第2話あらすじ・第3話見どころ2人のボクサーの八百長疑惑?
大國はずっと名前を借りていた小暮しのぶから支援を断られ、絶望して絞殺した。
死に場所を探していた大國は東に誘われハイジャック事件を起こす。
東は最初から自殺するつもりで、ハイジャック事件を起こしていた。
事件になれば警察が証拠を押収し、宮越の不正が明らかになると思っていた。
しかし、証拠は全て宮越のもとに回収され、隠蔽されてしまった。
大学出の育ちいいボクサーと不良少年あがりのボクサーとの対決が話題の試合が迫ったとき、
スポーツ誌の記者の溺死体があがる。
容疑者に浮上したのは元不良のボクサー。
事故付近の防犯カメラと、少年院に3度入った経歴から彼の容疑は揺るがないように見えるが……
緊急取調室解散決定
警視庁捜査一課 緊急事案対応取調班【通称:キントリ】は法的遵守を重視した捜査のために創り出された部所だったが、批判も多いため後100日で解散と決まった。
真壁有希子(天海祐希)、梶山勝利管理官(田中哲司)、菱本進(でんでん)、小石川春夫(小日向文世)はそれぞれ配置換えが決まる。
そんな折、新千歳空港から飛んだ旅客機でハイジャック事件が発生。
真壁は巻き込まれてしまった。
首謀者は過激派運動家の大國(桃井かおり)だった。
大國は人質を立てに同乗した政治家宮越の不正を暴こうとする。
ハイジャックは宮越の不正の隠蔽を強要された秘書東が仕掛けたものだった。
東は自分の命を犠牲に不正の証拠のパソコンを残したが、それは国家的な不正が明らかになるものだった。
警視庁の上層部の隠蔽工作で証拠は闇に葬られてしまった。
一方、大國は長年の支援者で名義を借りていた小暮しのぶからの支援を打ち切られ、小暮を殺害した。
死に場所を探していた折に、大國に東が接近して、ハイジャックを持ちかけた。
大國はいつか宮越の不正を世間に公表するために、生きることを選び、刑務所に収監された。
殺人事件の裏にボクシングのタイトルマッチが……
週刊誌記者梅本の溺死体があがった。しかし、検死の結果、亡くなる前に殴打された勢いで頭を打って川に落ちた形跡があるという。
容疑者としてあがったのは1週間後に試合が迫ったボクサー石倉(岡山天音)だった。
石倉は少年院に何度も入った元不良少年で、その経歴ゆえの偏見か、誰もが疑いの眼をもった。
キントリは石倉の取調を行うが、事件当夜、梅本と一緒に歩いている防犯カメラの動画もみつかり、拳に包帯をしている石倉への疑いが濃厚になる。
しかし、決め手がない。
真壁は石倉が何かウソをついていることは、直感的に気がついたが、犯行を否認して、石倉は解放された。
一方、対戦相手の医者の親を持ち大卒の加賀見(神尾楓珠)は、YouTubeで石倉に事情説明をするべきだと迫った。
梅本と同業の記者からのタレコミで、石倉の弱みを梅本が握っていると分かる。
真壁はボクシングジムの体験レッスンで、石倉と接近する。
再び取調へ
玉垣松夫(塚地武雅)の情報から、梅本の口座に入金していたのは加賀見だと分かる。
加賀見はキャスター日高絵美(峰沢りな)が石倉と加賀見と二股交際していたネタで、梅本に脅されていた。
監物大二郎(鈴木浩介)・渡辺鉄次(速水もこみち)は梅本を当日に殴打した記者南の証言をとった。
南の殴打が数時間後に効いて、梅本は死んでいた。
石倉が常に拳に包帯をしていたのは、人を殴らないために自らを律するためだった。
石倉の無実は確定したが、石倉は加賀見をリングの上で殺そうとしている。
加賀見は試合発表の記者会見のときに、石倉の八百長をほのめかす発言をした。
石倉は八百長の事実を知られないために、取調で証言を拒否していた。
実は加賀見は日高との交際で梅本に脅されて、石倉にウソの八百長情報を流していた。
加賀見は自分のウソを認め、試合は流れた。
石倉は誤解していた会長を再び信じ、ボクシングを続けると決意した。