海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シーズン2あらすじ
第2シーズンは前シーズン終盤の続きから始まる。シャーロックとジョンは宿敵モリアーティにプールサイドで追い詰められていた。二人は狙撃手に狙われ絶体絶命の中、命に代えてもモリアーティの企みを阻止すると誓う。そんな中モリアーティに一本の電話が入り、彼が激高しその場を去ったことで、探偵と助手は解放される。
しかしそれは、つかの間の解放に過ぎなかった。1話のアイリーンもモリアーティからの指示で動いており、2話ではなぜか兄マイクロフトが監獄に入っている彼を釈放してしまう。監獄の中には、シャーロックへの狂気が残されているにもかかわらず。
シャーロックの弱みを知ったモリアーティは的確に彼を追い詰めていく。ジョンが奔走しても止まることはなく、なすすべなく追い詰められるシャーロック。そしてこのシーズンは衝撃の結末を迎える。
海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シーズン2
第1話「ベルグレービアの醜聞」
モリアーティとの対決から数日後、シャーロックは兄マイクロフトに連れ去られ、気付くと全裸に毛布を巻かれて座らされていた。彼は豪奢なそこがバッキンガム宮殿だと気付く。彼は王室から、アイリーン・アドラーという女性が王室関係者の特殊な性的嗜好の写真を所持している、と仄めかしてきたため写真を奪還するように、と依頼を受ける。
シャーロックとジョンは芝居を打ってアイリーンの邸宅に忍び込むが、そこで待っていたのは全裸のアイリーンだった。流石に驚いたシャーロックだったが、その後見事依頼を完遂する。
時は過ぎクリスマス。顔を潰された女性の遺体がアイリーンのものだとシャーロックが推理するも、実は彼女は生きていた。海外逃亡の途中テロ組織に殺されかけたアイリーンは、シャーロックに救われ逃げ延びる。
第2話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」
シャーロックの興味を惹かない事件ばかり舞い込む中、「巨大な犬(ハウンド)」に父を殺されたという青年が証拠を持って現れる。事件に興味を持ったシャーロックは、ジョンと二人身分を偽ってバスカヴィル研究所へ調査に向かう。シャーロックはそこで出会ったウイルス学者に違和感を覚える。
シャーロックによるジョンを使っての薬剤による幻覚実験により、ハウンドの正体が幻覚だと判明する。研究所は、以前その危険性から研究を中止した実験を極秘で継続させている施設だった。地面に埋まった装置を踏むことで幻覚ガスを吸ってしまい、ハウンドの幻影を見ていたのだ。すべてを仕組んだのはウイルス学者だったが、彼は地雷エリアに入って死んでしまう。
舞台は変わり、マイクロフトが監獄のモリアーティを釈放する。
第3話「ライヘンバッハ・ヒーロー」
警察が手を焼く事件を次々解決し、一躍人気となったシャーロック。そんな彼にジョンは民衆心理の移り気を忠告するも彼は聞かない。そんな中監獄から解き放たれたモリアーティが再び暗躍を始める。
イングランド銀行に侵入したモリアーティの重要参考人として呼ばれたシャーロックはいらない洞察力を披露し、法廷侮辱罪で収容される。対するモリアーティは陪審員の弱みを握り、無罪で釈放された。
モリアーティはシャーロックを次々追い込み、遂に彼は犯罪者として警察に追われる身となってしまう。相棒の追い込まれる姿に焦燥感を覚えるジョンにマイクロフトは、シャーロックの半生と引き換えにモリアーティと取引してしまったことを明かす。
終盤、ビルの屋上で大切な人間3人の命か、自殺するかをモリアーティに問われたシャーロックは、モリアーティの自殺を見届け、自身も飛び降りた。
海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シーズン2 感想
前回のシーズンもでしたが今回も、え、どうなっちゃうの!? という幕引きとなります。どうせ助かるんだろうな、という前回と違い今回はさらにハラハラさせる終わり方です。シャーロックの墓前で嘆き悲しむジョンの姿がつらい。もはや様式美と言える展開が待っているのは分かってはいてもつらい。
しかし終盤の展開で忘れてはいけないのがシャーロックにとって原作でも永遠の女性、アイリーンの登場。思わず待ってました! と心の中でガッツポーズすること間違いなし。美しい……。
そしてジョン、相棒の薬剤実験の犠牲になったり、警官殴って捕まったりと散々ですが、どこまでも信頼は揺るがない。彼に幸あれ。ついでに前シーズンのサラはどこへ? というまさかの惚れっぽさを見せてくれました。
最後に。シャーロックの大切な3人にまさかのレストレード警部補がランクインしていて胸熱!ヤードに味方がいてよかったと、観る側も救われます。