何者かによって刺された村瀬。
犯人は一体誰で、なぜ村瀬を狙ったのでしょう。
刺され村瀬
村瀬健吾(津田寛治)病院に運ばれますが重体です。
直前まで一緒にいた小宮山(羽田志保)は事情聴取で被疑者のように疑われました。
村瀬の病院に付き添っていた国木田誠二(中村梅雀)から連絡があり、村瀬は意識を取り戻せば大丈夫と報告を受けます。
捜査本部が設置されることになりましたが、被疑者とされている特捜班は参加することを拒否されます。
『村瀬さんを刺した犯人は私たちが捕まえなきゃ』
小宮山の言葉に鼓舞され、特捜班は独自で調べはじめました。
捜査開始
浅輪直樹(井ノ原快彦)と新藤亮(山田裕貴)は、通報があった公衆電話を調べることに。
通報の音声は聞き取りやすく、良い声の持ち主でした。
しかしなぜか名前を名乗らず電話を切っているため行方が分かりません。
そんな中、浅輪は家の窓から自分たちの行動を見られていたことに気付きます。
村瀬が刺された現場に手がかりを探しに来ていた小宮山は、血の付いたビニール袋を発見しました。
青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は、現場近くの不良が集まるレストランで働く桃子から話を聞くことに。
最近、不審な人物に付きまとわれていたと言う桃子。
不良グループの栗山に話したところ、締め上げてやるとストーカーを捕まえたようです。
ストーカーに暴行する栗山たちを止めに入ったのが村瀬だったと証言します。
視線の主
浅輪が感じた視線の先の家を訪ねると、年金暮らしの女性・溝口亮子と息子の泰幸が住んでいました。
しかし息子は引きこもりのため刺激しないで欲しいと追い帰されます。
浅輪たちは溝口宅のポストの郵便物に声優アカデミーが入っている事に気づきました。
夕方、病院に来ていた国木田と小宮山。
小宮山は刺された村瀬から微かに、香水の香りがしていたことを思い出しました。
ストーカー
声優事務所に送られた音声データと通報者の音声が一致し、通報は泰幸からだと確定。
買い物に出たことを見計らって、泰幸に事情を聞く浅輪たち。
桃子にストーカー行為を行なっていたのは泰幸でした。
しかし栗山たちに捕まり、殴られてしまったようです。
家まで送ると言ってくれた村瀬を断り帰ろうとした泰幸。
少し目を離した間に村瀬は倒れていたと言います。
25年前の犯罪者
血の付いたビニール袋の指紋が、25年前の殺人事件の容疑者・曽根明子の指紋と一致しました。
ビニール袋の片側に指紋が集中していたことから、ビニール袋は三角折りされていたと気づいた浅輪。
三角折りのビニール袋を使い買い物をしていた泰幸の姿を浅輪は見ていました。
母親の正体
浅輪たちが溝口宅に駆けつけると既に母親の姿はありませんでした。
泰幸は本当の母親は既に死んでいることを自白します。
溝口亮子の正体は逃亡中の曽根明子でした。
曽根はヘルパーとして溝口家に通っていましたがある日、亮子が亡くなっているのを発見。
会社に報告しようとする曽根を年金が貰えなれば生きていけないと泰幸が止めたのです。
泰幸は曽根が偽名で働いていることを知っており、弱みを握る形で口をふさぎました。
逮捕
浅輪たちは、曽根の息子が自殺した現場で曽根の姿を発見します。
自殺しようと首を切った曽根ですが、ネックレスが引っかかり助かりました。
泰幸は刺した犯人の顔は見ていなかったものの、村瀬に付いた香水の匂いから刺したのが曽根だと分かっていたようです。
村瀬が目を覚ましたという連絡に小宮山は涙を流して喜びます。
特捜班のみんなも仲間の無事に安心しました。
「特捜9 season4」第4話 まとめ
今回の話は謎が残りまくりの回でした。
村瀬が刺された理由が結局分からないままです。
次回で解明されるといいですね。