妙子が生きていると聞き、動揺する藤木たち。
バイオネオから妙子を奪還すべく、佐々木に正面から挑むことに。
果たして妙子を救い出す事ができるのか。
「逃亡医F」第9話:あらすじ&ネタバレ
作戦
妙子が生きていると聞かされた藤木圭介(成田凌)たちは、動揺を隠せずにいた。
警察や検視官もグルで、火葬された遺体は妙子のものではなかったのだ。
妙子の脳には損傷があり、意識を取り戻すにはDDSηと佐々木が作った『ガイスト』という薬が必要だった。
ガイストはそのまま使用すると、正常な細胞にも影響してしまうことが問題視されていた。
この問題を解決できるのが、壊れた細胞にのみ薬を届けられるDDSηだった。
ガイストとDDSηを合わせれば妙子を目覚めさせることが可能だと烏丸は言う。
長谷川から妻と赤ちゃんが無事であると報告の連絡を受けた藤木。
藤木はそのまま長谷川を筋川のアパートへと呼び出す。
長谷川は都波を殺してしまった罪を償うため、筋川に連れられそのまま自首することになった。
妙子を救い出すだめ、まずは佐々木にDDSηのデータを渡し、その上でガイストを提供して貰う作戦に出ることに。
交渉
烏丸の来客としてバイオネオに忍び込んだ藤木は、佐々木と接触することに成功した。
藤木は都波が担当したDDSηのデータを佐々木に渡し、交換条件としてガイストの提供を求めた。
さらにデータを手にした佐々木が用済みとなってしまった妙子を殺さないよう、データは全部で3つ存在することを明かす。
妙子がガイストの問題点を解決し、すでにデータにまとめているという嘘を佐々木に突きつけた。
妙子が佐々木に内緒でDDSηを使ってガイストを投与した被験者が存在し、現在も元気に生活していることを明かす。
佐々木は藤木の交渉を飲んだものの、治療事態はバイオネオの中で行なうよう条件をつけた。
ガイストの問題点を解決し、データにまとめているというのは藤木が考えたハッタリだった。
しかし妙子は未完成で危険性が残る薬を投与する人間ではない。
佐々木に話しているうちに藤木はある仮説にたどり着く。
妙子は本当にガイストの問題点をすでに解決していたのではないか。
藤木の血液の中には薬物代謝酵素という、体内に入った薬物が体に害を及ぼさない酵素が活発に存在していた。
つまり藤木の血液の酵素がガイストの毒性を無効化することに妙子は気付いていたのだ。
妙子を救うのに必要な3つ目のデータは、藤木の血液だった。
ガイストを投与する前に藤木の血液を輸血することで、ガイストの毒性を無効化させることができる。
しかし輸血をすれば3つめのデータが藤木の血液であることがバレてしまう。
ガイストが部屋に運び込まれたら、輸血や治療をする前に拓郎たちが突入する作戦に。
一方、刑務所に入っていた長谷川の元に幹が姿を現した。
警察には佐々木のことは一切話していないと訴える長谷川。
幹は長谷川に何らかの薬を注射し、余計なことを話せば妻と子供にも同じ薬を注射すると脅す。
次第に呼吸困難のような症状になり、長谷川は意識を失ってしまった。
妙子を救い出せ
治療の日、藤木はようやく妙子と再会することができた。
しかしいざガイストの提供を求めると、佐々木はその前に3つ目の被験者のデータを要求してきた。
どうやら藤木のオペを担当した富樫が、藤木が被験者であることを話してしまったようだ。
藤木はやむなく、3つめのデータが自分の血液であることを佐々木に話すことになった。
藤木の血液を使って妙子への輸血が行なわれた。
そしてようやくガイストを藤木たちの前に出してきた佐々木。
烏丸はバレないように拓郎たちに連絡を入れ、突入の合図を送る。
特殊な血液を持つ藤木にまだ利用価値があると踏んだ佐々木。
藤木は背後から麻酔を打たれ動きを封じられてしまう。
咄嗟に目で烏丸に助けを求めてしまい、烏丸が佐々木を裏切って藤木たちの味方をしていることがバレてしまった。
藤木と烏丸にピンチが迫る中、ようやく拓郎たちが部屋に突入。
拓郎が佐々木を殴り飛ばし、何とか藤木たちを連れて逃げ出すことができた。
「逃亡医F」第9話あらすじ・第10話見どころ【最終話・逃亡の果てにたどり着く真実】
妙子を佐々木から取り返すべく、直接交渉の作戦に出た藤木たち。
妙子の意識を取り戻すには、佐々木の開発したガイストと妙子が作ったDDSηそして、特殊な藤木の血液が必要だった。
治療が終わった妙子の元に拓郎たちが乱入。
妙子と藤木そして烏丸を救出することができた。
治療を終え、ついに目を覚ます妙子。
一方、佐々木は長谷川を留置所で殺害したことで、今まで協力を得ていた警察たちから見放されてしまう。
一気に逃亡犯へとなってしまった佐々木とついに最終対決。
逃亡の果てにたどり着く真実とは。