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海外ドラマ「ハンニバル」シーズン1あらすじ紹介

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン1 あらすじ

殺人事件の犯人を追うジャックは、特殊能力で犯人像を想像できるウィルと、精神科医のハンニバルに捜査の協力を依頼する。それぞれの得意分野を生かしながら、毎回犯人を割り出して逮捕していくのだが、たびたび不可解な出来事も起こる。

毎回起きる殺人事件には、犯人の性格や思いなどストーリー性が深くあり、犯人の気持ちになって考察するウィルは精神的にも肉体的にも限界を感じていた。もう、殺人事件の捜査には関わりたくないと思うが、ジャックに引き止められてなかなか降りられずにいた。

精神科医のハンニバルは、とても繊細な性格で料理も上手だった。笑う事はなく、いつも無表情で何を考えているのかが読めないような人間だ。しかし、精神科医としての評価はとても高く、患者からの信頼もあつかった。

この3人が主となって、未解決事件に挑む・・・!

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン1

第1話「アペリティフ」

閑静な住宅街に並ぶ一軒家で殺人事件が起きた。殺人現場に行き、マーロン夫人を殺害した犯人の行動や心境を考察するのは、自分を軽い自閉症のような障害者だと話すウィル。集めた証拠からここまで特殊な方法で、細かく犯人像を特定できるウィルの能力に、ジャックは一緒に捜査をしてほしいと頼み込んだ。人付き合いが苦手なウィルは、最初は躊躇したものの仕方なく引き受ける事にした。

ウィルは、とても優しい性格で何事も断れないようなタイプ。もうすでにたくさんの捨て犬を拾って来ては自宅で保護しているのにも関わらず、道端に放置されていた捨て犬に食べ物を買って来てあげて、自宅に連れ帰った。丁寧にシャンプーとドライヤーをかけてやり、また一匹家族が増えたと歓迎した。そんな優しい性格のウィルに、捜査の深入りはさせたくないと心配しているのが精神科医で友人のアラーナだった。

連続殺人の犯人を探しているジャックは、ウィルがなかなか犯人像について話をしてくれない事にイラだっていた。複数の女性が殺された中で、エリースの遺体だけは不可解な事ばかりだった。そんな中、ジャックは信頼できるハンニバル・レクター博士に精神分析の協力をお願いした。

ウィルとハンニバルはそれぞれの能力を生かして特徴を絞り、ついに犯人を特定した。ギャレットという男が浮上すると、何故がレクターはギャレットへ電話をかけて犯行がバレていると煽る。ウィルとハンニバルが自宅へ突撃した時には、犯行がバレた事を恐れたギャレットが妻を殺害していた。娘のアビゲイルを人質にとったギャレットをウィルは銃撃したが、アビゲイルは首を刃物で切られて重傷となってしまった。

第2話「アミューズ・ブーシュ」

連続殺人犯の犯人だとされたギャレットは、殺した女性ひとりひとりに愛があり、おそらく被害者を食べているのだとみた。さらに、殺害された女性には、身体に鹿の角で刺されたような後があり、調べていくと小さな小屋に大量の鹿の角が見付かった。また、ギャレットを殺した事で、模倣犯となる犯罪がおきてしまった。

一方、山奥で腐敗が進んだ9体の遺体が見付かった。それぞれの遺体には、空気や養分を送る点滴が付けられていて、体中にはキノコが生えていた。ウィルは、恐らく犯人が人間の事を肥料や養分と考えて植物のために人を土に中へ埋めたのではないかとみた。そして、遺体から共通するのはキノコが欲しがる糖分を送れる糖尿病患者だという事が分かり、糖尿病患者を寝たきりにするための薬を用意できる医者か薬剤師が犯人だと確信した。

やがて犯人を特定した。犯人は薬剤師の男で、病院で寝たきりのアビゲイルを連れだしてまた土に埋めようと考えていた。犯人を抑えたウィルは銃撃し、無事に逮捕する事ができた。

第3話「ポタージュ」

父にナイフで傷つけられて重症になった娘のアビゲイルは、病院で寝たきりの生活を送っていた。かつて、怯えながら鹿の猟を行ったトラウマがあり、その悪夢から目を覚ました。突然の出来事に驚きを隠せないウィルだったが、精神科医のアラーナは彼女を傷つけないように優しく話を始めた。

8カ月の間に8人の若い女性を殺害して、恐らく遺体を食べていたギャレット。殺された8人の女性はみんな年齢や背格好、紙の色まで娘のアビゲイルと全く同じだった。何故、ギャレットは愛している娘と同じような女性を殺しては骨の髄まで食べつくしたのだろうか。サイコパス過ぎる謎めいた犯行に、真実を突き詰められないウィルは焦りを感じていた。

ウィルとハンニバルは、アビゲイルに協力してもらい、父親であるギャレットの性格や言動、特徴などを細かく話してもらった。そして、ギャレットが鹿の骨を大量に保管している小屋を紹介したアビゲイルに額に、天井から血が落ちてきた。不審に思ったウィルが屋根裏へ行くとそこには鹿の角に刺された女性の遺体があった。

父の模倣犯として誰かが犯行したに違いないと思ったアビゲイルは、自宅でひとり恐怖に怯えていた。するとそこに、被害者女性の兄と名乗る人物が現れて、驚いたアビゲイルは持っていたナイフで殺害してしまう。どうしようかと困惑している時に、ハンニバルが現れてアビゲイルが殺した遺体を隠そうと話す。一体なぜ、ハンニバルはアビゲイルを庇って遺体を隠したのだろうか・・・。

第4話「ウフ」

ウィルはギャレットが死んでからも、まるで自分がギャレットになったかのように殺人による罪悪感から生きた心地がしなかった。その事をハンニバルに相談したが、解決はせずに終わってしまう。

やがて一家殺人事件が起こり、ウィルはまた犯人の気持ちや殺人の動機を考察する。殺されたのは、両親と子ども。食事中に銃殺されていて、料理の腐敗はかなり進んでいた。不可解な事は、他の家族とは違ってターナー夫人のみ抵抗した形跡がなかった事である。恐らく、犯人の事を以前から知っていて殺される直前に犯人のことを許したのではないかと思った。

さらに、殺された一家の子どもが誘拐されている事が分かる。殺人事件が起きるよりも前に何者かに誘拐されており、ジャックはこの2つの事件との関連性を掴めないままでいた。そこで、ウィルに考察をお願いして犯人の女を特定し、逮捕した。誘拐されていた子どもは、女に洗脳されつつあったが、ウィルのおかげで無事に確保された。

一方、ハンニバルはアビゲイル薬物を服用させていた。そこにアラーナを呼び寄せて一緒に食卓を囲んで、まるで死んだ両親と一緒に過ごしているかのような錯覚をさせた。一体なぜハンニバルは、こんな事をするのだろうか・・・。

第5話「コキーユ」

また残虐な事件が起きた。おそらく偽名で借りられている部屋から、2つの遺体が発見された。ウィルは、ジャックに連れられて殺人現場に行った。そこにあった遺体はあまりにも酷い殺され方をしていた。

FBIとウィルは犯人像を考察すると、おそらく犯人は被害者を「天使」に見立てていた。また、現場に残されたおう吐物に含まれる薬品から、犯人には脳腫瘍がある事も考えられた。その事から浮上した犯人の妻の証言により、犯人の居場所を特定する。しかし、想定外な形で犯人を見付ける・・・。

ウィルは、連日の残虐な殺人事件に関わっている為、精神的に限界だった。酷い夢遊病に悩まされ、気付いた時には知らない場所に居たり、一時的な記憶が無くなったりした。心も身体も休まらないまま、犯人になりきった想像をして考察していくのがつらくなっていた。

第6話「アントレ」

精神障害犯罪者病棟で殺人事件が起こり、ジャックとウィルは病棟に向かった。殺害されたのは、この病棟で働く看護師でその殺され方は酷過ぎる内容だった。それは、2年ほど前に起きた切り裂き魔の犯行ととても似ていた。しかし、本当の切り裂き魔は他にいるのではないかと考察した。

ジャックは、末期の肺ガンと診断された妻との関係がギクシャクしていた。妻は、仕事で忙しいジャックに心配はさせたくないと思い、病気や夫婦関係をハンニバルに相談していた。ジャックは、愛する妻の気持ちを知りたいと思ってハンニバルに会いに行くが、真相は教えて貰えなかった。

さらに、かつてジャックの部下だった女性が恐らくこの切り裂き魔に殺されていると考えていた。ジャックはこの女性が死んだ事の責任を重く感じていた。何としてでも犯人を突き止めたいジャックだったが、犯人は意外な人物であった・・・。

第7話「ソルべ」

切り裂き魔の仕業と思えるような事件がまた起こった。とある部屋に臓器のない男性の遺体が見付かった。ウィルは、この犯人は「殺そうとしたのではなく、助けようとしたのだと思う」と想像した。やがて、この犯人を見付ける事ができて、ジャックが逮捕した。

一見、全ての事件が解決したかのように思えたのだが・・・

これまで、質の高い高級料理ばかりを食べるハンニバルのシーンが度々あったと思う。使う食材は内臓系が多く、珍しいものばかりだった。豚や牛、子羊などを仕入れていると言っていたハンニバルだが、実は全て人間の臓器だったのだ。

まさか、一緒に仕事をする仲間が犯人だとは気付かないウィルとジャック。果たして、これからどうなってしまうのか・・・。

感想(ネタばれあり)

とにかく毎回起きる殺人事件の内容があまりにも酷過ぎて、直視できないようなシーンも数多くあります。子どもはもちろん、グロテスクなものが苦手な方は、本当にご注意下さい。

そんなサイコパス的犯行を、次々と解決していくウィルですが、犯人になりきれる特殊能力を持っているなんて、かなり精神的なダメージが大きいですよね。めちゃくちゃ凄い!それでも断り切れないウィルは、引き続き事件を追っていくわけですが、まるでウィルが犯人かのような錯覚を起こしてしまうほど、犯人と化する姿は必見です。

さらに、主人公のハンニバル。最初からどう見ても怪しいと思っていたんですよね~(笑)

度々出てくる料理のシーンや、アビゲイルが殺してしまった被害者をいとも簡単に隠せるところとか。明らかに殺害慣れしている!?と思わせるように感じましたね。

しかし、一緒に捜査しているジャックとウィルは、まだハンニバルの本性を見抜けずにいます。このまま気付かないでこれからも一緒に仕事を続けていくのだろうか・・・。

シーズン2が気になりますね!!

海外ドラマ「ハンニバル」シリーズ目次

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン1あらすじ

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン2あらすじ

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン3あらすじ

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