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【ネタバレ】「コントが始まる」第3話あらすじ・見逃し【コント『奇跡の水』】

ナゾの男と怪しい水を崇拝して洗脳されてしまった男。
その男に目を覚ますよう説得する弟。
そんないつもの前フリコントから、今回もドラマは始まる。

うちのお姉ちゃんはヤバい。

高岩春斗(菅田将暉)は事務所のマネージャー楠木実籾(中村倫也)から解散を止められていると、美濃輪潤平(仲野太賀)と朝吹瞬太(神木隆之介)に告げる。
潤平は彼女の岸倉奈津美(芳根京子)も「続けてもいい」と言ってくれていると、伝える。
「春斗の実家は大丈夫か」との質問に「大丈夫に決まってるだろ」と言うものの、家族に問題がある春斗は浮かない顔を見せる。
一方、中浜里穂子(有村架純)と一緒に暮らしだして1年半になる妹中浜つむぎ(古川琴音)は姉に対して一抹の不安を感じていた。
一年半前、突然音信不通になった姉里穂子を心配して訪れたつむぎは、姉の変わり果てた廃人のような姿に驚いた。
そこに一流企業に就職し、公私共に順調だと思っていた姉だった。
それが部屋は汚部屋になってしまい、何もしようとしない姉に、毎日風呂に入れて、栄養豊富な食事をスプーンで食べさせ、毎朝朝日を浴びさせ、散歩にも連れ出した。
徐々に回復してくると、ようやくバイトを見つけ、全うな生活を取り戻したかのように見えたが、客で来た、売れない芸人「マクベス」にハマり、暇さえあれば、大して面白くなさそうな動画を面白そうに見ている。
マクベスの解散が決まってからは、深い溜息ばかりついていた。

真面目な人はとても危うい。

「真面目な人ほど、カンタンに転げ落ちちゃうからね。助けを求めて手を伸ばせばいいのに、周りを巻き沿いにしてはいけないって我慢しちゃうからね」という働いているスナックのママ、下條良枝(松田ゆう姫)の言葉に、つむぎは姉、里穂子に危うさを感じていた。
その話を笑って聞いていた瞬太からその話を聞いた春斗は、危うさで言ったらうちの兄貴の方が断然上だ、と思っていた。
コント『奇跡の水』は春斗の兄、高岩俊春(毎熊克哉)実話を元に作っていた。
小さい頃から春斗の自慢の兄だった俊春は、勉強でも運動でも常にトップクラス。
外資系の証券会社に就職し、結婚。
子宝にも恵まれて、20代のうちに立派な家まで建てた。
両親が春斗にマクベスをやり続けることを黙認していたのも、優秀な兄のお陰だったと言っても過言ではない。
そんな兄に春斗が異変を感じ始めたのは2年前のこと。
コントの舞台の片付けをしていた春斗の元に、差し入れと言って、「興神水」という怪しげな水を置き
「飲んだら感想聞かせてな」と言って立ち去っていった。
その後、兄はその怪しげな「水」にどっぷり洗脳されてしまっていた。
マルチにハマってしまう人は心が弱さだと言う人がいるけれど、春斗の兄は違った。
弱音一つ吐かない、強い人だ。
周りに助けを求めない強さゆえに知らずしらずのうちに孤独を招いていた。
春斗の兄が不幸に陥ったのは、その優秀さがゆえに「期待」という重圧を掛け、その頼もしさに安心しきっていた、家族の責任だと春斗は思う。
家に帰った時に春斗は父親から「解散するって発表するんだって」と言われ、なぜ知ってるのか、と問いただしたところ、
兄俊春が「解散するのはオレのせいだ」と大暴れし、
もし、オレがまともだったら春斗に重圧がかかることもなかったのに、と責任を感じていると両親から聞く。
「じゃあ、兄ちゃんのためにもう少し続けようかな」と言う春斗に「10年前の約束はなんだったんだ」と父親は怒る。
ご近所さんに子どものことを聞かれるのが辛いという母親に、兄の思い、自分の夢、両親への後ろめたい気持ちの間で揺れ動く春斗。
「解散するの兄ちゃんのせいじゃないから。たまには湯船につかれよ」と春斗は、兄の部屋の前で呼びかけてたが、兄からの返事はなかった。
晴れ舞台の自身の結婚披露宴の席でコントをさせてくれるくらい、「マクベス」を一番応援してくれていたのは兄だった。
そんな兄の姿を見るのも辛い春斗。

頑張るから駄目なのか、頑張り方が間違っているのか。

たこ焼きパーティをしようと里穂子の家に集まったマクベスの3人。
つむぎの差し金だった。
その間、里穂子が会社を辞めた時の話になる。
「自分で言うのもなんですが、言われたことは一生懸命やるタイプなんです」
ポツリと里穂子は話を始める。
同じ部署の中で、取引先とトラブルになった案件があって、困っているから助けて欲しいって言われて、いつの間にかその問題の最前線に立たされていたと言う里穂子。
みんな「おまえしかいない」「感謝してる」って口では言ったが、そのトラブルの責任を里穂子一人で背負わされている状況に。
一番きつかったのが、その責任を押し付けてきた人が、裏でそのトラブルの責任を全部里穂子のせいにして、いつの間にか社内で完全に孤立したと言う。
「わたしが頑張るから駄目なのか。
頑張り方が間違っているのか、何がなんだかわかんなくなっちゃって」
里穂子の目から涙が落ちる。
ようやくトラブルが落ち着いたところで、辞表を出して、エレベーター降りて、外に出て、立ち飲み屋で昼から浴びるようにお酒飲んで酔いつぶれて、また公園で飲んで。
夜中、家に帰る途中にパソコンもスマホも入っているかばんを川に投げつけて。
そこから一ヶ月間、家から一歩も出れなかった、という里穂子。
正直今でも頑張るのが怖くて、手を抜けるところは抜いてる。
頑張って傷つくのが怖くて、でも寂しい。
こんなハズじゃなかったのに、と泣き崩れる里穂子の姿に
春斗は兄と同じように孤独に陥っていたのだ、と思う。

自宅に帰ってから、春斗は兄の様子を瞬太に聞かれ、昨日も部屋から出てもらえなかった、と伝えると、
「着信履歴は、心配してるよっていうメッセージなんだよ」
瞬太に言われて、春斗は兄に電話をする。
その電話に兄は出なかったけれど、弟に言われた通り、たまには湯船につかって身支度を整え、改めて兄俊春は、弟春斗に電話する。
「オレが再婚する時、また披露宴でコントやってくれよ」
という兄。
「再婚の予定あるんかよ」と言う春斗に
「マクベスが売れるよりも先だよ。
オマエは好きなことをやれ、両親をおとなしくさせるのは長男の役目だ。
身内をいじるなら売れないとな」という兄の言葉に春斗は暖かさを感じるのだった。

次回予告 コント『捨て猫』

ステージにあらわれるダンボールに入った捨て猫役の春斗と、野良猫役の瞬太。
マクベスのとりとめないコントの前フリから始まる。
潤平の「瞬太は父親を早くに亡くし、母親とは明らかに上手くいっていなかった」
里穂子の「つむぎは昔から面倒見がいい、弱ってたり傷ついている人を放っていおけない性格だ」
母親を捨てた男と傷ついたモノを拾う女が交差する。
かけがいのない時間を生む。

全く交わらないような二人の昔話が、今絡み合う。
親と子、傷ついたものとそれを優しく見つめるもの。
意地と甘え、見た後、誰かに優しくしようと思える暖かさあふれる第4話。
お楽しみに。

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