くるみにネットバッシング!折れた心に寄り添った人は?
真柴くるみ(川口春奈)はel Arco Irisの広報担当でSNS担当になって、自らもインフルエンサーになって私生活を犠牲にして情報発信を続けてきた。
しかし、憧れの社長・葉山祥吾(向井理)が突然、社長を辞任して失踪。
目的を見失うが、ミニマリストの料理人・藤野駿(横浜流星)との恋を育んで、情報発信を継続していた。
店の客から北海道のレストランのシェフの話が舞い込んだ。
一方、くるみは自分が取り上げたバッグのデザイナーの盗作騒ぎが浮上し、くるみもその影響でネットバッシングを受けるようになった。
精神的に追い詰められたくるみは駿と共に北海道に行きたいと言うが、駿は問題から逃げて欲しくないと言う。
駿に突き放されて、くるみの心はもう限界で、葉山にすがった。
葉山は泣きじゃくるくるみを抱きしめた。
過去は変えられない。変えられるのは未来だけ
くるみは葉山から
「顔をあげて、今できることを考えろ」と励まされ、元気を取り戻す。
駿は北海道行きを迷っていた。
寺井陽人(丸山隆平)は画業に行き詰まる羽瀬彩夏(中村アン)に自分が経済的に支えるとプロポーズしたが、都合よく陽人に甘えたくないと羽瀬は断った。
早乙女香子(夏川結衣)は元・夫から礼史(生瀬勝久)からよりを戻そうと言われている。
それぞれ転機を迎えて、決断に悩むとき。
駿が応援を頼まれた、イベントのキッチンカーの出展にシェアハウス一同でくりだした。
羽瀬は絵を諦めて、就職することを決断した。
くるみは自分のやりたい仕事を極めるために、東京でバイヤーの仕事を探すことにした。
それぞれの転機
デザイナーが盗作の謝罪会見を開き、くるみの潔白が証明されて、広報に復帰、激減したフォロワーも戻った。
イベントで駿の料理を食べた人から要請があって、田舎にキッチンカーを出張させた。
キッチンカーを手伝うくるみは、情報発信が虚しくなって、もうやめようかと言うが、駿は自分の好きなものからは逃げるなと言われた。
くるみは再び発信を始めた。
以前くるみの故郷の島のガラス工芸が取引を承諾してくれた。
それは葉山が交渉してくれたおかげだった。
葉山はトルコに旅立って行った。
羽瀬は絵を諦め自分の絵をゴミに出したが、陽人が全部救い出してくれていた。
羽瀬は陽人に結婚しようとプロポーズした。
ついにハッピーエンド
くるみはバイヤーに転属願いを出したが、配置換えになったばかりなのであと2年と言われる。
葉山流で「いつかは今」を思い出し、その場ですぐに退職を申し出た。
その週末、陽人と羽瀬の結婚式が行われて、駿と香子は自慢の料理を競い合った。
香子は礼史のことが気になっていたが、礼史は会場に来ていた。
いつでも駆けつけられる距離にいることになる。
フリーになって、くるみは早速岩切工房を広めようと動き始める。
くるみの発信はたちまち世界に拡散され、その情報を知った葉山からエールのメールが届いた。
バイヤーになる夢に一歩近づいた。
駿は北海道行きを断り、レストランのない田舎に出張レストランで全国へ回ることになった。
旅立ちのとき、くるみを抱きしめてはじめてつきあってくださいと正式に言った。
5年後、2人は結婚して娘も誕生して、仲良く暮らしていた。