「特捜9 season4」第3話あらすじ 見所
今回は村瀬目線の回想がメインの物語です。
事件が起きなかった平和な1日が終わり、村瀬に悲劇が襲います。
ぶどうのイヤリング。
村瀬健吾(津田寛治)は昔着ていたスーツの中から、ぶどうのイヤリングを見つける。
イヤリングの出所がすぐに思いつかず、頭を悩ませてしまいます。
浅輪直樹(井ノ原快彦)たちにもぶどうのイヤリングのことについて聞いてみますが、、心当たりはないと言われてしまいます。
事件が起きない平和な日、村瀬たちは資料に目を通していました。
見ていたのは証拠物品取り扱い要項の資料で、証拠品の紛失などが問題視されるといった内容でした。
村瀬は覚えのない“ぶどうのイヤリング”がもしかすると、証拠物品ではないかと焦ってしまいます。
仲間との思い出
村瀬はここ数日、昔のことを思い出すことが増えていました。
特捜班主任・浅輪直樹。
はじめは浅輪に厳しく当たっていた村瀬。
しかし浅輪の優しさが周囲の刑事たちを変えていく姿に、次第に村瀬も信頼を預けるようになりました。そして、いつしか浅輪に特捜班全員が守られているように感じていました。
特捜班に来て4年が経つ新藤亮(山田裕貴)。
浅輪とはじめて会った時とは真逆、新藤は好感を持っていました。
村瀬とはとことん相性の悪い青柳靖(吹越満)。
捜査能力は高いにも関わらず、何かとめんどくさい性格です。
しかし彼のいない職場は、恐ろしくつまらないと気付きました。
はじめは気にも止めていなかった存在の矢沢英明(田口浩正)。
矢沢はいつも自分のことより他人の事を想い、行動している人物でした。
チームの中で一番頼れるのは矢沢ではないかと村瀬は感じています。
旧9係 係長・加納倫太郎(渡瀬恒彦)。
全ての人に心からの言葉で向き合う加納の姿に、父親のような正義を感じた村瀬。
言葉ではなく背中で教えてくれた加納の正義は、いつしか自然と村瀬の中に入り込んでいました。
現在の特捜班班長・国木田誠二(中村梅雀)。
国木田は着任してすぐ「捜査はしないので」と言い切り、定時になると帰る人物でした。
しかし浅輪たちと正面から衝突し、ようやく本当の仲間になることができたのです。
刑事になった理由
村瀬には妹がいました。
父親は早くに他界し母親は生活に追われる中、いつも妹と一緒だった村瀬。
妹の見本であるため、いつも正義の味方でいようとしていました。
ある日ぶどうが食べたいと言う妹のため、村瀬はぶどうを盗もうと決意します。
村瀬がぶどうを盗もうとしている事を知っていた妹はそれを止めました。
やがて妹は亡くなってしまいます。
村瀬は後悔し、本物の正義の味方になるため、警察を志したのでした。
小宮山への気持ち
妹の姿はどこか小宮山志保(羽田美智子)と重なっていました。
そしてようやく、ぶどうのイヤリングの正体を思い出します。
そんな時背後から「ワッ!」と声をかけてきた小宮山。
村瀬はコンビを組む小宮山に対して、いつしか恋愛感情を抱いていました。
小宮山にぶどうのイヤリングを返し、晩ご飯に誘う村瀬。
しかし既に食べ終わっていた小宮山は、明日にしようと告げます。
「明日にしない? 明日もまた会えるわけだし」
過去の事を思い出していた意味
小宮山と別れ1人とぼとぼと歩く村瀬。
なぜ今日はこんなにも過去の事を思い出すのか不思議に感じていました。
そんな村瀬に迫り来る1つの影。
村瀬の背中に痛みが走り、触れて見ると手には血が。
最近、自分が過去についてやたらと思い出していたこと。
それは自分の走馬灯であったことを理解しました。
何者かに刺された村瀬はその場で動かなくなってしまったのです。
「特捜9 season4」第3話あらすじ まとめ
過去のことを思い出す時点で嫌な予感はしていましたが、まさか本当に・・・。
次回予告にも写っていなかった村瀬さん。
果たして無事なのでしょうか。
無事であったほしいです。