本記事は、韓国ドラマ「梨泰院クラス」全話あらすじ紹介【ネタバレあり】、と題して私の感想をふまえてのあらすじ紹介となっております。
「梨泰院クラス」シリーズ全体がわかるように1話から最終回までのあらすじをネタバレで書いています。
本編を一度見た人を対象にしております。
また、この記事は「梨泰院クラス」本編を映像で見ていない方は、ぜひ見て下さい。時間を忘れてしまうこと間違いなしです。
「梨泰院クラス」のあらすじ(ネタバレあり)
韓国のドラマ「梨泰院クラス」は、成功を夢見る若者たちが、人生に向き合い成長していく姿を描いた青春ドラマです。物語は、不運な過去を持つ主人公のパク・セロイが、自らの信念を貫きながら挑戦し、仲間たちと共に成長していく姿を描きます。
あらすじは、高校生の頃に不当な理由で退学させられたパク・セロイが、再び人生をやり直すために、自分が想いを寄せる女性が働く飲食店を設立することから始まります。しかし、その飲食店を経営するためには、権力と金にあふれる「梨泰院(イテウォン)」地区で戦いを繰り広げなければなりません。
そんな中、セロイは同じ高校の同級生であり、現在は梨泰院で成功しているチェ・ビョンフンと出会います。ビョンフンは、セロイが設立する飲食店を壊そうと企む大手フードチェーン「Jangga(ジャンガ)」の社長の息子であり、セロイとの対立が物語の軸となります。しかし、セロイは自らの信念を貫きながら、多くの仲間たちと共にJanggaと戦い、成長していくのです。
ドラマは、成長する若者たちの奮闘や、権力や差別に立ち向かう姿勢を描き、社会に立ち向かう若者たちに希望を与えるストーリーとなっています。また、音楽やファッションなど、韓国の文化に触れることができる要素も多く、幅広い世代から支持されています。
「梨泰院クラス」のキャスト
【パク・セロイ役:パク・ソジュン(朴秀竜)】
「梨泰院クラス」の主人公であるパク・セロイは、正義感が強く、信念を曲げない誠実な若者として描かれています。
高校生の頃に不当な理由で退学させられ、自分が想いを寄せる女性が働く飲食店を設立することを目指し、再び人生をやり直します。
セロイは自分の信念に従い、仲間たちと共に権力と闘いながら、成長していく姿が描かれています。
パク・ソジュン(朴秀竜)は、韓国の俳優で、「梨泰院クラス」のパク・セロイ役を演じました。
1988年12月16日生まれで、ソウル出身です。2008年に芸能界デビューし、映画やドラマに多数出演しています。
代表作には、「スキャンダル」「青春時代」「ワンダフルラジオ」「太陽の末裔」などがあります。
また、スポーツ選手出身であり、テコンドーの全国大会で優勝経験があるほか、俳優業の傍ら、バラエティ番組にも出演しています。
【オ・スア役:キム・ダミ(金多美)】
「梨泰院クラス」のオ・スアは、セロイが想いを寄せる女性で、彼が設立する飲食店で働くウェイトレスです。
金持ちの家庭に育ち、美しく気品があり、聡明で頭が切れる女性として描かれています。
セロイに協力し、彼とともに成長していく姿が描かれています。
キム・ダミ(金多美)は、韓国の女優で、「梨泰院クラス」のオ・スア役を演じました。
1993年9月28日生まれで、ソウル出身です。2010年に芸能界デビューし、映画やドラマに多数出演しています。
代表作には、「義母と娘のブルース」「天気がよければ、おしゃべりしましょ」などがあります。
また、2015年には韓国で放送されたバラエティ番組「リアルマン」に出演し、高い視聴率を獲得しました。
その後も、ドラマや映画のほか、バラエティ番組などで幅広く活躍しています。
【チェ・ビョンフン役:ユ・ジテ(劉智泰)】
「梨泰院クラス」のチェ・ビョンフンは、現在は梨泰院で成功している大企業の御曹司で、セロイと同じ高校の同級生です。
セロイが設立する飲食店を破壊するため、彼と対立します。
冷酷で自分勝手な性格で、権力や金に固執する姿勢が特徴です。しかし、セロイとの戦いの中で、自分自身を見つめ直すようになり、徐々に変化していく姿が描かれています。
ユ・ジテ(劉智泰)は、韓国の俳優で、「梨泰院クラス」のチェ・ビョンフン役を演じました。
1987年4月25日生まれで、釜山出身です。2002年に芸能界デビューし、映画やドラマに多数出演しています。
代表作には、「麗(レイ)?花萌ゆる8人の皇子たち?」「青春時代」「アリス」などがあります。
また、俳優業の傍ら、音楽活動も行っており、2009年にはソロアルバム「First Story」をリリースしています。
その他にも、バラエティ番組やラジオ番組に出演するなど、幅広く活躍しています。
【キム・トンイル役:キム・ドンヒ(金東希)】
「梨泰院クラス」のキム・トンイルは、セロイの友人で、彼と共に飲食店を設立します。
料理人としての才能に加え、誠実で優しい性格が魅力です。
セロイたちの飲食店を支える存在として、物語に欠かせない存在となっています。
キム・ドンヒ(金東希)は、韓国の俳優で、「梨泰院クラス」のキム・トンイル役を演じました。
1993年2月12日生まれで、全羅北道出身です。
2012年に芸能界デビューし、映画やドラマに多数出演しています。
代表作には、「パッチ」や「悪い男」などがあります。
また、2016年には、バラエティ番組「イケメンランキング」に出演し、そのルックスやキャラクターが話題となりました。
その後も、俳優業の傍ら、バラエティ番組などでも活躍しています。
【キム・スドク役:キム・ヘウォン(金慧媛)】
「梨泰院クラス」のキム・スドクは、ダンバルダンで調理師として働く人物で、セロイとともに店舗運営を支える存在として描かれています。
厳格で頑固な性格で、初めはセロイたちと対立していましたが、徐々に彼らを認め、協力するようになります。
また、家族のことを思い悩む姿勢が印象的です。
ユ・ジェミョン(柳承敬)は、韓国の俳優で、「梨泰院クラス」のキム・スドク役を演じました。
1969年1月15日生まれで、慶尚南道出身です。1991年に芸能界デビューし、ドラマや映画に多数出演しています。
代表作には、「キム課長とソ理事」、「トッケビ?君がくれた愛しい日々」、「それでも、生きてゆく」などがあります。
また、2015年には、映画「海雲台(ヘウンデ)」で第52回大鐘賞・最優秀男優賞を受賞しています。
その他にも、バラエティ番組やラジオ番組に出演するなど、幅広く活躍しています。
【チェ・ミンジョン役:キム・ヘソン(金荷娜)】
「梨泰院クラス」のチェ・ミンジョンは、パク・セロイの幼なじみで、法曹界で活躍する弁護士です。
セロイが立ち上げるダンバルダンの法的手続きを担当し、セロイたちの事業を支援します。
冷静で理知的な性格で、常に冷静沈着に物事を見据える姿勢が特徴です。
セロイや彼の仲間たちのことを想って、度々助言を送ります。
キム・ヘソン(金荷娜)は、韓国の女優で、「梨泰院クラス」のチェ・ミンジョン役を演じました。
1989年6月25日生まれで、ソウル出身です。
2006年に芸能界デビューし、映画やドラマに多数出演しています。
代表作には、「恋する香港」、「パンダとヘッジホッグ」、「梨泰院クラス」などがあります。
また、音楽活動も行っており、2019年にはデジタルシングル「Winter Night」をリリースしています。
その他にも、バラエティ番組やラジオ番組に出演するなど、幅広く活躍しています。
【チェ・ユジン役:キム・ヒソン(金起星)】
「梨泰院クラス」のチェ・ユジンは、チェ・ビョンフンの妹で、パク・セロイとは恋人関係にあった女性です。
ビョンフンの裏切りにより、セロイと別れ、父親の意向に従って海外に留学していました。
成長して帰国した彼女は、ビジネスウーマンとして活躍するようになります。
キム・ヒソン(金起星)は、韓国の女優で、「梨泰院クラス」のチェ・ユジン役を演じました。
1995年11月23日生まれで、ソウル出身です。2017年に芸能界デビューし、ドラマや映画に出演しています。
代表作には、「アンダーカバー」、「知ってるワイフ」、「梨泰院クラス」などがあります。
また、2021年には自身初となるミニアルバムをリリースしています。その他にも、バラエティ番組に出演するなど、幅広く活躍しています。
【イ・ヒョンイク役:イ・ジョンジン(李鍾碩)】
「梨泰院クラス」のイ・ヒョンイクは、パク・セロイの父親で、飲食店を経営していました。
彼は、セロイにとって人生の師となる存在であり、彼が現在の姿になるきっかけを作った人物です。
しかし、ある事件がきっかけで命を落としてしまいます。
死後もセロイたちの心に生き続け、彼らが成長する過程で大きな影響を与えます。
イ・ジョンジン(李鍾碩)は、韓国の俳優で、「梨泰院クラス」のイ・ヒョンイク役を演じました。
1988年7月4日生まれで、ソウル出身です。2010年に俳優としてデビューし、数多くのドラマや映画に出演しています。
代表作には、「ドクター異邦人」、「ホテルキング」、「アントラージュ」、「梨泰院クラス」などがあります。
また、彼は音楽活動も行っており、2016年にはシングル「Even If I Die, It's You」をリリースしています。
その他にも、バラエティ番組に出演するなど、幅広く活躍しています。
韓国ドラマ「梨泰院クラス」あらすじ(ネタバレあり)
第1話「エピソード1」あらすじ(ネタバレあり)
警察官を志す青年パク・セロイは、父パク・ソンヨルの転勤でパジン市へ引っ越すことに。
転校初日、いじめを目撃したセロイは耐えかねて父の職場「長家」の会長の息子グンウォンを殴ってしまう。土下座をすれば許すという会長デヒに反したセロイは退学に、そんな息子の行動を誇らしく思った父も自ら退職を選んだ。その夜、父にお酒の飲み方を教わったセロイ。初めてのお酒はとても甘かった。
セロイの同級生で施設育ちのオ・スアは父のように慕うソンヨルが自分の授業料を払ってくれたことを知り、必ず3倍にして返すと約束をした。受験当日、遅刻しそうなスアをセロイがサポートし、打ち解けた2人は連絡先を交換。スアは「私を好きになるな」とけん制するが、セロイははぐらかす。
仕事を辞め念願だった屋台を始めることにした父だったが、バイク事故に遭い突然亡くなってしまう。犯人はグンウォンだった。
第2話「エピソード2」あらすじ(ネタバレあり)
スアの証言でグンウォンが犯人だと知ったセロイは怒りで我を忘れ、グンウォンを追い詰める。とどめを刺しかけたその瞬間、スアの必死な説得で正気を取り戻し泣き崩れるセロイだった。
示談を願い出たグンウォンに「金で動く労働者は犬だと思え」とデヒは言い、恐怖でねじ伏せたのだった。警察官のオ・ビョンホンは上司に事件の不審な点を訴えるがもみ消されてしまう。
セロイは殺人未遂で懲役3年を受け刑務所へ。犯人を知りながら権力に屈してしまったことを謝罪するスアに対し、自分の決定に忠実になれとセロイは言い、父の夢だった店を作りたいと話した。
2年後、晴れて出所したセロイはハロウィンでにぎわう梨泰院でスアと再会。街の雰囲気に魅了されたセロイは7年後ここに店を出すことを宣言し、お金を稼ぐため遠洋漁船に乗り込んだ。
第3話「エピソード3」あらすじ(ネタバレあり)
7年後、スアは長家の企画室長になり、セロイは夢を叶え「タンバム」を開店していた。
ある日チラシ配りをしていたセロイは、パワーブロガーでIQ162の天才チョ・イソと友人のグンスが起こしたバイク事故に巻き込まれ意識を失ってしまう。病院で目を覚ましたセロイは、謝るグンスに「申し訳ないと思うなら店に来て」とチラシを渡します。
タンバムを訪れたイソたち。年齢確認をするようスングォンに指示し、セロイは店を離れた。売り上げのためイソが未成年と知りながら見逃してしまったスングォン。未成年に飲酒をさせたことでタンバムは2ヶ月の営業停止に追い込まれてしまう。
そこで弟グンスの身元引き受けにきたグンウォンと再会。警察に顔がきくグンウォンに1回くらい助けてもらったら?というイソ。「今1度、もう1度、最後に1度、繰り返すたびに人は変わる」と怒りをあらわにするセロイだった。
第4話「エピソード4」あらすじ(ネタバレあり)
店が営業停止になってしまったことで責任を感じ落ち込むスングォンだったが、セロイは心機一転頑張ろうと前向きだった。
20歳になったイソは友人と夜の街へ繰り出すが何をしても面白くない。店でナンパをしてきた男とトラブルに遭いトイレに逃げ込むイソ。偶然そこにいたセロイに助けを求め、外で待っていたスアと3人で夜の街を走り抜けた。イソはお礼に宣伝方法を教える!と2人に付いていく。そこでスアは警察に通報したのは私だと告白をするが、理由があるんだろうとセロイはあっさり許してしまう。
イソがセロイに店の名前をタンバム(甘い夜)にした理由を尋ねると「少しでいいから俺の苦い人生を甘くしたかった」と答えた。その話を聞いてイソは自分が彼の人生を甘くしてあげたいと強く思い、酔いつぶれたセロイにキスをした。
第5話「エピソード5」あらすじ(ネタバレあり)
タンバムに新しくイソとグンスが加入。皆で力を合わせ店の大改装を行いリニューアルオープンは行列ができるほどの大盛況だったが、料理に対するクレームが目立つようになり、以前から不満を持っていたイソは、トランスジェンダーのキッチン担当マ・ヒョニをクビにするようセロイに提案する。クビを覚悟したヒョニにセロイは、給料を2倍入れたから2倍努力しろと命じ、トランスジェンダーだから一緒に働けないというやつは切ると強く言い放った。セロイの指示でイソはヒョニに協力し、味の向上を目指す。
デヒとセロイの板ばさみにあうスアはセロイを避けるようになるが、そんなスアの様子に異変を感じ「お前が何をしてもゆるがない。苦しむな」とセロイは言った。酔ったスアはキスをしようとするが、間一髪イソが阻止をした。
第6話「エピソード6」あらすじ(ネタバレあり)
タンバムの飲み会になぜか参加するスア。気まずい雰囲気の中、セロイはタンバムのフランチャイズ化を目指していることを初めて打ち明ける。その裏でイソは「社長のことが好き。私は欲しいものは手に入れる」とスアに宣言し、2人の恋愛バトルも激化する。
次の日、スアはデヒの家族写真を見てグンスが息子だと気付きタンバムで働いてることを話してしまう。人手が足りなくなったタンバムは、韓国人の父親を探しているという見た目はギニア人のキム・トニーを採用する。
イソの営業でテレビ番組に出演することになり、打ち合わせに向かったセロイはグンウォンに遭遇。お前のせいでスアが困ってると警告を受け、番組出演の話も潰されてしまった。セロイはスアに必ず長家から解放すると約束をし、ファンドマネージャーであるイ・ホジンに19億ウォンを長家に投資するよう指示。セロイは8年前の暴落時、父親の保険金で長家の株を購入しホジンに運用させていたのだ。
第7話「エピソード7」あらすじ(ネタバレあり)
突然の投資行動に脅威を感じたデヒは自らタンバムへと足を運ぶ。おとなしく生きろというデヒの忠告に反し、土下座して罪を償ってもらうとセロイは言い放った。
刑務所時代、面会にきたホジンはセロイに協力を志願し、復讐のため手を組んでいた。少し前専務のカン・ミンジョンに「長家を継いでほしい」と打診をしていたセロイ。難色を示すミンジョンは「デヒがタンバムに来たらまた会おう」と条件をつけていた。見事ミッションを達成しセロイとミンジョンは手を組むことになるが、すでにデヒには筒抜けだった。
自分の知らない計画があることを知り不満なイソは、単独でパジンへ向かおうとするセロイを追いかけもっと私に頼ってほしいと伝える。そんなイソにセロイはいままでの出来事を全て打ち明けた。セロイの腕にある無数の傷を見て胸を痛めたイソはこれが愛なんだと知り、セロイに手を出す人は皆潰すと心に誓った。
第8話「エピソード8」あらすじ(ネタバレあり)
オーナーが変わり、賃料の値上げと立ち退きを言い渡されたセロイ。電話をするとなんと相手はデヒだった。土下座して謝れば過去のことは水に流すというデヒに対し「あんたが土下座をすればいい」とセロイは言い放った。
父デヒとセロイとの関係を知ったグンスは、申し訳なさから店を辞めると言い出す。店の実利のため、簡単に仲間を切り捨てようとするイソにセロイは激怒。納得のいかないイソに対し、彼を変えようとせず一緒に歩んでいく覚悟が必要とスアが助言をする。
店と従業員を守るため、長家への投資金を回収しビルを買うことを決めたセロイ。手を組んだミンジョンに目的は復讐だけか?と聞かれ「自由が欲しい。信念を貫き通せる人生が目標」と答えるセロイ。それを聞き、満足げなミンジョンだった。
第9話「エピソード9」あらすじ(ネタバレあり)
税金対策のためタンバムを法人化することになり、社名を「梨泰院クラス(通称:IC)」に決定。経理団に場所を移し新たなスタートをきったセロイたちだが、通りすがりの老婆キム・スンレから「こんな死にかけた通りで商売は難しい」と指摘され、自分たちだけでなく街全体に活気を取り戻そうと奮闘する。
一方、デヒはタンバムに食材を卸しているオ・ビョンホンを呼び出し好条件での独占契約を持ちかけるが、ビョンホンは自らひき逃げ事件の元担当刑事であることを明かし、もう娘に恥じたくないと断ったのだった。
イソを長家に引き入れたいデヒの意向を知り、スカウトに向かうグンウォンだったが、言葉巧みに事故の話を引き出され、イソに会話を録音されてしまう。
第10話「エピソード10」あらすじ(ネタバレあり)
「私が全部ぶっ潰してやる」と言い放ち逃げたイソは、間一髪のところでセロイに助けられる。公衆の面前でイソを殴ったグンウォンは、警察に連行されてしまう。
イソは録音したグンウォンの自白をネット上で公開し、長家の株価は大暴落。この絶好の機会にデヒの解任案を出すべくセロイたちは動き出す。イソがあげた条件は元刑事ビョンホンの自首とデヒの行動の把握。デヒはグンウォンを見捨てるというセロイと、絶対に見捨てないというホジンで意見が別れてしまう。
緊急理事会当日、一枚上手だったデヒに出し抜かれ解任議案は否決。父親に見捨てられたグンウォンは逮捕され懲役7年の実刑を受ける。パジン支社へ左遷されたミンジョンは、かつて長家のピンチを救ったのはセロイの父が作った料理だったと話し、ミンジョンからセロイへ復讐のバトンは託された。
第11話「エピソード11」あらすじ(ネタバレあり)
イソのためタンバムを辞めて長家に入社したグンスは、スアのもとで働き始める。
前回出演出来なかった「最高の居酒屋」から再びオファーを受け挑戦することにしたヒョニは、トニーのミスで偶然生まれたカレー味のイガイスープで勝負し1回戦を突破。
放送を見たJMホールディングスの代表から投資の話を持ちかけられ、難色を示すセロイ。イソの言葉を信じ50億ウォンの投資を条件に話を進めることに。
そんな中、ケガをしたスンレを病院に運んだセロイたちは、実はスンレがトニーの祖母で、探していた父親は交通事故ですでに亡くなっていることを聞かされる。ショックを受けるトニーだったが、父親の代わりに祖母スンレに感謝を伝えるのだった。
2回戦も無事突破。その祝いの席でセロイから一度も女として見たことはないと言われてしまったイソはショックで逃げ出し、追いかけてきたセロイに再度告白をするも「好きになるな」と振られてしまう。
第12話「エピソード12」あらすじ(ネタバレあり)
突如JMホールディングスから投資を撤回され、窮地に立たされたセロイたち。全てはデヒの策略だった。準備を前倒ししていたため、5億ウォンもの赤字を出してしまう。強引に推し進めてしまったイソは責任を感じ解決案を模索する。トニーの祖母スンレの正体が不動産業界の大御所だと知ったイソは、ミンジョンを通じ投資話を持ちかけ「最高の居酒屋」でタンバムが優勝することを条件に、約束を取り付けた。
本番直前、グンスは長家を勝たせるためヒョニの秘密をSNSで暴露してしまう。トランスジェンダーであることが知られ、好奇の目に晒されたヒョニは耐えきれず逃げ出してしまう。しかし「出なくていい、店に戻ろう」というセロイの優しい言葉やイソの激励を受け、タンバムの未来のため再びカメラの前に立つのだった。
第13話「エピソード13」あらすじ(ネタバレあり)
番組で自らトランスジェンダーであることを公表したヒョニは見事優勝を果たし、スンレからの投資を勝ち取った。100億の投資を誘致したセロイたちは世界進出を決意する。
4年後、株式会社梨泰院クラス(通称:IC)は大企業に成長。セロイは代表に、仲間たちは幹部になり大成功を収めていた。イソとセロイの関係は相変わらずで、イソのアプローチにたじたじのセロイだった。
一方、長家ではアメリカから帰国したグンスがデヒの後継者として手腕を発揮し、グンウォンも出所していた。そんな中、すい臓がんを患い余命宣告を受けてしまうデヒ。そのことを知ったセロイはデヒに電話をし、「呆気なく死ぬのは卑怯だ。まだ死ぬな」と伝える。その言葉を聞き生気を取り戻したデヒだった。
第14話「エピソード14」あらすじ(ネタバレあり)
セロイは再びミンジョンと手を組み、デヒを解任させるべく動き出す。イソは社外理事になるため根回しと準備に追われ多忙な日々を過ごしていた。
そんな中、変わらず真っ直ぐに気持ちを伝えてくるイソに対し、スアと会うことに罪悪感を抱き始めたセロイ。やっと自分を女として見てくれたと喜ぶイソだったが、セロイとスアが一緒にいる所を目の当たりにし、ショックで逃げ出してしまう。私のことが好き?というスアの質問にセロイは答えることが出来なくなっていた。
株主総会当日、イソが過労で倒れてしまい投票は否決されてしまった。挽回しようと無理をして動き出そうとするイソにセロイは「動いたらクビだ」と厳しく言い放った。スングォンから痛いところをつかれやっと自分の気持ちに気付いたセロイはイソに会いに行くが、イソはグンウォンに拉致されてしまっていた。
第15話「エピソード15」あらすじ(ネタバレあり)
指定された場所へ向かうセロイ。後を追いかけてきたグンスを助けるため、車にはねられたセロイは重症を負い、病院に搬送。グンスはイソと共に長家の倉庫に監禁されてしまう。 犯人に心当たりがあるスングォンはかつての上司キム・ヒフンの事務所に乗り込み、暴力に屈せず正攻法で実行犯を逮捕。イソたちに何かあったら容赦しないとヒフンをけん制した。
生死をさまようセロイは夢の中で父と再会し、弱音を吐いてしまう。イソや仲間たちを思い出し、父に背中を押されたセロイは無事目を覚まします。
デヒが居場所を知っているとグンウォンから連絡を受けたセロイは、病院を抜け出しデヒの元へ。教えてほしければ土下座をしろというデヒに対し、今まで幾度となく拒み続けてきたセロイだが、愛するイソのためついに頭を下げるのだった。
最終話「エピソード16」あらすじ(ネタバレあり)
デヒから居場所を書いたメモを受け取り、セロイとスングォンは救出に向かう。
そのころ自力で外へ出たイソは、グンウォンたちの足止めをグンスにまかせ1人逃げ出すことに成功。すぐさま車に乗って追いかけるグンウォンたちだったが、間一髪のところでセロイが到着。助け出したイソを抱きしめ「愛してる」と伝えます。
グンウォンが逮捕され、スアの内部告発により不正が明るみに出た長家は地に落ち、デヒは全てを失った。助けを求めたスンレに諭され、デヒはタンバムを訪れる。今までのことを全て謝罪し、土下座をするデヒ。その姿を望んでいたはずのセロイだが、喜ぶことはできなかった。
ICは長家を買収。セロイは株主総会で、利益より信頼を大切にすることを誓った。内部告発をしセロイの父に恩返しができたスアは、長家を辞め店を経営することに。全てを終えたセロイは、愛するイソとこの上ない幸せな日々を手に入れたのだった。
「梨泰院クラス」のOST
1"Start" - Gaho
2"Still Fighting It" - Lee Chan-sol
3"I Can't Stop Me" - Twice
4"Here I Am Again" - Yerin Baek
5"Say" - Myung Park
6"From the Start" - Yoondong
7"ALIEN" - LUCY
8"Hero" - Yoo Hee-yeol
9"Dive" - Seori
10"You make Me Back" - Woogie ft. Gaho
特に、「Start」は、ドラマのオープニングで使用され、その壮大なサウンドが印象的です。
また、「Here I Am Again」は、ドラマの重要なシーンで使用され、歌詞やメロディが印象に残る曲となっています。
さらに、「Dive」や「You Make Me Back」など、ドラマの世界観に合わせたインディーズサウンドの曲も収録されています。
「梨泰院クラス」のOSTは、K-POPやインディーズシーンで活躍するアーティストたちが参加しており、多様な音楽性を持つ曲が収録されているのが特徴です。
ドラマを見て、OSTに親しんでみるのもおすすめです。
「梨泰院クラス」のロケ地
https://youtu.be/Ms6KODpbAE0
ロケ地 梨泰院
「梨泰院クラス」のロケ地である「梨泰院」は、ソウル市龍山区にある地区です。
韓国の若者たちに人気のあるエリアで、飲食店やカフェ、バー、アパレルショップなどが立ち並んでいます。
梨泰院の名前の由来は、かつてこの地にあった「梨泰亭」という茶店からきています。
現在は、若者文化の中心地として、ファッションや美容に敏感な若者たちに愛されています。
ドラマ「梨泰院クラス」でも、梨泰院はパク・セロイが設立した「ダンバルダン」がある場所として頻繁に登場し、セロイたちの成長を象徴する場所となっています。
また、セロイたちがよく利用するカフェやバーも、実際に梨泰院にあるお店が使われている場合が多いです。
梨泰院には、多くの人気店があり、毎年多くの観光客が訪れます。
ドラマファンには、ドラマに登場したお店や撮影現場を巡る「梨泰院クラスツアー」も人気があります。
また、梨泰院にある「ダンバルダン」の本店も実際に存在しており、ドラマを見た後に訪れるのもおすすめです。
ロケ地 梨泰院の住所
ドラマ「梨泰院クラス」のロケ地である「梨泰院」は、ソウル市内の龍山区に位置しています。以下が「梨泰院」の住所になります。
韓国ソウル市龍山区梨泰路10街
「梨泰院」は、韓国の若者文化を中心にしたショッピングエリアで、ドラマの中でもパク・セロイが経営する「ダンバルダン」や、オ・スアが勤めるカフェなどが登場します。
また、「梨泰院」周辺には多くのファッションブランドやカフェ、レストランなどが集まっており、韓国の若者たちにとってのメッカ的存在となっています。
「梨泰院」周辺は、地下鉄2号線「梨泰院駅」から徒歩でアクセスすることができます。
また、タクシーやバスなどでもアクセス可能です。
韓国を訪れた際には、「梨泰院」を訪れて、ドラマのロケ地巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ロケ地 多摩市場
ドラマ「梨泰院クラス」のロケ地である「多摩市場」は、ソウル市内の中央区にある市場です。
多摩市場は、新鮮な食材や魚介類、調味料などが販売されている市場で、地元の人々からも観光客からも愛される場所となっています。
ドラマでは、パク・セロイが設立するダンバルダンの料理に使われる食材を仕入れる場所として多摩市場が登場します。
ドラマでは、市場内を歩く様子や、食材を選ぶ様子が細かく描かれており、市場のにぎわいを感じることができます。
多摩市場は、古くからある市場で、地元の人々に愛されている場所です。
市場内には、新鮮な魚介類や野菜、果物などが多数販売されており、韓国の伝統的な食材や調味料も豊富に取り揃えられています。
また、食べ歩きができる屋台や、昔ながらの雑貨屋などもあり、市場内を散策するだけでも楽しい体験ができます。
多摩市場は、ソウル市内の中央区にあるため、観光にも便利な場所にあります。
多摩市場を訪れる際には、ドラマに登場したダンバルダンを探してみるのもおすすめです。
ロケ地 アメリカン大学
ドラマ「梨泰院クラス」のロケ地である「アメリカン大学」は、ソウル市内の中区にある大学のキャンパスです。
ドラマでは、主要な登場人物たちが通う高校や大学のシーンが撮影されています。
「アメリカン大学」は、アメリカの大学をモチーフにした建物で、高級感あふれる立派なキャンパスとなっています。
ドラマでは、特にチェ・ビョンフンが通う大学のシーンが印象的で、彼の裕福な家庭背景を表現するために、華やかな校舎が使われています。
実際の「アメリカン大学」は、韓国の大学の中でも歴史が古く、アメリカの大学と交流があるなど、グローバルな教育環境を提供しています。
大学の建物は、西洋風の外観となっており、ドラマの舞台となった高校や大学のシーンは、実際に「アメリカン大学」内で撮影されたものと思われます。
「アメリカン大学」は、ソウル市内の中区にあり、地下鉄3号線の「チョンノ3街駅」から徒歩約10分の場所にあります。
また、韓国の大学の中でも有名な大学の1つで、観光客にも人気があります。
大学内は一般の人も自由に出入りできますので、ドラマのロケ地巡りが好きな人は、実際に「アメリカン大学」を訪れてみるのも良いでしょう。
ロケ地 アジア大通り
ドラマ「梨泰院クラス」のロケ地である「アジア大通り」は、ソウル市内の龍山区にある通りで、韓国で有名な観光スポットの1つです。
ドラマでは、主人公のパク・セロイたちが通る場面が度々登場しており、特に、セロイがオーナーとしてダンバルダンを開店するシーンが印象的です。
「アジア大通り」は、様々な飲食店やショップが軒を連ねる繁華街で、賑わいがある場所として知られています。
ドラマの撮影では、ダンバルダンがある場所や、セロイたちが外で食事をするシーンなどが撮影されています。
また、ドラマに登場するダンバルダンの店舗は、実際に「アジア大通り」内にある店舗が使用されています。
「アジア大通り」は、観光客にも人気がある場所で、韓国の飲食文化を味わうことができるレストランや屋台、韓国のファッションアイテムを取り揃えたショップなど、多彩なお店があります。
また、夜になるとライトアップされ、美しい夜景が楽しめることも魅力の1つです。
「アジア大通り」は、地下鉄2号線の「エーライン駅」または「東大門歴史文化公園駅」から徒歩でアクセスできます。
また、多くの観光客が訪れる場所であるため、アクセス方法や観光情報を提供する案内所が設置されていることが多いです。
「梨泰院クラス」のドラマの評価
「梨泰院クラス」は、2020年に韓国で放送されたドラマで、パク・ソジュンさん主演の青春ドラマとして人気を博しました。以下に、ドラマ「梨泰院クラス」の評価を詳しくまとめてみました。
視聴率
「梨泰院クラス」は、韓国国内での放送中から高い視聴率を獲得し、最終回では最高視聴率14.8%を記録しました。
また、海外でも人気を集め、日本をはじめ、アジア各国で配信されています。
人気度
「梨泰院クラス」は、放送中からSNS上で話題となり、ドラマに登場する衣装や髪型などのトレンドを生み出しました。
特に、パク・ソジュンさんの演技に対する評価が高く、ファンからの支持が厚い作品となっています。
受賞歴
「梨泰院クラス」は、2020年度に開催された各種ドラマ賞で多数の受賞歴を持っています。
以下に、受賞歴の一部を挙げてみます。
・第56回百想芸術大賞:テレビ部門最優秀作品賞、男性演技賞(パク・ソジュンさん)
・2020年度APAN STAR AWARDS:作品賞、男性演技賞(パク・ソジュンさん)
・2020年度SBS演技大賞:新人演技賞(キム・ダミさん)
評価
「梨泰院クラス」は、青春ドラマとして人気を博した作品で、登場人物たちの成長や、人間ドラマが描かれています。
特に、パク・ソジュンさんが演じたパク・セロイは、リーダーシップや正義感、情熱などの魅力的な要素を持ち、多くの人々から支持されました。
また、ドラマのBGMや、オリジナルサウンドトラックも人気を博し、ドラマの雰囲気を盛り上げる要素となっています。
「梨泰院クラス」の関連ニュース
2020年3月、新型コロナウイルスの影響で、ドラマの撮影が一時中断されたことが報じられました。
しかし、撮影の再開後、ドラマは大きな人気を博しました。
2020年7月、ドラマのOST「Start Over」が、各種音楽配信チャートで1位を獲得し、話題となりました。
2020年12月、ドラマの主演であるパク・ソジュンさんが、映画「ドリーム」の撮影中に負傷したことが報じられました。
パク・ソジュンさんは急遽ドラマの撮影を中断し、治療に専念することになりました。
2021年3月、パク・ソジュンさんが軍隊入隊前に、ファンミーティングを開催することが決定し、話題となりました。
このファンミーティングには、日本を含む世界中から多くのファンが参加し、熱狂的な盛り上がりを見せました。
2021年4月、ドラマの主題歌「아로하」が、韓国の音楽ストリーミングサイトで累計再生回数1億回を突破し、記録的なヒットとなりました。
韓国ドラマ「梨泰院クラス」 感想(見所・注目内容)
パク・ソジュン演じる主人公セロイが「長家」からの理不尽な圧力を受け、高校中退、父親の死、警官になる夢も絶たれ、刑務所に入ってしまうという序盤から重い展開が続き心が苦しくなりました。
その後「信念を持って生きろ」という父の教えを貫き、暴力ではなくビジネスで挑んでいく姿は痛快で、ドラマ「半沢直樹」が好きな方は絶対ハマってしまう内容です。
見どころは、何といってもセロイの15年にも及ぶ執念の復讐劇。前科者の無一文から大企業の代表までのし上がったセロイと、宿敵「長家」との結末は見ものです。
そして、不愛想ながら人を惹きつける魅力と優しさを持つセロイに想いを寄せるIQ162 の天才少女イソ(キム・ダミ)と、セロイの初恋の人スア(クォン・ナラ)。3人の恋模様にも注目です。
韓国ドラマ「梨泰院クラス」リンク