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「プリズン・ブレイク」シーズン4全話あらすじ紹介(ネタバレもあり!)

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン4あらすじ

シーズン4ではこれまで散々マイケルたちを苦しめてきたシークレットサービスとの一騎打ちがいよいよ始まります。その名の通り謎に包まれていた彼らの狙いや全貌が明らかになっていき、巨悪をどのようにして討ち倒すのかがシーズン4の見どころの一つです。
そして徐々に明らかになっていく組織の秘密やマイケルとリンカーンの母親の話まで、溜まっていた伏線が一気に回収されていきます。敵が味方に、味方が敵に、1話から最終話まで二転三転する壮絶な心理戦から目が離せません。

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン4

第1話「スキュラ」

パナマから出たマイケルは、サラの無念を晴らすべく組織を追ってロサンゼルスに移動していました。入念な下準備の末、マイケルはついにサラを殺したとされる張本人のグレッチェンを追い詰めますが、彼女は「サラは生きている」と証言し、マイケルは銃を撃つことができませんでした。
パナマの収容所に捕まっていたベリックとスクレ、ティーバックは暴動を起こし、脱出に成功しました。
マイケルはマホーンとウィスラーに会い、組織を一緒に潰そうと画策しますが、目の前でウィスラーは組織の人間に殺されてしまします。彼は重要なデータを持っていたからです。マイケルは警察に捕まってしまいますが、組織が探している「スキュラ」を見つければ、刑を無くしてやるという取引を持ちかけられました。
リンカーンはLJとソフィアと共にパナマで仲良く暮らしていましたが、組織の人間に命を狙われそうになり、正当防衛として相手を殺してしまいます。アメリカに輸送されたリンカーンはマイケルと同じように、アメリカ政府から組織を潰すための協力を要請されますが、サラの父親の同僚ブルースが保釈金を払い、リンカーンの罪は帳消しになりました。
マイケルとリンカーンはその同僚に案内され、何とその場所にはサラがいました。しかし、再会を喜ぶ間も無く組織が命を狙いにやってきます。どこにいても危ないと悟ったマイケルたちは、スクレ、ベリック、マホーンも加え組織を倒す決意を固めます。

第2話「オデュッセイヤ」

マイケルたちは組織の本部があるロサンゼルスへと拠点を移しました。マホーンは組織に潜伏していた時期があったので、向こうのドライバーの顔は覚えており、ある程度人数が絞れたら顔で判別できると言いました。助っ人として国土安全保障省から送られてきたローランドの活躍もあり、ドライバーの特定には成功します。ローランドが開発した情報を盗み出せる機器を使って、そのドライバーに近づきますが作戦はうまくいきませんでした。
次は「スキュラ」の所有者の家で働く家政婦のカバンに機器を忍び込ませる作戦に出て、情報をダウンロードすることには成功しましたが、肝心のハッキング機器が家の中に置き去りになってしまいました。協力して自宅に忍び込んで機器を取り返すことには成功しましたが、ハッキングできたデータは「スキュラ」の一部にすぎず、あと5種類のデータを盗み出す必要があることが分かりました。
ウィスラーが持っていた本を現在持っているティーバックは、パナマから出た後、アメリカに戻って本の中にメモ書きしてあった場所に行って「機密書類」のようなものを発見しました。

第3話「シャットダウン」

カードを全部で6種類もあるとは知らなかった連邦政府は、セルフ捜査官の説得も虚しく計画の中止を決定し、マイケルたちの再収監を求めます。
一方でマイケルたちは組織の情報を盗むために、該当箇所からメールの内容をハッキングすることに成功にしていました。しかし、これといった手がかりは掴めず、しかも作戦が中止となったことで警察が捕まえに来てしまいました。逃走しながら暗号の解読に成功したマイケルは、近くの発電所で組織の密会が行われていることを掴みます。チームは一度全員捕まってしまいますが、マイケルが組織のメンバーが集結しているところの動画を見せたことで、セルフは計画の続行を独断で決めました。
マホーンは息子が殺されたことから組織への憎しみをより一層強めます。
ティーバックはウィスラーを偽り、巨額の金を得ようと裏で画策していました。

第4話「ワシと天使」

マイケルが撮った映像から車のナンバーを割り出し、車の所有者の情報と、貼ってあったステッカーからトルコ領事館に目をつけます。そして、一人の女性がカードを所持していることが分かりましたが、警備が厳重であったため近づくことができませんでした。しかし、リンカーンはその場にたまたま居合わせたティーバックを発見しますが、逃げられてしまいます。ティーバックはウィスラーが所属していた会社に、彼を偽って入社し「鳥の本」の解読を進めていました。
昼間に会った女性リサが警察主催のパーティーに参加することを知ったマイケルは、リンカーンやマホーンと一緒に警察になりすまし、データのハッキングを試みます。途中で護衛に見つかるというピンチがありましたが、ベリックの活躍があり、何とかデータの取得には成功しました。
サラは長らく禁酒していましたが、ブルースが組織に殺された悲しみからバーに行って酒を飲み、その際に違う客からクレジットカードを盗まれてしまいました。カードの使用履歴から、組織はサラの居場所を割り出すことに成功してしまいます。

第5話「金庫破り」

マホーンは別れた妻に会い、犯人の候補者の写真を見せて誰が自分たちの息子を殺したのかを突き止めました。
財務省の人間がデータを持っていることを知ったマイケルたちは、セルフを彼に近づけさせますが電波を遮断する金庫に機器が入れられていたため、ハッキングできませんでした。作戦を練り直し、侵入することで機器を強奪することに決めたマイケルたちは、清掃員を装いデータを盗ることに成功します。
グレッチェンは組織から拷問を受けていましたが、隙を見て脱出に成功しました。
ティーバックは、探しに来たスクレとベリックに見つけられそうになりますが、受付嬢が機転を利かせ、見つからずに済みました。

第6話「チームプレー」

マイケルたち6人は競馬場にいました。この日のレースに出走する馬主がスキュラの一部を持っていたからです。チームプレーでハッキングには成功しましたが、逃げ遅れたマホーンが警察に捕まってしまいました。どうしても彼を釈放させることができなかったので、一旦マホーン抜きで計画を進めていくことになります。しかし、次にマイケルたちが向かった場所は「スキュラ」目的のものではなく、マホーンがいる裁判所でした。彼らはわざと停電を起こし、その隙にマホーンを奪還しました。
マイケルたちは「ジェネラル」と呼ばれる組織のトップの人物まで突き止め、全貌がわかってきましたが、秘密組織も同様に自分たちを嗅ぎ回っているマイケルたちの存在に気がつき始めていました。
ティーバックは身元がバレ、会社から逃走し、ウィスラーが所有していた家に行きますがそこでグレッチェンと鉢合わせになります。

第7話「ハードウェイ」

グレッチェンはティーバックを拘束し「スキュラ」について問いただします。
マイケル一行は次のスキュレの一部をハッキングする組と、ティーバック捜索の手がかりを掴めたので、捜索組とで分かれます。しかし、ティーバックはおびき寄せるためにわざとヒントを出したのであった、まんまと引っかかってしまったマイケル、ベリックは拘束されてしまいスキュレ解読を手伝わされます。しかし、マホーンは脱出に成功したため、発信器が示す場所に向かいましたが、そこには誰もおらず発信器は外されていました。
マイケルたちは、同じく人質として捕られていたゲート社の受付嬢の家に移動し、「鳥の本」の解読に成功しつつあったマイケルはティーバックと共にゲート社へ行って、秘密の扉のようなものを見つけます。しかし、これはティーバックを閉じ込めるための作戦で、駆けつけたマホーンと協力して形勢逆転を果たしました。
ラスベガスに行った残りのメンバーは、データの所有者を発見しますがなかなかハッキングがうまく行きません。標的がゲイであることを知り、色仕掛けをするためにスクレが接近することになります。標的はゲイではありませんでしたが、結果的にハッキングは成功。しかし、帰り際にローランドがカジノの店員に機器を奪われてしまいます。
セルフ捜査官はジェネラルのもとへ逆に向かっていき、宣戦布告をします。

第8話「代償」

残すカードは将軍の一枚となったところでしたが、機器が取られてしまったためハッキング手段がなく、しかもグレッチェンから「スキュラには続きがある」と言われ、マイケルは渋々彼女と組むことになります。そしてティーバックが監禁されていた部屋が、スキュラ強奪のための重要な部屋となっていたため、彼はグレッチェンと共に行動することに。
ローランドはハッキング機器を奪われた責任から、チームを抜けて今後はアジトの2階でじっとすることになりました。しかし彼は組織の人間に連絡を取り、マイケルたちの居場所を売ることを持ちかけます。
ジェネラルのカードを奪うために、考え出した計画は車で故意的に事故を起こすことでした。しかし、ローランドが情報を提供したことで作戦は組織から筒抜けになっており、返り討ちに遭います。スクレは撃たれてしまいますが、サラの治療によって一命を取り留めました。
ローランドは組織の人間であるワイアットと会い、マイケルたちの居場所を吐くように銃で撃たれます。しかしローランドのパソコンにはマイケルが工作して発信器がつけられていたので、彼らはそこへ駆けつけ、ワイアットの身柄を拘束しました。ローランドは出血多量で死んでしまいました。

第9話「大いなる成就」

ワイアットの身柄を拘束することには成功しましたが、彼はなかなか口を割りません。息子を彼に殺されたマホーンは殺すチャンスを窺っていました。セルフ捜査官はワイアットの音声を合成し「マイケルたちは殺した」とジェネラルに電話します。
並行してマイケルたちはゲート社に潜入し、ティーバックの部屋から地下へ道を作り、スキュラ強奪の計画を進めていました。順調に経路を作っていましたが、マイケルの持病は悪化しており作業が進められない状況になってしまいます。そして、作業中の水道のアクシデントによりベリックは死んでしまいました。
グレッチェンはジェネラルの事務所に乗り込み、彼を脅しますが、恋人関係にあったため彼女はジェネラルを撃つことができません。ジェネラルはマイケルが亡くなったという連絡を受けた後もスキュラが盗られることを懸念して、ロスから移動させることを部下に指示します。
マホーンはワイアットを拷問した後、彼を海へ突き落としました。

第10話「レジェンド」

ベリックの死に一同は悲しみに暮れていましたが、計画を止める時間もなく、スキュラの解読に勤しんでいました。謎解きを進めるうちに「デヴィッド・ベイカー」という人物に行きつき、マイケルたちは彼を探すことにします。しかし、マイケルの病状はやはり進行しており、彼はサラと病院へ行くことに。リンカーンとスクレは地下通路の開拓を進める中で、スキュラがある部屋の壁の前で地雷のトラップにスクレが引っかかってしまいます。
マホーンはベイカーの家へ行き、スキュラの設計について尋ねようとしますが、ベイカーは警戒心が強くなかなか情報を教えてくれません。一方で、スキュラ移送のために組織からベイカーの力が必要となっていたので、同時に組織の人間がベイカーの家にやってきます。慌てて逃げるマホーンに、ベイカーの妻はスキュラに関する資料を渡します。その資料には地雷の制御装置の作動の仕方も書かれてあり、マホーンは見事にスクレを救出しました。
ゲート社の受付嬢であったトリシェンは実はセルフの部下であり、ティーバックの前でうっかり「ウィスラー」の名前を出してしまったことを深く反省します。しかし、ティーバックもそのことに勘付いていました。
診断の結果、マイケルは視床下部に腫瘍があり明日にも手術を受けないといけない状態であることが判明します。

第11話「賽は投げられた」

手術よりもスキュラ奪還が先だと判断していたマイケルですが、サラやリンカーンの説得もあり、手術を優先することに。
ジェネラルが持っている6枚目のカードはグレッチェンが色仕掛けで奪う予定でしたが、彼女の魂胆は見破られており、2度と自分の前に現れるなと言われてしまいます。しかし、グレッチェンは2億ドルでスキュラを買うというバイヤーを見つけたようで、ティーバックとある場所で待ち合わせの電話をします。その電話を盗聴していたトリシェンは、セルフと共にそこへ向かいますが、それはトラップで、待っていたのはグレッチェンと組んでいた元々のバイヤーでした。グレッチェンとティーバックは、ティーバックのオフィスでマイケルたちを待ち伏せし、殺すつもりでスキュラを奪う計画を立てていました。
スキュラが輸送される前に奪ってしまわないといけないと知っていたマイケルは、手術を受けずに一緒に計画を実行することを決意しました。スキュラがある部屋へと繋がる壁を破壊し、厳重なセキュリティ体制をも突破して、とうとうスキュラの前まで来ますが、そこで警報装置が発令し、ジェネラルに気づかれてしまいます。

第12話「セルフレス」

ジェネラルは部下を引き連れて地下へ行きますが、マイケルたち4人に包囲されてしまい、6枚目のカードを渡しました。スキュラの正体は何かのデータが入った機器のようなものでした。ジェネラルの部屋に移動し、ビルは囲まれてしまいますが、別行動を取っていたサラがジェネラルの秘書であり娘であるリサを人質に取っていることを知り、マイケルたちはジェネラルを連れて部屋から出ることに成功します。
身柄を拘束されていたセルフとトリシェンは隙を突き、バイヤーたちを殺して脱出を果たしました。そしてトリシェンだけゲート社へ行き、社員を人質に取っていたティーバックを捕まえることに成功します。
マイケルたちは追いかけてくる組織の人間を撒くことに成功し、ついにセルフにスキュラを渡すことを達成しました。しかし、セルフ捜査官は裏切り行為をします。同僚のトリシェンを殺し、無罪にするために役所へ持っていけとマイケルに渡した書類もただの白紙でした。

第13話「裏切りの応酬」

裏切られたことを知り、倉庫から逃げることになったマイケルたちは、セルフの上司と電話で話すことになります。そして、セルフが殺したトリシェンと、行方不明になったセルフはマイケルたちが殺したことにされていました。
セルフはティーバックを連れて、スキュラを売るためにグレッチェンの妹と、グレッチェンの子供を人質に取り、グレッチェンをおびき寄せました。
グレッチェンと公園で会う約束をしていたマイケルたちでしたが、そこに来たのは連邦政府の人間でした。結果的に捕まったのはリンカーンだけで、事情聴取の際に無実を訴え、それを信じることにしたダロは、全員を呼び集め、無罪にする代わりにセルフの悪事を証言するようにリンカーンに指示しました。
やってきたのはマイケルだけでした。政府は最初から無罪にするつもりなどなく、5人全員を殺すつもりだったのです。そこへ組織の人間がやってきて、政府のスタントンを銃殺しました。マイケルたちをジェネラルの元へ行かせるためです。連行されそうになったときにやってきたのが別行動を取っていたスクレでした。隙を突いて、リンカーンは組織の人間を射殺。残ったダロから「机の上の書類を消せばとりあえずはなんとかなる」という言葉を信じ、彼は釈放します。
新しいバイヤーへセルフはスキュラを売りにいきますが、ICチップが外されていることを指摘されます。そのチップを持っていたのはマイケルで、取りに来させるようにセルフに電話で伝えました。

第14話「取引の極意」

マイケルたちの倉庫へやってきたセルフは、強引なやり方でチップを奪おうとしますが逆にリンカーンに取り押さえられます。チップを渡す条件として、取引現場に自分たちも行かせるようにマイケルは交渉しました。スキュラを奪うためです。
マホーンは一人別行動を取っており、FBIの元同僚を頼って組織を潰す計画を進めようとしていました。
スクレの潜入捜査の甲斐あり、セルフとグレッチェンの居場所を突き止めることに成功した一方で、倉庫には先ほど入られた時に隠しカメラが設置されており、トイレにチップを隠していることを知られてしまいます。
ホテルにて一進一退の攻防の末、一度はスキュラを奪うことに成功しますが、マイケルは逃走中に持病のせいで走れなくなり、スキュラを奪い返されてしまいます。
グレッチェンの娘とリタを見張っていたティーバックは、家にやってきたキリスト教信者を怪しげに思い拘束しました。殺す寸前のところまでいきましたが、リタの説得もあり、新しい自分になることを決意し、リタと娘を逃がし、キリスト教信者に縛っていた紐を解いたところで逆に彼に殴られました。ティーバックの予想通り組織の人間だったのです。
マイケルは組織の人間に捕まって治療を受けていました。そこへリンカーンがやってきて、マイケルを逃す代わりに自分を好きにしろと、申し出ました。マイケルの病状はかなり進行しており、最善の手術を施す代わりにスキュラを探せとジェネラルは命令します。

第15話「記憶の中で」

リンカーンとスクレはスキュラを探すために、セルフとグレッチェンの捜索を始めます。まず、組織に捕まったティーバックを脅し、二人の情報を得ます。
グレッチェンとセルフは、スキュラの取引現場におり、金を持った人間が来ることを確認してから仲介人を殺害していました。そして、自分たちが追われていることに危機感を抱き、別の取引現場へと移動します。リンカーンとスクレは携帯電話の位置情報から、新しい取引現場を押さえますが、バイヤーはスキュラを奪って逃走してしまいました。
マホーンは、政府の人間に会うために元部下を頼って車に乗せられますが、これはトラップで連行される結果になってしまいます。マホーンは隙を突いて逃走。
マイケルの脳には手術が施されており、その間に生死を彷徨いますが、特に後遺症も残らず手術を終えます。リンカーンはスキュラを「取り戻さないと自分たちは自由になれないこと」と「母親も組織で働いていたこと」をマイケルに言い渡し、グレッチェンとセルフ、ティーバックと共にスキュラ探しの旅に出ます。

第16話「マイアミ」

スキュラ捜索チームであるリンカーンたち4人は、手がかりを得てマイアミにやってきました。捜査が難航する中、誰がリーダーを務めるか揉めている中マホーンが合流します。
一方マイケルは別荘のような場所で監禁され、担当の精神科医からマイケルたちの母親が今も生きて組織で働いていることを言い渡されます。そして、この監禁はマイケルを組織に迎え入れるためのものでした。マイケルはこの説得を、自分を組織に入れるための作り話だと捉えていたので全く信じません。
サラはメールで何者かと待ち合わせをしていましたが、覆面を被った男たちに拉致されてしまいました。車に乗っていたのは、組織を抜けたジェネラルの娘でした。彼女はサラにマイケルの居場所を教えるため、手荒な手段を使ったのです。
サラがマイケルの元へ行くという情報は、ジェネラルにも伝わり、すぐにマイケルに決心させろと精神科医に急かせます。マイケルは水道管を爆発させ、別荘から逃げ出し、マイケルの元へ向かっていたサラが車に乗せました。
グレッチェンは別行動を取り、目星をつけたバイヤーと直接会って「手を組まないか」と持ち掛けます。その条件はリンカーンたちを組織に引き渡すことでした。取引現場にて一行
はバイヤーたちに銃を向けられますが、グレッチェンは思い止まってバイヤーたちを撃ちます。銃撃戦になった末、バイヤーは全滅しますがグレッチェンは撃たれてしまい、重症の末に警察へ自首することを約束してメンバーから外れます。
バイヤーたちから奪った携帯が鳴り、リンカーンは応答しますが、電話主は何も話さずに切ってしまいます。電話主の女性は、仲間から誰が電話に出たのかと尋ねられ、「私の息子だ」と返答しました。彼女の机の上にはスキュラが置かれています。

第17話「母」

なかなか計画が進展しないことに痺れを切らして、組織はリンカーンたちに、それぞれの大切な人の写真を送りつけます。言わば、人質に取られたも同然です。
マイケルは母親が組織に洗脳されながら生きていることに確信を持っており、サラと共にマイアミを目指し、リンカーンと合流しようとします。しかし、組織の人間らしき男がやってきて、運転手を殺してマイケルとサラを乗せたままどこかへ輸送されてしまいます。マイケルはその組織の人間を倒し、彼の内ポケットから暗号らしきメモを手に入れました。
ジェネラルはある日突然部下に裏切られ、殺されかけます。これはマイケルの母親、クリスティーナの指令でした。彼女は組織のトップ層の人間だったのです。
自分の母親が組織の人間だと分かったリンカーンは、一人で母親に会いに行きます。クリスティーナは、ジェネラルを殺して組織を良い方向に持っていきたいと語りました。だから、それまで待つようにリンカーンに諭しました。
ティーバック、マホーン、セルフの3人は目をつけていた教会へ行き、組織が使っていた銃や不正の通行許可証を発見します。

第18話「VS」

リンカーンは再びクリスティーナと接触を試みますが、彼女はビルの屋上に待機させていた狙撃手にリンカーンを狙うように指示します。しかし、リンカーンたちは先にスナイパーの居場所を突き止め、難を逃れました。
マイケルとサラはマイアミに着きましたが、別行動で組織の人間から奪ったメモの意味を考えていました。読み取った場所には車が一台置かれており、車内には空港までの地図と拳銃が入っていました。
リンカーン組の4人はクリスティーナの居場所をインドの大使館で見つけ、スキュラ奪還を狙っていました。ジェネラルから今日中にスキュラを取るように言われていたからです。その頃クリスティーナは、インドの権力者に対しエネルギー事業のプレゼンを行っていました。商談は見事に成功し、スキュラを奪い損ねたリンカーンたちは、クリスティーナが落としていったメモを見つけ彼女がこれから誰かと会おうとしている情報を掴みます。
マイケル組もリンカーン組も16時半に着陸の飛行機に、組織にとって重要な人物が乗っていることを突き止め、空港へと向かいました。飛行機から降りてきたのはサンディンスキーという人物でした。組織の人物に横取りされる前に、サンディンスキーの身柄を確保したのはリンカーンたちで、マイケルとサラを残して彼らは去りました。サンディンスキーがどんな人物かというのは分からぬまま、アジトに彼を連れて帰ります。

第19話「S.O.B」

サンディンスキーを問い詰めていたところ、ジェネラルがやってきます。ティーバックから密告を受けていたためです。サンディンスキーは組織の人間だということが分かり、クリスティーナの居場所をついに吐きました。あと1日だけの猶予を、ジェネラルはリンカーンたちに与えます。
クリスティーナのおびき寄せに成功したマイケルは、彼女を拘束しスキュラの場所を吐かせようと問い詰めます。クリスティーナは口を割らないどころか、マイケルとリンカーンが実の兄弟でないことを暴露しました。リンカーンは養子に取った子供だと、マイケルに言います。マイケルはリンカーンを追うため外に出ます。その間にクリスティーナはサラの隙を突き脱出。
リンカーン組(リンカーン、セルフ、マホーン)はクリスティーナの家で見つけた銀行の封筒と4桁の番号から、スキュラのありかを突き止めますがタッチの差で組織の人間に先を越されます。追っていた人間がついた先は、サンディンスキーも出席する予定であったエネルギー会議が行われる、科学者たちが集まるホテルのロビーでした。インド首相の息子が演説中、彼は組織の人間に射殺されてしまいます。これはクリスティーナの作戦通りで、リンカーンやマイケルたちに罪をなすりつけるために仕組んだことでした。

第20話「攻防戦」

真っ先に犯人に疑われたマイケルとリンカーンはホテルからの脱出を目指します。完全に包囲されてしまった二人ですが、ジェネラルの部下に助け出されます。ジェネラルはマイケルたちが捕まえる前に、自分たちの情報を吐かれないようにホテルへ殺しにいく算段を立てていたのです。ジェネラルの元へ集められたマイケルたちは、第一弾として見せしめにセルフの妻を射殺するように部下に命令しました。セルフはヤケになり部屋から脱走しました。
息子を殺されたインドの首相は憤慨し、この件に中国が絡んでいることを指摘し、戦争を仕掛けるためにクリスティーナに自然エネルギーを使った兵器の購入を持ち掛けます。そして中国にも同じような話を持ちかけ、ダブルで巨額を得ようとしてしまいました。
マイケルはクリスティーナが連邦政府銀行に現れると予想し、その通りにやってきたので銀行強盗のフリをして拳銃を突きつけスキュレを奪います。
マイケルとマホーンは無事に逃げ切れましたが、リンカーンはクリスティーナに捕まってしまいました。その一方で、サラはジェネラルに捕まっており、お互いに求めるものはスキュラです。

第21話「究極の選択」

マイケルはクリスティーナに電話し、自分たちのところへ来るように指示を出します。爆破を仕掛けて母親を殺すつもりでしたが、あえなく失敗に終わります。
セルフは逃げた時に大怪我を負い、入院する羽目に。病室へ捜査官がやってきてマイケルたちの居場所を聞かれます。捜査官に協力するしかなかったセルフは、マイケルとリンカーンを捕まえる捜査に協力すると申し出ました。
逃走を続けるスクレはシーノートと再会します。シーノートはマホーンの証言をすれば罪が消されるはずでしたが、マホーンの裁判がなくなったので「一緒にマイケルとリンカーンを捕まえよう」とスクレに持ち掛けます。スクレを奪って、ある人物に渡せば自分たちは自由の身になれるのだと、シーノートはスクレを説得しました。
クリスティーナはデータを早く首相に渡さなければならないので焦っていました。場所を変えてすぐにスキュラを渡すようにマイケルを急かしますが、リンカーンは電話でサラが子供を身篭っている事実をマイケルに初めて伝えます。
マホーンはクリスティーナのところへ、マイケルはジェネラルのところへ、お互い分かれて行動することになりました。マイケルが取引現場に置いたスキュラの箱は空で、その間にマイケルはサラ救出へと向かっていました。その頃、サラを見張っていたティーバックは彼女を犯そうとしていたのです。しかし、寸前のところでマイケルはサラを救出することに成功します。
マホーンはクリスティーナのところへ行って、スキュラを渡しますがそこには爆弾が仕掛けられていました。

第22話「決着‼︎」

マホーンのボタン一つで爆弾は作動するはずでしたが、予定通りに行かず、結局手動で爆破させることに成功しました。マホーンはリンカーンを連れて脱出し、マイケルとサラと合流します。
スクレとシーノートはティーバックをおびき寄せることに成功し、ジェネラルの居場所を吐かせようとします。そして、彼らの上に立つ人物は死んだはずのポールであったことが判明しました。ポールはマイケルに電話し、スキュラを自分に渡すように伝えます。ポールは現在、マイケルの父が所属していた組織にいるのだと言います。
セルフは瀕死状態になりながら捜査員から、マイケルたちの居場所を言うように尋問を受けていました。運悪く、リンカーンの処置をするための薬調達はその病院でやることになってしまい、マホーンは捕まってしまいます。さらにそこへ組織の人間がやってきて、再びジェネラルの下に連れて行かれます。30分以内にスキュラを渡さなければ、ソフィアを殺すと脅しますが、そこへシーノートとスクレがやってきて脱出に成功します。身代わりになって道中やってきた警察を止めたのはスクレでした。
捕まったマホーンもスクレも捜査員に、スキュラの話を含めた真実を語ろうとしますが取り合ってもらえません。二人ともマイケルの勝利を信じていたからです。
スキュラをポールに渡すことを決めたマイケルでしたが、クリスティーナがまたしても追ってきます。マイケルを殺そうとしたクリスティーナを、サラが後ろから撃ち、マイケルは肩を負傷しながらもポールにスキュラを渡しにいくことに。
マイケルはポールと会い、国連の人物を紹介されたことを不審に思い、最後の1ピースとなるチップを渡すかどうか渋りましたが、信じることにしました。
ジェネラルは逮捕、ポールのオフィスに集められたマイケル、リンカーン、サラ、マホーン、スクレ、シーノートは晴れて自由の身になりました。
4年後。自由の身になった彼らはパナマで再会を果たします。マイケルの墓に花を添えたのは、サラとマイケルの間に生まれた息子でした。

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン4感想

シーズン4はここまでの4シリーズで過去最高の完成度と言っても過言ではないでしょう。特に中盤から後半にかけての。予期せぬ展開の連続には興奮せずにはいられませんでした。何人もの人間が死んで、正義サイドの人間も人殺しをしなければいけない展開が続いていたからこそ、ラストはどのように締めるのか非常に興味深かったのですが「なるほどそういうやり方できたか」と納得しました。
ティーバックやクリスティーナといった根っからの悪役でも、人間的な一面をたまに見せることでドラマとして感動できるシーンも含まれていますし、マイケルの明晰な頭脳による心理戦は交渉術の勉強にもなるので、そういう意味では実用的です。
長く出てこなかったキャラクターの再登場というのもシーズン4の大きな見どころの一つなのでそういった点にも注目ですね。

「プリズンブレイク」シーズン 目次

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン5あらすじネタバレ

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン3あらすじネタバレ

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン2あらすじネタバレ

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