ドラマ「珈琲いかがでしょう」第6話
第6話のラストでは、青山(中村倫也)が、たこ爺さん(光石研)のために奥さんのお墓に遺骨を届けようとしていたところで、ぼっちゃん(宮世琉弥)に見つかってしまいました。
ぼっちゃんは、青山に何をしようとしているのか・・・ぼっちゃんと青山の関係とは・・・?ハラハラの第7話、あらすじとネタバレです。
ぼっちゃん珈琲あらすじ・ネタバレ~ぼっちゃんの青山への愛~
青山は、ぺいのメモに記載されていた住所を元に、ある一軒家の前に立っていました。
やっとたこ爺さんの望みを叶えてあげることができる・・・そう思っていたのに、ぼっちゃんが現れてしまいます。
「やっと見つけた!」
青山は、ぼっちゃんに腕を掴まれ、青ざめた表情に・・・。用を済ませてからにして欲しいとぼっちゃんに言いますが、却下されてしまいました。
そのままたこ珈琲の車まで連れていかれ、荷台にのせられた青山。
隣にはぼっちゃんが乗り込みます。
昔の雰囲気から変わってしまった青山を見て、ぼっちゃんは、トラモンには黒髪は似合わないと言います。
ぼっちゃんは、青山を抱きしめて、自分も変わってしまったと囁いたのでした。
ぼっちゃんと青山の過去
ここから、10歳の時のぼっちゃんの回想シーンが描かれます。
ある日、ぼっちゃんの世話役を任せられることになった青山。
ぼっちゃんが一生懸命逆上がりを練習するのですが、見てみぬふりでした。
最初は青山を受け入れていなかったぼっちゃんでしたが、次第に青山と仲良くなっていきます。
ぼっちゃんは、青山を「金髪ごぼう野郎」と呼んでいたのですが、青山が自分を褒めてくれたことをきっかけに、だんだんと心を開くようになっていったのです。
ぼっちゃんは、仕事で忙しい父に、構ってもらえず、寂しさを抱えていました。
あまりにも寂しくなり、ある日、父の車を追いかけようとします。
すると突然、怪しい男たちがあらわれて、ぼっちゃんを連れ去ろうとしたのです。
そこに、青山が助けに来てくれました。
あっという間に男たちをボコボコにした青山を見て、ぼっちゃんは興奮します。
その日から、ぼっちゃんは青山を「トラモン」と呼ぶようになったのです。
ぼっちゃんは、青山に胸の内を明かします。
寂しさや怖さにのまれそうになっているぼっちゃんに、青山は甘くて美味しい珈琲牛乳を作ってあげて、ずっとそばにいると約束したのでした。
ぼっちゃんは、青山から離れられなくなっていました。
もう、トラモンがいないと生きていけないくらい青山を慕っていたのです。
そして、すぐにその約束が破られたことに、ぼっちゃんは怒りを感じていたのでした。
ぼっちゃんの恐るべき執着心
たこ珈琲の車の中で、ぼっちゃんは青山に「嘘つきだ」と言います。
自分の周りには嘘つきしかいないと。
そして、青山の口の中に、直接コーヒー豆を流し入れます。
目隠しをされた青山は、コーヒー豆を口に入れたまま、ぼっちゃんに殴られ、口から血が・・・
ぼっちゃんは、青山の手を握り一緒に帰って欲しいと言います。
その時、青山は、5年前のことを思い出していました。
それは、2代目だったぼっちゃんの父(内田朝陽)がまだ生きていたころ。
青山は、足を洗って珈琲屋になるかどうか、悩んでいました。
自分の淹れた珈琲を、2代目に飲んでもらい、語り合います。
その姿を遠めに見ていたぼっちゃん・・・
青山が居なくなるのでは?と何となく察していたのかもしれません。
ぼっちゃんは、青山に居なくなるなら「指切りの刑」だと言います。
しかし青山は、ぼっちゃんの前から姿を消したのでした。
約束通り指2本を残して・・・
青山の右手にずっと手袋がはめられていたのは、これが理由だったのです。
垣根とペイとの再会
青山が連れてこられた場所には、なんと垣根(夏帆)とペイ(磯村勇斗)がいました。
ぼっちゃんは、珈琲を使って、ロシアンルーレットをすると言い出します。
トラモンの愛を誰が手に入れられるのかゲームしようと。
3つの中のどれかを飲むと死んでしまう・・・
そんな危険なゲームに、誰が参加するのでしょうか。
苦痛で顔が歪む青山の目の前で、垣根が1杯の珈琲を飲み干します。
それを見たペイも残り2つのうちの1杯を飲み干したのでした。
ふたりの行動を見て、ぼっちゃんは唖然とします。
垣根もペイも無心で飲んでいました。青山のために・・・
みんなに愛されている青山を見て、ぼっちゃんは怒りを抑えきることができず、目の前の珈琲を青山にぶっかけたのでした。
「珈琲いかがでしょう」第7話あらすじ 感想
ぼっちゃんは、かなりヤバい青年に成長してしまっています・・・
第7話のラストでは、垣根の鼓膜を破ってやると言い出し・・・
何としてでもトラモンを取り戻したい・・・その執着心がすごいカタチになってしまっていました。
次回は最終話。一体どうなるのでしょうか。