「ボイス2 110緊急指令室」第8話あらすじ・第9話見どころ・次回予告久遠の過去があきらかになる
ビルの屋上で撃たれた石川は殉職し、樋口は石川の亡骸の前に動けなくなる。
橘の婚約者雄二は生きており、妹を死に追いやった佐野を拉致した。
佐野を射殺する前に、橘が現れ、雄二に手錠をかけた。
久遠と共謀していた内通者は捜査一課の片桐だった。
片桐は重藤課長を人質にとって逃走に成功した。
片桐は久遠が起こした犯罪を動画で投稿して再生数を稼ぎ、犯行の資金源にしていた。
やがて久遠の過去と今まで殺害してきた被害者とのつながりが明らかになっていく。
「ボイス2 110緊急指令室」第9話あらすじ・石川の死、雄二が生きていたその理由
港東署緊急司令室直轄チームを苦しめていた白塗り男の正体は解剖医・久遠京介(安藤政信)だった。
久遠の企みで石川透(増田貴久)は胸を撃たれ殉職した。
石川の残した動画には死んだはずの重藤雄二(増田昇太)の姿があった。
雄二の死体は久遠が細工したニセモノだった。
雄二の妹恵美は交際相手の佐野に事故を装って殺されていた。
恵美は佐野の子供を宿しており、別の交際相手がいた佐野は恵美が邪魔になっていたのだ。
佐野に復讐するために雄二は死を装い白塗り男に協力していた。
橘ひかり(真木よう子)は婚約者雄二の手錠をかけることになった。
石川を撃ったのは雄二ではなかった。警察内部にいた裏切り者は捜査一課の片桐優斗(中川大輔)だった。
「ボイス2 110緊急指令室」第9話あらすじ・片岡の逃亡、久遠が次に狙うものは
石川を精神的な病気に追い詰めたのも片桐の仕業だった。
片桐は重藤通孝(藤本隆宏)を人質にして、その後、重藤を撃って逃走した。
片桐の声は久遠に対して友好の情があり、久遠を崇拝して、犯罪の手助けをしていた。
片桐は必ず久遠のいる場所に行くと推理した樋口はあえて泳がしたのだ。
久遠の目の前には、生きていた母親の幻影が見えており、幻影の指示に従って犯罪を行っていた。
一方、調査の結果、本部長をはじめ、白骨死体で見つかった5人人々は久遠が少年時代に近所に住んでいたことが分かる。
緒方拓海(田村健太郎)は片岡が運営している犯罪サイトを特定した。
サイトの収益で久遠の犯罪の資金にしていたのだ。
緒方はウィルスを使って片桐のサイトを破壊するが、すかさず片桐と久遠が現れ、緒方の指を切った。
「ボイス2 110緊急指令室」第9話あらすじ・久遠出生の秘密があきらかに
樋口彰吾(唐沢寿明)は久遠の伯母綾子と会って、久遠の過去を聞かされた。
久遠の母由紀子は死んだ5人の男に輪姦され、妊娠して久遠が産まれた。
由紀子は久遠の顔を見ると、レイプされた男の顔が浮かび、久遠に煙草の火を押しつけて虐待した。
久遠は由紀子が死んだことがきっかけに、母をレイプした5人を処刑し、自分と同じように憎しみを持つ人間をたき付け、犯罪に導いていた。
橘が緒方の部屋に駆けつけたときには、久遠と片桐は既にいなかった。
久遠は緒方の指をクーラーボックスに移動していた。
潜伏先の海岸沿いのコテージに潜入した樋口は、久遠の母親の死体に火をつけると脅迫し、久遠をおびき出す。
久遠はコテージに爆弾を用意して手元のスイッチひとつで爆破する用意をしていた。
しかし、母の遺体ごと爆破できずスイッチを押せないまま逃走した。
久遠を探す手がかりをなくしたECU。
片桐は父親に恨みを抱いており、父を殺した久遠に共鳴し、以来信奉者になったと分かった。
久遠は自分の犯罪が、39年前の未成年レイプ事件が発端であるとあきらかにした。
事件そのものが公になっていないために、関連を証明するのは難しい。
そこへ、久遠自身がクーラーボックスを片手に署に出頭してきた。
ついに樋口と久遠の全面対決が始まった。