「緊急取調室」第5話あらすじ・第6話見どころ・息子を誘拐したのは妻?
キントリは前代未聞のロボットの取調べを任された。ロボットを開発した社長の母が頭を打って亡くなって死亡していた。ロボットはパスワードがかかって取調べどころじゃない。
やがて、犯人は母に社長との結婚を反対された秘書の犯行だと分かる。ロボットのパスワードが分かり、中に残された事件の映像が分かった。社長は二人を操って、事件を誘発していた。
社長は母に過去の殺人を脅されていると思って、密かに殺す計画を立てていた。だが、母は真底社長を愛していて、脅している気はなかった。
誘拐事件が発生したと特殊犯捜査係の班長鬼塚がキントリに乗り込んで来た。財務省の勤務の諸星が6歳の息子が誘拐されたと連絡があった。誘拐犯はなんと別居中の妻麻美だった。
「緊急取調室」第6話・残りわずかキントリの取調べ
捜査一課 緊急事案対応取調班【通称:キントリ】はより透明性のある捜査を求められ、取調べを完全に撮影できる設備のために作られたが、解散が決まった。
真壁有希子(天海祐希)、小石川春夫(小日向文世)、菱本進(でんでん)、梶山勝利管理官(田中哲司)、
はそれぞれの移動先が決まり、刑事部長・北斗(池田成志)の圧力にめげず、残り少ない期間を最後まで妥協なき姿勢で取り組む。
前回の事件は前代未聞もロボットの取調べだったが、開発者のベンチャー企業経営者が仕組んだ母殺しだったと判明した。
「緊急取調室」第6話・誘拐犯になった妻の取調べ
キントリに特殊班の班長鬼塚(丸山智己)が乗り込んできた。
財務省勤務の諸星和彦(駿河太郎)の長男翼が誘拐されたという。
なんと誘拐したのは離婚協議中の妻の麻美だという。
麻美はかたくなに翼を戻すことを拒むが、最初に連れ去りを行ったのは、和彦の方で小学校の帰りにむりやり家に連れ戻した。
麻美は失職中で収入がなく、和彦が引き取った方がいいという。
キントリ解散後、真壁の異動先は特殊班。
鬼塚と真壁はライバル関係だがやむを得ず共同で麻美の交渉を開始する。
しかし、鬼塚は麻美に説教して電話を切られてしまう。
一方、和彦は捜査一課のもつなべコンビ=渡辺鉄次(速水もこみち)、監物大二郎(鈴木浩介)が財務省に戻るのを許可した間に失踪してしまう。
もつなべが和彦の家に戻ると和彦と交際中の女性小夜子の遺体が発見された。
もつなべは責任を感じて、持ち場を離れ、懲戒処分覚悟で和彦の行方を追う。
麻美は電話で離婚は自分から言い出したと言う、そして、小夜子の死を知らない様子だが、驚いてはいなかった。
真壁は麻美には小夜子は殺せないと確信した。
しかし、刑事部長の命令で、麻美の容疑が殺人に切り替わり、特殊班とキントリの役目は終わった。
キントリと鬼塚は取調室に閉じこもり捜査を続けた。
「緊急取調室」第6話・誘拐の真相は?
麻美は翼と共に自殺するつもりだと思われたが、実は殺される前に和彦から逃げるつもりだったのだ。
和彦は翼を教育虐待しており、小夜子もそれに気がつくと、麻美の翼の奪還に協力した。
しかし、麻美をかばったために和彦に殺されていた。
麻美は殺される前にせめて思い出の場所に行こうと静岡のテラスに向かっていた。
和彦が襲ってきたとき監物は和彦に発砲。
麻美と翼は無事だった。
和彦は財務省の公費を横領して、やけになっていた。
渡辺のミスをかばって監物は処分され異動が決定した。
監物の心意気に感じた真壁は北斗たちが隠している第1回に登場した宮越大臣(大谷亮平)の不祥事を見逃さないと意気込む。
一方、宮越の意気かかかった刑事山上善春(工藤阿須加)が捜査一課に入ることになる。