特捜9 season4第12話：あらすじ＆ネタバレ
休日のデート中に海面に浮かぶ男性の遺体を発見してしまった浅輪。
悪女が牙をむく事件の真相とは。
男性の死
浅輪直樹（井ノ原快彦）は妻･倫子の誕生日に一緒に出かけていました。
仕事を忘れ楽しむはずでしたが、海に浮かぶ男性の遺体を発見してしまいます。
男性は投資会社役員･古賀武久であることが判明。
釣りをしている最中誤って転落したものと考えられました。
しかし被害者の財布に現金が入っていなかった事から殺人の可能性も視野に捜査することに。
浅輪と小宮山志保（羽田美智子）は武久の妻･優子に話を聞くため、高級住宅害にある古賀の家を訪れます。
優子は1週間ほど友人と旅行に行っており帰ったばかりだと話す一方で、夫が亡くなったというのに冷静な様子。
優子が出したコーヒーの味にも違和感を覚えた浅輪は、味を褒めて豆を分けて貰いました。
浅輪は再び倫子と合流し休日デートの続きをすることに。
倫子に先ほどのコーヒーの話をすると、使っている水が硬水だったのではないかと教えてくれます。
＜h2＞殺人＜/h2＞
解剖の結果、死因は溺死でしたが死ぬ前に後頭部を殴られていたようで、足には縛られた痕も見つかりました。
さらに武久は、顧客に大損をさせたようでその客が怒鳴り込んできたという証言が。
その怒鳴り込んだ客に話を聞いた青柳靖（吹越満）。
武久は満額ではないが3000万円ほど補填しており恨んでいる様子はなかったようです。
一方、優子と旅行をしていたという高校時代の友人･美里の話では、一緒に旅行したことは認めるものの、見栄ばかり張る優子の事をあまり良く思っていないようでした。
さらに旅費は全て武久が持つからと強引に旅行に誘われたようです。
＜h2＞容疑者＜/h2＞
美里によると優子は高校時代、教師の河内靖之と付き合っていた事があり、河内は最近になって再び優子の周りに現れていたようです。
河内が優子と共犯で武久を殺害したのではと話す美里。
国木田と小宮山が再び優子の家を訪れると最近、武久が趣味ではじめたという釣りの道具を目にします。
そして事件当時、釣りをしていたはずの武久の遺留品の中にクーラーボックスがなかった事を思い出しました。
青柳たちの調べで武久は損害を出してしまった他の顧客に対しても、いくらか補填していた事が判明。
しかし実は顧客たちに対する損をしたという報告は偽りで、むしろ莫大に資産を増やしていたようです。
一方、河内はすでに仕事も辞めており足取りを掴めずにいました。
国木田は優子に河内を容疑者として追っていると伝え、優子の動きを探ります。
その後、とあるホームレスに弁当を渡しに動いた優子。
そのホームレスは死亡したはずの武久でした。
＜h2＞悪女＜/h2＞
殺された男性は武久ではなく河内でした。
武久は死を装い、儲けた金で海外に高飛びする計画でした。
失業で保険証がない河内に保険証を貸し、歯科診療を受けさせ身代わりにしたようです。
優子には犯行を見られたくなかったため旅行を勧めたと庇う武久。
しかしそんな武久に差し入れられた弁当の中には、致死量を超える毒が混入されていました。
優子は疑いが自分に向くことを恐れ、武久を殺害しようとしたようです。
武久と結婚したのは金が目的で、金のない武久に価値はないと言い放ち
「私と一緒にいたい男性は大勢いるから」と言う優子。
そんな優子に小宮山は
「救いようがない」と呆れ果てました。
退院の身支度をする村瀬の元に刑事がやって来ます。
村瀬を刺した曽根明子の供述があやふやのため、刺したのが曽根だと証言して欲しいと言います。
事件に違和感が残っていた村瀬は、曽根に会わせて欲しいと頼みます。
＜h2＞特捜9 season4第12話：あらすじ まとめ＜/h2＞
自分に自惚れた悪女の怖い事件でしたね。
次回はいよいよ最終回、あやふやになっていた村瀬の事件も動き出すようで楽しみです。