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海外ドラマ「ハンニバル」シーズン2あらすじ紹介

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン2 あらすじ

シーズン1でアビゲイルを守るために、アビゲイルの父を撃ち殺した事から全ては始まっていた。無実の罪で精神障害犯罪者病院に入れられてしまったウィル。何度も裁判や面会で「ハンニバルが犯人」と主張しても、証拠が見付からず信じて貰えない。

その一方で、切り裂き魔による残虐な殺人事件は次々と起こっていた。ジャックは、病弱な妻を支えながらも、何としてでも犯人を突き止めたいと思っているが、なかなか進展せずに苛立ちを隠せなかった。

相変わらず人を殺しては人肉料理を優雅に堪能するハンニバル。人殺しや被害者を食べる事を楽しみ、決して証拠を残さない。ジャックは、ウィルを捕まえる事はできるのだろうか・・・。

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン2

第1話「懐石」

物語は、ハンニバルとジャックが激しく荒そうシーンから始まる。お互いが何かを察して乱闘が始まるが、銃を向けたジャックよりもナイフ1本で立ち向かったハンニバルにやられてしまう。

コトは12週間前。ウィルは、精神障害犯罪者病院にいた。面会に来たハンニバルは「私達は友人」と伝えたが、ウィルはハンニバルの本性をいつか暴いて見せると言い放った。ウィルが逮捕された事で捜査からは外れ、ウィルの代わりにハンニバルがFBIの捜査に協力する事になった。いくらウィルが訴えても、この時まだ誰もハンニバルを疑ってはいない・・・。

とある川に、腐敗した遺体が数体発見された。捨てられた遺体からは大量のヘロインが見付かり、車で行方不明になっている事が共通していた。カッツ捜査官は、行方不明者の写真をウィルに見てもらうと、被害者の肌の色がそれぞれ少しづつ違っている事に気付き、「まるで色見本のようだ」と言った。

この言葉が意味するものとは・・・。

第2話「先付」

ウィルの予想通り、犯人は被害者の事を人間ではなく「色」でしか見ていないようだ。たくさんの被害者をヘロインで殺害し、腐敗が進まないように樹脂でコーティングした。そして、人間同士を縫い合わせ、まるでアート作品のように倉庫に保管していたのだ。

FBIの調査により、犯人が持つ「アート倉庫」を見付けたが、ウィルが予想する逃げ出したはずの1体の場所に新たな遺体が埋め込まれていたのだ。なんとその新たな1体の遺体は、このアートを作った犯人で、それを埋め込んだのがハンニバルだったのだ。

ハンニバルを担当していた精神科医は、これ以上はハンニバルを担当出来ないと思い、辞任した。そしてウィルに面会しに行き、ウィルの言う事を信じると言い放った。

第3話「八寸」

ウィルの裁判が始まった。裁判では、アビゲイルを父親から守って撃ち殺した時に父親の考え自分に入って来て、アビゲイルを含む女性4人を無意識のうちに殺害した罪だと言い放たれた。呆然と立ち尽くすウィルの前に登場したジャックは、「ウィルは本当は捜査を嫌っていたが、自分が無理にやらせてしまった」と証言してくれた。

何度も繰り返されるウィルの裁判。一点だけを見つめて、ただただ話を聞いているだけのウィルに対して、裁判官は次から次へと責めた主張をしてくる。さんざん、自分を追って来てはありもしない内容で記事を書いてきた新聞記者のフレディは、ウィルこそが犯人なんだと証言台に立った。

フレディの次に自ら証言すると立ち上がったのはハンニバルだった。しかし、ハンニバルは言葉巧みにウィルを傷つけずに不利にさせて、後味の悪いまま裁判は終了した。

そして翌日、判事が変わり果てた姿の遺体で発見されたのだった。

第4話「炊合せ」

カッツ捜査官は、「アート倉庫」の写真を手にしてウィルの元を尋ねた。ウィルは、人間アートの中心にいる人物がこのアートの犯人で、その考えを知り尽くした別の人間が犯人を中心に埋め込んだのだと言う。そしてその人物こそがハンニバルなんだと主張するが、カッツ捜査官は証拠を掴めずにモヤモヤしていた。

一方、とある山奥で変死体が発見された。脳と眼球が取り除かれた遺体の表面には、ハチの巣で覆われていた。捜査官たちが調べているうちに、また被害者が出てしまう。犯人は、ハリ治療をする人間で、治療中に殺人して放置し、蜂が好む環境をわざと作ったのだ。

ジャックの妻ヴェラは、末期がんの進行を止める事は出来ずに絶望していた。そんな妻を元気づけるように、ジャックは新たに見付けた治療法を進めるなどしたが、ヴェラには届いていなかった。このままガンで死にたくないと思ったヴェラは、ハンニバルの元で安楽死を望んだ。

一方、ウィルから、ハンニバルには絶対に近づいてはいけないと伝えられていたカッツ捜査官だが、どうしても信用できずにハンニバル宅に忍び込んだ。すると冷蔵庫や地下室から、証拠が見付かる。

驚いたカッツ捜査官だったが、後ろを振り返ると、そこには・・・。

第5話「向付」

ハンニバルが一連の犯行の犯人だという証拠を掴んだカッツ捜査官だが、ハンニバルに見付かってしまい、変わり果てた姿の遺体で発見される。

ジャックと共に特別な許可を貰って遺体を見に行ったウィルは、これまで一緒に仕事をしてきた仲間が酷い姿になってしまったのを目の前にして、絶望した。

ウィルは、新聞記者のフレディを呼んで面会した。これまでの事件についての見解を細かく話し、ウェブサイトに載せてほしいと交渉した。取り引きを成立させ、ウィルの記事が掲載されると、ウィルを崇拝する人間が協力したいと名乗り出てきた。

その人物に「ハンニバルを殺してほしい」と頼み込んだウィル。そして室内プールでハンニバルを殺しかけたその時、ジャックが発見して助け、ハンニバルは命拾いしたのだ・・・。

第6話「蓋物」

ウィルの事を崇拝している男に殺されかけたハンニバルは、もう捜査には関わりたくないとジャックに話した。そして、食事会を開くため、ぜひ参加してほしいと言った。

それと同じタイミングでまた変死体が発見される。綺麗な花が咲いた大きな木の根が、体中に埋め込まれていた。肺以外の内臓は全て取り除かれていた。

ジャックはハンニバルの食事会に顔を出した。出された料理を見ると、人肉のように見える。ジャックは料理を持ち帰って調べたが、使われていたのは牛や豚肉で、人の肉は使われていなかった。

その代わりに、別の事件で発見された遺体が吊るされていた糸から、犯人の居場所の証拠が見付かった。ジャックはその場所へ行ってみると、行方不明になっていたかつての部下が監禁されていた・・・。

第7話「焼物」

ジャックのかつての部下ミリアムが発見されたが、彼女にハンニバルを面通しさせてみたものの、彼は犯人ではないと言った。納得できないジャックは、釈放されたウィルと共に、ミリアムが監禁されていた現場へ行く。ウィルは、現場の証拠から考察し、おそらく切り裂き魔は花の咲いた遺体を自分のアート作品だと言い放った。

ミリアムは、ハンニバルに監禁されている間に脳に刺激を送られて記憶を失っていた。その為、ハンニバルの顔や声はもちろん、自分がこれまで何処で何をされたのかすら覚えていなかった。

一方、チルトン博士が帰宅すると、地下室に下半身のない遺体が放置されていた。慌てたチルトンが逃げようとすると、そこにはハンニバルが立っていた。薬で眠らされたチルトンが目覚めると、駆け付けたFBIの遺体が2体も転がっていた。ハンニバルにハメられたチルトンは、精神障害犯罪者病棟に送られた。

しかし、チルトンを面通ししたミリアムは、「コイツが犯人」とパニックになり、銃を撃ってしまった・・・。

第8話「酢肴」

とある牧場で、死んだ馬のお腹から女性の遺体が見付かった。遺体は行方不明になっていた女性で、手首に痣がある以外には特に目立った外傷はなかった。しかし、司法解剖すると咽喉に何か土の塊のようなものがあり、体内からは生きた鳥が発見された。

一方、再びハンニバルのカウンセリングを再会したウィル。これまで、ウィルはハンニバルが切り裂き魔だと主張してきたが、チルトンが逮捕された事でハンニバルに興味が湧いて来たといい、ハンニバルの近くでその証拠を探す事にした。

馬のお腹に女性の遺体を入れた犯人と思われる人物が特定したが、証拠を掴めずにいた。しかし、ハンニバルとウィルが牧場に行くと、馬の遺体の腹部を縫い合わせるピーターを見付けた。彼は、かつて自分の愛する馬や鳥に酷い仕打ちをした犯人が許せず、同じ思いをさせるために馬の遺体の中に犯人を閉じ込めたのだ。

そして、生きている犯人が馬のお腹から出てきたところをウィルとハンニバルが確保した。

第9話「強肴」

ある日、トラック運転手が突然何者かに殺された。内臓が剥きだしの状態で発見された遺体は、誰かに捜査された動物の仕業でないかと推測された。

別の日、山で若いカップルが突然襲われた。トラック運転手の時と同じ犯行で、鋭い牙のようなもので紙殺されていた。現場の証拠から想像したウィルの考えは、「獣の仕業ではなく、獣になりたい人間の仕業」だという。野獣のような鋭い牙を作り、それを身にまとった人間の犯行だと言った。

ウィルの予想はもちろん正解で、この犯人は自分を獣だと思い込んで生活しているという。かつて、ハンニバルの元でカウンセリングを受けていた患者だ。

するとハンニバルは犯人の元へ行き、犯行を促す声かけをした。さらには、次の被害者にウィルを殺すよう指示をした。ウィルは、買っている犬の様子がいつもと違う事から、犯人がこちらへ来ている事に気付く。自宅へ突撃された時に、銃を構えていたウィルは犯人を撃ち殺し、自分は死なずに済んだ・・・。

第10話「中猪口」

獣になりきった殺人犯を撃ち殺したウィルの自宅に、あとからハンニバルが来た。遺体は博物館の化石と一体化して発見された。恐らく、死んだ犯人を分解して博物館に飾ったのは、ハンニバルがやったのだろう。

一方、ハンニバルの元に若い女性の患者が訪れた。彼女の一家は、珍しい豚を作る仕事だが、兄の異常な交配の仕方や虐待に悩み、カウンセリングを受けていた。ハンニバルは、直接この兄の元へ訪れ、良ければ自分のところへカウンセリングをしに来てほしいと伝えた。

そして、ついに・・・。ハンニバルを殺す事まで考えたが、近くで一緒に仕事をし、常に行動を共にしているうちに考えが似てきてしまっていたウィル。殺人現場をフレディに目撃されてしまったウィルは、殺してからハンニバルと共に食べのだ。

第11話「香の物」

ウィルは、気付けばハンニバルと料理を堪能するようになっていた。それでもハンニバルはとても危険な人間だからと、ハンニバルの恋人で、友人のアラーナに銃を渡しておいた。しかし、フレディ殺害についてもアラーナはハンニバルの事は疑わず、ウィルの犯行だと疑っていた。

ハンニバルの患者で豚の交配をしている家の女性マーボと身体の関係をもったウィル。やがて、彼女の妊娠が判明し、ウィルは父親になる事になった。しかし、それに気付いた頭のおかしい兄が、マーボを誘拐して闇医者に子宮摘出の依頼をした。激しく怒ったウィルは、マーボの兄に殴りかりに行った。銃を向けて殺そうとしたが、やめておいた。

一方、フレディを殺したのがウィルだと思っているアラーナは、いい加減目を覚ましてほしいと泣きながらジャックを責めた。どうしても引き下がらないアラーナに対して、ジャックは仕方なく別室に連れていく。なんと、そこには死んだはずのフレディがいた。どうやらフレディは生きていたのだ・・・。

第12話「止め腕」

ウィルはハンニバルを逮捕する材料を集めるために、ジャックと協力してあたかもフレディを殺害したように見せかけた。さらに、獣のなりきった人間を銃殺した事については、正当防衛として話を通しておいてくれた。

マーボの兄は、ハンニバルとウィルを豚小屋に連れて行った。恨みを買っていたハンニバルが、豚の餌にされそうになった時、ウィルは気をうしなっていた。目を覚まして帰宅すると、飼い犬に自分の顔を食べさせているマーボの兄がいた。ハンニバルが強力な薬物を吸わせ、酩酊したまま自分の顔を切り刻んでいたのだ・・・。

ウィルは、直接的にハンニバルが殺害する証拠を押さえたかったが、ハンニバルは自分の手は一切汚さずに苦痛なく残虐な犯行をする。その為、なかなか証拠を出せずにいるのであった。

第13話「水物」

あと少しでハンニバルを捕まえられる・・・!ジャックがいくらそう言っても、上司には快く強力してもらえない。それどころか、ウィルとジャックは違法な事をしたと、逮捕令状が出されてしまったという。

もうどうにもならないと思ったジャックは辞職し、ハンニバルを殺しにかかった。激しく争った結果、首を深く切られてしまったジャック。そこに訪れたアラーナが助けようとしたその時、部屋の奥からアビゲイルが登場し、ハンニバルに指示されるがままアラーナを殺した。その後、駆け付けたウィルとアビゲイルはハンニバルに深く切りつけられてしまった・・・。

一度に多くの人間を殺害したハンニバル。飛行機に乗り込み、シャンパンを飲む。

全てハンニバルの計画通りに物語は終了する・・・。

感想(ネタばれあり)

まさかのラストが衝撃的すぎました!!

明らかにハンニバルを言動が怪しいのに、いくら探しても証拠が見付けられないのが本当にもどかしかったですね。途中で、殺人や人肉料理を普通に堪能しているかのようなウィルの映像は、とうとうハンニバルに影響されちゃったのかと思ってショックでした。

結果的には、それも全て含めてジャックと協力したウィルの計画でしたが、その計画ですらハンニバルにはお見通しだったのでしょう。

ジャックやウィル、アラーナ、死んだはずのアビゲイルまでもが、ハンニバルの手によって最悪の結末を迎えてしまったシーンは、本当にトラウマレベルのホラー映像でした。

シーズン3では、今度こそハンニバルを逮捕してほしいです。そもそも、ウィルやジャックは死んでしまったのか!?続きがとても気になります♪

海外ドラマ「ハンニバル」シリーズ目次

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン1あらすじ

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン2あらすじ

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン3あらすじ

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