【ネタバレ】「真犯人フラグ｣第19話あらすじ・見逃し【押し入れの中の秘密･事件を操る黒幕の影とは】

2022年3月17日

真帆と二宮が顔見知りであったことを突き止めた河村。
しかし当の本人である二宮は凌介たちの前から姿を消してしまう。
そしてついに、菱田家の押し入れの秘密が明らかにー。

「真犯人フラグ｣第19話：あらすじ＆ネタバレ

守りたいもの

留守番していた篤斗と光莉たちの元に、菱田とコーチの山田が姿を現した。
とっさに警察を呼ぼうとした光莉を止める篤斗。
篤斗は菱田に「キヨと約束したから、あの日のことは絶対に言わない」と伝える。

帰ってきた相良凌介(西島秀俊)は、ドライブレコーダーの映像に映る篤斗と菱田の姿を突きつけ事情を聞く。
キヨを守らなければと思ってしてきた行為が全て間違いだったと認める。

篤斗は１０番を取ったことで、上級生たちにいじめられていた。
事件の日「キヨのことで話しがある」とコーチに呼び出された菱田は、雨の中外を出歩く篤斗と出会った。
ユニホームをなくしたという篤斗と一緒にサッカー教室に向かった菱田。

サッカー教室には山田とキヨの姿と、ビリビリに裂かれ篤斗のユニホームがあった。
キヨがごめんなさいと謝る中、友達であるキヨの裏切りにショックを受け、篤斗はサッカー教室を飛び出してしまった。
篤斗はその直後、木幡に誘拐されてしまったようだ。

失踪事件がどんどん大騒ぎになっていき、菱田たちも言い出せなかったと語る。
キヨは上級生に命令され、篤斗のユニホームを盗まされ、実際に引き裂いたのは上級生たちだった。
しかし、いじめの事が明るみになればキヨの顔も晒され、将来も台無しになってしまう。
全てはキヨを守りたい一心で、あの日のことを隠そうとしていたのだ。
菱田の押し入れには、真犯人が残した菱田への脅迫文が書かれていた。
菱田は襖を裏返し、表からは見えないように隠していたようだ。
菱田も真犯人に脅され、事件をかく乱させていたのだ。

接点

３年ほど前、二宮は真帆のスーパーに通う常連だった。
今の部署に移る前で、凌介とも出会っていない時期に２人はすでに知り合っていた。
すぐに二宮に確認を取ろうとするも、音信不通となり姿を消してしまう。
そんな中二宮は、何やら原稿用紙に小説らしき文章を書きためSNSに投稿していた。

光莉は凌介と一緒に警察署を訪れ、橘と直接話しをさせて欲しいと頼み込む。
ようやく橘と再会できた光莉だったが、光莉の知る優しい橘の姿はなく、光莉に対し罵る言葉を浴びせる橘。
しかし光莉は橘のことを信じると伝え、自らSNSに橘は悪くないと公表すると言い出した。
そんなことをすれば光莉が世間から叩かれるのは目に見えている。

橘はたまらなくなり、ようやく隠していた本当のことを話はじめた。
橘も真犯人に母親を人質に取られ脅されていた。
そこで本木を利用して事件をかく乱させたのち、自らが真犯人として名乗り出て罪をかぶることになったと話す。

しかし本木は橘にねじれた愛情を抱いており、危うさを持ち合わせていた。
下手をすれば光莉を殺してしまう可能性もあったと言う。
本木が逮捕されたとき、部屋を抜け出すことができたのは強羅が本木の部屋に現われたからだった。
依頼人である真犯人からの手紙を預かっており、それを橘に渡しにきたのだ。
ようやく裏切りの真相を語った橘は、母親と光莉の保護を警察に頼む。

復讐

河村は茉莉奈を至上の時に連れてきた。
インタビューと称して凌介たちも茉莉奈の話しを聞くことに。

二宮の姉･凪沙は、林の元婚約者だったが結婚式の３ヶ月前に自殺していた。
実は凪沙が風俗で働いていて反社とも繋がっているという噂が会社に流れたことが原因だった。

真帆と一夜の関係を持った林は、真帆に本気で惚れてしまい、凪沙の存在が邪魔になった。
強羅に依頼してありもしない噂をネットに拡散させ、凪沙と別れやすくなるよう仕向けたのだ。
そのことを知った茉莉奈は、今までの林の行動から腑に落ちる部分があったため協力したようだ。
しかし林は、茉莉奈でも二宮でもない誰かに殺害されてしまった。

二宮は、姉の婚約を破棄させる原因となった真帆を恨んでいる可能性が高い。
河村はネットに投稿された文面を見て、店を出て行く。

ネット投稿された原稿用紙の怪文書。
凌介の勘が正しければ、二宮の字に似ていた。
さらに勤怠表を確認したところ、事件当日二宮は早退していたことが判明する。

慌てて河村のあとを追う凌介たち。
建物の中には二宮の姿があり「この物語、終わらせましょう」と告げる。