ドラマ「にじいろカルテ」第2話 あらすじ・ネタバレ
病気を告白し、村人たちにも受け入れられた真空(まそら)。
虹ノ村で医師としての新しい生活が始まりました。
医師としての再スタート
紅野真空(高畑充希)は、看護師の蒼山太陽(北村匠海)と役場の職員、緑川嵐(水野美紀)と一緒に村を往診のため回っていました。
往診先で元小学校の教師である桃井佐和子(永野久美)に出会います。
高齢ながら最近スマホを買ったと嬉しそうに話す佐和子。
しかし、話す相手がいないと困っていました。
そんな佐和子に私で良ければいつでもかけてくださいと、真空は連絡先を交換する。
1日に何度もかかってくるよと心配する嵐と太陽。さっそく佐和子からの着信が。
何でもない電話に嬉しそうに答える真空。
2人の心配をよそに真空は佐和子との会話を楽しんでいました。
『くせに』は禁止
体調が悪く、いつもより遅く起きた真空。
リビングに向かうと、朔と太陽がちょうど朝ご飯を作っていました。
相変わらず言い合いをしている朔と太陽。
そんな横で真空も野菜を切り始めました。
しかし、その手元を見た朔が大慌てで止めに入ります。
真空の切った野菜は、見るもかわいそう姿にされていました。
料理が壊滅的に下手だった真空。
朔は思わず「おまえそれでも・・・」と言いかけますが真空に止められます。
「それでも女かよ」や「女のくせに」と言わないで欲しいと静かに怒り、木の棒を持って2人に歩み寄りました。
どうやら「○○のくせに」と言われるのが大嫌いな様子。
真空の主張に太陽も大きく賛同。
「看護師のくせに男かよ」と言われ続けてきたため、真空の気持ちが痛いほど分かりました。
佐和子との約束
昼食中スマホを確認すると、佐和子からの不在着信が入っていました。
真空はすぐにかけ直しましたが、電話に出ません。
念のため、朔と共に佐和子の家に向かうことにしました。
自宅に着くと畑で作業する佐和子の姿があり、何ごともなくほっとする真空たち。
佐和子に、留守番電話に何でも良いからメッセージを残すようにと約束しました。
誤診で急変
真空が来てから、診療所は毎日大忙しでした。
そんな診療所に“じじーず”の1人、筑紫次郎(半海一晃)がやって来ます。
最近、風邪のような症状が続いているという次郎。
診察を終えた真空は風邪と診断し、薬を出して数日様子を見ることに。
夕方、畑仕事を終えた次郎が再びやってきました。
様子がおかしく太陽がそっと近寄り肩を支えます。
話していた次郎は急に咳き込みだして倒れてしまったのです。
糖尿病の次郎は心筋梗塞を起こしていました。
内科医なら気づけて当然のはずだったのにと、真空は責任を感じて謝ります。
「何で自分で全部言うんだよ!可愛くないぞ!ちゃんと怒られろ」
人が言う前に何でも謝る真空に、朔がはじめて怒りました。
やさしい留守電
病院に搬送して手術を終え、一命を取り留めた次郎。
真空のスマホに佐和子からの留守番電話が入っていました。
佐和子は、歌を歌って留守番電話に残していたのです。
張り詰めていた感情がほどけ、真空の目からは涙が溢れ出しました。
ドラマ「にじいろカルテ」第2話 まとめ
村人たちに必要とされて頑張りすぎる真空先生。
そんな真空先生の側に、愛をもって叱ってくれる仲間がいるのは、とてもうらやましいです。
にじいろカルテは、誰かを大切に想う感情がとても丁寧に描かれています。
見終わったあと、身近な人をもっと大切にしたくなってきますね。