真逆の2人が磁石のように惹かれあい
真柴くるみ（川口春奈）は着飾った自分を発信してインフルエンサーになった輸入雑貨の広報社員。
藤野駿（横浜流星）はマイペースで今月暮らせる分だけ働けばいいというミニマリスト。
正反対の2人だがくるみは社長・葉山祥吾（向井理）のために無理をして情報発信していた。
一方、駿もかってはマスコミに騒がれた料理人だったが挫折を知り、すっかり競争よりも自分の思いを大事にする人間になった。
最初は猛反発していた2人だったが、花見やキャンプを通して、駿は本来の思いやりが見えて、くるみも外見を気にしすぎることをやめ素直になった。
キャンプが終わった頃にはすっかり2人はお互いが好きになっていた。
喧嘩しながら仲がいい
キャンプの帰りでもくるみと駿は2人きりで行きつけのそばや屋によったりしていい感じ。
マンションに戻ると、オーナーの早乙女香子（夏川結衣）の留学がキャンセルになったと知らされる。
離婚した夫・礼史（生瀬勝久）が現れ動揺している。
その後、同居人の一人・羽瀬彩夏（中村アン）が体調を崩す。
どうも妊娠の疑いがあるようで……くるみと駿は妊娠検査薬を買いにいく。
ちょうどそのタイミングで、羽瀬にイベント会社から絵のオファーが舞い込む。
やっとチャンスを掴んだ矢先の妊娠。
しかも、相手とはバイト先の恋人関係ではないという。
なんと相手には、婚約者がいて結婚の日取りも決まっていた。
偶然、バイト先で羽瀬の事情を知った寺井陽人（丸山隆平）はほうっておけずに、声をかけてしまう。
食べる角には福来たる
香子の留学詐欺案件のお金は取り戻せないらしい。
礼史との関係も修復不能のようだ。
くるみは辛いことがあったら常に香子から「食べる角には福がある」と言われて来た。
駿のレストランが閉店に追い込まれたときにも、その言葉をかけて、駿は立ち直ってフードトラックでやり直す決意をした。
来期のコレクションのため中国から来日したデザイナーと新社長・細貝雄一（赤ペン瀧川）の対談がキャンセルとなり、急遽くるみが担当することに……
デザイナーとの契約も前社長・葉山が取り付けたものだった。
デザイナーとの対談で、家で一番リラックスするできる事と尋ねられ、食べることと答えるくるみ。
食べることのイメージの先にはいつも駿がいた。
対談は成功して、SNSの反応も好評だった。
ギューしてもらってもいいですか？
羽瀬がようやく勇気を出して、妊娠検査薬を使った。
結果は陰性。
羽瀬は今まで通りに仕事にチャレンジできるが、あったかもしれないシェアハウスの仲間との子育てを思ってみんな涙を流した。
駿は対談のためにくるみが探していた、まんじゅうを探してきた。
すでに対談は終わったが、自分のために奔走した駿にくるみは「ギューしてもらってもいいですか？」と声をかけた。
お互いに好意はあるのだが、やはり価値観は違うようで、その穴は埋められそうにない。
相談相手・舟木（黒川智花）が陽人に恋愛感情を持つようになり、シェアハウスの仲間を巻き込む騒動に発展していく。