海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン5あらすじ
ジョフリーとタイウィンの死後、トメンがキングズランディングの王に就任します。トメンと結婚したマージェリーは、巧みにトメンを操るのです。サーセイは愚かにもカルト教団に権力を与え、マージェリーとサーセイは逮捕されます。サーセイは罪の一部を認め、裸で街中を歩かされるのです。
スタニス軍はラムジーに敗北し、ブライエニーがスタニスを殺害します。
ジョンは冥夜の守人の総帥に任命され、野人を仲間に加えます。しかし、数名の裏切り者たちに殺害される結末を迎えます。
アリアは暗殺の訓練を受けるものの、ルールを破ったことから、視力を奪われます。
エッソスに逃げたティリオンは、ジョラーに誘拐され、ついにデナーリスと対面するのです。デナーリスはジョラーを再び追放するものの、ティリオンを助言者に任命。しかし、デナーリスはミーリーンとドラゴンのコントロールに大きく苦しむのです。
海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン5
第1話「新たな戦いの幕開け」
回想で、一人の魔女が少女のサーセイに彼女はいつか女王になる、そして彼女には3人の子供ができ、彼女の夫は20人の子供を作ると予言します。そして、サーセイよりも若くて美しい王女が、サーセイを乏しめると言うのです。
キングズランディングから逃亡したティリオンはペントスに到着。彼はヴァリスと共に、デナーリスに会いに向かうのです。
ミーリーンでは、穢れなき軍団の一員がミーリーンの反乱軍「ハーピーの息子たち」によって殺害されます。その後、デナーリスは二頭のドラゴンに会いますが、ドラゴンは彼女に敵意を向けるのです。
壁では、スタニス・バラントンがルース・ボルトンとの戦争に向けて、野人を軍に加えようとします。彼は野人たちに報酬として市民権を申し出るのです。マンスは火あぶりの刑にかけられ、ジョンが弓矢を放って彼をすみやかに死なせるのです。
第2話「黒と白の館」
アリアはブレーヴォスにある顔のない男たちの拠点「黒と白の館」に到着。ジャクェン・フ・ガーに受け入れられます。
キングズランディングにドーンからの脅迫状が届きます。そこでジェイミーはブロンと共に、ミアセラの救出ミッションへと向かうのです。
宿屋で、ポドリックがサンサとリトルフィンガーに気づきます、ブライエニーがサンサに忠誠を誓い、彼女を守ると言いますが、サンサは拒否するのです。リトルフィンガーはブライエニーを誘いますが、ブライエニーはポドリックと共に逃げ、ひそかに彼らを追跡します。
スタニスはジョンに、冥夜の守人を抜け彼に忠誠を誓えば、ウィンターフェルの城主にすると申し出ますが、ジョンは拒絶。新総帥の選挙の際、サムがジョンを候補者にあげます。結果、ジョンが新総帥に選ばれるのです。
元主人と奴隷たちの間で争いが起き、デナーリスは一時的に避難します。
第3話「雀聖下」
マージェリーがトメン王と結婚。彼女はトメンを操り、サーセイをキャスタリー・ロック城へ帰そうとしますが失敗。
リトルフィンガーとサンサはウィンターフェルへ到着。リトルフィンガーは、サンサとラムジーの婚姻をまとめ、ラニスター家の知らないところで同盟を結んだのです。
ブライエニーはポドリックを訓練し、レンリーの復讐のためスタニスを殺すと誓ったと話します。
アリアは身分を捨てようとしますが、ニードルだけは隠します。
ジョンはジャノス・スリントを灰色の盾の指揮官に任命するものの、ジャノスは拒否したうえ、ジョンを侮辱。そこでジョンは彼を処刑するのです。
七神正教の総司祭がサーセイに反抗。サーセイは雀聖下に会い、彼を新たな総司祭にするのです。
ジョラーがティリオンを誘拐します。
第4話「ハーピーの息子たち」
サーセイは七神教に聖兵の復活を許可し、聖兵はロラスを男色の罪で逮捕。マージェリー女王は激怒するものの、トメンでは力不足でした、
メリサンドルはジョンをスタニス軍に加えるため、ジョンを誘惑します。しかし、ジョンは抵抗して、まだイグリットを愛していることを明かすのです。
キングズランディングへ帰還する前、リトルフィンガーがサンサのもとを訪れ、いずれスタニスがボルトンを倒して、サンサを救出すると言います。万が一、スタニスが負けても、サンサはラムジーを操れると話すのです。
ジョラーはティリオン誘拐の目的は、デナーリスにティリオンを差し出して、名誉挽回するためだと明かします。
ハーピーの息子たちが暴れます。穢れなき軍団の多くが殺され、グレイ・ワームとバリスタンが負傷します。
第5話「壁の決断」
ブライエニーとポドリックはウィンターフェル近くの宿に到着し、秘密裏にサンサへメッセージを送るのです。サンサはシオンを発見し、ラムジーはシオンにサンサの幼い兄弟を殺した謝罪をさせます。
ジョンは野人のトアマンドを解放し、冥夜の守人の仲間になれば、壁の南側に住むことを許可すると言い、トアマンドは承諾。ふたりは野人説得のために旅に出ます。
ミーリーン、グレイ・ワームは生き延びたものの、バリスタンは死亡。グレイ・ワームはミッサンデイとロマンチックな関係を築きます。デナーリスはドラゴンに、ミーリーンの名家の長を食べさせ、闘技場の再開を許可します。
ティリオンとジョラーは病気にかかり凶暴化したグループに襲われます。そののち、ジョラーが病気に感染したと判明するのです。
第6話「父の仇」
ジェイミーとブライエニーは、トリスタンとミアセラを発見。トリスタンを殴り、ミアセラを救出しようとしたところ、兵士たちと戦闘になります。そこに衛士長が現れ、全員を逮捕するのです。
ジョラーとティリオンは奴隷商人に捕まります。しかし、ティリオンがジョラーは良い戦士だと言い、彼らをミーリーンに連れていくように説得するのです。
リトルフィンガーはサーセイに、ルース・ボルトンがラムジーとサンサの結婚を計画していると告げ、彼が軍を率いて、スタニスとボルトンの争いの勝者を倒せると示唆します。
オレナ・タイレルがキングズランディングへ到着。オレナはサーセイにロラスの釈放を求めるものの、サーセイは自分は無関係と主張。ロラスの尋問の際、オレナとマージェリーはロラスの男色を否定。しかしオリヴァーがロラスの主張を拒否します。結果、偽証罪によりマージェリーも逮捕されるのです。
第7話「贈り物」
ジョンはトアマンドと数名の戦士と共に、ハードホームへ旅立ちます。すぐあと、メイスター・エイモンが病気で亡くなります。
サンサはシオンに、ウィンターフェルから逃亡する手助けをしてほしいと頼みますが、シオンはラムジーに報告するのです。ラムジーは、ウィンターフェル内にいるブライエニーの密通者を発見します。
メリサンドルはシリーンを神の犠牲に捧げるように言いますが、スタニスは怒って拒否します。
ジョラーとティリオンは闘士として売られました。闘技場で、ジョラーは他の戦士を倒し、デナーリスが彼の存在に気づきます。そして、ジョラーはティリオンを贈るのです。
オレナが雀聖下にロラスとマージェリーの釈放を要求しますが、彼は拒絶します。そして雀聖下は、過去にランセルと関係を持った罪でサーセイを逮捕するのです。
第8話「堅牢な家」
サーセイの叔父ケヴァンが王の盾に任命されます。サーセイは罪を告白するのを拒否。
ジャクェンはアリアを港に連れていき、賭け金を支払わない保険屋について調べるように言うのです。
シオンはサンサに、ブランドンとリコンを殺していないと告白します。ラムジーはルース・ボルトンに、スタニス軍を攻めるため、20名の兵士を求めるのです。
ティリオンはデナーリスを説得して、ジョラーの命を救います。しかし、再びジョラーは追放されるのです。デナーリスはティリオンを助言者として受け入れました。
ジョンたちは堅牢な家に到着し、5千の野人を集めるものの、野人のリーダー鎧骨公が彼らを攻撃。トアマンドが彼を殺します。ジョンたちが乗船しようとすると、ホワイトウォーカーが襲撃。ジョンがドラゴングラスの剣で撃退します。
第9話「竜の舞踏」
ラムジーが、スタニス軍のキャンプに20の兵士をしのばせ、食料を燃やさせたり、馬を殺させたりします。ダヴォスが黒の城への撤退を進言したこともあり、スタニスは娘シリーンを火あぶりにして神にささげることを許可するのです。
ジョンと生存者たちは壁へ帰還。
アリアはカキの売り手に変装し賭博師の殺害を狙うものの、鉄の銀行と会うメイス・タイレルに気づき、彼を尾行することに。
ドーラン王子はジェイミーとブロンに、トリスタン・マーテルが小評議会の席を得るのを条件に、ミアセラとキングズランディングへ戻ることを許可します。
デナーリスたちは闘技場へ向かい、ジョラーの活躍ぶりを目にします。そのとき、ハーピーの息子たちがスタジアムを襲うのです。ドラゴンがハーピーの息子たちを殺し、デナーリスはドラゴンに乗って去るのでした。
第10話「慈母の慈悲」
シリーンの死に耐えられず、セリースは首吊り自殺をし、スタニス軍の半分は去ったので、メリサンドルは黒の城へ避難します。ボルトンは簡単にスタニス軍を撃退。ブライエニーがスタニスを殺害して、レンリーの仇をとりました。
シオンとサンサは手を握り、逃げ出すために、城壁から飛び降りるのです。
サーセイは罪の一部を認め、裸で街中を歩かされます。人々は罵詈雑言を吐きかけ、サーセイに石や食べ物を投げつけるのです。
ジェイミーたちが帰還中、ミアセラが毒殺されました。
アリアは個人的な恨みでトラントを殺した罰として、視力を奪われます。
ティリオン達はデナーリス捜索をしつつ、ミーリーンの統治を試みることに決めます。そのころ、デナーリスはドスラク人の軍に囲まれるのでした。
黒の城の外に連れ出されたジョンは、裏切り者たちに刺され、雪の中で死ぬのです。
海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン5 感想
シーズン4と比べると若干物足りないですが、それでもシーズン5はいつものごとく素晴らしい出来でした。これまでのシーズンと比べると、よりアクションと残忍さがパワーアップしたような気がします。
意外だったのが、サーセイが自滅したこと。ただサーセイはラスボス感あふれるキャラクターなので、これから反撃を見せるはず。マージェリー・オレナとどのように戦うのか楽しみです。
個人的には、ティリオンが出るシーンが好きでした。なんだかティリオン主人公のスピンオフが展開されているような感じでした。ティリオンが加わったことで、デナーリスはさらに強くなることでしょう。
そして最後は衝撃の連続でした。娘を火あぶりにしたのに敗北、最期はブライエニーに処刑されるスタニス。そして、ジョン・スノウの死。あまりにも衝撃的なラストだったので、このままノンストップでシーズン6を見たいと思います。