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「六本木クラス」第1話から最終話あらすじネタバレ・見逃し【信念を持って生きろ・父と息子の絆】毎週更新

【ネタバレ】「六本木クラス」第1話あらすじ・見逃し【信念を持って生きろ・父と息子の絆】

韓国で大ヒットしたドラマ『梨泰院クラス』の日本版。
竹内涼真主演『六本木クラス』の放送がはじまりました。
今回は第1話のあらすじとネタバレを紹介していきます。

まっすぐな男

父子家庭に育った宮部新(竹内涼真)は「信念を持って生きろ」という父・信二の教え通り、まっすぐな性格の持ち主だった。

高校3年生の新は警察官になる事を夢見て、警察官採用試験を受けるため会場へと向かっていた。
道中、ホームレスが女子高生•楠木優香(新木優子)の手を掴み、慈悲を求めていた。
しかし優香は相手にせず、手を振り払い先に行ってしまう。

ホームレスが転びそうになったのを目撃した新は優香を捕まえ、謝れと注意する。
優香はそんな新に「いい事して満足?偽善者」と言い捨て去って行く。

試験が終わり、父•信二が迎えにきていた。
信二が何かと気にかけていた養護施設の手伝いに呼ばれた新はそこで、今朝会った女子高生•優香と再会する。
信二が優香を紹介するが新は、今朝の事があり素っ気ない態度を取ってしまう。

信念に従った行動

信二が本社へと栄転することが決まり、優香と同じ高校に転校することになった新。

しかし転校初日、クラスメイトの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河(早乙女太一)に執拗ないじめを受けているのを目撃する。

正義感の強い新はすぐに止めようとするが、優香から止められる。
龍河は信二が働く長屋ホールディングスの社長•長屋茂(香川照之)の息子だった。

新は優香の忠告を無視して、龍河を殴り飛ばした。

すぐに学校に信二と茂が呼び出された。
明らかないじめがあったにも関わらず、学校に多額の寄付をしている龍河に先生も校長も逆らえない。

本来は退学処分のところだが、土下座して龍河に謝るなら穏便に済まそうと言う茂。

新は父・信二から信念を持って生きろと教えられたと訴える。
たとえ退学になっても、龍河に謝ることはできないと言う新。

茂は信二に意見を求める。
「カッコいいです、信念に従ってやったことならこれ以上私から言うことはありません」とキッパリと答えた。
さらに信二は長年務めた長屋ホールディングスも退職しますと笑顔で宣言した。

形だけでいいから晩酌に付き合えと、新の前に酒を置く信二。
新がおちょこに入っていたお酒を口に入れようとすると、信二が慌てて手止める。
はじめての酒の味は甘く感じた。
辛口の酒が甘く感じたということは、今日1日がそれほど衝撃的だったからだろうと語る信二。

信二は新のした行動が誇らしく、これからも信念を持って生きろと教えた。

仲良くする

龍河は、特別仕様の高級車で学校に乗り付けるなど相変わらず横暴を繰り返していた。
通りかかった優香に声をかけるも、優香の態度は素っ気ない。
優香の反応が照れ隠しだと勘違いする龍河。
龍河は優香に想いを寄せているようだ。

ある日、ランニングをしていた新は大学の面接に向かう優香を見かける。
忘れた受験票を取りに帰り遅れそうになっていた優香。
荷物を持つと言う新だったが断られてしまう。

そんなペースじゃ間に合わないと、優香の前を前走しペースを速める。
新のおかげで面接に間に合った優香。

試験が終わり外に出ると、校門の前では新がずっと待っていた。
今からでも仲良くするのは間に合うかと聞く新。
優香の番号を手に入れた新だったが、優香は「私のこと好きになったらダメだからね」と念を押す。

「先の事なんて、誰にもわかんない」と新は笑い、また連絡すると嬉しそうに帰って行った。

父の死

会社を辞めた信二は、ずっと夢だった自分の店を出すことになり、開店準備に心を躍らせていた。
優香も手伝いにきて、いよいよ明日『居酒屋・みやべ』をオープンすることに。
肉の買い出しに出かけた信二から、良い肉が手に入ったから特別メニューでも作ろうと電話がかかってくる。

しかしその日、信二が帰ってくることはなかった。
信二は仕入れの帰り道、車に轢かれそのまま亡くなってしまった。
事故を担当した警察から話を聞かされる新。
今朝、男が出頭してきたと顔写真を見せられるも新は全く見覚えのない男だった。

しかし事故現場の写真を見た優香は車のナンバーと特別仕様の車種から車が龍河のものである事に気付く。
それを聞いた新は龍河の元へ向かう。

龍河を遠慮なく殴り続ける新。
ごめんと謝る龍河に「お前が殺したんだからお前があの世に行って直接謝ってこい」と、近くに落ちていたレンガを手に取る。

そのとき優香が警察を連れて現場にかけつけた。
信二はそんなこと望まないと言う優香の説得に悔しそうにレンガを降ろす新。
新はそのまま警察に連行される。

罪の隠蔽

留置所にやってきた茂は、息子に土下座して謝れば今回は示談にしてやってもいいと持ちかけた。
土下座するのは龍河の方だと、茂の話を突っぱねる新。

茂は事故を起こした車が龍河のものであると証言した優香を自宅に呼び出す。
進学支援の話を出してきた茂に優香は、条件は何ですか? と聞く。

「見返りに新が不利になるような証言をしろってことですか?」と問う優香。
しかし茂は、裁判では見たままを証言すればいいと言う。
話を聞かず帰ろうとする優香を呼び止める。

「参考までに聞いて良いかな、もし支援する代わりに証言を変えろと言っていたら、君はどうした?」と問いかける。
冗談だよと茂は不気味に笑った。

龍河は新と示談がしたいと言うが、長屋の後継者に前科者はありえないと突っぱねる。
既に龍河の代わりに庭師が出頭し罰を受けていた。

茂は龍河を食用のニワトリ小屋へ連れて行く。
ニワトリの解体から経営まで全部を理解してはじめて一人前になれると教える茂。
今ここでニワトリの首をひねり息の根を止めろと龍河に詰め寄る。
できないと怯える龍河にニワトリは新だと吠え、強要する茂。
龍河はニワトリの首をへし折った。

そして新は裁判で、懲役2年以上3年以下を言い渡された。

「六本木クラス」第1話あらすじ・第2話見どころ【反撃開始・忍び寄る権力の闇】

無愛想だがまっすぐな性格の新は転校初日でいじめを目撃し、長屋ホールディングスの社長の息子・龍河を殴り退学になってしまう。
その後は、父・信二と小さな店を出し新たな出発に向けて準備を進めていた。
店のオープン前日、肉の仕入れの帰りに信二が車に轢かれ死んでしまう。
車が龍河のものだと知った新は、復讐のため龍河を殺すつもりで殴る。
隠蔽により龍河は罪に問われることなく、新は刑務所で懲役を言い渡された。

新は服役中に読んだ茂の自叙伝をきっかけに自分も飲食店を始めたくなったと優香に報告する。
「復讐ってこと?」と聞く優香の言葉に、心が満たされることに気付いた新。
新は『復讐』を人生の目標にし、六本木に店を出す。

【ネタバレ】「六本木クラス」第2話あらすじ・見逃し【反撃開始・忍び寄る権力の闇】

殺人未遂で服役することになった新は出所後、六本木に『二代目みやべ』をオープンさせる。
同じ頃、フォロワー数70万人のインフルエンサー間宮葵がクラスで起きていたいじめの様子を自身のSNSで生配信する。
いじめを行なっていた生徒の母親が大激怒。
葵が叩かれそうになったのを目撃した新は止めに入るが-。

人生の目標

長屋龍河(早乙女太一)への殺人未遂で服役することになった宮部新(竹内涼真)。
そんな新の元へ、楠木優香(新木優子)が面会にやってきた。
優香は長屋ホールディングスからの奨学金を借りて大学に行くことになったことを報告する。

新は服役中、長屋ホールディングス社長・長屋茂の自伝を読み、自分も店を持ちたいと思うようになった事を話す。
「復讐ってこと?」と聞く優香の言葉に、それまで空っぽだった心が満たされるのを感じた新。

出所から1年後2020年、新は六本木にある長屋の店でアルバイトをしている優香に会いに来た。
夏祭りで賑わう人混みの中、新はお面を付けた浴衣姿の女性に抱きつかれる。
それは優香だった。

ラムネサワーを飲みながら話をする2人。
出所後自分の店を持つために準備をしていたと話す新。
長屋を超えるため7年後、六本木に店を出すと宣言する。

新と優香は夜通し遊び回った。
初恋の人と過ごす夏祭りは、これから旅立つ新にとって最高の1日となった。

天才少女

7年後の2017年。
麻宮葵(平手友梨奈)が通う高校の教室では生徒のいじめが行なわれていた。
IQ162、フォロワー数70万人を誇るインフルエンサーの葵はその様子をSNSに生配信する。

いじめを行なっていた生徒・瑠衣の母親に呼び出された葵は、母親に平手打ちを食らう。
しかし葵はその様子を友人の龍二に撮影させていた。
この動画を瑠衣の就職先や結婚相手にも送ると母親を煽る葵。
母親が再び手を出そうとしたところに新が止めに入る。

何があったかは知らないが落ち着いてと母親をなだめる新。
その隙に今度は葵が母親に平手打ちを食らわしたのだ。
唖然とする新をよそに何食わぬ顔でその場を立ち去ろうとする葵。

タクシーに乗り込んだ葵を止め、あの母親に謝るよう促す。
「あの人のせいでパパが死んだ」と言う葵。
新はそっと掴んでいた手を離す。
葵はタクシーに乗り込むと「うそぴょ~ん」と言いそのまま去って行った。

2代目あらた

新は六本木の一角に『二代目みやべ』をオープンさせた。
厨房担当のりく、ホール担当の亮太と共に意気込む新だったが、客は一向に入らない。

客を呼び込むため新はパンダの着ぐるみを被って街中でチラシ配りをしていた。
バイクに乗ってクラブに向かっていた龍二と葵は道路に飛び出してきた子供をよけようと急停止。
龍二の背中に捕まっていた葵は勢いで道路に投げ出される。

とっさに飛び出して葵を受け止めた新。
葵は無傷で済んだものの、新はそのまま倒れてしまった。

病院で目を覚ました新の前には龍二と葵の姿が。
買ったばかりのパンダの着ぐるみが処置のために切られ捨てられてしまったと聞きショックを受ける新。
弁償すると謝る龍二の横で「今時着ぐるみでチラシ配り」と笑う葵。
他にどんな宣伝方法があるのかと聞く新に、SNSに広告出すとかTwitterとかインスタとかと呟く。
いくら宣伝してもいいお店じゃなかったら意味が無いと言う葵。
新は葵のアドバイスを素直に受け取る。

本当に悪いと思ってるなら食べに来てと、龍二たちに店のチラシを渡して帰っていった。

トラブル勃発

龍二の先輩・篤志と共に六本木にある長屋の店を訪れた龍二たち。
アルコール提供で身分証の確認を求められた葵は、別人の身分証を提示する。
整形したと言う葵の元へ、店を訪れていた優香が葵たちのテーブルに来た。
優香が龍二に「この方のお名前は?」と質問する。
龍二がうっかり本名を名乗ってしまい、身分証の名前が違うことがバレてしまう。
未成年へのアルコール提供はできないと優香が断ると、葵たちは店を変えることに。

たまたま『二代目あらた』の前を通りかかった一行は店に入る。
他の店の視察に出ていた新は優香と会う。
長屋の店の六本木店を担当することになり、一度店を見ておくために来たと言う優香。

店に帰ると店内に客の姿が見えた。
今日仕事が終わったら飲みに行こうと約束し新は店へ戻った。
店内にいる客が先ほどアルコール提供を断った子たちだと気付いた優香はスマホを取り出す。

店内では酔った篤志が亮太をサル呼ばわりし酒を注文していた。
言い方を改めろと言う新の胸ぐらを掴む篤志。
篤志は新のこともバカにした挙げ句、拳を振りかざそうとした。
新を庇って頬を殴られる亮太。
尊敬する新がバカにされ、自分の頬にもパンチを食らった亮太はついにキレて篤志を殴り飛ばす。
止めようとする新も投げ飛ばし、熱々の鍋を篤志の顔に押しつけようとする。

「おい、やめろチンピラ」と厨房からりくが叫ぶ。
我に返った亮太は慌てて新に謝る。

その時、通報を受けた警察が入ってきた。
客とトラブルになったがもう大丈夫だと説明する新。
しかし警察が受けた通報はケンカではなく、店が未成年にアルコールを提供しているという通報だと言う。
警察の言葉に新は唖然とする。

「六本木クラス」第2話あらすじ・第3話見どころ【因縁の相手との再会・火花散る女の戦い】

六本木に『二代目みやべ』をオープンした新だったが客足が一向に入らない。
道端で助けた天才少女・葵と龍二が最初の客になったが、一緒に店を訪れていた龍二の先輩・篤志が店員の亮太をサル呼ばわり。
殴り合いのトラブルに発展してしまう。
さらに優香が通報したことで、店に警察が来てしまった。

未成年への酒提供により『二代目みやべ』は営業停止をくらってしまう。
警察で事情聴取を受けていた龍二を迎えにきた保護者は、新の因縁の相手龍河だった。
新と龍河の間にあった過去を調べた葵は2人の間に何があったのかを悟る。

新の店が摘発される

宮部新(竹内涼真)の店で未成年が飲酒していると通報があり、警察官がやってくる。麻宮葵(平手友梨奈)の年齢を確認した内山亮太(中尾明慶)だったが、そのIDが偽物であることを亮太は分かっていた。客もおらず、見てみぬふりをしていたのだ。
店は2ヶ月の営業停止処分となる。そこに、警察に連れて行かれた長屋龍二(鈴鹿央士)を引き取りに長屋龍河(早乙女太一)がやってきた。龍二と龍河は親戚関係だという。
龍河と新は、久しぶりに再会を果たす。龍河の態度は相変わらず上から目線で、新を助けてやると、警察官に「長屋」の名前を持ち出す。
警察官もその名前を聞いて、新の処分を軽くしようとする。しかし、それを見た新は警察官に激怒。
かつて警察官を志してた新は、警察官が権力に揺らいでいる姿を見て許せなかったのだ。

新vs龍河が再び……

新は怒ってしまい、葵が駐車場まで追いかける。葵は「龍河に助けてもらったら?お店より自分のプライドが大事なの?時には頭を下げることも必要」と告げる。
しかし新は、「1回ぐらいってなんだよ。その1回があと1回、もう1回、最後の1回って人は変わっていくんだよ……」と突き付ける。
話を聞いていた龍河は、「お前の人生は、俺のせいで台無しだな。殴るなら殴れよ!」と新を挑発する。
新は拳を握りながらも、「我ながらよく耐えたよ…。俺の計画は20年がかりだよ。お前の時効……俺の信念と気合を見せつけてやる!」と、龍河に復讐を誓ったのでした。

新と亮太の出会い

亮太は、新と出会った頃のことを思い出していた。
2008年秋。新と亮太は刑務所の中で出会った。最初、亮太はいつも本を読んでいる新が気に入らなかった。殴り合いの喧嘩をしたこともあったが、徐々に亮太は新を信頼するようになる。
2017年、新がみやべを開いたことを知った亮太は、お祝いの酒を持ってきた。「俺も兄貴みたいにまともに生きたい…」と思った亮太は、そのままみやべで働くことに。
そして現在、葵は新の事件を調べる。新の父・信二(光石研)がひき逃げされたことを知り、新が龍河を逆恨みして殴り逮捕されていたことを知った。
龍河は龍二の件を茂(香川照之)に伝えた。その後会社でプレゼンをした龍河だったが、社員たちに失笑されるほどのくだらない企画を提案。
それを聞いた茂は怒鳴り、龍河を殴りつけた。

ついに三角関係が始まる

2018年春。葵は受験した大学全てに合格し、帝東大学に入学する。合コンをしたりして大学生活を楽しんでいたが、新に出会ってからは全てのことがつまらなくなっていた。
合コンを抜け出した葵を、合コン相手の立花(瀬戸利樹)が追いかけてくる。葵はイライラして、立花を侮辱するような発言をしてしまった。
さんざん奢らせておいてと立花はキレてしまい、葵を追いかける。逃げる葵は、仕方なく男子トイレへ逃げ込んだ。しかし、そこにいたのは用を足していた新だった。
新は葵の表情を見て、「助けは必要ない?」と伝える。そこに立花がやってきてしまい、葵は「助けてください」と答えた。
すると新は葵の腕を取って走り出す。新はこのとき、優香(新木優子)とデート中。外で待っていた優香の手もひいて、3人で全速力で走った。

優香vs葵

葵は新にお礼がしたいと、カフェに誘う。そこで優香と葵は、火花を散らすことに。
葵は優香と新の関係を問い、優香は「付き合ってはないけど、新は10年ぐらい私のことが好き」と強気に答える。葵も新のことを、「好きかどうか分からないけれど、興味はあります」と言った。
優香は、「新はあなたが手に負える相手じゃない」と釘を刺す。優香が「新の店はあなたのせいで営業停止に……」と口を滑らせたところ、葵は「警察に連絡したの、お姉さんですか?」と伝えた。
コーヒーを取りに行ってた新は、2人のやりとりは聞いていなかった。戻ってきた新に、優香は突然「通報したのは私、それでも私のことが好き?」と問う。
新は笑顔で、「うん。優香がそうしたのには、何か意味があるはず」と言った。それを聞いて優香は、先に帰ってしまった。

葵が新にキス

葵は20歳になったということで、新とバーに飲みに行く。新は酔っぱらいながら、「毎日眠れない。寂しいし恋しいし、腹が立つ」と今の悩みを吐露。
飲みすぎた新を膝枕した葵は、「私がこの人の人生を甘くしてあげたい」とキスをした。葵は新を好きであると、認めた。
葵は、橋の上でコイントスをする。表が出たら、お母さん望む人生を生きる。裏が出たらお母さんが泣いてしまう……。
コインは川に落ちてしまい、裏表が分からなかった。葵は、コインは裏だったと思って新の店へと走った。
そして新に、「一緒にいたいから、ここで働かせてください。夢は私が叶えてあげます!」と告げる。
心の中で、「私が平凡な男じゃなくて最高の男にしてみせる」と決めたのだった。

「六本木クラス」第3話あらすじ・第4話見どころ【奇跡の唐揚げで宿敵ぶっ潰す!!涙の試食】

葵はマネージャーとして、二代目みやべで働き始める。実は先に龍二が働くことが決まっていたのだが、葵は店の改善点を伝え、マネージャーという立場でみやべを変えていくことになった。
二代目みやべは、大幅なリニューアルをして生まれ変わる。過去最高の売上も記録して喜ぶ中、葵だけは何かが引っ掛かっていた。

【ネタバレ】「六本木クラス」第4話あらすじ・見逃し

葵と龍二がみやべで勤務

麻宮葵(平手友梨奈)は二代目みやべで働きたいと宮部新(竹内涼真)に申し出るが、すでに新は長屋龍二(鈴鹿央士)をアルバイトに採用していた。
葵はマネージャーをやると言い出し、「勘です。この人になら人生かけてもいいかなって勘」と、みやべで働きたい理由を伝えました。
新は「面白い」と葵を採用し、二代目みやべはリニューアルオープンすることに。葵のアイディアでオシャレなお店に生まれ変わっていった。

二代目みやべがリニューアル!

葵は龍二から、迷惑をかけた分新に借りを返したいから働いていると告げられた。龍二はまだ、新と龍河(早乙女太一)の関係を知らない。
リニューアルしたみやべは大繁盛するも、葵は「最初だけ」と通告。
その頃長屋では、龍河の見合い話が進んでいた。長屋茂(香川照之)はそこで、龍河が実は優香(新木優子)に惚れていることを知った。龍河の片思いであるが、茂は優香に、「これからは中立ではなく、長屋側につけるか?」と問う。
優香は「はい、私は長屋の人間なので」と答えた。

トランスジェンダーの告白

葵と龍二は、亮太と3人でクラブに行くことに。亮太はクラブが初めてだと言い、葵は女性の落とし方を伝授する。
亮太はクラブで気になる黒髪の女性を見つけ、アピールする。しかしその女性は、なんとりく(さとうほなみ)。りくは、自分がトランスジェンダーであること打ち明けたのだ。
しかし皆の驚いた態度に、りくは悲しくなる。子供の頃、ヘアピンをつけて母親に驚かれたことを思い出して涙を流していた。
りくは新に、トランスジェンダーで迷惑なら辞めるとメッセージを送信したのだった。

りくはクビになる……?

葵は、りくの料理がおいしくないと正直に指摘する。りくは今まで料理を習った経験がなく、ただ新がたまたま食べたりくの弁当がおいしかったからという理由だけで、料理人をやっていた。
葵は、りくをクビすることを新に伝える。
すると新は、給料をりくに渡す。「2倍の給料が入っているから、2倍頑張ってほしい」と言い、りくをクビにせずりくが必要だと告げる。
こうしてりくは、料理の猛勉強を開始。何度も試行錯誤を重ね、コーラを隠し味に使った唐揚げを完成させる。
これには、葵も大絶賛。葵はようやく「りく」と呼び、この唐揚げは店の名物となっていったのだった。

優香が犯人ではなかった!

葵と龍二は偶然、高校のクラスメイトだった佐伯瑠衣(東野絢香)と再会する。瑠衣は高校時代、葵にいじめをSNSにアップされて退学になった区長の娘だ。
瑠衣と葵は掴み合いになったが、その時瑠衣は飲酒問題を警察に連絡したのは自分だと言い出す。
葵はずっと優香が連絡したと思い込んでおり、優香が犯人ではないと分かったのだった。
そんな優香は、酔っぱらって新のことを考えてはイライラしていた。「あームカつく!」と叫んでいると、そこに新がやってくる。
新の態度がムカつくという優香に、新は「君が何をしても僕はブレないから」と告げる。
そんな新に、葵はキスしようとする。しかし葵が割って入り、葵は優香の口を抑えてキスを防いだ。
そして、「同意のないキスは、公然わいせつ罪です」と優香に言い放ったのだった。

「六本木クラス」第4話あらすじ・第5話見どころ【宮部新は、「みやべ」をフランチャイズ化して全国展開する目標に向けて本格的に動き出す!】

ついに長屋茂が「二代目みやべ」に来店⁉
新は、二代目みやべをフランチャイズ化して全国展開しようと思っていると告白する。優香はこのことを茂に報告し、茂は優香にみやべを注視していくよう指示を出す。そして、葵の頑張りもあって二代目みやべは料理番組対決に出演することになる。新が番組プロデューサーと打ち合わせをしていると、そこにやってきたのは龍河だった。

【ネタバレ】「六本木クラス」第5話あらすじ・見逃し

みやべを全国展開する!

優香(新木優子)は酔った勢いで宮部新(竹内涼真)にキスをしようとするが、麻宮葵(平手友梨奈)が阻止。

その後優香は酔いが冷めたと言い、みやべの飲み会に強引に参加することに。

新はその場で、二代目みやべをフランチャイズ化して全国展開する予定だと皆に報告。しかし優香だけは、新を冷たい目で見ていたのでした。

優香は23年前、母親に連れられて児童養護施設へ。それからは、周りに見下されるのが嫌で強気に生きてきました。

しかし長屋茂(香川照之)に出会って支援を受けた日から、優香は合理的に生きていく道を選んだのです。

二代目みやべを注視!

葵は優香に対し、新が好きだと打ち明けた。さらにライバルであると宣戦布告。

その頃龍河(早乙女太一)は茂に命じられた見合いの席へ。しかし見合い相手が鶏の丸焼きを注文しており、鶏にトラウマのある龍河は気分を悪くして退席してしまった。

そして優香は、二代目みやべの情報を茂に伝える。龍二(鈴鹿央士)がみやべで働いていることに驚き、優香にこれからみやべを注視するよう伝えた。

一方葵は、母親に大学に行っていないことがバレてしまう。しかし「これは私の人生」と、二代目みやべに尽くしていくことを母親に宣言した。

料理対決番組に出演?

葵は家を出て、一人暮らしを始める。そして葵の力で、二代目みやべが料理対決番組に出演できることになった。

しかしその対決相手は、なんと長屋ホールディングス。打ち合わせに来たのはなんと龍河で、龍河はまた新を挑発する。

さらに番組担当者に新が前科者であることを暴露し、出演が取り消しになってしまった。

そして龍河は自分が優香と結婚するつもりで、前科者など優香は眼中にないとさらに挑発。新はショックを隠し切れなかった。

葵は、そんな新に優香が飲酒問題を通報した犯人ではないことを打ち明けた。すると新は優香の元へ走り出す。

優香は「自分は長屋の人間だから」と新を突き放すも、新は自分と長屋の板挟みになっている優香を救い出すことを宣言したのだった。

長屋の株を購入

新は高校時代のクラスメイト・桐野(矢本悠馬)に連絡を取る。桐野は高校でずっと龍河にいじめられていたが、新がそのいじめを救った。しかしそのせいで、新は高校を退学になっていた。

捕まった新の面会に行った桐野は、新と長屋を潰すことを決意。2人は手を組んでいたのだった。

そして桐野は、新の父の遺産を運用していた。その額はなんと8億円。新はこのお金で、長屋の株を購入するよう桐野に指示を出す。

茂は新が株を購入したと知り、激怒。そして二代目みやべに足を運んだ。

ついに二代目みやべに来店

茂はみやべで、おススメメニューを食べる。しかし長屋の敵ではないことを認識。新は茂に成長することを宣言した。

その後新は、長屋の専務である大株主である相川(稲森いずみ)に連絡を取る。実は新は相川に、茂と龍河を下ろして会長の座についてもらおうと提案していた。

その条件として相川は、新が長屋の株1%を購入すること、さらに茂がみやべに食事に来るという2つを条件に出していた。

見事クリアしたため、相川は新と手を組むことを決める。そして桐野と3人で、茂と龍河と戦っていくことを決意したのだった。

「六本木クラス」第5話あらすじ・第6話見どころ【宮部新は、長屋ホールディングスの株を買い“ある計画“を画策⁉】

ビルのオーナーがやって来て「二代目みやべ」を窮地に追い込む出来事が発覚する-!
葵は、新が長屋の株を買っていることに気が付くも、何も話してくれないことに苛立ちを感じる。新はある計画の実行のために動き出すも、葵はそれに無理やり同行する。

その道中、新は今まで何があったのかを全て葵に打ち明けることに。

そして翌日、みやべにビルのオーナーがやってきて、ある事実を伝える。

【ネタバレ】「六本木クラス」第6話あらすじ・見逃し

茂が密会に気付く

長屋茂(香川照之)は、相川専務(稲森いずみ)を呼び出す。

相川は正直に、龍河(早乙女太一)が後継者となるのは難しいと伝える。そして相川は「私はずっと会長についていきます」と言った。

しかし茂は、相川と宮部新(竹内涼真)が密会していることを知っていた。

その頃葵(平手友梨奈)は、新が自分に黙って何やら動いていること気になる様子。新は桐野(矢本悠馬)に会い、株主比率が12%足りない、仕掛けるのが早かったかと嘆く。

新は茂の会長派閥を崩し、「切り札がある」と告げた。

茂と龍二の再会

茂は、なぜテレビの料理対決でみやべと戦わなかったのかと、龍河を責める。苛立った龍河の前に、茂に呼び出された龍二(鈴鹿央士)と鉢合わせ。

龍河は龍二を殴りつけた。愛人の子供である龍二は、ずっと龍河のストレスのはけ口にされてきたのだ。

茂は、龍二に海外留学を勧める。龍二は高校の時に長屋の家を出た。その後龍二がみやべで働きだしたと知った茂。

龍二はみやべで働きたいと留学を拒否した。

その後葵は、龍二に自分のことが好きかと問う。葵は正直に新のことが好きだと伝えるも、「本当に私のことが好きなら、長屋ホールディングスの後継者になって」と伝えたのだった。

元刑事・松下の家へ

葵は再び出かけようとする新についていくことに。

新は行きのバスの中で、これまでの過去のことを全て葵に伝えた。

向かった先は、二代目みやべに食材を卸している松下(緒形直人)の家。松下は元刑事で、は過去に新と龍河の暴行事件を担当していた。

松下は当時、上からの圧力で龍河の事件をもみ消していた。松下は新に頭を下げて、もうここには来ないでほしいと告げる。

新は「今あなたができることは、罪をもみ消したことを公表すること」と言い、娘を守ろうとする松下に「僕の前でよくそんなことができますよね?」と言う。

帰り道、葵は新の膝枕で休む。その時新の腕の傷を見て、新をこれ以上苦しめたくないと思う。

そして改めて、新のことを愛していると認識したのだった。

茂が動き出す

新の元に、ビルのオーナーが変更になり取り壊しのために出て行ってほしいと連絡が入る。

そのオーナーとは、茂だった。茂は、新を会社に呼び出した。

茂は新たに本当に強さを見せつけてやると言い、新が別の場所で店を開く限り「全てのビルを買収してやる、それが強さだ」と告げた。

さらに茂は、再び新に土下座を強要した。しかし新は拒否し、これからも戦い続けることを告げる。

そして新は、「この縁を切るには、あなたが罪を償い土下座をすることです」と言い放った。

ビルでこのことを知った優香(新木優子)は、茂の元へ。茂に「今回の件は長屋に利益を生まない」と震える手を抑え、伝えたのだった。

マネージャー失格!?

龍二は、葵から家族が新にしてきたことを聞き、新に謝罪する。そして龍二は、みやべを辞めることを新に伝えたのだった。

これを聞いた葵は、喜ぶ。龍二は、自分が長屋に戻るからもう新に手を出さないでほしいと頼むつもりだという。

葵の様子を見た新は、葵の名札を捨てた。そして、「マネージャー失格」と葵に伝えたのだった。

「六本木クラス」第6話あらすじ・第7話見どころ【龍二(鈴鹿央士)が店を辞めようとして…宮部新(竹内涼真)はそれを止める奇策を思いつく!?】

新は、店を辞めようとする龍二に対し、ある奇策を思いついた。

そしてそれを知った茂は、さらに新に対して怒りを感じるようになる。

そんな中葵は、店の準備を仲間に任せて長屋ホールディングスのセミナーに向かった。しかし終了後、葵は、茂に呼び出される。

【ネタバレ】「六本木クラス」第7話あらすじ・見逃し

新が理解できない

麻宮葵(平手友梨奈)にマネージャー失格だと怒った宮部新(竹内涼真)は、金のためだけにやる商売ならやらないと告げる。

怒られた葵は、新に人生を賭けていると告白。具体的にどうするか代案を出してほしいと言い、新は皆にビルを購入することを打ち明けた。

その後葵は、優香(新木優子)と飲みに行くことに。

優香は新を理解できないから、今反対の立場にいると話す。そして優香は、「私は自信がある。新は私のことが好きだから」と強気。

葵も新を理解することはできないが、改めて新のことを愛していると自覚する。

この店は1年以内に潰れる

葵は龍二に、バイトをやめさせようとしたことを謝罪する。そして自分は、新のことが好きだと改めた伝えた。

葵は新にも、龍二は店に必要だったと謝罪、2人は仲直りした。

その頃長屋茂(香川照之)は、新がビルを購入したという情報を手に入れる。

新は新しいビルで開店準備をしていたところ、通りすがりの老人・弘子(倍賞美津子)がやってくる。

弘子は新に、「この店は1年以内に潰れる。ご愁傷様です」と手を合わせて去っていったのだった。

六本木クラスが設立

葵は店を休み、茂のセミナーに参加する。茂は葵の質問に対し、「一軒の居酒屋がこの先長屋に勝つのは、自分の目が黒いうちは絶対不可能」と告げた。

セミナー後、葵は茂と食事へ。

茂は葵の手腕を評価していた。茂は葵に好条件で長屋に来ないかと誘うも、葵は拒否。

葵は新のためにみやべで働いていると伝え、みやべをもっと大きくする自信があるという。さらに茂に、新ではなく私自身に興味を持ったらまた声をかけてくださいと伝えたのだった。

そして新は、みやべを法人化すると言い出す。会社名は、「六本木クラス」に決定。
新にとって六本木は「自由」、クラスは「仲間」を意味していた。

子供は親の背中を見て育つ

開店準備をしているみやべに、松下(緒形直人)が娘の未玖(吉澤梨里花)とともにやってきた。

松下は新と話そうとしたところ、未玖がいなくなっていることに気づく。未玖は外で虹を見ていて、ちょうどそこに相川(稲森いずみ)が通りかかった。

すると松下は、相川を盗撮する不審者を発見。刑事時代の動きで不審者を捕まえ、カメラを回収した。

カメラには相川の盗撮写真があり、相川はすぐに茂の仕業であると気づく。

松下は相川から、「子供は親の背中を見て育つ。未玖がお父さんを自慢していた」と聞かされる。

松下はこの言葉を、深くかみしめていた。

社長の言うことを聞くだけなら仲間じゃない

新は、周辺の店の改装まで対応するようになる。店を繁盛させるためには、桜庭通りを改革していこうと狙っていたのだった。

葵はボランティアばかりやっている新を、理解できない。そして葵は、店を出て行ってしまった。

龍二はその様子を見て、「社長の言うことを聞くだけなら仲間じゃない。葵はマネージャーなんだから、きちんと説得するべき」と新に伝えた。

新は優香と飲みに行き、それを見ていた葵はやきもちを焼く。葵は新に「絶対に付き合わないで。付き合ったら店をやめる」とまで宣言した。

その頃弘子は、新が周辺の店の改装を手伝っていることを知る。そして、「昔のあいつに似ている……」と新のことを見ていた。

12年前の事実

茂は松下を呼び出した。月額500万円で独占契約を結ばないかと提案したのだった。

しかし松下は、新には借りがあり10年後どうなっているか分からないと、茂の申し出を断ったのだ。

そして松下は、「子供は親の背中を見て育つ」と告げる。松下は、自分が12年前に龍河(早乙女太一)のひき逃げ事件を担当した刑事であること、事件をもみ消したことを打ち明けた。

茂は驚きを隠せずにいた。

その頃龍河は、みやべにやってくる。葵に「話がある」と言い、茂に認められようと葵を自分がスカウトしようとしていた。

葵は、「出かけてきます」と龍河とともに出て行ってしまったのだった。

「六本木クラス」第7話あらすじ・第8話見どころ【葵は龍河から、新の父をひき逃げした証言をとることに成功するが…逆上した龍河に襲われる!?】

葵は龍河をうまく持ち上げて、龍河は12年前のことをペラペラ明かし始めた。

葵はその事実を公にしようとしたものの、逆上した龍河に襲われてしまう。

一方新は、相川と桐野(矢本悠馬)と一緒に、いよいよ茂の会長解任決議案を出すべく動き出していた。

【ネタバレ】「六本木クラス」第8話あらすじ・見逃し

葵の作戦??

長屋龍河(早乙女太一)は、麻宮葵(平手友梨奈)を長屋にスカウトしようとやってくる。

葵は「出かけてきます」と龍河と話すことに。葵はわざと龍河を持ち上げ、宮部新(竹内涼真)の頭が固いなどと悪口を言う。

しかしそれは作戦で、気分がよくなった龍河はペラペラと12年前のひき逃げ事件のことを話し始めた。

葵はこっそり録音し、龍河はひき逃げは自分が犯人で、身代わりを刑務所にぶち込んだことを告白。

葵は録音していたことを告げ、内容を世間に暴露すると宣言した。

しかし怒った龍河は、葵を殴りつける。そこに新がやってきて、葵を助けた。新は龍河に殴りかかりそうになるも、ちょうど警察も到着。

龍河は警察に連行されていった。

新たちがついに動き出す!

翌日、龍河が逮捕されたニュースと、自白の音声が世間に公開された。ニュースを見ていた松下(緒形直人)は、娘の未玖(吉澤梨里花)に話があるとあることを告げる。

一方茂(香川照之)は龍河に激怒した。相川(稲森いずみ)は龍河に寄り添うふりをして、「あとは会社が何とかする」と声をかける。相川は茂に、会社と龍河のどちらかを選ぶべきだと発破をかけた。

新と葵は、桐野雄大(矢本悠馬)と相川とともに作戦を練る。今が茂の解任決議案を出すチャンスだというが、葵はそのためには2つ条件があると言う。

一つ目は、龍河が立件されること。そしてもう一つは……。

松下の決意

新と相川は、松下の自宅へと向かう。その時松下が、娘がいなくなったと探し回っていた。

松下は、龍河の事件を隠ぺいしたことを娘に打ち明けた。警察に出頭すると言い、娘はいなくなってしまったのだ。

新と相川が探し、ようやく未玖を発見。泣いている未玖に、相川は「パパはもっとかっこいいパパになろうとしている」と助言。

松下は、「これからは堂々と生きる」と未玖、そして新たちに誓ったのだった。

会社を取るか、家族を取るか

葵の出した二つ目の条件は、茂が会社ではなく家族、龍河を選ぶこと。この状況になっても、龍河を切り捨てないことだった。

そうすれば株主たちの反対を得て、解任決議案が通ると考えたからだ。

長屋はすでに、龍河のせいで株価は30%も落ちていた。さすがの優香(新木優子)も、茂に龍河を切るべきだと進言する。

しかし茂は長屋を立ち上げたときのことを話し、「長屋は自分そのものだ、二度と家族を切れなどと言うな」と優香に通告したのだった。

龍二が動く

この会話を聞いていた秘書は、相川に伝える。相川は茂が龍河を切るつもりはないことを知り、解任決議案を出すことを決めた。

龍河は茂を裏切った相川に激怒する。しかし相川は、無能な龍河を専務にした責任は取ってもらうと切り捨てた。

その頃龍二(鈴鹿央士)は、父が落ちぶれていく様子に落ち込んでいた。しかし新は、これから茂を叩き潰していくことを龍二に宣言する。

そして龍二は走りながら、前に葵に言われたことを思い出していた。

「もしも、どうしようもなく私のことを手に入れたくなったら、長屋を継いで!」

龍二はもう、欲を出すことを決めた。

茂が選んだのは……

茂は、裁判前の龍河に会う。これまで一度も息子を抱きしめたことがなかったと、龍河を抱きしめた。

龍河は涙を流し、父は自分を裏切ることはないと感じていた。

その足で、茂は会見場に向かう。なんとそこで緊急会見を開き始めた。新たちは驚く。

茂は会長としてではなく、父親として会見に臨んだ。そして龍河の12年前の罪を認め、龍河を切り捨てたのだ。

新たちは、まさか茂が息子を裏切るとは思わず驚く。そして、解任決議案を出すという作戦は失敗を意味していた。

新はトイレで嘔吐する。茂は会見で頭を下げ、自分は何も知らなかったと大嘘をついた。

龍河は茂の会見を知り、走って父の元へ。茂は龍河をじっと見て、車に乗り込んだ。そして龍河は、父に切り捨てられたことを悟った。

解任決議案は否決され、新たちの作戦は失敗に終わった。

「六本木クラス」第8話あらすじ・第9話見どころ【大勝負に出た新は、またしても茂に負けてしまう。そして「二代目みやべ」は料理対決番組に出演!】

新の作戦は失敗してしまったが、改めて茂への復讐を誓う。

一方茂も新を徹底的に叩き潰すことに。

みやべは料理対決番組に出演することになったのだが、そこに優香、そして龍二が現れた。

【ネタバレ】「六本木クラス」第10話あらすじ・見逃し

休暇を取る葵と龍二の企み

新(竹内涼真)にフラれてしまった葵(平手友梨奈)は、りく(さとうほなみ)に励まされる。りくは、あえて新と距離を取ることを勧め、葵はしばらく休暇を取ることになった。

その頃長屋茂(香川照之)は、三ツ星スタジアムで負けたことを怒っていた。そんな茂に、龍二(鈴鹿央士)は番組の権限が欲しいと頼む。

茂は権限を与える代わりに、負けたら後継者になることは諦めろと伝えた。

その頃刑務所にいる龍河(早乙女太一)は、茂に電話をかけた。なぜ自分を刑務所に入れて株まで取り上げたのかと龍河は聞いたが、茂は「全ては長屋のためだ」と言いすぐ電話を切った。

投資話がなくなった!?

すると、新たちの元にゴールデンアースキャピタルの古関憲吾(夏生大湖)が、突然投資話をなかったことにしてほしいと言ってきた。

新は慎重に投資を進めたかったが、葵の「鉄は熱いうちに打て」という言葉を信じ、事を急いだ結果がこれだ。

もちろんこの裏には、茂がいた。茂は古関と会っていた。

二代目みやべはちょうどフランチャイズ化をしようとしていたところで、申し込んだ起業家たちは新を責め立てる。

すると新は「お金はある」と断言してしまい、このままフランチャイズ化を進めるという。

優香(新木優子)はフランチャイズ化のお祝いに花を持ってきたところだったが、みやべは大変な事態になっていた。

優香は新に「もう無理はしないでほしい」と言い、そこに新へ葵から電話が…。

葵は責任を感じて新に謝罪。新は葵に、「俺に人生を賭けたんなら俺を信じてほしい」と伝えた。

さらに優香には、「復讐を終えるまで。諦めることも止めることもできない。復讐が終わるまで俺は幸せになれない」と告げた。

あの人物は投資家!?

葵は休暇を終え、みやべに戻ってきた。新は桐野(矢本悠馬)と葵とともに、別の投資家を探すことに。

するとそこに、弘子(倍賞美津子)の名前があった。弘子は実は不動産界では大物で、投資家だったのだ。

弘子は茂とも顔見知り。弘子は茂の若い頃に似た新を気に入っており、茂に嫌がらせを辞めるよう伝えた。

葵は弘子を店に呼び、弘子も新に「助けてあげようか?」という。しかし新は弘子が過去に長屋に投資していたことを知り、申し出を断った。

弘子はプライドばかりの新に呆れ、もう投資はしないと出て行ってしまった。

プライドを捨てる

優香は新に、「復讐が終わったら私たちは幸せになれるの?」と聞く。新はすぐに答えることができず、優香は「もういい」と呆れてしまった。

新が店に戻ると、りくと亮太(中尾明慶)が遅くまで三ツ星スタジアムの準備をし、眠っていた。

新は弘子の言葉を思い出し、葵に電話をかける。葵はなんと、弘子の別荘にいた。新は弘子に、投資を申し込む。

しかし弘子は、「三ツ星スタジアムで優勝すること」を条件に、投資を受け入れたのだった。

りくの大ピンチ

こうして、三ツ星スタジアムの決勝の日を迎える。

しかしその時、りくがトランスジェンダーであることがネット記事で出回った。しかもそこに「両親困惑」と書かれていて、りくはまだ両親に打ち明けていなかったのだ。

実はこれは、龍二が仕組んだ作戦。龍二は本番前に記事を出すことでりくを動揺させ、みやべの棄権を狙っていた。

りくは動揺し頭を抱え、新はそんなりくに「出なくていい」と伝えた。新は代わりに自分が料理をすると言い、りくを庇った。

亮太は龍二に、「りくを舐めんな!」と吐き捨てた。

前を向くりく

ネット記事を見た葵は、りくに電話をかける。葵はりくに、「私は石ころ」という詩を朗読した。

この詩に勇気をもらったりくは、番組に登場。カメラが回った冒頭に、「私はトランスジェンダーです」と宣言し、番組に戻ってきたのだった。

「六本木クラス」第10話あらすじ・第11話見どころ【葵に背中を押されたりくは料理対決の決勝に臨むことを決意】

茂は龍二が行った作戦を、高く評価した。そして長屋の会議で、あることを告げる。

そんな時、新は葵と桐野に対し、次なる新たな作戦を伝えたのだった。

【ネタバレ】「六本木クラス」第11話あらすじ・見逃し

三ツ星スタジアムの決勝

三ツ星スタジアムでは、りく(さとうほなみ)が元気を取り戻し料理に取り掛かる。

りくは唐揚げに綿あめソースがけという独創的な料理を作った。りくは「私は私、他人に証明する必要はない」と言い、最高の仲間と今居酒屋で働いていると語る。

こうして、二代目みやべは優勝。長屋は2位という結果になった。

後継者としての素質

長屋茂(香川照之)は、三ツ星スタジアムで優勝できなかったことに怒っていた。しかし、龍二(鈴鹿央士)が、決勝前にりくのトランスジェンダーを暴露したことは褒めた。

茂は優香(新木優子)に、龍二は後継者としての素質があるかと問う。優香は、「会長に似ています」と答えた。

一方葵(平手友梨奈)は、龍二がりくのことをバラしたことを怒っていた。龍二は「どうしても葵が好きだ」と言うも、葵は「ごめん、無理」と言い去っていった。

みやべには、約束通り弘子(倍賞美津子)が投資してくれることになった。

そして茂は、正式に龍二を後継者にすることを発表したのだった。

物語は4年後へ

4年後、2022年。

新は、「RC」という会社を大成長させていた。一方龍二はアメリカに行っており、最近帰国したとのこと。

相川(稲森いずみ)はつくばに飛ばされていて、何もできずにいた。

茂は日に日に体調が悪化していた。ついには倒れてしまい、入院。そこですい臓がんを患っていることが発覚。もって半年とのこと。

そんな茂の元に、出所した龍河(早乙女太一)がやってきた。龍河は自分を切り捨てた茂に怒っていたが、何とかまだすり寄ろうとしていた。

そして、「父さんの大事な長屋は、自分が守る」と宣言した。

その頃優香とばったり会った葵は、4年前と変わらず新への愛を伝える。

一方桐野(矢本悠馬)は出所した龍河に出くわし震えが止まらなかったが、龍河は桐野のことを覚えていなかった。そして新に、茂が病気であることを伝えた。

死なれたら困る

茂が長くないことを知った新は、茂に電話をかける。

「簡単に死なれたら困る。あなたに天罰を与えるのは僕だ」と改めて宣戦布告。茂は新にまだ生きていてほしいと言われ、少しだけ元気を取り戻していた。

そんな新は、新たな作戦を考えていた。会長派の社外取締役のスキャンダルを流して、そこに葵を送り込もうというのだ。

新は優香から電話をもらい、葵に「行ってきていいですよ」と言われる。

しかし新は、「なんで俺がうしろめたく感じないといけないんだ!」と言い出し、少しずつ自分が葵に気持ちがあることを認識していった。

葵への気持ちに気づく

葵は、長屋でも社外取締役として候補に挙がっていた。そして龍二は、そんな葵を飲みに誘う。

新も、優香を飲みに誘っていた。優香はマンションを買い誰にも頼らない生活を手に入れていた。しかし、虚しさを感じているという。

優香は、「私のこと、まだ好き?」と新に言う。そして手を取って、「好きって言ってよ」と詰め寄った。

偶然その光景を、葵と龍二は見てしまう。葵はその場から飛び出していった。

新は「葵さんのことが好きなの?」と言われ、目が泳ぐ。すると優香は「冗談だから」と言い、新は葵の元へと駆け出して行った。

「六本木クラス」第11話あらすじ・第12話見どころ【茂は葵と龍二の居場所を教えることと引き換えに、土下座を強要!?】

新の意識が回復し、龍河は新たに何かを企んでいた。

茂に葵と龍二の居場所を教えて龍河。そして龍河からメールを受け取った新は、葵と龍二の居場所と引き換えに、再び土下座を強要されてしまう。

【ネタバレ】「六本木クラス」第12話あらすじ・見逃し

葵が倒れる

長屋の非常勤社外取締役に立候補した葵(平手友梨奈)だったが、株主総会の日に倒れてしまった。

これまでの過労が積み重なったもので、新(竹内涼真)は仕方なく1人で株主総会へ向かう。

そこに茂(香川照之)がやってきて、麻宮葵を取締役に推薦してくれたことを感謝した。

しかし、葵は社外取締役に選ばれなかった。龍二(鈴鹿央士)が事前に海外の株主を取り込んでいたためだった。

新は、意識を取り戻した葵に結果を報告する。葵は次の作戦とすぐに動こうとするも、新は「動いたらクビだ」と宣告。

亮太(中尾明慶)は、新がいつもの新でないことに気づいていた。そして新が少しずつ葵を好きになっていることにも気づいた。

新は、葵がずっと欲しがっていたネックレスを購入して、葵の病室に置いておいたのだった。

茂の病気を知る

長屋では、最近社員たちがざわついていた。優香(新木優子)は、茂の命がもう長くないことを龍二から聞かされる。

優香は信二(光石研)のことでずっと茂を恨んでいたはずだったのに、なぜか涙を流していた。

茂はそんな優香に、「お前は飼い犬だからだ」と告げる。

その頃龍河(早乙女太一)は、ヤクザである木野(松田賢二)に大金を支払い、何やら仕事を依頼していた。

葵が誘拐される

新は、葵がロッカーの鍵を「0505」、新の誕生日にしていることを知った。そして亮太の販促キャンペーンの話を聞きながら、自分が愛しているのは葵であることを確信した。

新は急いで病院へと走る。その頃葵は、新からのプレゼントのネックレスをつけて喜んでいた。

そんな葵の元に、偽物の看護師が点滴の交換にやってきた。

新は病院で、龍二と遭遇する。龍二は葵のお見舞いに来ていて、「1日も葵のことを思わない日はなかった」と告げる。

新は、龍二がそんなに葵のことを好きならば諦めないといけないと感じる。しかし、「俺も葵のことが好きだ」と宣戦布告した。

2人で葵の病室に行くも、そこに葵の姿はなかった。すると新の携帯に、葵を誘拐したと連絡が入ったのだ。

撃たれた新

新と龍二は、指定された建物にやってきた。そこには木野の姿があった。木野はかつて、新と刑務所で同じ部屋で過ごしていた。

木野は龍二に銃を向ける。しかし龍二が動いてしまい、発砲。新は龍二をとっさに庇い、撃たれてしまったのだ。

龍二は急いで、亮太に電話をする。しかし龍二は捕まり、そのまま葵とともに監禁されてしまった。

新はすぐに病院に運ばれた。意識不明の重体。

龍二と葵の前には、龍河がやってきた。龍河は葵に詰め寄る。

病院には、優香もやってきた。亮太は、優香にあるSDカードを手渡した。

優香の決意

優香は、茂に今回の事件のことを話す。新が撃たれたこと、龍二と葵は行方不明。龍河が関わっていることが確かだと伝える。

茂は、さすがに龍河がここまですることないと思っていた。しかし、茂の対応で龍河はこういうことができる人間になってしまったと伝えた。

そして優香は、それでも事態を隠ぺいしようとする茂に退職願を突きつけた。さらに、木野の事務所に出入りする龍河の写真を突きつけた。

さらに、これまでの長屋の不正を記録したデータも渡す。こうして、「11年間ありがとうございました。」と頭を下げ、長屋から立ち去ったのだった。

目覚めた新と龍河の覚悟

葵は、新がこんなことで死ぬはずがないと信じていた。必死に縛られた縄をほどこうと動く。

その頃新は生死の境をさまよいながら、信二とのことを思い出していた。信二と近況を話し、信二は橋を渡ろうとする。

しかし新は、「デートの約束がある」と橋を渡らなかった。最後に信二と抱き合い、信二に「生きてさえいれば、なんてことない。本当だぞ」と言われ勇気をもらう。

こうして新は目を覚ました。目覚めた時には、新の目から涙がこぼれていた。

龍河は、茂に電話をかける。「父さんの自慢の息子になりたかった。どこで間違えたんだろう」と呟いた。

そして龍河は、「もう、全部終わりにする」と茂に伝えた。

「六本木クラス」第12話あらすじ・最終回見どころ【ついに新の復讐が終わりを告げる】

目覚めた新。葵と龍二を救うことができるのか!?

そして、新の復讐がついに終わりを迎える。果たして茂に土下座をさせることができたのだろうか・・・!?

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