海音は人間じゃない?
渚海音(石原さとみ)と蓮田倫太郎(綾野剛)は星ヶ浜をめぐるリゾート開発で対立をしてしまう。
しかし、倫太郎はリゾート開発の先鋒に立ちながら、星ヶ浜の環境を誰よりも大切にしようとしていた。
そのため、倫太郎は父で会長の蓮田太郎(鹿賀丈史)から開発部長を降ろされてしまうのだった。
海音は倫太郎の真意を理解し、恋心を募らせていく。
でも、倫太郎の周囲には女性や子供の影があり、海音は倫太郎を既婚者だと勘違いしてしまう。
遙香(泉星香)は兄・蓮田光太郎(大谷亮平)の元妻で、颯太はその息子だった。
倫太郎は光太郎から海音の経歴が怪しいと聞かされた倫太郎は海音を尾行する。
その中、海音は子供をかばって頭部を強打し、倫太郎と共に救急車で運ばれてしまう。
病院に着いたとき、治療を拒否した海音は逃げ出した。
追いかけてきた倫太郎に「自分は人間じゃない」と打ち明けるのだった。
告白の後は?
衝撃の告白の後、倫太郎は鴨居正(橋本じゅん)の家に向かったが、海音は何事もなかったような顔で帰ってきた。
海音は残り時間が少ないと考え、なにがなんでもリゾート計画を阻止すると心を決める。
翌日、光太郎に呼び出された倫太郎はタワー計画を再浮上させることを条件に、星ヶ浜のイベントの指揮を引き受けた。
そんな中、YouTuber・Mr.エニシ(福山翔大)が配信した動画の中で原因不明でバズっている動画を解析。
それは星ヶ浜を撮影したもので、砂浜にいた海音が海へ沈んでいく様子が映り込んでいた。
海中で意識を失った倫太郎を助けた時のものだった。
倫太郎は鶴川優作(藤森慎吾)から結婚詐欺ではないかとからかわれて、ますます海音への疑念が深まる。
蓮田榮太郎(渡邊圭祐)は宮前藍花(今田美桜)に告白、交際をスタートさせる。
藍花は海音に打ち明けるが、海音は人間の恋にうといらしく、会話がかみ合わない。
イベント当日
いよいよイベント当日になったが、みんなが準備に追われる中、倫太郎の姿がない。
実は既に会場に来ていたがサメの着ぐるみを着せられ、恥ずかしくて隠れていたのだった。
海音はウミガメの着ぐるみを来て、子ども隊に星ヶ浜の生き物を解説して盛況だった。
倫太郎が海中展望タワーの説明をすると、子供達は目を輝かせるのだった。
イベント終了後、迷子になった子どもがいたが、海音は水槽の魚たちから情報をもらい、すぐに発見することができた。
倫太郎はその様子を目の当たりして、海音の不思議な能力に気がつく。
鴨居の家に一緒に行くと、海音が拾ったのは倫太郎の母の指輪だった。
倫太郎が海底で探していたのは、その指輪だったのだ。
倫太郎が海岸で流したビーチボールを追いかけて、母は溺死した。
今まで倫太郎は母が死んだのは自分のせいだと罪悪感を抱えて生きてきた。
2年前、資金難にあえいでいた鴨居は多額の報償に目がくらみ、光太郎に頼まれ星ヶ浜の水質調査データを改ざんした。
星ヶ浜の水質が2年前よりも悪化していると鴨居は訴えたが、光太郎は耳を貸さない。
光太郎は記者会見で、星ヶ浜の開発の真の目的は、レアメタルなどの海底資源であると公表した。
海底資源を掘り起こせば、星ヶ浜の海の環境は壊滅する。
海音は光太郎に開発中止を訴えるが、光太郎は鴨居研究室との提携を打ち切るのだった。
海音の経歴詐称を糾弾するジャーナリストを暴行した容疑で、鴨居は逮捕されてしまう。
新たな疑惑が浮上?
居場所をなくした海音は倫太郎に誘われ、蓮田家にやっかいになることに……
一方、交際がスタートした藍花と榮太郎だったが、榮太郎には秘密があった。
全ては光太郎の計画通りに進んで、八方塞がりの状況。
海音と倫太郎は逆転できるのか?