ほるもん珈琲あらすじ・ネタバレ~青山は組織に連れ戻されてしまうのか?~
青山(中村倫也)の前に、ペイ(磯村勇斗)と垣根(夏帆)があらわれ、青山は動揺します。
ペイは、垣根に声をかけ、3人で話をしようと誘います。
誘われた垣根は嬉しくなって青山の車に乗り込みました。
ペイは、青山を組織に連れ戻そうとしていたのです。
そんなことは知らない垣根は、青山と再会できた喜びで胸がいっぱいでした。
青山は、垣根に「後で無事に家まで送り届けますから」と声をかけます。
ペイは、昔と変わってしまった青山を見てけなします。
ペイが憧れていた青山は、どこへ行ったのか…そんな気持ちもありました。
青山の前の仕事が気になった垣根。
「青山さんの前のお仕事は何だったんですか?」と質問します。
青山の代わりに、ペイが答えます。
「強いていうなら清掃業。依頼主のいらないゴミをなかったようにする仕事」と説明しました。
さらに垣根は「その頃から珈琲が好きなんですか?」と質問を続けます。
ペイは「好きでしたよね?」と青山に問いかけました。
ほるもん珈琲あらすじ・ネタバレ~青山の過去がすごかった~
ペイと青山は、昔のことを思い出しています。
昔、青山は自販機のコーヒーを飲んでいました。
古い自販機で、メンテナンスがされているのかどうかも分からない…
その自販機から出てくる紙コップに入った珈琲は、美味しいとは言えませんでした。
ペイが「兄貴、それうまいんすか?」と聞くと、青山は「くそまずい!泥みたいな味だ」と答えたのでした。
それでも、一区切りした時にちょうど良いと青山は珈琲を口にしていました。
青山とペイは、組織のボス花菱(渡辺大)に、ホルモンをおごってもらっていました。
その席で、花菱は、次のターゲットの写真を見せます。
美味しそうに白モツを食べながら、ターゲットの写真を眺める二人。
花菱は、そんな二人に、白モツは、もともと放るもんだったと言います。
放るもん=捨てるもん
青山は、ターゲット写真を見ながら、「これは放るもん?」と確認します。
花菱は、「そうだ」と答えます。
次に青山が指さした写真は、「ギリギリほらんもん」だと答えました。
青山は、まるで何かの暗示にかかったかのように「ほるもん、ほるもん、ほらんもん、ほるもん、ほるもん…」と言い続けたのでした。
それから、青山はターゲットを見つけ、廃ビルの中でターゲットを殴り続けます。
意識を失っているターゲットを、さらに殴り続ける青山…
そこにペイがやってきます。
「兄貴、やばいです!そいつはギリギリほらんもんです!」
ペイが止めようとしますが、青山は殴りながら「ほるもん、ほるもん…」とつぶやいているのでした。
ほるもん珈琲あらすじ・ネタバレ~ペイから逃げる青山~
昔を思い出しながら、ペイは「まずい珈琲で我慢しておけば良かったのに」と青山に言います。
珈琲にハマった青山を、カルト宗教にハマったようだったと例えたのでした。
ペイは、珈琲のせいで、仕事もないがしろになっていった青山に対して、ケンカを売ってきました。
清掃業の売上を横領して、完成したのが幸せを呼ぶコーヒー屋だと言いました。
それを聞いた垣根は、青山がそんなことをするはずないと叫びます。
青山は静かに「全部事実です」と言いました。
静かに笑うように話す青山を見て、ペイは苛立ちナイフを取り出しました。
ナイフを青山の首に当てるペイ。
垣根は「やめて」とペイを止めようとします。
ペイは、何も知らないのに間に入る垣根に、ナイフを振り上げますが、青山が止めました。
ナイフの先は、ペイの太ももに‥‥
刺そうとする手前で止まっています。
ペイは「やれよ」と言いますが、青山はできませんでした。
しかし、その手を掴み、ペイは青山が持っているナイフを自分の太ももに…
そして血まみれになった太ももを押さえたまま、助手席のドアを開けて、外に転がり落ちたのでした。
青山は、そのまま車を走らせます。
ペイは、自分から青山を逃がしたのでした。
初恋珈琲あらすじ・ネタバレ~ペイの初恋~
青山を逃がしたペイは、責任を問われボコボコにされていました。
血まみれのペイは、意識が遠のく中、初恋の女の子を思い出していました。
小6の時の隣の席の女の子です。
とっても気になるその子が、コーヒーゼリーを作ったから食べない?と誘ってくれて…
ペイは、初めてコーヒーゼリーを口にします。
でも、美味しいのか正直よく分からない。
ペイにとって、苦くて冷たくて、ホイップクリームの部分は甘くて、でも苦い…それが初恋の味になったのでした。
初恋の彼女と、偶然再会したペイ。
カフェで、お茶をすることに。
綺麗になった彼女が注文したのは珈琲でした。
ペイも、同じモノを注文します。
ブラックコーヒーをそのまま飲んで「美味しい」という彼女。
しかし、ペイは苦くてマズイとしか思えませんでした。
その時、彼女は遠い存在なのだと気が付いてしまったのです。
ペイを慰めるように、青山は、甘いキャンディを一粒ペイに渡します。
これを舐めると気分がまぎれると。
ペイは、その頃からキャンディをよく舐めるようになったのでした。
初恋珈琲あらすじ・ネタバレ~青山の珈琲の師匠は?~
青山は、垣根を乗せたまま車を走らせていました。
垣根は、青山に「珈琲を飲みましょう」と提案します。
青山は、垣根が自分の昔の仕事に気がついたと察していました。
うつむきながら、垣根に「気づいてますよね…」と話しだします。
垣根は、それは昔の話で、今は美味しいコーヒー屋さんだと言いました。
青山は、垣根が淹れてくれたコーヒーを飲み「そうとう練習しました?」と聞きます。
「まだまだです」と答える垣根に、自分もすごく練習したと過去の話をし始めたのでした。
青山は昔、偶然出会ったホームレスのおじいさんに、珈琲をご馳走してもらいました。
そのおじいさんは、自分の居場所に青山とペイを連れ込みました。
拾ったモノやもらったモノを活用して生活しているとホームレスは話します。
おじいさんが淹れてくれたコーヒーを飲み、青山は「これはなんだ?」と聞きます。
おじいさんは「コーヒーだ」と言うのですが、青山は信じられませんでした。
今まで自分が飲んでいたコーヒーとは、明らかに味が違ったのです。
どうしたら、こんな美味しい珈琲ができるのか、そしてどうしてホームレスなのにこんなに美味しい珈琲を飲めるのか、青山は、気になって仕方ありませんでした。
そして、珈琲について知りたいと思ったのです。
青山は、そのおじいさんから珈琲の淹れ方を教えてもらったと垣根に話します。
垣根は、青山さんの師匠なんですね。と言いました。
青山の師匠は今どうしているのか気になった垣根は、「どこにいるんですか?」と尋ねます。
しかし、青山も分からないのでした…
第5話では、タコ珈琲がどうして誕生したのか、その詳細が少し分かってきましたね。
ペイは、珈琲屋になってしまった青山のことをまだ兄貴だって思っているのでしょう。
組織に戻り、ボコボコにされてしまっていましたが、何とか無事であって欲しいですね。
ペイも組織から抜け出せると良いのですが‥‥