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【ネタバレ】「イチケイのカラス」第5話あらすじ・見逃し【初恋相手の裁判で新田真剣佑が告白?】

二人の被告人を同時にさばく

一つ目の事件。
バレエ団の経営者が傷害事件を起こした。
被告人・槇原楓(明星真由美)は、バレエ団の経営者で振付師。彼女が、バレエ団の元トレーナー・矢口雅也(松木研也)にケガを負わせてしまう。
二人は口論からつかみ合いになり、槇原が矢口を階段から突き飛ばした。

打ちどころが悪く、矢口は頭部を裂傷。一命を取り留めたものの、現在も意識不明の重体となる。

二つ目の事件。
日雇い労働者の元木次郎(阿南健治)は、食い逃げ事件を起こしてしまう。ギャンブルで大損した腹いせに、高級寿司店で十万円近く飲食をする。そして、トイレに行くフリをして席を立ち、店の裏口から逃げた。逃げ回っているところを警官に見つかり、逮捕されてしまう。

食い逃げ、傷害という無関係な二つの事件が、イチケイで同時に審理されることになった。
これを併合審理と呼ぶ。

併合審理とは、別々な事件であっても、犯人が同じであれば、まとめて審理することを指す。だが、犯人が二人いて、事件が別々な場合は併合審理されない。槇原、元木という二人の被告人を併合審理するのは異例だ。

なぜ、異例の併合審理となったか。理由は、食い逃げと傷害が、同じ時間、同じ場所で起きた事件だからだった。そこに目を付けた入間みちお(竹野内豊)が併合審理に持ち込んだ。

交差する、食い逃げ犯とバレエ団の経営者

話は、食い逃げ犯・元木次郎が寿司店の裏口から逃げたときにさかのぼる。
逃走中に彼の携帯電話が鳴る。電話の相手は、離婚して何年も会っていない娘だ。

「結婚するから式に出席してほしい」
「いいのか。おれ、出てもいいのか」

元木は、食い逃げをしたことを後悔する。
結婚式に出られなくなるかもしれないからだ。迷った挙句、寿司店に支払う金を借りるため、元木は職場の親方のもとへ走る。その途中に遊歩道から見かけたのが、男女の言い争いだった。時刻と場所から、その男女は槇原楓と矢口雅也と思われる。

重要なのはここからで、元木によれば、口論していたのは男性一人と女性二人。この証言は、傷害事件に“二人目の犯人”がいる可能性をにおわせた。

元木の話は本当か。
傷害事件の現場いた、もう一人の女性とは誰か。事実を明らかにするため、みちおは異例の併合審理を提案したのだった。

元木の証言が正しければ、傷害事件の現場にいた二人目の女性は、被告人・槇原となんらかの関係があったことになる。背丈は槇原と同じ。長い髪の毛をしていたという。

該当するバレエ団員を証言台に呼び、元木に確認させた。裁判長・みちおが併合審理の法廷で尋ねた。

「元木被告人、あなたが見た女性はこの中にいますか」
「いません」

しかし、傍聴席を見た元木が言い直す。

「いや、いた! あの人です」

指さした先には、髪の短い、バレエ団員のプリンシパル・馬場恭子(生田絵梨花)が座っていた。みちおは職権を発動し、裁判所主導による捜査へ。

書記官・石倉文太が証言台に

傷害事件の犯行時刻に、馬場恭子は、どこで何をしていたか。彼女のアリバイをイチケイメンバーが確認すると、四名の団員が彼女のアリバイを証言したのだが、その話は一言一句、同じ。

同じであるだけでなく、その前後の記憶があいまいなのに、事件が発生した時刻の記憶だけ鮮明だった。不自然な証言。これでは馬場のアリバイを立証できない。

加えて、真相に迫ろうかというタイミングで食い逃げ犯・元木が前言を撤回した。
「実は俺、現場にはいなかった。言い争っているのを見てないんです」

証言が交錯し、何が事実なのかを判断するのが難しくなる。捜査は振り出しか。そう思われたとき、イチケイの書記官・石倉文太(新田真剣佑)が傍聴席に姿を現した。みちおが証人として公判に呼んだのだ。

なぜ、石倉が併合審理の証人として呼ばれたのか。石倉は馬場の同級生であり、初恋の相手。馬場から公判について相談された。そして、個人的に知りえた情報を話すため、石倉は証言台に立った。

石倉によれば、馬場は公演の一週間前から股関節を痛めており、まともに踊れる状態になかった。しかし、症状は意図的にふせられた。公にすれば公演中止。施設利用料やチケットの払い戻しでバレエ団はつぶれる。その事態を逃れるため、馬場は公演当日に代役を立てる計画だった。

その計画をネタに、矢口からゆすられていたことを被告人・槇原が告白。槇原は、矢口が複数の団員にセクハラをしていたことや、その被害がプリンシパルである馬場にも及ぼうとしていたことも明かす。そして傷害事件が起きる。

馬場を車に連れ込もうとする矢口。ひきはがす槇原。逃げる馬場。追いかける矢口。守ろうとする槇原。三人がもみあいになる。はずみで槇原は矢口を突き飛ばし、階段から転落させてしまった。これが傷害事件の真相だった。

十二年前に何があったのか。みちお、駒沢、日高の過去が第六話で明かされる??

次期最高裁判所長官に日高亜紀(草刈民代)が内定した。
司法TOPの座に就く日高は、イチケイのやりかたを嫌う。たとえば、裁判所主導による捜査や、異例の併合審理だ。日高にとって、イチケイの部長・駒沢義男(小日向文世)とみちおは、十二年前に起きた事件を審理したときの関係者でもある。

権力を手にする日高は、みちおや駒沢のやりかたを放っておくか。三人の過去が明らかになるかどうかも、第六話の見どころ。

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