団地に住む不法滞在の外国人たちと出会った藤木は、シンポジウムまでの２日間そこで匿って貰えることになった。
ようやく都波に会えると思いきや、チュンヤンが倒れたと知らせを受ける。
第5話：あらすじ＆ネタバレ
持ちつ持たれつ
シンポジウムまでの２日間、身を隠す場所を探していた藤木圭介(成田凌)は、公園でうたた寝をしてしまっていた。
そんな藤木の鞄を狙って１人の外国人女性･チュンヤンが近づいてきた。
とっさに目を覚ました藤木に驚き、チュンヤンは鞄を置いて逃げるようにその場から去る。
彼女の足にはチアノーゼの症状が見られ、藤木はチュンヤンのあとを追う。
チュンヤンを追って廃ビルにたどり着いた藤木だったが、仲間の外国人に囲まれてしまう。
外国人たちのリーダー格であるモーは、事を荒立てないで欲しいと藤木に頼む。
緊張感が漂う中、チュンヤンが突如倒れてしまう。
藤木は医師だと名乗り、チュンヤンを診察。
すぐに病院に行くことを勧めるも、一同は拒否。
自分たちは不法滞在のため、病院に行けばすぐに捕まってしまうと言う。
モーと藤木は、他の団地の棟にある薬局で薬を調達することに。
薬をチュンヤンに飲ませ、症状は一時的に改善された。
藤木は事情を説明し、ここで２日間匿ってくれないかとモーたちに頼む。
生きるために互いを頼ることを日本では迷惑とは言わない「モチツキモタルと言うんだ」と語るモー。
「持ちつ持たれつ」の精神で藤木は匿ってもらえることになった。
怪しい女
筋川の家で作戦会議を開いていた拓郎たち。
バイオネオの会社で佐々木を待ち伏せていた際、妙子の友人･烏丸の姿を目撃していた。
妙子を殺すことが目的ならばわざわざ亡くなったあとに家を訪れたりはしない。
なにか手に入れたいものがあったのか･･･。
研究者にとって一番大切なものは研究データ。
都波と妙子で進めていた研究『DDSη』が目的かもしれないと語る都波。
藤木は帝都医大の後輩･長谷川に頼み、薬品や医療物品を用意してもらっていた。
しかし指名手配中の藤木が顔をだす訳にも行かず、代わりにモーたちに受け渡しをしてもらうことに。
そんな横流しのやりとりを駐車場で見ている人物がいた。
敵か味方か
藤木の前に、妙子の友人･烏丸が姿を現した。
どうやら医療物品を運び入れる際、団地まであとを付けられたようだ。
佐々木に頼まれて藤木の行方を追っていたと語る烏丸。
しかし烏丸は、藤木が妙子を殺すはずがないと信じ、佐々木にもまだこの場所のことは伝えていないと言う。
そして烏丸は妙子から送られてきたと言う『KK』と書かれたカセットテープを藤木に渡す。
中には藤木も聴いた事がない昔の曲が入っていた。
何のメッセージかは分からなかったものの、藤木は妙子の遺品としてこのカセットテープを譲って欲しいと頼む。
その後、烏丸は佐々木に藤木がデータを隠し持っているようには見えなかったと報告を入れる。
烏丸は敵なのか、それとも藤木の見方なのか。
同じ悲しみ
２日後、藤木は約束通り団地を出て都波のシンポジウムへ向かう。
しかし道中、団地に住む外国人の１人･マニクに呼び止められる。
今朝、チュンヤンが再び倒れたと知った藤木。
どうやら藤木が気を遣わないよう、出発まで隠していたようだ。
チュンヤンを助けるため藤木は再び団地に戻ることに。
自分たちのことは気にせず、藤木は都波に会えと言うモーたち。
病院に行けば、確実に強制送還となってしまう。
モーとチュンヤンは離ればなれになり、お互い会うのは難しくなる。
「愛する人を失う悲しみを知る必要なんかない」と、藤木は都波に会うことうよりもチュンヤンの処置を優先した。
無事処置を終え、帝都医大に向かうとなぜかそこには警察が厳重な警備を行なっていた。
とても藤木が近付ける状態ではなく、藤木はモーから借りたタブレットで沢井に連絡を取り、助けを求める。
「逃亡医F」第5話あらすじ・第6話見どころ【医手一律･拓郎と藤木ついに結束！？】
都波が出席するシンポジウムまでの２日間、身を隠す場所を探していた藤木。
足にチアノーゼの症状が出ていたチュンヤンを追いかけて、不法滞在者が暮らす廃ビルにたどり着いた。
２日間ここに匿って貰えることになった藤木。
ようやく都波に会えると帝都医大に向かっていた矢先、チュンヤンが再び倒れたと知らせを受ける。
チュンヤンの処置を優先し、再び帝都医大に向かった藤木。
しかしなぜか藤木が来るという情報が警察に流れ、厳重な警備がしかれていた。
藤木はモーから借りたタブレットを使い、沢井に助けを求める。
ようやく都波と会うことができた藤木だったが、拓郎は変わらず藤木に牙をむいていた。
そんな中、烏丸から預かった妙子のカセットテープに違和感を抱いた藤木。
妙子がそこに隠したメッセージとは。