「特捜9 season4」第9話:あらすじ・ネタバレ
第9話は物語とパフォーマンスの2つが楽しめます。
真犯人の推理だけでなく、思わず釘付けのパルクールにも注目です。
現場の足跡
路地裏で不動産会社の社員・脇坂芳樹が頭を打ち付けた状態で遺体となって発見されました。
現場に来ていた、浅輪直樹(井ノ原快彦)と新藤亮(山田裕貴)は壁の高い位置に残された足跡を発見します。
脇坂は事件の直前まで部下の山口と森下の2人と食事をしたようです。
国木田誠二(中村梅雀)が署内データベースを調べたところ、脇坂の名前が被害者としてヒットしました。
加害者はパルクールでパフォーマンスをしている福井翔。
肩がぶつかっただけで、脇坂が強引に傷害事件にして損害賠償を請求していたようです。
浅輪と新藤は翔に話を聞きに行きますが、態度が悪く相手にしません。
さらに威圧するかのように技を決めて去ってしまいます。
その際、翔が残した靴痕が現場に残された靴痕と一致します。
翔の自供
すぐに翔を取り調べる浅輪たち。
翔の実家は精研会社で父親は優秀な技術者でしたが昨年に他界。
その後は妹のリサが社長となり会社を支えていました。
翔は自分がやったと供述、あの位置まで飛んで靴痕を付ける事が出来るのは自分だけだと自白します。
脇坂の正体
青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)たちの調べで、脇坂は山口の使い込みの証拠を集めていたことが分かりました。
山口に話を聞くと、脇坂は不正を見逃す代わりに分け前をよこせと条件を出したようです。
さらに脇坂は過去に、自分が買収した土地の夫婦が自殺し、問題になっていたことが分かりました。
翔の自白に納得がいかない新藤は、翔の仲間と共に現場で検証を行なうことに。
翔は実家の会社を本気で支えるため、次の大会でパルクールを辞めようとしていたと仲間は証言します。
そんな中、現場の異様な暑さに気付いた新藤、現場付近には空調の排気口があり気温が高くなっていたようです。
その事実から死亡推定時刻が早まり翔の無実が証明され、新たな容疑者が浮かび上がります。
新たな容疑者
脇坂の手に握られていたネックレスは、翔の妹リサのものでした。
さらに付近の防犯カメラの映像にもリサの姿が映っており、詳しく話を聞くことに。
リサは脇坂から翔の損害賠償を取り消す代わりに1人で来いと呼び出されたと言います。
現場に付くと脇坂に襲われ、思わず突き飛ばしてしまったのです。
嘘をついても誰かが見ていると話していた父の言葉通り、現場の空には月が浮かんでいたと言う。
その後、鑑識の調べで脇坂の服の袖にケチャップが付着していたことが分かりました。
さらに月のシミュレーションを行なって貰ったところ、現場の路地裏からは月が見えなかった事が判明します。
浅輪と新藤は翔と共に、月が見えていて人通りがない路地を探す事に。
該当する最後の路地に辿りつきますが、肝心の月が見えません。
もしかしたら日が経って月の位置が低くなり建物に隠れているのではないかと言う浅輪。
妹の無実を証明するため翔がパルクールで建物を上ると、月を確認することができました。
現場付近を調べるとコンクリートに付着したケチャップを発見。
真犯人への手がかりへと繋がります。
真犯人
脇坂を殺した犯人は森下でした。
森下は脇坂の土地買収により自殺した夫婦の息子だったのです。
反省するどころか両親をけなした森下を怒りのまま殺害。
脇坂になりすましてリサを呼び出し、リサに突き飛ばされて死んだかのように装ったのです。
現場に残されたケチャップから髪の毛も検出されました。
その後、無実を証明されたリサは新藤たちに感謝し頭を下げます。
そしてリサは翔に仕事をしながらこれからもパルクールを続けるよう勧めました。
「特捜9 season4」第9話あらすじ まとめ
容疑者が1人また1人と変わってハラハラする回でしたね。
華麗なパルクールパフォーマンスもかっこ良かったです。