「推しの王子様」第10話あらすじ・第11話見どころ【日高の情熱・どうなるペガサスインク】
ランタンの傘下に入り資金面には余裕ができたものの、利益を重視した無茶な要求も多くなっていた。
それでも新作ゲームの企画を叶えるためと熱を燃やすペガサスインクの社員たち。
そんな中日高は、送られてきたゲームの企画書に目を通すも、以前のような情熱が湧かずアドバイスができずにいた。
さらに大事な企画のプレゼンでは、情熱の欠落があだとなり、失態を犯してしまう。
これ以上、会社にいてはみんなに迷惑がかかると日高は会社を辞めることを決意する。
自宅も引き払い、どこかへ姿を消してしまった日高。
日高の居場所は光井にも航にも検討がつかない状態だった。
一方、日高の後を継ぎペガサスインクの社長にランタンの小島が任命されてしまう。
第11話では、新体制となったペガサスインクの行方と、情熱を失ってしまった日高は一体どうなっていくのか見どころだ。
「推しの王子様」第11話あらすじ
日高が姿を消したことでゲーム制作の主導権がランタンに握られてしまう。
乙女ゲームに情熱を注いでいたペガサスインクのスタッフとランタンとの間に生まれる壁。
一体どうなるのでしょうか。
「推しの王子様」第11話あらすじ・日高の行方
会社を去った日高泉美(比嘉愛未)は実家に帰っていた。
そんな中、地元の駅前で光井倫久(ディーン・フジオカ)の姿を見つけ驚く。
光井は日高が実家に帰っているかもしれないと探しに来たのだ。
日高が自暴自棄になる中、日高が今まで頑張った証がちゃんと存在すると励ます光井。
実は、ラブペガのサービスが終了したあともSNSのファンのコメントは途切れていなかったのだ。
日高は多くの人にとっての推しを作ったと励ます光井。
「推しの王子様」第11話あらすじ・ゲーム制作の情熱
ランタンの小島が新社長となり、今まで以上にコスパや会社の利益を重視したゲーム制作へ方針を変えられてしまう。
さらに、自分たちが熱意を込めている時間は非常に効率が悪いため、下請け会社に丸投げしろと言い出した。
バスを待っていた日高は偶然、女の子たちの会話を聞き『恋森』が炎上していることを知る。
スマホを開いて確認すると、キャラの絵のクオリティが落ち、まるで別人だと大炎上していたのだ。
さすがにもう我慢の限界だと光井に怒りをぶつけるスタッフたち。
日高が自分たちを見捨てたときに一緒に抜ければよかったとこぼす。
日高は自分たちを見捨てたわけじゃないと反発する五十嵐航(渡邊圭佑)。
ランタンの傘下に入る前に日高は、みんなの企画を通すことを交換条件に買収とラブペガのサ終を飲んだことを話す光井。
すべてはみんなに楽しくゲームを制作してもらうためだったのだ。
航は、日高が乙女ゲームに情熱を持てなくなってしまったのなら、今度は自分たちが作ったゲームでもう一度、乙女ゲームを好きになって欲しいと宣言。
みんなの会話を聞いた杏奈は、日高は乙女ゲームを嫌いになっていないとSNSの1件の書き込みを見せる。
そこにはキャラの改善案が的確に細かく記されており、この書き込みは日高が書いたものだとスタッフなら誰でも分かった。
日高は恋森をプレイしたことで、乙女ゲームへの情熱を思い出していた。
文面の最後には、推しを生み出してくれたことへの感謝が綴られている。
帰り道、杏奈は航に別れを告げ、ペガサスインクとは別の会社に就職し直すことを告げた。
航がまだ日高に想いを寄せていることに気付き、好きなものを好きと言える航でいて欲しいと告げたのだ。
「推しの王子様」第11話あらすじ・再始動
日高のスマホにラブペガのサービス再会のメールが届く。
光井の出した結論は、ランタンから再度独立することだった。
真心のない商品は売れたとしても人の心に残ることはないと水嶋に強く訴える。
恋森の炎上が速やかに収束できたのも日高のおかげであり、日高はペガサスインクにとってなくてはならない存在だと進言。
ペガサスインクのスタッフは辞表を机の上に並べ覚悟を示した。
前のペガサスインクの事務所に来て欲しいと連絡をもらった日高。
そこにはケント様の衣装に身を包んだ航の姿があった。
来月のケント様の誕生祭を祝うイベントで着るようで、サイズを確認していたのだ。
航は日高に、今日でランタンを辞めて再出発することになったことを伝える。
自分たちが大切にしたいゲームを、大切に思う人たちと作っていきたいと、日高に戻って来るよう頼む航。
出会った頃の話で盛り上がり、お互いが出会えたことに感謝する2人。
そして日高は自分の気持ちに正直になることを決め、「航君のことが好きです」と告白する。
やっと想いが繋がりキスをしようとする2人だったが、タイミング悪くみんなが帰って来てしまう。
航は邪魔されないよう事務所の鍵を閉め、日高とキスするのだった。
ペガサスインクは元の事務所に戻り、情熱を取り戻してゲーム制作を開始した。
そして以前のルーティーン同様、決まった曜日に自宅でラブマイペガサスをプレイする日高。
隣には航がいて、一緒にスマホを覗きながら笑い合うのだった。
「推しの王子様」第11話あらすじ・まとめ
推しの王子さまは、ゲームの世界の『推し』を1つのテーマに扱った作品でした。
アイドルや俳優などジャンルは違っても、日高たちのように『推し』を持つ視聴者にとっては、共感する部分も多い作品だったのではないでしょうか。
仕事や好きなものに対していきなり情熱が持てなくなるという現実味と、空から漫画のように推しが降ってくるというファンタジー。
2つの要素がうまく交わった素敵なドラマでした。