海外ドラマ「メンタリスト」シーズン6あらすじ
長年の執念でようやくレッド・ジョンの候補を7人まで絞り込んだジェーン。しかしレッド・ジョンから送られた映像で、それさえも彼の手の内であったことを知り驚愕する。さらにレッド・ジョンはジェーンに、また殺しを始めると伝えるのだった。第8話にてジェーンはリズボンはじめ仲間たちの協力でレッド・ジョンを追い詰め、戦いに終止符を打つ。
第9話からはタイトルから「赤」色が消え、戦いが終わって2年が経過した場面から彼らの物語が再スタートする。レッド・ジョンの面影もなく、新たな事件に挑むジェーンと仲間たち。事件の推理と並行しリズボンとジェーンのすれ違う恋模様も描かれていく。互いの想いに気付きながらも中々踏み出せない2人だったが、最終話でついに愛を伝え合い、結ばれる。幸せな2人の姿で、シーズン6は幕を閉じる。
海外ドラマ「メンタリスト」シーズン6
第1話「砂漠のバラ」
局長から連絡を受けたリズボンとジェーンが現場に向かうと、野球選手の妻が自宅で殺されていた。ジェーンは夫が犯人であると確信して彼を問い詰めるが、逆上した夫に警官が撃たれてしまう。1か月の停職か遠方の捜査かの選択を局長から迫られたリズボンとジェーン。2人は遠方への捜査を選び、ソルトン湖へ向かった。
白骨化した遺体に骨の周りには、砂漠なのに何故か花が咲いていた。鑑識官のパートリッジが現場に着いた2人を出迎えるが、ジェーンは彼を不自然なほど見つめ会話を続ける。その様子にパートリッジは戸惑いながら、最近冷たいな、と尋ねるのだった。その言葉に「わからない?」と問い返すジェーン。
リズボンはジェーンにレッド・ジョンの話題を振るが、ジェーンの答えはあいまいだった。彼女はジェーンには助けがいると確信し、彼に内緒でヴァンペルトに電話をかけて頼みごとをする。
第2話「黒い翼の赤い鳥」
パートリッジは死亡し、リズボンは廃屋で意識不明の状態で見つかった。幸い彼女の傷は火傷のみで、翌朝目を覚ます。彼女はジェーンに、パートリッジは殺したのに何故自分は生かされたのか、追跡は危険だったと、反省の言葉を口にする。リズボンは休養のため入院することになった。
車が爆発して1人が亡くなる事件が発生し、チョウとリグスビーが現場に向かう。捜査を進める中、事件にドローンが関係していると判明する。彼らがジェーンにドローン会社に向かうと伝えると、最新技術に興味津々の彼も事件の捜査に合流することになった。被害者はドローン会社で国防総省からの極秘案件である「レッドバード」という計画に携わっていた。
入院中のリズボンの元に、レッド・ジョン候補の1人レイ・ハフナーが現れる。レッド・ジョンについて情報を探ろうとしてくる相手に、彼女は警戒心を露わにする。
第3話「血塗られた結婚式」
ジェーンを担当していた精神科医ソフィーが遺したカルテから、レッド・ジョンに関する新たな情報が見つかった。彼は高所恐怖症の可能性があるという。
レッド・ジョン候補のマカリスター保安官を探ろうとしていたジェーンは、彼の配属されている郡で起きた殺人事件にリズボンと共に向かう。リズボンとジェーンが現場近くの礼拝堂の中で彼がレッド・ジョンかどうか議論していると、マカリスターがやってきた。聞かれたかと焦るジェーンたちだが、近くの梯子を登った先に血が付着した金槌が見えたため、それを指摘し誤魔化す。しかしマカリスターは自身で確認に行かず、鑑識を無線で呼んだ。高所恐怖症かどうかを確認するために2人は彼に何度も高台に来るよう頼むが、マカリスターは近寄らない。ジェーンとリズボンは疑念を深めていく。
第4話「レッド・ジョン・リスト」
FBI管轄の殺人事件の現場に呼び出されたリズボンとジェーンの前にレッド・ジョン候補、捜査官リード・スミスが現れた。リードから顔の焼けた遺体の所見を求められたジェーンは、遺体が誰であるか推理する。被害者は以前ジェーンが逮捕に関わり、現在は仮釈放中の身だった。ジェーンが強制して自白させたという見方から無罪判決になる可能性があっため、リードはジェーンが犯人ではないかと疑っているのだ。
ジェーンは自分の部屋に偽のレッド・ジョン候補者リストを貼りつけていたが、今回の被害者はその中の1人だとリズボンに明かす。2人はFBIが怪しいのではと考え、偽リストの他の候補者たちに警護を手配した。
2人が偽候補者の1人の家を訪ねるとそこには血溜まりが残されており、既に何者かに誘拐された後だった。
第5話「赤いタトゥー」
ホテルで男性が「あいつに刺された」と言い残し死亡した。現場に向かうジェーンたちの元にビジュアライズの関係者が現れる。被害者はビジュアライズの信者だったのだ。リズボンは断るが、彼らから渡された手紙には副知事からの、教団員を捜査に協力させるようにという指示が書かれていた。教団員はジェーンにレッド・ジョンについて探りを入れ、近いうちに報いを受ける、と脅す。
捜査を進める中、ホテルの近くで新たな事件が起こる。被害者は車内で射殺されており、その助手席に血の付いたナイフがあったことから、彼が最初の被害者を刺したと推測された。しかし、様々な矛盾が生じ事件は混迷していく。そんな中捜査でチョウと出会った女性が本部にやって来て、彼をコーヒータイムに誘う。それを見たジェーンはリズボンに「事件が解決した」と言い、2人のデート現場に割り込んだ。
第6話「地獄の炎」
レッド・ジョンには左肩に丸が3つのタトゥーがあることが分かり、これからの方針を話し合うメンバーたち。レッド・ジョンのタトゥーの存在を掴んだことはまだ本人に知られていないが、候補者の肩を1人ずつ調べるとこちらの手札がバレてしまう。そのため候補者全員を一気に同じ場所に集めようと画策する。候補者たちにレッド・ジョンのことで進展があったと伝えると、行方不明の1人を除く全員が集まることを承諾した。あとは行方不明の1人、スタイルズを捜すのみとなる。
スタイルズは昔起こした事件でFBIから追われる身となり、隠れて暮らしていた。彼がエクアドル領事館に潜んでいることを突き止めたリズボンたちは、ヴァンペルトを説得に向かわせたが、上手く行かない。ジェーン自ら説得に向かうと、そこでスタイルズが病に侵され余命が少ないことを知る。
第7話「偉大なるレッド・ドラゴン」
爆発の直後、リズボンは駆けつけた警官たちに的確な指示を与え、自身はジェーンを捜すため中へと入っていった。リード・スミスを見つけたリズボンはすぐに救助が来る、と励ましの声を掛けるが、スミスの肩にタトゥーがあることに気が付く。咄嗟に銃を向けるが、スミスも近くの銃を拾って発砲する。彼女はスミスの腹に一発当てたが逃がしてしまった。追う途中でバートラムを見つけ、スミスがレッド・ジョンだと伝えると、彼は応援を求めて部屋から出ていった。その場には意識不明で倒れているジェーンがいた。
病院に運ばれたジェーンは意識はないものの、傷は浅かった。リズボンはチョウから爆発で候補者の3人、スタイルズ、ハフナー、マカリスターが死亡したことを聞く。
第8話「レッド・ジョン」
FBIによってCBIが閉鎖されてしまった。リズボンたちはFBIの責任者アボットに事情聴取のため呼び出される。だがジェーンは呼び出しに応じず、バートラムと電話していた。この電話をFBIに傍受されたことで、ジェーンにも逮捕状が出され追われる身となる。
リズボンとジェーンが公園で会い、いつも通り軽口を叩き合う中、バートラムからジェーンに2度目の電話がかかる。会って話そう、と持ちかける彼に、ジェーンは自身の妻子の眠る墓地で会うことを提案した。
実はリズボンもFBIから監視されており、ジェーンの居場所を暴かれてしまう。ジェーンは何とか追手を振り切ろうとするが、遂に囚われる。ジェーンはアボットに1時間後に必ず出頭するから猶予が欲しい、と懇願するが許されない。その時リズボンやCBIの仲間たちがジェーンを助けようと現れる。
第9話「青い楽園」
ジェーンとレッド・ジョンの戦いが終わり2年が経過し、署長となっていたリズボンの元にFBIのアボットが訪ねて来る。ジェーンは現在殺人罪諸々で追われる身であり、アボットは彼の行方を聞きに来たのだった。しかしリズボンは彼と連絡は取っていない、と突き返す。
一方ジェーンは外国におり、街の人々とも会話を交わして気楽に暮らしている様子。ジェーンはリズボンに度々手紙を送っていた。実は連絡を取り合っていた2人。ある日彼は行きつけの店でアメリカ人の女性と出会う。彼は英語の得意な話し相手が欲しかった、と積極的に彼女に話しかける。
アボットはジェーンの居場所を特定し、彼のいる国へ追ってくる。ホテルに着くと店員にジェーンの写真を見せ聞き取りを始めるが、店員は口を割らないどころかむしろジェーン行きつけの店に電話をかけ、追手が来たと知らせてくれた。
第10話「緑の屋上庭園」
国を脅かす事件が発生したためジェーンの力を借りたい、とフィッシャーがリズボンに彼との仲介を頼む。リズボンは渋々彼が囚われている施設へ向かい、事件を手伝わせることに成功する。拘束中の身で捜査に参加することになったジェーンだが、フィッシャーに傍から離れないよう注意されたにも関わらず逃亡してしまった。ジェーンに逃げられたフィッシャーはリズボンと共に彼に呆れ2人して苦笑しあうのだった。
逃げたジェーンはアボット宛てに”極秘”と書いた手紙をポストに投函し、購入したスプレー片手に地面に何かを書き始める。所変わってオフィス。彼の行方を探しているチョウの所へ分析官のワイリーがやって来て、地面に大きく”Jane”と書かれた画像を見せた。これがジェーンが先ほどスプレーで書いていた文字だった。チョウがアボットに報告したことで、再びジェーンは拘束される。
第11話「白線」
ジェーンとリズボンはFBIで働くことになり、麻薬取締局の事務所が襲撃され、捜査官たちが殺された事件に臨む。現場を見たジェーンが事務所の鏡の位置の違和感を伝え、チョウが鏡を確認すると隠しカメラが見つかった。驚いた様子のアボットにニヤリとするリズボンとチョウ。ジェーンも満足そうだ。
事件は麻薬組織の報復らしいが、ボスは不明。ジェーンはボスと思われる男の写真を見るが、男ではなく共に写っている女性が気になった。既に彼女にも事情聴取を行ったが、情報は得られなかったという。ジェーンは彼女に会い行くが、彼はなんとナンパを始め、彼女の電話番号を手に入れた。
一方隠しカメラの映像から襲撃犯の3人が特定される。根城に向かったリズボンたちが見たものは、喉を掻き切られ撃たれた襲撃犯3人の死体だった。
第12話「金のハンマー」
ある男が、パンツ一丁で車を暴走させ、意味の分からない言葉をわめいて自分の職場で心不全を起こして死亡した。彼の体内からは睡眠薬、MDMAなどのドラッグが多数検出され、オーバードーズによる事故死か自殺と思われた。しかし彼には今まで薬物の使用歴がなく、さらには国防総省の極秘事項が絡んだ仕事をしていたことも分かり、殺人の可能性が浮上する。
死んだ男の自宅に向かったジェーンはそこで、所々アルファベットに丸が付けられている新聞を見つける。彼は早速暗号を解読し始めた。被害者の会社に向かったリズボンは、被害者は周囲の人たちから好かれていたが、会社の中にデータ窃盗犯がいると疑っていたことが判明する。
一方ジェーンの暗号解読はなかなか進まず、チョウを呼び共に考え出した。ワイリーにも協力してもらい、遂に暗号の示す場所を発見する。
第13話「黒いヘリコプター」
メキシコでアメリカの公選弁護人の遺体が発見される。殺害方法に特徴があったことから何らかの処刑スタイルを連想させるが、血痕が現場に無いため殺されたのは別の場所のようだ。現場を見たジェーンは、被害者の職業と服装・腕の天秤のタトゥーが合っていないことに疑問を覚え、どこかに潜入するために変装していたのだと看破する。しかし理由が分からない。地元警察によると被害者にはメキシコへの入国記録もない。
ジェーンたちは被害者がどのようにメキシコに入国したのかを探る。しかし捜査の最中、ジェーンは忽然と姿を消してしまった。数時間後フィッシャーの元に彼から、被害者がどうやってメキシコに入ったか分かった、自分のGPSを辿ってほしい、と電話が入る。
第14話「灰色の水」
リグスビーとグレースが帰宅すると、突然銃を持った男に襲われた。何とか難を逃れたが、この出来事と以前の事件は同一犯の可能性が高いため、正式にFBIの捜査が始まった。リグスビー夫妻もFBIのコンサルタントとしてチームに入る。CBIに恨みを持つ人間12人が絞り込まれるが、候補者が多いため効率が悪いと、その場にいたメンバー1人ずつが直感で怪しいと思った5人を選びだした。
着々と容疑者が絞り込まれる中、容疑者は1人に絞られたが、確証がない。頭を抱えるチョウの所へリグスビーが焦った様子でやってくる。省いたはずの容疑者の1人が長時間家から移動せず、電話にも出ないというのだ。チョウとリグスビーは容疑者宅に向かいドアを蹴破って中に入るが、中はもぬけの殻だった。グレースに危険が迫る。
第15話「白い吹きだまり」
チョウとのんだ後帰宅したリグスビーは、自分の部屋の扉が開いていることに気が付く。慌てて部屋に入るとグレースが消えていた。一方グレースは知らない地下室で目を覚ます。
FBIでは焦るアボットの元に、逃げたはずの第一容疑者ハイバックが現れた。彼は自身の潔白を証明するために来たというが、もちろん誰も信じない。激高したリグスビーは怒りで我を忘れハイバックに掴みかかるが、一向に何の証拠も出ない。どうにかグレースの居場所を見つけ出そうと捜査を続けるも、何も得られないままハイバックは釈放されてしまった。
グレースは閉じ込められている地下室から何とか脱出し外に出ると、辺り一面に雪が積もっていた。通りすがりの女性に助けられるが、それはハイバックの姉だった。銃を突き付けられ、再び囚われてしまう。
第16話「すみれの花束」
いつものオフィスの階に次々と持ち込まれる美術品の数々に、どうしたのかとアボットに尋ねるジェーン。盗品などを扱う美術品部隊のフロアが改築中のため、しばらくこの階の会議室を使うことになったという。会議室の中にはギャラリーに車ごと突っ込まれ絵画を盗まれた挙句、夫も殺されたという女性がいた。
夫を想い悲しんでいる女性を、突然入ってきたジェーンが慰める。乱入してきた彼に驚く美術品部隊の面々だが、ジェーンの高い評判を知っていたため捜査への協力を依頼した。殺人事件の捜査として、アボットのチームも参加することになった。
窃盗グループの内、容疑者1人は割れているが話を聞こうとするとすぐに弁護士を呼んで黙秘するため、手が出せないという。容疑者の情報を聞いたジェーンは楽しそうに作戦を話し始めた。
第17話「銀の翼が時を越え」
バス停で爆発が起き1人が死亡したため、現場にやって来たアボットたちはテロの方向で捜査を始めようとしていた。だがジェーンはバス停でのテロなら大勢が対象のはずなのに、死んだのは1人、これは殺人だと主張する。強固テロの可能性を主張するアボットだが、爆弾チームの捜査官の言葉でジェーンの説が正しいと証明された。
被害者は10年以上前女性を殺し、死刑執行を間近に控えている死刑囚クルーズと関係があることが判明。さらに彼はクルーズの無罪を証明しようとずっと動いていたのだった。クルーズに面会に行き、被害者の死を伝えるアボット。被害者は数日前に彼と面会し、朗報はあるが確信ができたら言う、と話していたのだった。クルーズと話したアボットは、彼が本当に無実ではないかと直感した。
第18話「緑の森」
国有林で女性の遺体が発見されたと連絡を受けたジェーンとリズボン。しかしリズボンは美術品部隊のパイクとディナーの約束をしており、間に合うのか不安そうだ。察したジェーンはフィッシャーに頼み、ヘリを飛ばしてもらう。
現場に到着したジェーンは被害者はハイキングによって転落したわけではないと推理し、被害者の所属するクラブに犯人がいると確信する。クラブの支配人に話を聞くと、そのクラブの会員は上院議員などの成功者ばかりで、敷地内では携帯の使用は禁止、女性の客はいないという。リズボンは殺された女性の写真を支配人に見せるが、記憶にないらしい。ジェーンがカマをかけるが効果はない。
捜査を進める中で被害者はエスコート嬢だと判明、彼女がいた売春組織は”釣りクラブ”と呼ばれていた。一方失踪中の容疑者は、胸に銃弾を浴び死んでいるのが発見される。
第19話「茶色い目の少女たち」
ジェーンが外をぶらついていると、紙袋を持って急いで歩く大男とぶつかってしまった。その拍子に紙袋の中身が散らばり、謝りつつも拾うのを手伝うジェーン。しかし男は言葉少なく慌てて物を拾うと、急ぎ足で去っていった。ジェーンはその男の挙動と紙袋の中身に違和感を覚え、尾行しながらリズボンに電話する。彼女はパイクとデート中だったが、ジェーンから誘拐事件だと言われて急いで彼と合流。しかしジェーンが男の持っていた紙袋の中身から誘拐事件だと推測しただけだと知って不機嫌に。
結局ジェーンに説得され、2人で大男が入って行った家へと向かう。外から問いかけると、奥から女性のうめき声がした。リズボンは銃を取り出し家の奥へと入ると、そこには撃たれて血だらけで横たわる女性がいた。女性はジェーンが励ます中亡くなってしまう。
第20話「白いテーブル」
ジェーンはレッド・ジョン殺害の件で召喚状が出ていたが、無視したため逮捕されてしまう。しかしこれはギャングのボス、アカルドを逮捕するためにアボットとジェーンが仕組んだおとり捜査だった。陪審員の誰かがアカルドに買収されている疑惑があるため、誰が買収されているか特定するために協力するよう、司法長官から依頼されたのだ。無事買収された人間をあぶりだしたジェーンは次に、自分の殺害指示を出させることでアカルドを捕まえよう、とアボットに提案する。
その晩フィッシャーと共にアカルドがいるクラブへと出かけたジェーンは、彼の婚約者と仲良くなり、その様子をアカルドに見せつける。それを見て怒った彼をさらに挑発した後すぐに殺されないよう他の客の前でひと芝居打ち、クラブを後にした。
第21話「黒い取引」
臓器を抜かれ、手の甲には共通してハートマークが書かれた3人の女性の遺体が医療センターで見つかった。今回も今まで追ってきた人身売買組織の仕業と考えられ、捜査が開始された。
本部に戻り捜査を進めるチョウたちだが、中々しっぽを掴めない。そんな中手がかりだった人間も監房で刺されて殺されてしまう。諦めずにワイリーが医療センターの関係者を調べ直すと、新たな手がかりが見つかった。リズボンとジェーンは手がかりであるリドリーの会社を訪れ話を聞くが、一筋縄ではいかない。ジェーンが挑発しても効果はなかった。
ジェーンたちが帰った後、リドリーは手下に電話を掛けていた。彼は医療センターの遺体が見つかったせいでFBIがきた、医療センターの責任者を殺せ、と指示を出す。
第22話「青い鳥」
学生寮で学生が奇妙な状態で死んでいるのが発見され、ジェーンはチョウと共に捜査に向かい、そこでチョウからリズボンのDC行きが決まったと聞く。口だけで実際は行かないだろうと考えていたジェーンは激しく動揺するが、事件はあっさり解決してしまう。いよいよ彼女がDCに旅立つ前日、迷宮入りだった事件の犯人から手紙が届き、異動は延期になった。リズボンはジェーンと共にマイアミへ向かう。
ホテルのフロントで夕食での正装を求められたリズボン。服を持って来ていないためルームサービスにする、と断り彼女が部屋に入ると、ベッドに3着のドレスが並べられていた。ディナーのために部屋から出てきた彼女は、ジェーンの送ったドレスを着ていた。美しい姿にジェーンは幸せそうに笑い、リズボンも嬉しそうにしていた。しかしフロントの女性との会話で、手紙はリズボンを引き留めるためにジェーンが書いたと判明する。
海外ドラマ「メンタリスト」シーズン6 感想
話数はたっぷりあるのに4割も消費しない内にいきなりレッドジョンとの因縁、終了です。その後も事件はもちろんありますが、ジェーンが過去を断ち切ってリズボンと結ばれるまでが並行して描かれます。因縁の相手との対決ではなく、その後メイン2人が幸せになるまでをじっくり描き切る、という構成がなかなか斬新です。
おすすめは16話。リズボンとフィッシャーがセクシーなドレスを着ていて、いつもの地味なスーツと違って女優さんの美しさが際立ちます。しかしそこで美術品部隊のパイク捜査官がリズボンに惚れてしまい、猛アプローチです。それを邪魔しちゃ悪いからと見送るジェーン。デートを重ねるリズボンに口では楽しんでと応援するものの寂しそうなジェーン。本当は止めてほしい、と匂わせながらもDC行きの件を伝えるリズボンに「君には幸せになってもらいたいんだ」と伝えるジェーン。2人共とてもまだるっこしかったですが、結ばれてよかった。
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