チームネメシスついに失踪事件の核心に近づく
美神アンナ(広瀬すず)は父・美神始(仲村トオル)が日本で失踪したために、インドから帰国。
父の旧友・栗田一秋(江口洋介)の探偵事務所ネメシスで助手をしながら、父を探すことになる。
アンナはそこで探偵としての才能を開花する。
探偵の風真尚希(櫻井翔)に指示を出して事件を解決に導いた。
人気タレントのフェイク動画事件を通じて、容疑がかかったジャーナリスト神田凪沙(真木よう子)と知り合った。
フェイク動画の黒幕が烏丸という男だと分かり、栗田は調査を引き受けるかわりに凪沙が掴んでいる過去の人体実験の情報をアンナには漏らさないように約束をする。
風真と凪沙の姉・水帆はかつて職場の同僚であった事実が分かり、いよいよ失踪の真相に近づいてきた。
烏丸のスマホを奪え
烏丸の身辺を調査する風真だったが、常に誰かと電話している写真しかとれない。
栗田は風真に烏丸のスマホのデータを奪えと無茶振りをする。
そこで風真はかつて弟子入りしていたマジシャン・緋邑晶(南野陽子)にイカサマ術を仕込んでもらい、スマホのデータを盗もうと試みる。
風真とアンナが潜入したのは花札の賭場だった。
アンナは勝負強く、烏丸との1対1の勝負に持ち込むことができた。
わざと負けを増やして、アンナは緋邑の仕込み通り、レートをつり上げていく。
あまりにも負けが込みすぎて、栗田も風真を焦るが……
それは、全て緋邑の作戦通りで、アンナは左の掌に手札を隠していた。
まんまと勝負に勝ったアンナだったが、そこに神奈川県警の千曲鷹弘(勝地涼)、四万十勇次(仲村蒼)が乗り込んで来た。
それは緋邑が書いた筋書きの1つで、アンナたちは烏丸をわざと逃がしていた。
緋邑の狙いは?
烏丸は緋邑の手品BARに連れてこられる。
風真は偽の名刺を出して、マジシャンだと名乗り、自分たちと組んで一儲けしないかと誘った。
実はそれもおとりで、ホントは星憲章(上田竜也)が作ったスマホの充電器を装ったデータを全てコピーできる端末で、烏丸のデータを読み取っていた。
5分、間を持たせてコピーは完了したが、大事なデータが入っていたのは烏丸のもう一台のスマホだった。
なぜか烏丸は風真の正体を知っていた。
アンナも用心棒志葉(板橋駿谷)に襲われるが、中華料理人リュウ(加藤諒)の中国拳法と、アンナのカラリパヤットで対抗し、無事だった。
緋邑の機転で、烏丸のデータはコピーできたが、データには鍵にかかったK-raboというフォルダがあった。
アンナも栗田と風真には明かせない秘密があると感じていた。
ネメシスに泊まった翌朝、凪沙は姫川(奥平大兼)が解除したファイルに大和猛流(石黒賢)の名前を発見した。
凪沙は単身、大和に会いに19年前、姉水帆が死んだ事故現場でおち合った。
そこには用心棒・志葉もいた。
大和はアンナを世界初のゲノム編集ベイビーだという。
そして、父の事を美神ではなく立花だと言うのだが……
20年目の告白
事実を知って衝撃を受けるアンナ。
アンナの天才的な推理力、身体能力の秘密はデザイナーズベイビーだったからだった。
そして、いままでの事件が全てアンナの過去と、ゲノム編集研究と繋がっていたことも分かる。
風真がなぜ、様々な経歴を転々としなければならなかったかも発覚する。
揺れるネメシス。
はたして、アンナは元に戻れるのか?