レンの母、美波の再襲来。
刈部清一郎(鈴木亮平)は刈部レン(岩田琉聖)の本当の母親は秋山美波(内田理央)だと本当の父親苅部純(白石隼也)は認めてなかった、と言うが、清一郎自身が混乱していた。
さらには、久遠あいこ(吉岡里帆)には、疑似恋愛はしたくない、と本当の恋愛がしたい、と清一郎と恋愛したい、と言う。
実質の告白だった。
自己満足ですみません、とあいこは謝ったが、他の人のところには行かないで、と本当の気持ちは伝えることはできなかった。
その後、清一郎とあいこはお互いを意識してしまって、上手く話すこともままならない。
二階堂藤悟(眞栄田郷敦)のカフェでは、二階堂に振られた、伊藤由奈(小西桜子)はそれでも諦めない、と気まずい雰囲気で言っていた。
そんな中、カフェに来ていた向後達也(片岡愛之助)は日本漫画大賞のエントリーフォームを出したり入れたりして、清一郎に『銀河天使』をエントリーしたことをどう言おうか悩んでいた。
清一郎の元へ急いでいた向後は、レンと一緒に美波の姿を見つける。
清一郎の家に、ズカズカと入ってくる美波の姿に清一郎は驚くのだった。
状況が飲み込めない向後はあいこからそのワケを聞き、とにかくここに居場所はないと察知してもらって帰ってもらう作戦に。
みんなで外食に出かけることになる。
いきなり産みの母が現れても!
美波は離婚してから、レンに会いたがらなかったことに腹を立てていた清一郎。
今なら清一郎と3人だったら一緒に暮らせるかも、と言い出す。
食事の間も、向後は早く帰ってもらうよう仕向けるが、美波はちっとも動じることなく、純と清一郎の話をレンにする。
あいこにも今度は上手くやれるから、とレンの母親であることで牽制する。
そして、明日一緒に買物にいかないか、とレンと清一郎を誘う。
締め切り前だから、と向後に制された美波は、レンを誘って、了承をもらう。
次の日、レンと美波は買い物に出かけた。
清一郎は、初恋の美波との思い出を散々思い出していたけれど、
二階堂は公園にあいこを呼び出し、バイト代をわたすと同時にあいこに告白する。
が、あいこは清一郎が、人生の相方になれなくても好きだと、告げる。
美波とレンを追いかけた清一郎は、レンがいないことを美波を問い詰める。
レンは好きな金條麻央(星乃あんな)にプレゼントを買うために美波を利用しただけだった。
美波はレンに自分が母親だとレンに告げ、一緒に暮らしてみないかと言うと、敢えなく断られる。
好きな子と離れたくないからと、清一郎も含めて、3人で暮らそうという提案もするが、あいこがいるから、とそれも断られた。
一生懸命隠していたのに、レンは何も変わらなかった、と美波は寂しそうに笑うのだった。
清一郎は青春から卒業していた
清一郎は、初恋の美波に会ってしまうと封印した気持ちがもどるような気がするから、会わないと決めていた。
けれど、美波にはダメだとわかっていても惹かれてしまう魅力がある。
だから美波には、すぐにまた他の別な男が現れて、それは自分じゃない、と美波に別れを告げる。
純と美波を言い訳にそう思い込んでいただけだった、と気がついた清一郎は、あいこの部屋に向かうが、あいこは外出して留守だった。
出ていったのではないか、と慌てまくって、あいこを探す清一郎。
公園のベンチに座るあいこを見つけ、近づく。
知らない間に美波から卒業できていたらしい、とギクシャクしながらあいこに想いを告げようとするが、上手く伝えることができない。
「恋愛してもいいと思えるようになったってことですか」と美波ともう一度青春をやり直すつもりだ、と誤解をするあいこに、清一郎は有無を言わさず、あいこにキスをした。
何者かが刈部まりあの正体は、とSNSで清一郎の写真を【拡散希望】と公開する写真が投稿される。
恒例の最後のワンショット。
美波に別れを告げた清一郎は、自分の部屋で、頭の整理をして、純と美波を言い訳に恋愛から遠ざかっていたということに気がつく。
それに気づかせてくれたのはあいこだとはっきり確信して、あいこの部屋へ向かう。
いないことに気がついた清一郎は驚くほどに慌てて、家を飛び出してあいこを探す。
【次週第9話予告】
刈部まりあの正体がバレ、自宅へたくさんの報道陣が押しかける。
そんな中『銀河天使』が日本漫画大賞を受賞する。
多くの報道陣に囲まれる清一郎。
不器用で自分の気持ちの整理ができない清一郎は創作活動に集中できない。
向後からも休載にしよう、とまで言われ…。
あいこと清一郎の関係の行方はいかに。
清一郎、あいこ、レンの疑似家族の行方は?どうなる第9話、お楽しみに!