親との関係性にも動きがあった。幼い頃から母親に虐待を受けていたフランキーは父親に助けてほしいと願っていた。しかし、そんな気持ちも虚しくあまりにも酷い母親に嫌気がさした父親は家を出ていってしまう。そんな父親とは15年間会わなかったが監視長の勧めで面会する事を決める。しかし、フランキーと父親との間には15年間の溝は深く、気持ちはすれ違ったままだった。一枚のガラス越しに再会する父娘のやり取りがとてもリアルで、心がギュッと締め付けられているように感じる。

②ボスの仕事

ウェントワース女子刑務所では囚人達がクリーニングの仕事を分担して行っている。シャツをミシンで縫ったり、アイロンや畳んだりなど。その中で高温プレスをする仕事があるが、これはボスにしかできないという暗黙のルールとなっていた。ボスが他の囚人と対立した時にはこのプレスで傷めつける事もあった。

ビーはジャックスからはデビィーを狙うと脅されており、デビィーに何かされたくなければフランキーに高熱プレスを押し付けろというのだ。そんな事したくなかったビーだが、愛娘にだけは手を出されたくない思いからやるしかなかった。

③プレスでやけどしたフランキーは

大やけどを負わされてしまったフランキーは、傷跡を見るたびに幼い頃に母親から受けていた虐待や、それを放置され続けてきた悲しい過去を思い出してしまう。やはり過去の優しかった父親はもう居ないと悟り、父親との縁を切ることにした。ずっと大切にしてきた幼い頃の自分と父親が写る写真をビリビリに破いて捨てたフランキーの様子はとても悲しく切ない。本当は娘の事だけを思い続けてきた父親と、それを待ち続けていた娘の気持ちは15年ぶりの再会をした事によって更にすれ違うだけだった。

④ビーはやっと娘と再会する

ビーはやっとの思いで愛娘のデビィーと面会できる事となったが、ここでもまた事件が起きる。薬物を使用していないはずのデビィーに麻薬犬が反応し、わずか16歳のデビィーが身体検査を受けなければならないという屈辱を味わう。そこまでしてでも母親に会いたかったデビィーは身体検査を受け、麻薬反応は誤解だったと証明する。さらには面会現場でデビィーに近寄る一人の少年がいた。この少年の招待とは…?

⑤看守達の関係性

看守長に就任したエリカはウェントワース女子刑務所の内部事情をほとんど知らないまま看守長を引き受けてしまったのにも関わらず、今までのやり方をせず自己流で進める姿に他の看守達との関係性がどんどん悪化していた。

一方、生真面目な性格のヴェラは職場仲間達には隠している秘密があった。職員会議後に職場仲間達で遊ぶ話には、絶対に参加せず「自称:彼氏との約束があるから」と断わり続けていた。ベラはなぜ職場仲間達に嘘をついてまで架空の彼氏を作り出しているのか?その秘密も今後の回で明らかとなるので見逃せない…!

【おわりに】

ボスの座を巡って争い続けるジャックスとフランキーの緊迫したシーンに注目して頂きたい。今回キーとなるのは、ビーの娘デビィーに近寄る一人の少年の存在だ。この少年は一体誰なのか?誰との面会の為にウェントワース女子刑務所を訪れたのか…?衝撃的すぎるその結果に目が離せない!

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第4話あらすじ

世話係のリズの提案で囚人達が自分の気持ちをスピーチする厚生プログラムの話が進められていた。ウェントワース女子刑務所の評価を上げるチャンスだと思い、看守長のエリカも賛成した。そんなリズは刑務所内での生活態度も評価されて仮釈放に向けて話が進んでいた。しかしリズは過去にお酒による犯罪を犯してしまい、それがトラウマとなって仮釈放が怖く感じてしまう…。

一方、ビーの愛娘デビィーはビーには内緒で初めての面会でたまたま出会った少年との関係を深めていた。その少年は実はジャックスの息子だった事、そしてデビィーに近づいたのも母親のジャックスが仕組んだという衝撃的な結果だった。これからデビィーはどうなってしまうのか…。

①ビーの不安は消えない

DV旦那には内緒でデビィーが何度か面会に来てくれるようになったが、ビーはジャックスの脅しにより16歳の愛娘の事が心配で仕方がない。フランキーからは娘か自分のどちらかがジャックスに消されるぞとまで言われる。娘の事を心配するがあまり少し過保護になりつつあるビーに対して、デビィーは心配させまいと自分の交友関係を内緒にしていた。この事が、後にデビィーを苦しめる事となる…。

②ウィルの犯人探しは続く

頭のキレるフランキーに、妻を殺した犯人を探しているウィルが助けを求めた。妻を殺した犯人は一体誰なのか…。問い詰めたウィルにフランキーが話した答えは「犯人は囚人とは限らない」という言葉だった。この言葉の意味とは…?ウィルは刑務所内の監視カメラ警備員に金を渡し、これまでのメグの行動を調べた。するとそこには、妻のメグと親友で同僚のフレッチャーが映っていたのだ…。メグとフレッチャーはどんな会話をしていたのか?フレッチャーは事件と関わりがあるのか?メグの何を知っているのか?ウィルは混乱するばかりだった。

③リズはアルコール依存症だった

リズは過去に自分の子供達が幼い頃、アルコール依存症で昼間から常にお酒を飲んでいた。ある日5歳の息子がジュースのボトルに入れられたお酒を誤って飲んでしまい、アルコール中毒により救急車で運ばれる。その事で子供以外にも旦那や義母など家族との関係が崩れていった。

リズが何故そこまでお酒に執着してしまうのか。それは、完璧主義なリズの弱い性格が関係してくる。刑務所に入る前、旦那や義母の信頼を取り戻す為に友人を招いて義母の誕生パーティーを開く事となった。頑張ろうとテーブルや花などをセッティングしていたリズだったが、全てを完璧にこなさなければいけないという焦りとは裏腹に上手くいかない自分に苛立ち、きっと周りからは馬鹿にされているのだろうと被害妄想にまで陥っていた。

その不安な気持ちや苛立ちを抑える為に、あれほど断つと心に決めたお酒を大量に飲んでしまう。そして車を暴走し、パーティー会場をめちゃくちゃにした挙げ句、義母をひいてしまったのだ。リズは、自分はまた同じ事をしてしまうかもしれないと最大のトラウマとなり、刑務所から出所する事が怖いと感じてしまう。

④スピーチをぶち壊してしまう

スピーチの当日、ブーマーとドリーンはスピーチが終わってからのお疲れ様会のためにお酒を仕込んでいた。その様子をたまたまリズが目撃してしまい、1年半もの間断っていたお酒の匂いを久しぶりに嗅いでしまう。お酒の匂いは当時アルコール中毒だった弱い自分を思い出させたが、それよりも完璧主義のリズはスピーチを成功させなければいけないというプレッシャーからお酒を口にしてしまう事になる。一口飲むとやはり止まらなくなり、大量にお酒を飲んでかなり酔っ払った姿でスピーチに現れたリズ。所長やお偉いさん達の前で汚い言葉や暴言を吐き続け、取り押さえられる。

何としてでも刑務所の評判を下げたくないエリカはスピーチを台無しにしたリズに怒る。そのピリピリしているエリカの様子に着いていきたいと思う看守達はいなかったが、フランキーだけはエリカの事が気になっていた。

⑤いつまでも女でいるジャックス

一方ジャックスは、自分よりも先に出所した最愛の夫の記者会見をテレビで観て、そこに若い女が映っていた事に気づく。旦那との面会は、元美容師のビーに髪のセットをお願いするほど着飾って対面したものの、若い女の陰に苛立ちを隠せない。苛立つ妻をなだめるように、ジャックスの旦那は「差し入れに濃厚なチーズを持ってきたよ」と言う。はたしてチーズとは一体何を意味するのか…?

【おわりに】

刑務所内で囚人達から慕われているほど、落ち着いて世話係をしているリズの衝撃的な過去がメインとなる回だ。シラフの時は温厚で優しいリズが、お酒を口にするとまるで別人のように暴れだしてしまうのだ。この回を見て頂くと、アルコール依存症の恐ろしさがよく分かると思う。

そしてやはり気になるのが、ビーの愛娘デビィーの今後についてだ。目をつけられたジャックスの息子だとは知らずに関係を進めてしまう姿は、世間を知らない10代の子にあり得るシーンだろう。娘を持つ親なら、見ず知らずの人には着いて行ってはダメとしつこく言い続けてしまうが、それを聞き入れずにウザったく思うのが10代の子供なのだ。これからのビーの親子関係にも注目して頂きたい…!

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第5話あらすじ

リズがお酒に酔っ払って酷いスピーチをしてしまった事でウェントワース女子刑務所の信頼はどんどん下がっていく一方だ…。それに対してエリカは焦りと苛立ちを抑えられず、何としてでも良い功績を残さなくてはならないと思っている。

そんなエリカだったが、看守長になる前からフランキーとは過去に何か関係があったようだ…それは一体どんな関係だったのだろうか?

また、今回もそれぞれのラブシーンがあるのも見どころの一つ。フランキーやエリカが思う「性」とはどんな事なのか目が話せない!

①リズは世話係を外されたのだが…

リズのスピーチが世間に知れ渡った事でマスコミは所長や看守長のエリカを追い回す。エリカは真面目に囚人達を厚生させたいだけなのに、思うように進まず、焦りと苛立ちがある。

一方、スピーチでミスってしまったリズは世話係から外された。しかし世話係を外されてしまった事がリズの心を更に追い詰めてしまい、リズはまたアルコールを摂取しては横暴な態度をとってしまう。そんなリズを見て仲間達は見放しつつあったが、特に怒っていたのはこれまで仲良していたドリーンだった。

ドリーンはエリカから新しい世話係をするよう頼まれたが、最初はリズの立場を考えて断っていた。しかし、あまりにもお酒に飲まれるリズを見続ける事が辛く思う気持ちと、酷い様子に呆れる気持ちを抱いていた。そんな中、些細なことがキッカケでドリーンとリズは大喧嘩をしてリズは黒人であるドリーンに人種差別的な言葉を発してしまう。この事が原因でドリーンとリズの関係はどんどん悪化してしまう。

②突然倒れ込むリズ

心も身体もボロボロに弱っているリズに近寄るのは、やっぱりかー!と当たり前のように登場してくるジャックスだ。その数日後、リズが刑務所内の運動場で突然倒れたのだった。勘が鋭いフランキーはジャックスの様子から、ジャックスがリズに何かしたのだと確信して詰め寄るが答えは出なかった。

しかし、たまたまドリーンとフランキーが話す機会があった時、実はリズの飲むお酒の中に漂白剤を混ぜたと白状したのはドリーンだった。かなり驚いたフランキーだったが、ドリーンはお酒に溺れるリズを見ていられなかったのだろう。肌の色について暴言をはかれた事の辛さというよりも、リズの体調を思っての仲の良い友達だからこそやってしまった犯行だったのだと思う。

一度倒れたリズだったが、漂白剤の量も少なかったため直ぐに回復した。ドリーンもリズもお互いに必要な友達で、関係修復に向けて歩み寄る事にした。どんな失敗をしてしまっても、お互いの深い絆は消える事は決してないのだと教えてくれる1シーンだ。

③フランキーとエリカの関係

実はフランキーと看守長エリカは過去に特殊な共通の知り合いを通して、身体の関係をもっていた。エリカは自分の立場からフランキーとの関係を絶たなければという思いと、フランキーとの最高の一夜を何度も夢にみては思い出してしまう自分にモヤモヤしていた。

久しぶりにフランキーと二人きりになった時、「男とのセックスだけが全てじゃない」と言う事を言われてしまう。エリカは同棲している婚約者のマークとのごく普通なセックスに飽きつつあった。そんなタイミングでのフランキーの言葉にエリカは悩まされ、マークとの関係もギクシャクしてくる。一度は別れる方向を決意していた二人だったが、お互いを思いやるセックスをする事で別れずに留まる。長年連れ添ったパートナーとのセックスはパターン化されて飽きてくる気持ちは、なんとなく分かる気がする。

④ビーのセックスに対する思い

ビーは18歳の時に出産をし、妊娠中はツワリが酷かった事もあってそれからはセックスから離れた生活を送っていた。それが理由で旦那からDVをされていた事実もあった。自分の性欲処理が出来ないからと暴力をふるうDV男は本当に最低だ。ビーはセックスに対してネガティブな考えが強く、周りの囚人達に励まされるも過去のトラウマから前向きにはなれなかった。

【おわりに】

今回はラブシーンや濡れ場がとにかく多い回です。フランキーとキムのセックスについて、エリカと婚約者マークとのセックスについて、ビーのセックスについて。それぞれが思う「性」についての物語がメインとなっている。特にエリカとマークのやり取りでは、長年付き合ったカップルあるあるが上手く表現されていて、深く考えさせられる。今後フランキーとエリカの関係は復活するのかにも注目して頂きたい!

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第6話あらすじ

ヴェラは毒親な母親のせいで自分に自信が持てず、好きなメイクや綺麗な髪型ですらまともに出来ず、いつも地味な格好をしていた。「仕事が好きだから」と周りに言ってはいるものの、内心では今の自分に納得していなかった。そんなヴェラを変えてくれたのは、フレッチャーの存在だった。

ジャックスは相変わらず汚い手口で囚人達を操っている。自分の手は汚さずに周りの人間を使って今回はどんな事をしでかすのかにも注目だ。

一方、ビーはここ最近また娘デビィーがなかなか電話に出てくれなくなったり、面会できなくなってきた事に不信感を抱いていた。デビィーがビーとの関係を避けるようになってしまった理由とは一体…?

①ヴェラが隠していること

ヴェラは幼い頃から過保護すぎる母親との二人暮らしてとてもツライ思いをしていた。子供だった自分が鏡を見ながら見よう見まねでメイクをしていると「あんたは化粧は似合わない、化粧品の無駄使いだ」と母親に言われてしまう。女の子なら誰しもが可愛いものに興味がある子供が多いだろうに、自分のやりたい事を押さえ込まれるヴェラはどんどん自分に自信が持てなくなる。それだけではなく、年頃にできたボーイフレンドとのキスを母親に見つかってしまい関係を阻止される。そんな日常が続き、友達と出かける事でさえ母親に止められたヴェラは友達は一人も出来なかった。

その後、過保護すぎる母親は職場まで乗り込んできた。そしてヴェラにとっては言ってほしくない事をあれこれ同僚に言いふらされてしまう。この事でヴェラは酷く落ち込んだが、気にかけているフレッチャーが優しく慰めてくれた。ヴェラの母親の行動はいわゆる「毒親」だが、結局この母親を放ってはおけないヴェラも親離れが出来ていないと思う。高齢の親が一人暮らしをするのは危険や心配があると考えるかもしれないが、親離れ子離れの課題は日本でも少なくない話しだ。

②独房から出てきたトニー

カイヤの実母であるトニーは麻薬により独房生活が続いていたが、ようやく出てくる事ができた。しかし、出てきたトニーに目をつけたのジャックスは自分の味方になるよう命令した。ジャックスに命令されたトニーは、今まで仲間だったフランキーやドリーンに対しての扱いが酷く、フランキー派の囚人達が驚くほどトニーの様子がおかしかった。

その理由は、ジャックスにハメられたトニーが「麻薬を運んだのはフランキーだと言う事にしろ」と命令してきた事である。再びジャックスに暴行される事を恐れたトニーは看守長達にフランキーのしわざだと嘘をつく。この証言によりフランキーは隔離棟へ移され、しばらくの間つらい独房生活が始まった。

③エリカとフランキーの関係

一方、エリカの立場が悪くなるようなニュースがテレビや新聞でたびたび報道された。苛立つエリカに副看守長のヴェラは「情報を流しているのはフランキーのしわざではないか?」と言う。疑ったエリカはフランキーを呼び出し問い詰めるが、トニーに薬物を運んだ事も、変な情報をマスコミに流したのも、自分ではないとキッパリ言い放つ。尖っている部分もあるが、いつも自分に正直で目の前のことに真っ直ぐ向き合うフランキーに疑ってしまったエリカも後悔した。エリカは看守長という立場から、過去にフランキーと身体の関係を持った自分と今の自分とは違うんだと自分に言い聞かせているように見えた。もしも看守長という立場さえなければ、あっさりフランキーとの関係を復活させているのでは?…と感じた。

④崩れつつあるビーの親子関係

精神的に少しずつ落ち着いてきたウィルとビーは何かとちょこちょこ接点を持つことがあり、ビーは何となくウィルの事が気になっていた。

そんなビーはここ最近デビィーが電話にも出ず、面会にもなかなか来なくなった事を不審に思っていた。昼間に何度電話しても出てくれないので、ウィルにお願いして電話ができる時間外の夜に電話させて貰う事にした。しかし、やっとの思いで繋がった電話に出たのはDV旦那だった。案の定DV旦那がまた意地悪をして電話をデビィーには代わってくれず、ビーは不安と苛立ちを隠せない。

数日後ようやくデビィーと面会できたビーだったが、久々に会えたデビィーは派手なメイクやファッションになっていていわゆる反抗期のようだ。そしてなぜかDV旦那も同行して来た。ここ最近ずっと電話で話すことすらさせて貰えなかった挙げ句、デビィーがトイレに行っている際に面会室で嫌味を言われてしまう。感情を抑えきれなくなったビーは娘を庇うため暴れて、DV旦那に「デビィーに酷いことをしたら殺してやる!」と叫んでしまう。ビーはこれを見ていた看守に取り押さえられ、面会は強制終了となる。

「殺してやる!」という言葉はやはりマズかったとフレッチャーに注意されるが、ウィルはビーを庇ってコトを抑えてくれた。

【おわりに】

今回の見どころは、ヴェラが隠している毒親についてと、ジャックスの息子と関係を持つようになってから反抗しているデビィーの物語。

ヴェラの可哀相な過去を振り返ると胸が締め付けられる。友達は一人も作れず、ボーイフレンドとの関係も断ち切られ、可愛いファッションやメイクですら阻止されてしまう。生きる楽しみや喜びを感じられずに大人になったヴェラは、自分に自信が持てない地味な女性になってしまった。それでも毒親を隠しながら見放す事はせずに一緒に暮らす事が凄いと思う。毎日毎日、仕事場でのストレスと自宅では母親に対するストレスがあって本当に可哀相に感じた。

一方、ビーとデビィーとの親子関係。デビィーが昼間なかなか電話に出なかったり、久々に会えたと思うと派手な格好になっているデビィーの様子にビー早く気付いて!と画面越しに力が入ってしまう。ジャックスの息子に仕組まれてビーには隠れてドラッグ漬け、父親との関係も最悪な事に今は全く気付いていないビーだが、これからの展開も見逃せない…!

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第7話あらすじ

ウィルは再びメグの事を思い出しては深酒をしてドラッグに溺れる酷い生活を送っている。次第に幻覚まで見るようになってしまったウィルの自宅をたまたまフレッチャーが訪れる。その時フレッチャーは、メグについての衝撃的な事実を知るのであった…。

ジャックスとフランキーの対立は益々酷くなり、ついに暴動が起きてしまう。独房から出てきたばかりのフランキーをジャックス派の囚人達が一気に襲いかかる。フランキーはどうなってしまうのか…!

①再び荒れ狂うウィルの生活

ウィルは最愛の妻メグを失った悲しみから毎晩お酒や麻薬に手を出し、メグのことを思い出しては他の女性と身体の関係を持つなど荒れた生活を送っていた。それだけではなく仕事中にもドラッグに手を出し、職場仲間たちの事をバカにしたり囚人に対して暴言を吐くなどしていた。

ある日、ウィルが夜のバーでお酒に酔っ払い薬の密売人から薬をもらっている時に隣の個室からデビィーとジャックスの息子が一緒に薬をやっていることを目撃してしまう。

ウィルは自宅に帰ると薬による幻覚を見てしまい、それはとても恐ろしいものであった。その恐ろしさから逃げるためにウィルはさらに薬を大量摂取してしまうという悪循環。そのまま自宅のリビングで倒れたところをたまたま親友のフレッチャーが様子を伺いに来て介抱してくれた。アルコールや薬物依存症の怖さが分かるストーリーだ。

ウィルにドラッグを吐かせて落ち着かせたフレッチャーは、ウィルから衝撃的な事実を聞知らされてしまう。それはウィルとメグは子供を欲しいと願い、不妊治療をしていたのにも関わらずメグは亡くなる3週間前に妊娠・中絶していたという事実だ。ウィルの子供が欲しかったメグが中絶を道を選ぶ理由は一体なぜなのか…。メグのお腹にいた子供は誰の子供だったのか?その辺りも謎だらけだ。

荒れ狂う生活を送ってしまっていたウィルだったが、フレッチャーに慰められて少しずつ落ち着きを戻していた。我に返り、メグとの思いの品を処分するなどして前に進もうとしている姿がまた切ない。

②ジャックスの恐ろしい計画

フランキーが独房に入っている間、ジャックスは色々な囚人に目をつけては自分の仲間に手を出すよう命令していた。フランキーの恋人キムにも目をつけて、怪我をさせるなど酷い事ばかりしていた。

フランキーが独房にいた5週間の間にジャックスの力は刑務所内でどんどん大きくなり、囚人たちをまとめていた。しかし、フランキー派の仲間たちはジャックスの行いをもちろん良くは思っておらず、フランキーに早く戻ってきて欲しいと願っていた。

それだけではなく、ジャックスはフランキーが独房から戻ってきたら集団暴行する計画を立てていのだった。そのことを知ったビーはジャックスの元へ出向き、フランキーには手を出さないてほしいと忠告する。もちろんジャックスはすんなり聞き入れる事はせず、仲間達にビーを襲わせる。血だらけになって意識不明となったビーは救護室へ運ばれていったが、頭なども強く攻撃されていて重症だった。

③面会の許可がおりない

ビーの状態を心配したウィルは家族に知らせなければならないと思い、ビーの自宅へ電話をする。しかし、デビィーはジャックスの息子と一緒に過ごしており、電話になかなか出ない。それでもウィルは諦めずビーが重症だと言う事を留守電に残す。その後電話に気付いて慌ててビーのもとへ来たデビィーだったが、エリカに襲ってきた犯人を白状するよう言われたもののビーは教えずデビィーには会わせて貰えなかった。すぐ近くには愛娘が来ているというのに会えないツラさは、子供を持つ親なら想像できると思う。

独房から出てきたフランキーは直ぐにジャックスの仲間たちに狙われて襲われそうになったが、頭の良いフランキーはそんなの予想していた。ブーマーが中心となってフランキーの仲間達がジャックスを追いやり、ビーを暴行した復讐をしたのだった。ビーは酷い怪我をしたけれど、ジャックスとの対立のおかげでフランキーとの絆がさらに強くなったように思う。

【おわりに】

今回の見どころは何といっても「復讐」についてだ。最初はジャックスがフランキーに仕掛けた事だったが、最終的にはフランキーがジャックスに復讐する形となる。どちらもプライドがあってボスの座を許したくないという意思が画面越しに伝わるほど、ピリピリと迫力のある1シーンだ。

また、亡くなったメグが実は妊娠・中絶していたという事実もかなり衝撃的だ。メグはウィルにその事実を隠していたという事は、ウィル以外の子供を妊娠していた可能性が高い。それは、フレッチャーの様子から怪しさが漂うが…そのあたりについても次回また目が離せない!!

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第8話あらすじ

ジャックスの指示で暴行され、3週間も医務室にいたビーが復活した事で注目も集まり、どんどんジャックスの立場が弱くなってくる。7年も刑務所暮らしをしてきたジャックスはプライドが許さず、次の作戦を立てるのであった…。

デビィーはジャックスの息子との仲が深まり、薬漬けの日々を送っている。そんな状態なので、またしても娘が電話になかなか出てくれなくなったビーは不安を隠せずにいた。はたしてデビィーはビーの思いに気づく事ができるのだろうか…もどかしい親子関係についても注目していただきたい…!

①ジャックスの意図とは…?

ジャックス達に襲われ重症だったビーは回復し、トレーニングに励んだ。ビーは久しぶりに囚人達の前に現れると注目の的となり、フランキーとの仲も深まっていた。

ビーもこれ以上は揉め事は起こしたくないと考えているが、フランキーやジャックスはお互い復讐しようと企んでいた。そんなジャックスはビーを追い詰めようと更にデビィーに目をつける。酷く動揺するビーだったが、リズやフランキーがこれはワナだとなだめて落ち着かせる。

②看守にまで目を付けるジャックス

看守達はエリカの指示で抜き打ち検査を行っていた。ウィルがジャックスの部屋を抜き打ち検査している時、ジャックスはウィルが薬物に手を出している事実を突きつけては脅迫する。囚人だけでなく、看守にまでも目を付けるジャックスはもはやサイコパス以外の何者でもないと思う。

さらにジャックスの脅迫はウィルだけでなく、ヴェラにまで近寄り弱みを握っては脅す。完全にジャックスに漬け込まれたヴェラはパニックになって過呼吸を起こすが、それに気付いたフレッチャーが助けてくれて二人の仲は更に深まった。

③また娘と連絡が取れないビー

一方、娘の声を聞きたいビーはデビィーに何度も電話をかけるが全く繋がらない。何故ならデビィーはジャックスの息子に覚せい剤を進められて注射してしまい、ラリッていたからだ。数日後の電話でようやく話すことができたビーとデビィーだったが電話の最初は気持がすれ違う。しかし、話していくうちにお互いの思いを言葉にして、親子の愛を確かめ合う事ができたのであった。

④ジャックスのプライド

エリカはこれ以上の揉め事を起こさないためにもジャックスを出所するまでは隔離棟にいるように提案したが、囚人達の上に立ちたいジャックスはそれを断る。保護されれば負けを認めた事になると思い、プライドが許さなかったのだ。そんなジャックスは面会した夫に離婚の話を突きつけられてショックを受ける。ボスの座も妻としての立場も無くなりつつあるジャックスは、酷く落ち込んだ。

⑤最悪の結末

そんなジャックスは最愛の夫のために殺人をおかして刑務所へ入っているのだが、人を殺している所をまだ子供だった息子に見られてしまっていた。息子はトラウマを抱えるも、周りに見放されていく哀れな母親の事を放っておく事が出来ずにまた指示に従ってしまう。「これで最後だ」と言い放つ息子に対してジャックスが指示したのは、デビィーと別れる=殺す事だった。

最後の指示を受けたジャックスの息子は、いつものようにデビィーの腕に注射をするのだが、その中身は普通のドラッグではなかったのだろう…。目をあけたまま体が震えだし、嘔吐しながら亡くなるデビィーの姿はドラッグの恐ろしさを物語っている。母の指示とはいえ、デビィーの事を愛していたジャックスの息子はデビィーにしてしまった事を後悔するかのようにデビィーの部屋から出ていった。

【おわりに】

今回はいかにジャックスの性格が悪すぎるかというのが分かる回だ。ジャックスは自分のためなら囚人はもちろん、息子にまで指示を出して殺人させるサイコパス。演技とはいえ、ジャックスの表情や会話をしている時の口元が特に腹立たしい。

何よりもショックな出来事といえば、ビーの愛娘デビィーが死ぬラストシーンだ。世間を知らない反抗期真っ最中のごく普通な16歳の少女を貶めるジャックスは本当に最低だ。しかも、大好きで信頼している自分の彼氏に殺されるという…。さらに、娘が殺された事など知らずに仲間達と普通に過ごすビーにも同情できる。

揉め事は起こしたくないと考えていたビーだが、さすがに娘を殺されたら黙ってはいないだろう。これからのビーの復讐についてが見どころだ…!

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第9話あらすじ

愛娘を亡くしてしまったビーは泣き崩れる。何としてでも娘のお葬式に出たいと願い、仲間の囚人達も看守長に頼み込むのだが…。娘を亡くし、悲しみに暮れるビーから目が離せない!

また、フレッチャーと良い感じになっているヴェラは、優しく接してくれるフレッチャーに少しずつ心を開いていた。そんな矢先、過去のトラウマによってパニックとなったフレッチャーは大量にお酒を飲んでヴェラに酷い事をしてしまう。深く落ち込んだヴェラだったが、二人の関係はこのまま壊れてしまうのだろうか…。

①デビィーの死を告げられる

フランキーやブーマー、リズやドリーン、キムなどと仲良くなり楽しく過ごしていたビーの元に看守達が現れる。突然現れた看守達の様子がいつもと違う事に気付いたビーは、娘は無事なのかと看守長に詰め寄るも虚しい結果を知らされる。

しかも真面目に育ててきたはずのデビィーの死因がヘロインの過剰摂取だと告げられ、事実を受け入れられないビーは泣き叫ぶ。そんやビーをウィルがなだめたが、愛娘を失った深い傷は一生消えないだろう。しかも、受刑者という事から娘のお葬式にですら参列できない自分の立場を悔み、酷く落ち込んだのだった。

そんなビーに同情したウィルが「ビーの代わりにお葬式までの間デビィーに寄り添ってあげる」と約束してくれ、ビーはウィルに頼る事にした。そしてウィルは約束通り冷暗所にいるデビィーの元へ行き、安らかに眠るデビィーに「ママは、君のことが大好きだ」と伝えてあげた。その様子をウィルから知らされたビーは涙を流しながら微笑んだ。

その後ビーはDV夫と面会をし、デビィーのお葬式はデビィーが喜ぶように好きだった服を着せて自分との写真を添えてほしいと頼んだ。DV夫はそれを受け入れ、デビィーには付き合っていた少年がいた事やその子の名前がブレイデンだと言う事を話した。

②フレッチャーの酷い行い

フレッチャーは兵士だった過去にあった出来事がトラウマとなり酷い幻聴に悩まされていた。この日も酷い幻聴でパニックとなり、お酒を大量に飲んで断られていたにも関わらずヴェラ宅へ勝手に行った。そしてそのままヴェラにセックスを求め、酷い事をしてしまう。ヴェラはショックを受けてフレッチャーを避けるようになるが、事情を説明して少しだけ理解できた。

③ビーが自殺未遂を図る

ビーが愛娘のお葬式に参列できない事を仲間の囚人達は悲しみ、看守長に抗議した。多くの声から看守長のエリカは所長に頼んだが、望みは叶わなかった。もしかしたらお葬式に参列できるかもと期待していたビーを再びどん底に落とす。ビーはあまりの悲しみから、デビィーの写真を見ながら何かを悟ったようだった。その直後、ビーは首吊り自殺を図る。娘を失ってから毎日が地獄だったビーは本気で死にたいと思っていたが、たまたま不審な音にリズが気付き、ブーマー達も助けてビーは一命を取りとめたのだった。

④デビィーを見送る会を開く

囚人達は、愛娘のお葬式に出られず自殺未遂をしたビーに同情して、刑務所内の運動場でデビィーを見送る会を開いてくれた。囚人達や看守達と共にデビィーの写真と白い薔薇を飾り、みんなでデビィーを見送ったのだった。ビーは自分の知らないところで最愛の娘が亡くなり、お葬式にも参列できずに本当に死んだどうかでさえ実感が沸かなかったのだと思う。囚人達が見送る会を開いてくれたおかげで少しだけ気持ちの整理がついたのかもしれない。

【おわりに】

今回は何といっても突然娘の死を告げられて酷いショックを受けるビーのシーンが見どころだ。ビーの哀しみは自殺したくなるほど、周りの想像を遥かに超えるものであろう。自分の最愛の子供が自分よりも先に死んでしまい、しかも亡骸を目にする事はもちろん、お葬式にすら参列する事が許されない状況は見ていて本当につらい。

ビーはまだジャックスの息子が原因でデビィーが死んだ事に気付いていないが、次回のシーズン1最終回で真実を知る事ができるのか…?そして、その後のビーの動きにも目が離せない内容となっている!!

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1第10話あらすじ

デビィーのボーイフレンドがジャックスの息子だった真実を知ったビーは怒り狂うも、なかなか証拠が掴めずジャックスに復讐できずにいる。しかし、看守や囚人達もビーと同様デビィーを殺したのはジャックスの仕業だと薄々気がついていた。一体ビーはジャックスにどんな復讐をしかけるのか…!

一方、今シーズンの1話で亡くなったメグを取り巻き様々な真実が明らかとなる。最終回は衝撃的なラストまで目が離せない!

①デビィーを殺した犯人を知る

ビーはDV夫から聞いた話を仲間に話しているうちにジャックスの息子がブレイデンという名前だという事を知り、怒り狂う。

ビーはデビィーを殺したのはジャックスの仕業だとエリカに話して警察に通報してほしいと頼むが、証拠不十分で捜査できない結果となった。事情を聞いたエリカはジャックスを呼び出して話を聞くも、ジャックスは言葉匠に嘘ばかりを並べてしらを切る。

しかし、看守達も囚人達もデビィーを殺した犯人はジャックスだと薄々勘づいていた。そんなジャックスの事を囚人達は見放しつつあったのだ。ビーはもちろんジャックスに復讐したいと思っていたが、決定的な証拠もないまままたもやジャックスの上手い嘘に惑わされてしまう。

②フレッチャーの日記

フレッチャーは自分のトラウマが原因とはいえ、ヴェラに酷い事をしてしまったと反省して行動を改めた。そんなフレッチャーの行動をみてヴェラは少しずつ心を開いていった。そしてフレッチャー宅で夕食を共にし、二人は恋人になり身体の関係をもつ。優しいフレッチャーに心が満たされていたヴェラだったが、フレッチャーの部屋で不可解な日記を見つけてしまう…。そこにはメグに対する悪口や、メグと身体の関係をもった事を後悔する内容が書かれていた。日記を見られてしまったフレッチャーは腹を立て、その事が原因でヴェラとフレッチャーの関係は崩れていく。

③抜き打ち検査で見つかる真実

エリカはビーの様子からデビィーを殺したのはジャックスの息子だと考え、ジャックスの部屋を徹底的に抜き打ち検査するよう指示する。ウィルがジャックスの部屋を検査していると、ジャックスはメグを殺した犯人を知っていると脅す。脅されたウィルはジャックスを徹底的に調べて証拠を掴もうと息子との面会時の音声テープを聞き返し、逆にジャックスを脅す。しかしウィルは証拠となる録音テープを消す代わりに、メグを殺した犯人を教えてあげるとジャックスに言われてしまうのであった。

その後再びジャックスの部屋をウィルとフレッチャーが検査していると、化粧品の中からメグのブレスレットが見つかる。そしてジャックスはメグ殺害の罪で起訴されるのだった。この出来事からジャックスの仲間達もみんなフランキー側へつくようになり、ジャックスの立場はかなり危なくなる。暴言を浴びせられたジャックスは焦り、保護房に入りたいと言い出す。

④メグを殺した犯人とは

一方、実はリズはフランキーの弱みを握っていた。それはメグが死んだ日の暴動の時、持っていたナイフが誤ってメグに刺さり死んでしまったという事実だ。ビーの無念をはらす為、メグのブレスレットをリズがジャックスの部屋へ忍びこませたのだった。

⑤最終回クライマックス…!

最後にビーはジャックスに真実を話すよう求めた。するとジャックスは息子を使ってデビィーをおびき寄せた事、デビィーがセックスやドラッグについてすんなり受け入れたなどの話を淡々と話しはじめた。

真実を受け入れられずパニックになったビーは、目の前にあったボールペンを掴むとジャックスの首に刺してしまう。我に返って慌てるビーに対して、ジャックスは血を吹きながら笑顔で死んでいった…。

【おわりに】

まさかのまさか、シーズン1のラストシーンでジャックスが死ぬのは衝撃的だ。娘を殺された復讐のためにジャックスを殺したビーは殺人罪の罪も重なってしまう…。という事は、刑期が延びるのでビーはまだまだウェントワース女子刑務所の一員である可能性が高い…!シーズン2でもビーや周りの囚人達の動きに注目したい。

さらに、身体の関係をもったフレッチャーとの子供を中絶していた可能性が高いメグ。そのメグを殺した犯人は実はジャックスではなくフランキーだったという事実。これらの事実をウィルは知る事ができるのか。そして、知ってしまったら一体どんな行動を起こすのか…その辺りについてシーズン2でも目が離せない!!

 

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海外ドラマ「ウェントワース女子刑務所」シーズン 目次

「ウェントワース女子刑務所」シーズン1~7あらすじ紹介

「ウェントワース女子刑務所」キャスト・人物紹介

「ウェントワース女子刑務所」シーズン8あらすじネタバレあり

「ウェントワース女子刑務所」シーズン7あらすじネタバレあり

「ウェントワース女子刑務所」シーズン6あらすじネタバレあり

「ウェントワース女子刑務所」シーズン5あらすじネタバレあり

「ウェントワース女子刑務所」シーズン4あらすじネタバレあり

「ウェントワース女子刑務所」シーズン3あらすじネタバレあり

「ウェントワース女子刑務所」シーズン2舞台・人物紹介

「ウェントワース女子刑務所」シーズン2あらすじネタバレあり

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