「にじいろカルテ」第5話:あらすじ・ネタバレ
朔の過去に何かあることを察しながらも、自分たちからは触れられない真空たち。
そんな朔をみて、太陽は何やらモヤモヤとした想いを抱いているようでした。
テレビ局がやってきた
虹ノ村に「ぽつんと診療所」というテレビ番組がやってきた。
撮影も終わりスタッフが片付けを始める中、太陽(北村匠海)はスタッフの1人が足をケガしているのを見つけました。
村の宣伝をしてくれたお礼に、村が費用を負担して処置をすることに。
ケガに気づいたことを朔(井浦新)も褒めますが、太陽は浮かない表情を浮かべます。
何かあることがうらやましい
朔が畑で作業する様子を見つめる太陽と真空(高畑充希)。
朔の過去に何かあるという事を悟った2人は、どう接してよいか分からないません。
あえて明るい性格でいるのだとしたらと考えてしまうと、いつものような対応が出来なくなってしまうと悩んでしまいます。
一方で、朔に対し「ちょっとうらやましいな」と口にする太陽。
自分には何もないと、寂しそうな表情を浮かべるのでした。
妻は幸せな人だった
夕食の準備を進める中、再び言い合いをはじめる真空と朔。
通知表に“気持ちにムラがある”と書かれた真空、“好き嫌いの差が激しすぎる”と書かれたという朔。
話の流れで太陽にも聞きますが、何故が無言のままお皿を並べることに。
どこか触れてはいけない内容だったようです。
朔は夕食後、自分の過去と妻・沙織のことを話はじめました。
誰にも話さなかった理由は、沙織のことや自分のことを「かわいそうな人」という物語で、勝手に語られたくなかったからでした。
最後の死に方は「かわいそう」だったのかもしれないが、それまでの長い人生は沙織にとっては幸せなものだった。
幸せが誰よりも似合う沙織を「かわいそうな人」にしたくないという、朔の想いが込められていました。
自分の過去を全て話した朔は、もう気を遣うなよと真空たちに告げました。
太陽が気を遣っているように見えたため、朔は自分の過去を話しましたが、太陽は余計辛そうな表情を浮かべてしまった。
太陽が悩んでいた理由は、朔の過去の事とは違っていたようです。
普通って言うな
「ぽつんと診療所」の放送日、みんなで集まって一緒に放送を観ることになりました。
そんな中、太陽宛てに大きな荷物が届きます。
先日ケガをしたスタッフからのお礼の手紙とシャンパンでした。
お酒も入り酔ってきた太陽は「俺はね優秀なの。正しいの」と、みんなの周り歩きながら熱く語りはじめました。
成績もオール4、通知表の先生からのコメントも「特に問題はありません」。
みんなのように特別な“個性”がないことに、強烈な劣等感を覚えていた太陽。
普通でつまらない、自分だけ何もないと叫びます。
酔った勢いで自分のコンプレックスを打ち明けられました。
普通のコンプレックス爆発
後日、太陽は緑川嵐(水野美紀)たちに呼び出されます。
虹ノ村で放送をしている(現在、形だけになってしまっている)ラジオ放送を再び立て直したいという。
その第1回目の放送のDJをやってくれないかと頼まれた太陽。
はじめは断ろうとしていましたが、朔たちに背中を押され挑戦することを決意するのでした。
さっそくはじまった放送に耳を傾ける村人たち。
太陽はしゃべりも上手くないし普通でつまらないが、と前置きして高校時代に作って録音した曲を流します。
タイトルは「俺以外・・・」。
「俺以外みんな○ね、俺以外みんなゴミ!!!」
デスメタルと共に流れた曲。
“普通”のコンプレックスを爆発させた激しい歌詞と音楽でした。
「どこが普通なんだよ、よく看護師になれたな」
そんな太陽の放送を自分の部屋から聞いていた真空。
笑いながらツッコミを入れる真空の姿に、最後はほっこりでした。
ドラマ「にじいろカルテ」第5話 まとめ
朔先生も自分の過去の話を、きちんと仲間に伝えることが出来てよかったですね。
酔った太陽くんは自分の抱えている劣等感を暴露していましたが、真空先生たちも話してくれた太陽に嬉しそうでした。
今回の主役はやはり太陽くん。高校時代に作ったオリジナルソング「俺以外」は最高でしたね。
正直、腹を抱えて笑い転げました。
まだ放送は途中ですが、おそらくこれを超える笑いのシーンはないと思います。