海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン5あらすじ
終着駅では、住民たちが訪れた人々を殺害し、人肉を食べていました。そこに捕らわれたリックたちを救ったのはキャロルでした。彼女が孤軍奮闘し、無事にリックたちは助かります。
終着駅を後にした一同は、ゲイブリエル神父がいる教会へ。教会でボブが終着駅の襲撃を受け死亡。リックたちは復讐をした後、病院に連れ去られたべスの救出に向かいます。一方、エイブラハムたちは、ユージーンをワシントンへ連れて行こうとしますが、道中で彼が嘘をついていたと判明します。
リックたちは無事にべスの交換取引を成立させますが、結局彼女は殺されることに。
居住地を求めて旅するリックたちがたどり着いたのは、住民たちが安全に生活を送るアレクサンドリア。そして、モーガンがついにリックと再会します。
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン5
第1話「食うか食われるか」
キャロルとタイリースは終着駅の住民マルティンを捕らえ、リックたちが終着駅に捕らわれていることを知るのです。マルティンによれば、終着駅の目的は人々を殺害して、人肉を食すこと。タイリースはジュディスと残り、キャロルが一人でリックたちを救いに向かうことに。
リックとダリル、グレン、ボブは殺戮部屋へと連れていかれます。グレンが殴られる寸前、外で爆発が起こります。キャロルがロケットを放ったのでした。爆発に生じて、リックたちは多くの終着駅の住民を殺害し、ほかのメンバーの救出に成功。
リックは復讐を望みますが、ほかのメンバーが放っておくよう説得します。
キャロルがグループと再会を果たし、タイリースとジュディスのもとへ連れていくのです。
第2話「暗闇からの視線」
グループが旅を続けている途中、彼らはゲイブリエル神父をウォーカーから助けます。彼はグループを教会へ連れていくのです。ゲイブリエルは人間どころか、ウォーカーも殺したことがないと言います。親切ながらも、リックはゲイブリエルが何か隠しているような気がしています。
エイブラハムは、ユージーンをワシントンDCへ連れていけるバスを発見。ゲイブリエルが近くに食糧庫があるというので、リックはサシャとボブ、そしてゲイブリエルと共に調達へ向かうことに。
キャロルとダリルが周辺調査していると、ダリルはべスをさらった車を発見します。ふたりは追跡を開始するのです。
森を歩いていたところ、ボブは終着駅の生き残りに誘拐されます。そして、ギャレスはボブの足を食らうのです。
第3話「神の裁き」
ギャレスは穏やかにボブに話しかけます。しかし、ボブが食料調達の際に、ウォーカーに噛まれたことを明かすのです。ギャレスのグループはパニックになります。
サシャは、ゲイブリエルがボブを誘拐したと責めます。ゲイブリエル神父は、ウォーカーから逃げる信者が来たとき、ドアを開けなかったと告白。しかし、ボブのことは何も知らないと言うのです。グループは、外で放り出されたボブを発見します。そして、終着駅の生き残りを倒すことにするのです。
エイブラハムは、グレンとマギー、タラがワシントンDCまで来るという条件で協力します。リックたちは終着駅を圧倒。ギャレスが殺さないでくれと頼むものの、リックはナタで彼を殺害。ボブを埋葬した後、エイブラハムはリックに行き先を示す地図を渡し出発。
その晩、ダリルが謎の男と共に戻ってきました。
第4話「朽ち果てた街で」
べスが目を覚まします。彼女はアトランタにある病院にいました。病院は警察たちにより守られており、リーダーは女性警官ドーン。警察たちは病院を安全な場所にしている一方、麻酔なしの治療をさせるなどの凶暴な一面もありました。
べスは警察たちに反抗的な態度をとります。そんなべスの友人になったのがノアという青年でした。理不尽にノアが警察に殴られたことで、ふたりはともに逃亡することを決意します。
足を負傷しながらもノアは逃亡に成功。しかし、べスは途中で警察たちに捕まってしまうのです。べスはドーンに暴力を振るわれ、医者を殺すように指示されます。ちょうどそのとき、ひとりの患者が病院に運ばれてきました。
べスが目を向けると、それは意識を失ったキャロルだったのです。
第5話「愚直な前進」
エイブラハムのグループは、ワシントンDCを目指し、北へ向かっています。バスはすぐに故障し、修理をすることに。その間、ウォーカーが迫ってきました。タラがユージーンを促し、彼は初めてウォーカーを殺します。
その後、ユージーンはタラに、彼がバスの燃料の中にガラス片を入れたと告白するのです。再び、ワシントンへ向かっていると、彼らは大量のウォーカーの群れと遭遇します。そのまま前進するべきと言うエイブラハムと体制を整えるべきと言うグレンは口論に。
ふたりが口論している間、ユージーンはある秘密を告白するのです。なんとユージーンは科学者ではなく、世界をもとに戻す方法も知りませんでした。彼は、エイブラハムに守ってもらうため、うそをついていたのです。
エイブラハムはユージーンを強く殴ります。ショックを受けて、エイブラハムは膝をつきます。
第6話「ふたり」
ダリルとキャロルは、アトランタへ向かう車を追っています。ふたりは幼児虐待避難所で夜を明かすことに。そこには母と娘のウォーカーがいて、キャロルは何か感じることがあったよう。そこでダリルが2体のウォーカーを倒し、燃やしました。
道中、彼らは武器などをノアに盗まれるのです。ある建物に入ると、そこでノアがウォーカーと戦っていました。ダリルは武器を取り返すと、その場を離れようとしますが、結局ノアを助けます。
ノアはふたりにべスのことを話します。病院の警察に見つからないよう、3人は脱出していましたが、キャロルが車にひかれてしまいます。そのまま、キャロルは病院に連れていかれることに。ダリルは救出しようとするものの、ノアが病院で手当てを受けさせるべきだと言うのです。そこでふたりは一旦、リックたちのもとに戻ることにします。
第7話「救出作戦」
リックとダリル、タイリース、ノアはアトランタへ向かい、キャロルとべスの救出作戦を立てていました。彼らは2名の警察を人質にした交換作戦を目指します。結局のところ、彼らは3人の警官を捕らえるのに成功。しかし、そのうちのひとりがサシャの隙をついて逃走。
ユージーンは失神しています。ロジータがエイブラハムに水を飲むようにいいますが、エイブラハムは怒り、ボトルをはらうのです。マギーがエイブラハムに銃を向けて、その場は落ち着きます。
病院では、ドーンがキャロルを生かすか殺すか迷っています。彼女は医薬品の無駄遣いだと感じていました。警官たちはキャロルをそのまま死なせることにしますが、ドーンが隠れてべスに治療するように言うのです。
第8話「人質交換」
一度教会を抜け出したゲイブリエル神父が戻りますが、彼は大量のウォーカーを引き連れてしまうのです。そのとき、エイブラハムたちが到着。彼らは全員アトランタへ向かうことに同意します。
病院では、ドーンと男性警官が口論していました。口論は取っ組み合いに代わり、そばにいたべスが男をエレベータから突き落とすのです。その後、ドーンはベスとふたりきりで会話をし、ノアは戻ってくると言います。
リックは、キャロル・ベスと捕らえた警官の交換をするよう交渉します。リックたちは病院内に入り、無事にキャロルとべスが戻りました。しかし、ドーンがノアを要求。ノアは争いを避けるため、ドーンのもとへ。
べスは怒り、ドーンを刺します。すると、ドーンは反射的にべスの頭を銃で撃ち、ダリルがドーンを殺します。警官が争いを収め、リックたちは退散。べスの死体を運ぶダリルを見て、マギーは泣き崩れるのです。
第9話「弔いの帰郷」
リックたちはバージニア州へ向かっています。そこにノアの家族がいる可能性があるのでした。到着するものの、街は見るも無残な姿に。ノアは泣き崩れますが、それでもメンバーたちは家の中を捜索します。
ノアとタイリースが家の中を探していると、タイリースは腕をウォーカーに噛まれてしまうのです。ノアが彼を助けるものの、タイリースは瀕死の状態。タイリースはべスやリジー、ミカ、総督などの幻覚を見ていました。
幻覚の中で、人々はタイリースに色々なことを話しかけるのです。ほかのメンバーが到着し、すぐにミショーンがタイリースの腕を切断します。しかし、時すでに遅し。タイリースは死んでしまいました。グループはタイリースを埋葬して、旅を続けるのです。
第10話「乱れる心」
グループは定住できる地を求めて旅を続けます。彼らは空腹や悲しみ、絶望などに苦しんでいました。
彼らは道路で水の入った一本のボトルを発見します。いかにも怪しいので、喉は乾いているものの、ボトルを手にしません。そしてリックたちは、迫る嵐をしのげそうな小屋を発見します。
メンバーが休んでいると、ウォーカーが小屋の中に侵入しようとしていました。みんなでドアを強く閉め、なんとか危機から逃れました。
翌朝、マギーとサシャは太陽が昇るのを見ながら、座って会話をしていました。そのとき、彼女たちの前にアーロンという男が現れるのです。アーロンは、グループのリーダーに会いたいと言います。そして、アーロンは「リックに会いたい」と言い、彼女たちを驚かせるのです。
第11話「不審な男」
マギーとサシャは、アーロンを小屋へ連れていきます。アーロンは「アレクサンドリア」という発展していて安全なコミュニティがあると言います。彼はリックたちのコミュニティへの参加を望んでいました。
リックは彼を信じていません。ウッドベリーでの出来事がトラウマのようになっているのでした。しかし、ミショーンの説得もあり、グループはコミュニティを見に行くことにします。
リックたちはアーロンを縄で縛り、移動することに。遠くで信号弾が発砲されたとき、アーロンは縄をほどくように訴えるのです。その場所へ向かうと、アーロンの恋人エリックが足を骨折していました。無事にエリックを救出し、彼らはアレクサンドリアへ足を踏み入れるのです。
第12話「居住審査」
アレクサンドリアのリーダーと会う前、リックたちは武器を渡すように言われます。武器を渡した後、リーダーのディアナとの個別面談が実施されました。そして、彼らを引き受けるかどうかの最終決定が下されるまで、アレクサンドリアの住宅で休むように言われるのです。
各々シャワーを浴びて、身なりを整えますが、なぜかダリルだけシャワーを浴びるのを拒否。キャロルがダリルにシャワーを浴びるように小言を言います。その晩、万が一に備えて、リックたちは同じ家で眠ることに。
アレクサンドリアの住民たちはウォーカーの扱いに慣れていませんでした。ウォーカーを殺すリックたちのやり方に不満を持つものも出ます。
ディアナは信頼の証に、リックとミショーンに警官になるよう頼みます。しかし、リックはキャロルに必要であれば、彼らがコミュニティを乗っ取ると伝えるのです。
第13話「偽りの笑顔」
サシャがコミュニティになじめていません。アレクサンドリアの住民のリラックスした雰囲気に耐えられなくなっています。
リックとキャロル、ダリルの3人は壁の外で、武器を盗む計画を立てています。彼らはコミュニティの、危機管理の低さと経験不足を心配していました。そこに、額にWと彫られたウォーカーと3人は遭遇します。
ダリルとアーロンは、森で馬を発見し、コミュニティに連れ帰ろうとします。しかし、ウォーカーが馬を襲ったので、やむを得ずに馬を殺すことに。夜、アーロンとエリックは、ダリルをディナーに招待にします。アーロンはエリックを危険から守るため、ダリルに新たな仲間探しのスカウトになるよう頼みました。
キャロルはジェシーの息子サムと仲良くなります。しかし、キャロルが銃を盗んでいるところを、サムが目撃。キャロルは彼が口外しないように脅すのです。
第14話「見捨てない」
エイブラハムは壁の建設作業に取り組んでいます。作業員からウォーカーを救ったことで、エイブラハムが現場を仕切ることに。
ノアとユージーン、タラ、グレンはニコラスとエイデンを連れて物資調達へ。彼らはウォーカーに遭遇します。タラがけがを負いますが、ユージーンが果敢に彼女を救出。ニコラスがパニックになったため、エイデンは死にます。また、ニコラスのせいで、ノアがウォーカーに食べられてしまうのです。
リックはピートとジェシー夫妻と会話をします。そしてリックは、ピートがジェシーと子供たちを虐待しているのではと疑うのです。キャロルも同じ意見でした。キャロルのアドバイスは、リックがピートを殺すべきというもの。
ディアナはリックのグループが、アレクサンドリアを仕切っていることに気づきます。ゲイブリエル神父はディアナに、リックたちは危険だと警告するのです。
第15話「探り合い」
ディアナは息子の死を悲しみます。ノアの死に怒っているグレンは、アレクサンドリアは生き残る方法を学ぶべきだと訴えるのです。
壁の外では、イーニッドという少女がこっそりと抜け出していました。カールは彼女の跡をつけ、ふたりで周辺を探索するのです。ミショーンとタラはサシャを発見します。サシャは兄弟のタイリースの死で、心をひどく痛めているのでした。
ダリルとアーロンは共に狩りとスカウトへ向かいます。ふたりは、額にWと彫られたウォーカーを発見するのです。
リックはピートを殺すかどうか迷っています。リックはディアナにピートについて相談します。彼女はピートについてよく知っているが、アレクサンドリアでは殺しをしないと言うのです。
ピートとジェシーが通りで激しい喧嘩をし、ディアナが仲裁します。リックは銃を抜き、ピートを殺そうとします。しかし、ミショーンがリックを殴って、気絶させるのです。
第16話「古き友よ」
モーガンがひとりキャンプしていると、オーウェンという男が銃を突きつけます。彼の額にはWの文字が。彼の仲間がモーガンを襲いますが、見事モーガンが棒術で返り討ちにするのです。
ディアナは、ピートの件に関するリックの対応についての会議を準備します。リックは決断次第で、アレクサンドリアを乗っ取るつもりでいます。
ダリルとアーロンは、ウルブスという強盗団がアレクサンドリア近くでキャンプをしていると知ります。そして、モーガンと出会うのです。
会議中、リックはコミュニティ内でウォーカーを発見します。リックはウォーカーを殺した後、ウォーカーの死体を会議場に持っていき、アレクサンドリアは彼の助けが必要だと告げるのです。
ピートが会議に乱入し、リックを殺そうとしますが、誤ってディアナの夫を殺害。ディアナはリックにピートの処刑を命じます。リックが処刑を実行したとき、ダリルとアーロン、そしてモーガンが到着したのでした。
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン5 感想
シーズン5は素晴らしかったです。ウォーキングデッドの良さがふんだんに詰め込まれていました。
多くのファンが悲しんだのがべスの死でしょう。無事に取引成立したのに、どうしてドーンに反抗したのでしょうか。彼女が身を張って救ったノアも、あっけなく死んでしまいますし、むなしさだけが残るエピソードでした。
アレクサンドリア編で気になったのはダリル。かたくなにシャワーを浴びるのを拒否していましたからね。狩りもしていたこともあり、ひとりだけ野性味あふれる存在感を放っていました。
そして、リックたちのヴィラン(悪役)感が止まりませんね。アレクサンドリア住民視点からみると、やっぱり恐ろしい存在でしょう。シーズン6では、リックたちがアレクサンドリアをコントロールするのでしょうか?