海外ドラマ「THIS IS US」シーズン2あらすじ
ランダルはウィリアムの死を乗り越えるために、養子をとることに熱心になる。その熱意がベスの気持ちと合わずにケンカが絶えなくなる。赤ちゃんの養子をとるのではなく、困っている子を助けようと、二人はデジャという女の子を迎えることになった。しかし、デジャには刑務所で服役している母親がいるのであった。
ジャックは生前アルコール依存症だった。そして偶然にも、ケヴィンもケガから、お酒とドラッグに溺れてしまう。ドラッグ中毒になったケヴィンは交通事故をおこしてしまい、父ジャックや母レベッカとの関係や葛藤についてもう一度向き合うのであった。
ケイトはトビーとの間に子供ができるも、流産してしまう。ショックでお互いを傷つけるが、さらに絆をふかめる二人であった。
海外ドラマ「THIS IS US」シーズン2
第1話 「37歳の誕生日」
ランダルはウィリアムの死後、ベスとの間に養子をとることを考える。友人の赤ちゃんに会い、さらにその気持ちは高まる。しかし、ベスは養子をとることについて前向きにはなれなかったが、意外な提案をランダルにするのであった。一方、ケイトはトビーに励まされて歌のオーディションに向かう。しかし、オーディション会場にいたスリムな候補者たちをみて、ケイトは怖気づいてしまう。さらに追い打ちをかけるように、審査員にはすぐにダメ出しされてしまい、ケイトは自分の体形がダメだからだ、と落ち込む。しかし、実はケイトがオーディションを落ちたのは体形のせいではなかったことが明らかになる。過去に戻り、ジャックはレベッカに家を追い出されるもいつも通り、話し合って仲直りするのであった。
第2話「二度目の挑戦」
ジャックはアルコール依存症だった。レベッカにも何度かお酒をやめるよう言われていたが、どうしても自制できない。そんななか、ジャックはケイトに自分の依存症について打ち明ける。ケイトは父ジャックの悲痛な叫びに耳を傾ける。一方、ケイトはレベッカに対して複雑な感情を持つことになる。ありのままのケイトを愛してくれたジャックと人からより良く見えることを望んだレベッカ。ケイトは歌がうまく、体形もスリムな母レベッカに対してコンプレックスを抱くようになる。ランダルはベスと養子についてもめていた。問題を抱える子供を養子に取ることについてベスは不安になっていたのだ。しかしケヴィンの助言でベスはランダルを励ますのであった。
第3話「過去の面影」
ジャックはシルベスター・スタローンの大ファンだった。ケヴィンは映画でシルベスター・スタローンと共演することに。ケヴィンについてきてケイトがスタローンに出会い、自分の父がどれだけスタローンに励まされてきたかを告げる。しかし、撮影がはじまると父親との思いがこみ上げるケヴィンは演技に集中できずにいた。ランダルたちのもとに養子の女の子がやってきた。12歳のデジャだ。デジャは来て早々問題をおこすも、ランダルはデジャの過去のことを知りさらに悩むことに。ランダルは自分の境遇についてデジャに話し、心を開こうとする。しかしデジャは、本当は刑務所にいる母親を待っているのであった。過去に戻り、ジャックは断酒会に参加しアルコールを断とうとするのであった。
第4話「古傷」
ケヴィンとケイトが水ぼうそうにかかる。ケヴィンは痛みとしんどさに耐えられずわめき散らすが、ケイトはおとなしく耐えていた。そんなピアソン家にレベッカの母がやってくる。レベッカの母はランダルのことをよく思っておらず、態度に出てしまい、レベッカとケンカしてしまう。
ランダル家にやってきたデジャは未だ心を閉ざしている。デジャは2週間もシャワーを浴びないテジャに困り果ててしまう。少しでも心を開こうと親らしく振舞うが、それも裏目にでてしまう。そんななか、デジャはベスに少しずつ心を開いていく。ケイトはダイエットに励んでいた。その様子をみていたトビーは無理しなくてもいいのに、と思うが実はケイトは妊娠していたのであった。
第5話「兄弟」
幼い頃、ケヴィンはランダルをいじめる一方で、ランダルが歩み寄るも仲良くなろうとしない。そこでジャックはランダル、ケヴィンの3人で男だけのキャンプにでかける。ジャックはこのキャンプで二人の仲が良くなることを期待したが、そう簡単にはいかなかった。一方、女二人でゆっくり過ごそうとしていたレベッカとケイトだったが、ジャックの父の危篤の知らせが入り、ジャックの父のもとに行くことに。現在に戻り、ケイトはトビーと妊娠の幸せを分かち合うも、ケイトは妊娠のことについては生まれるまで誰にも言うなとくぎを刺す。ランダルは未だデジャとの距離感がつかめぬままでいたが、実はデジャはケヴィンのことが好きだということが分かった。それを使ってさらに距離を縮めようするランダルであったが…
第6話「ハロウィーン」
ビックスリーが10歳のころのハロウィーンの話。ケイトはレベッカが用意した衣装を着ようとしない。厳しくケイトに接するレベッカとは対照的にジャックはケイトのいうことを聞くように促す。ケイトには好きな男の子がいて、お化け屋敷で手を握ってもらうのを期待しているケイト。ケヴィンはそのことを知ってある作戦を仕掛ける。20代のビックスリーのハロウィーン。ケイトはウェイトレスの仕事で出会った男性と一夜を共にするも、その男性は既婚者であることが分かった。ケヴィンは俳優になるため大事な友人を裏切る行為をしてしまう。一方、ランダルはベスとの間に子供が生まれようとしていた。ベスは初めての出産に不安がるもののランダルが寄り添ってくれたことで無事出産するのであった。
第7話「家族写真」
ウィリアムが薬に溺れていたころ。母の看病に明け暮れてその忙しさを埋めるために薬に手を出し、愛した恋人も離れてしまう。ウィリアムはドラッグ使用で逮捕されて刑務所にいれられる。しかし裁判官がウィリアムに助けの手を差し伸べてくれる。現在に戻り、デジャはランダル家に打ち解けていた。そんな中、デジャの母親と面会できる機会がもてたが、ランダルとベスは複雑な様子。面会のために刑務所に向かったデジャだったが、急に母親が面会を拒否したと告げられる。一方、ケヴィンはケガのせいでお酒と薬がやめられなくなる。そんなところに、ケイトとトビーがやってきて妊娠をケヴィンに知らせるのであった。うれしい反面、今の自分が情けなく感じられて複雑な気持ちになるケヴィンであった。
第8話「ナンバー1」
長男ケヴィンの物語。ケヴィンは幼いころから一番早く歩き始めたりと運動神経がよかった。高校時代はフットボールの花形選手で、あったが自分の才能を過信してしまい、傲慢な態度をとってしまう。高校時代最後の試合、父ジャックはランダルのハワード大学のツアーにつきそったためケヴィンの試合を見に行けなかった。そこでケヴィンは今後の人生を左右する大けがを負ってしまう。現在のケヴィンは高校の同窓会に誘われていた。周りの友人はケヴィンが来るのを楽しみにしているも、ケヴィンは薬と酒に溺れていてそんな気分にはなれなかった。乗り気になれないまま同窓会に出席するとケヴィンの思いもよらない世界が待っていた。傷ついたケヴィンは同窓会で出会った、当時のあこがれの女性と一夜を共にすることに。そしてケヴィンは大事なものを失ってしまうのであった。
第9話「ナンバー2」
長女ケイトの物語。ケイトはレベッカゆずりの歌唱力をもちながら、レベッカには秘密にしていた。なかなか進路を決めないケイトにもやもやするレベッカ。ケイトも自分の行きたい道をレベッカに話せずにいた。そんな中、ケヴィンが試合中に大けがをしてしまい、ピアソン家は大騒ぎになる。現在のケイトは妊娠をトビーと日々喜んでいた。しかし医者に行ってみると、流産していたことが判明。ショックのあまり、ケイトは悲しみを隠そうとする。悲しみを隠せないトビーはケイトとケンカしてしまう。ケイトはこんなこともあろうかと妊娠を隠そうとしたのに、とトビーを責める。トビーは家を飛び出してしまい、ケイトは悲しみに暮れていた。そんな中、母レベッカがケイトを心配して駆けつけてくれる。
第10話「ナンバー3」
次男ランダルの物語。高校生のランダルは父ジャックとハワード大学のツアーに出かける。
ランダルは大学につくと、ジャックと別行動をとる。黒人だらけの大学のキャンパスは今まで感じていた疎外感を埋めるような気持にさせてくれるのを感じるランダル。逆にジャックは疎外感を感じ、これまでランダルが感じていたことを身をもって知る。現在のランダル家はデジャが心を開いてくれたことで穏やかな日々をすごしていた。デジャは学校のプレゼンテーションのために必死で練習していた。そんなデジャを励ますランダルであったが、急な来訪者がやってくる。デジャの母親が娘を返せと家の玄関で叫んでいたのであった。母親のもとに返すわけにはいかないランダルたちはデジャのために戦うことを決意する。
第11話「家族セラピー」
交通事故を起こして逮捕されてしまったケヴィン。リハビリ施設にはいったケヴィンはランダルらと家族セラピーをうけることになった。そこでケヴィンはこれまでの疎外感について打ち明けるのであった。幼少期、ジャックはケイトの肥満気味が心配でケイトと一緒に運動することに一生懸命になる。一方レベッカはランダルにべったりだったため、ケヴィンは心配されることもなかった。その反動でケヴィンは問題行動をするようになり、レベッカに叱られるも、母親を独占できたかのように感じていた。現在に戻り、家族セラピーで自分の過去について語るケヴィン。自分が依存症になったのは、父ジャックのせいだという。セラピストはレベッカがケヴィンに愛情をかけてこなかったのでは?といい、泥沼のセラピーになる。
第12話「謎の恋人」
ランダルは父ウィリアムの所持品を受け取るために、ウィリアムの住んでいた家に向かう。そこでランダルはあるポエムを見つける。そこにはウィリアムが恋していた女性のことが書かれていた。流産してしまったケイトは、ストレスでさらに食べるようになる。周囲に隠していたがケイトはストレスで過食症になっていた。そんな中、ケイトはマディソンと親友になる。一方、ケヴィンはリハビリ施設から退院することができた。レベッカとの仲を修復するためにレベッカのもとに向かうも、ミゲルが寄り添っていてなかなか二人っきりで話せずケヴィンはいらついてしまう。過去にもどり、ジャックはレベッカにずっとやりたかった建設ビジネスをすると告げる。レベッカもそれを応援しようとする。
第13話「忘れられない日」
スーパーボールの日。ケヴィンは試合のケガで気持ちがすさんでしまい、ジャックのいうことも聞かずにソフィーとスーパーボールの日を過ごす。ジャックはケイトにどれだけケイトのことを愛しているか伝えるものの思春期の娘の心には届かなかった。ジャックはケイトのオーディション用に歌のビデオをつくっていたことがケイトにばれてケンカしてしまう。一方ランダルはアリソンという彼女に夢中で、スーパーボールの日は彼女と過ごすことに。そんな中、忘れられない日が近づいていた。プレゼントでもらった調理器具が漏電し、火災が発生したのだ。さらに、家の火災報知機のバッテリーが切れていたことから、誰も家事になったことに気づけずにいた。
第14話「スーパーボールの日」
家が火事になってしまったピアソン家。ケイト、ランダル、レベッカは無事に助かるも、家の中で犬が逃げ遅れていた。それを助けに走ったジャックだったが、なかなか戻ってこない。しかし、ジャックは犬と一緒に火の中から出てくるのであった。病院に運ばれたジャックだったが、医師に生きていることが不思議だと告げられる。レベッカがジャックの元を少し離れたとき、ジャックは息を引き取ってしまうのであった。現在に戻り、ケイトはジャックの命日にジャックが残してくれたオーディションのテープをみていた。悲しい思い出がよみがえるも、このことをトビーに伝えようと思い立つ。ケヴィンはレベッカと向き合い、父ジャックのことを考えることから逃げていたことに気づく。
第15話「ファミリーカー」
ジャックの葬式当日。ピアソン家は悲しみに包まれていた。レベッカは子供たちのために強くあろうとするが、ドクターKが家族のもとにやってくる。レベッカはドクターKにジャックなしでは生きていけないと告げるが、最高のアドバイスをドクターKがくれるのであった。一方、ケイトは愛犬を助けるためにジャックが死んでしまったことから、愛犬をみるのも嫌になって、もういらない、と言ってしまう。家族に残されたのは犬と車だけで家も思い出の品も燃えてしまった。その車を見てレベッカはジャックがその車を大事にしていたことや、レベッカが辛い時に一緒に寄り添ってくれていたことを思い出す。ジャックは死んだときには土の中で眠らせずに遺灰をお気に入りの木に撒いてほしいといっていた。
第16話「ラスベガスの夜」
ケイトとトビーの結婚前のバチェラー、バチェロレッテパーティが開かれることに。ランダル家、ケヴィンとともにベガスに行くことになり、ベスは大はしゃぎ。しかしランダルは母親に引き取られたデジャのことが心配でベガス行きを渋る。なんとかベスが説得してベガスに行くも、デジャから連絡があり、ベスが参加しているバチェロレッテパーティに急いで行き、ベスと口論になる。結局、ランダルはベスと一緒にデジャのところにいくと、すでにそこには住んでいないことがわかったのであった。一方、トビーはケヴィンとランダルとバチェラーパーティを開催するが、ランダルはデジャのところに行き、ケヴィンも去ってしまう。最終はランダルとケヴィンは戻ってきて、トビーに謝りお互いに理解を深めることになる。
第17話「デジャの物語」
デジャが生まれてからこれまでの物語。デジャの母は16歳の時にデジャを生んだ。若くしてデジャを生んだ母は娘のせいで勉強もできず、遊べない、とストレスがたまっていた。そんな中、デジャの母の心の支えで会ったデジャの祖母が亡くなってしまう。デジャの母親は支えを失い、激しく落ち込むがデジャが母親を励まそうと頑張る。そこから、デジャは母親を喜ばせるために必死に頑張るが母親にその気持ちが伝わることはなかった。母の誕生日の日、デジャはサプライズでディナーを作っていたところ、誤って手を深く切ってしまう。このケガで児童相談所がやってきて、デジャはフォスターホームに行くことになる。安全に育てられるためのフォスターホームも安全ではなく、里親に虐待される毎日であったのだ。
第18話「ケイトの結婚式」
ケイトは自分の結婚式を前にして、両親の夢を見るようになる。その夢はジャックが生きてレベッカと結婚40周年パーティをしているところであった。幸せな夢を見たケイトは会場に到着したところ、式で着用するはずだったジャックのTシャツがないことがわかり、パニックになる。トビーもこれまでのことからケイトがいなくなってしまうのではないかとは運になるも、ケイトは戻ってきて無事に結婚式を挙げるのであった。デジャは母親に本当に捨てられてしまい、ランダル家の一員になる。不安定になるデジャはベスに怒りをぶつけてしまう。その後、ケイトの結婚式に出席するデジャであったが、あることがきっかけで、ランダルの大事なものを壊してしまう。一方ケヴィンはケイトの結婚式で感動的なスピーチをする。
海外ドラマ「THIS IS US」シーズン2感想
突然ランダルが養子をとりたい!と言い出して、どうなることかという感じでしたが、デジャはなかなか抱えている闇が深すぎて、ランダルたちと心が通ったと思ったらすぐ離れるを繰り返してなかなか安心する時間がないランダルですね。一番、人生を謳歌してそうなケヴィンでしたが、実はレベッカやジャックに対して色々葛藤をもっていたのですね。本シーズンでそれがすっきりして本当によかったです!ケイトは子供ができて幸せの最高潮って感じでしたが、流産するなんて悲しすぎる…最終話で無事に結婚式をあげられますが、未来のシーンが映し出されたときにはトビーは寝たきりのような状態に幸せそうだった二人は今後どうなってしまうのか…!シーズン3も目が離せないですね!