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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第1話~第10話(最終話)あらすじ

ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」あらすじ

2020年に放送された日曜劇場「テセウスの船」はタイムスリップとサスペンスが融合してSF×サスペンスという新しい路線を切り開きました。
その第2弾的な位置づけで「天国と地獄 ?サイコな2人?」は魂の入れ替えとサスペンスが融合しました。

刑事と容疑者の魂が入れ替わり、連続殺人事件の犯人を追いかけながら、警察の目をごまかすために証拠をねつ造しないといけない…
先の読めない展開に最後までドキドキしました。

また、魂が入れ替わっても違和感のない主演2人の演技力の高さにも驚かされます。

ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第1話「心と体が大逆転物語」

警視庁の捜査一課女刑事・望月彩子(綾瀬はるか)はパチンコ店社長殺害をベンチャー企業・コ・アースの日高陽斗(高橋一生)の犯行だと疑います。
被害者の口に詰められたパチンコ玉から日高の革手袋の一部が検出され、彩子は日高の容疑を確信。
歩道橋で問い詰めますが、日高は手袋を道路に投げ捨て、証拠を隠滅しました。
逃げる日高を追いかけるうちに、彩子と日高は歩道橋の階段でもつれ合うように転げ落ちます。
病院で目を覚ますと、彩子と日高の魂は入れ替わっていました。

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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第2話「決戦!アイツと私!!」

日高に魂が移った彩子は、やむえず日高と共闘することに……
容疑の矛先をかわすために、集めた証拠を崩す工作を行います。日高の部屋にあったダンボールを持ち出し、彩子の姿になった日高に渡します。
彩子は事件の重要参考人となり、ベテラン刑事・河原三雄(北村一輝)に取調べを受けます。
しかし秘書・五木樹里(中村ゆり)がいち早く弁護士を手配したおかげで釈放されました。
日高は捜査本部内で彩子以上にそつなく仕事をこなし、同居人・渡辺陸(柄本佑)との関係も今まで通りに保ちます。
唯一、彩子の異変に気がついたのは後輩刑事・八巻英雄(溝端淳平)でした。八巻は日高のマンションを訪ねて来ました。

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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第3話「伝説の謎は奄美大島!」

捜査は日高の捨てた革手袋が鍵になると大規模な捜索が行われることに……
八巻は彩子の魂が日高に乗り移っていることを知り、彩子に協力することになりました。
河原よりも早く革手袋を手に入れないといけません。
やがて、革手袋が見つかると、八巻は鑑識を手伝うふりをして、こっそり革手袋をすり替えます。
一方、彩子は魂入れ替わりの伝説を調べるため、奄美大島に向かいます。
奄美大島の海岸では凶器に使われた丸石が転がっています。
民宿の壁には日高の写真があり、かつて日高も奄美大島に来ていたことが分かりました。
八巻のおかげで、殺人容疑を逃れたと思ったのも束の間、新たにゴルフ場経営者が殺害されました。
日高は殺害現場で彩子の姿で被害者の頭部をゴルフクラブで打ち砕く動画を彩子に送りつけてきます。

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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第4話「入れ替わりの真相!?」

日高の犯行のせいで、彩子は今のままでも、元に戻っても容疑者ということに……
一方、日高の経営するコ・アースも社長が殺人事件に関与していると知られ、顧客流出が止まりません。
経営の素人の彩子はとんちんかんな受け答えをして、社員の不満が爆発!
「何かを隠してますね?」
秘書五木に問い詰められると、彩子は苦し紛れに記憶障害だと口走っていました。
社長が病気だと知ると、社員は一転、日高のために団結します。
彩子と日高には繋がりがあると睨んだ河原は殺人現場で彩子らしき女性を見たという目撃者を見つけ出します。
実は目撃者の記憶は曖昧。
河原はどうしても彩子に結びつけたいので、目撃者の弱みを握り、「彩子を見た」と証言をするように仕向けます。
しかし、それを察知した日高は河原が目撃者を脅迫する動画を警視庁のサイトに投稿しました。
彩子の容疑は解かれ、河原は捜査陣から外されました。
一方、部屋のごみ袋から血染めの防護服を見つけた陸は、彩子が人殺しではないかと疑うように……。
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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第5話「アイツの2つの顔」

突如、コ・アースのネガティブキャンペーンが巻き起こり社員はその対応に追われます。
その直後、ライバル企業から買収の話が舞い込みます。

あまりにもタイミングが良すぎる買収話に、日高は会社の洗剤の特許権を持つ九十九聖(中尾明慶)が仕掛けた罠だと見抜きます。
捜査で親しくなった八巻が九十九に不用意に捜査情報を漏らしていたのです。
日高は裏カジノに潜入して九十九を賭博容疑で逮捕。
その結果、ネガティブキャンペーンは失敗に終わり、買収を回避できました。

陸は部屋にあった鍵でコインロッカーを開け、手紙、漫画原稿、人名リストを持ち出します。
彩子が日高と入れ替わっていることを告白すると、陸は捜査に協力することを申し出ます。

彩子は真犯人は別にいて、日高はその人物を守るために犯人を装っていると見抜きました。

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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第6話「もう一人のキミ現る!」

捜査本部から外されても執念で捜査を続ける河原は、3年前に起きた殺人事件の容疑者の人相書が全くデタラメだと知ります。
目撃者はクウシュウゴウと言う人物に金を渡され、偽証していました。
しかし、クウシュウゴウと名乗った男は、既に自殺していました。
歩道橋の壁に9という字が書かれると、日高は警備会社の社長宅に清掃会社の社員を装い、わざと窓の鍵を外しておきます。

壁の数字を書いたのは毎回違う人物で、これもまたクウシュウゴウの依頼です。
歩道橋のペンキを毎回消していたのは陸で、依頼人はクウシュウゴウでした。
クウシュウゴウとは空集合=Φ。被害者の右掌のマークです。

日高が持っていたリストには被害者の名前があり、そこからターゲットが選ばれていました。
日高は一晩中、潜んだまま何もせずに、社長宅を出て行きました。

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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第7話「サラバ愛しき関係!」

彩子は日高の父・満(木場勝己)に呼び出されて、地元の福岡へ……
満から日高は実の子ではなく母の連れ子だったと知らされます。
日高には双子の兄・東朔也がいて実の父の元で育っていました
満の事業が成功したのに対し、父の一族はバブルの崩壊で没落。
ロッカーにあったのは、小学生だった頃に東が日高に送った手紙でした。
東は歩道橋に日高を呼び出して、お互いの乳歯を知らない間に交換していました。

日高は兄・東の行方を探していますが、東の正体は陸が師匠と慕う湯浅和男(迫田孝也)でした。
東は末期の膵臓がんに侵されており、突然倒れて病院に運ばれます
その頃、警備会社の社長の息子の遺体が発見されます。その右掌にはまたもΦが……

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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第8話「愛と裏切りの果て!」

警備会社の息子が殺されたのは、日高が社長宅に忍び込んだ夜。
東は意識を取り戻し、陸と共に奄美大島に向かいます。
日高は犯人が自殺したと見せかけ、捜査を撹乱させます。
一方、犯罪が発覚した場合に備え、彩子は社長を辞任。
殺人現場から日高の乳歯が見つかり、ついに東、日高に緊急手配が……
日高も東の存在を知りながら、捜査本部に報告しなかった事実が暴かれ、窮地に陥ります。
日高は彩子を歩道橋に呼び出し、手錠をかける寸前、再び2人は階段から転げ落ちます。

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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第9話「最終章前編」

魂が元に戻った彩子と日高は刑事と容疑者を装いながら、奄美に向かいます。
東と日高は再会した経緯を語ります。
東は日高に残り少ない時間を、クウシュウゴウの模倣犯となり悪い経営者を殺すことに費やすと打ち明けました。
兄の計画を知った日高は、東が殺害した現場に駆けつけ、痕跡を消していました。
彩子・日高が乗り込んだフェリーには東・陸も乗り合わせていました。
東はフェリーの中で容態が急変し、息をひきとります。
港では河原が待ち構えており、彩子と日高に手錠がかけられます。
河原は彩子の部屋から証拠を入手し、彩子が事件に関与していると確信します。

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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」第10話(最終回)

日高は彩子を守るために全ての罪を一身にかぶろうと、単独で行ったと供述。
しかし、東が亡くなる前に、犯行を告白した動画が発見されます。
日高は殺してなかった事実を認め、証拠隠匿と死体損壊の罪で懲役3年になりました。
彩子と八巻は警察学校に異動します。
時が過ぎて、彩子と日高はあの歩道橋で再会。
丸石を日高に返した別れ際、再び2人の魂は入れ替わってしまいます。
さて、これからどうなる?

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ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」感想

無実の罪で捕まるかも知れないというドキドキから開放されたと思ったら、もう最終回。
彩子と日高にもう会えないかと思うとちょっと寂しいですね。
ネットでも「天国と地獄ロス」の声が多いようです。

最初は非情なサイコパスだと思われていた日高が後半になると、自分を犠牲にしてでも愛する人を守る優しい男だと分かります。
自分の本音を隠して、汚れ役を一身に引き受けて、本音を隠す……
大河ドラマ「おんな城主直虎」で、高橋一生が演じた小野政次を彷彿とさせますね。
脚本は「天国と地獄」と同じ森下佳子でした。

最後の最後になって、なぜ高橋一生だったのか制作側の狙いが分かったような気がします。
心で思っていること、表面上の言動は全く違うといういわゆる「腹芸」を演じさせたら、天下一品の高橋一生の演技に脱帽です。

小野政次は非業の死を遂げましたが、日高は救われました。
魂が入れ替わったのが彩子で本当によかった。
日高だけじゃなくて、視聴者もそう思ってます。
綾瀬はるかと森下佳子のコンビ作は「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「仁」「義母と娘のブルース」と名作ぞろい。

幼いときに離れ離れになって、時が過ぎても心では通じあっているという設定が「白夜行」と通じるものがありました。

今回一つだけ疑問だったのは、彩子の背景がほとんど描かれなかったこと。
全10回じゃ描ききれないので、当然でしょう。
ラストで魂が入れ替わったのか? という展開だったので、スペシャルでいいから、今度は彩子側の人生を見せて欲しいなあと思いました。