「刑事7人」第9話見どころ・次回予告 専従捜査班、最後の事件
警視庁に14年前の犯人からの手紙が届いた。
それは2007年にスーパーの屋上で少女舞が転落した事故だった。
野々村たち専従捜査班は14年前の事故を洗い出した。
野々村は舞の兄がルームメイト優ではないかと疑う。
生きる意味をなくした優は犯人に復讐を遂げてから死のうと決意していた。
容疑者の矢吹は無実であり、真犯人のスーパー-店員柴田が罪をなすりつけようとした。
優は矢吹に襲いかかったが野々村が止めた。
女子大生の刺殺事件が起こった。
天樹は女子大生の首筋の歯形を見て愕然とした。
25年前に唯一天樹が捜査で黒星を喫した事件こそ、首筋に歯が残されたジャッカル事件だったのだ。
「刑事7人」第9話最終回あらすじ・専従捜査班のそれぞれの過去
1度解散した専従捜査班だったが、特別捜査係として復活また刑事7人で捜査に乗り出す。
今シーズンは各エピソードで捜査員それぞれの過去が明らかに……
堂本俊太郎(北大路欣也)は宮城県警時代に検死のことで捜査に口を挟んだことで、1人の刑事とその家族が不幸になっていた。
それ以来、彼は検死に専念して、けして捜査には口を出さないと決めている。
海老沢芳樹(田辺誠一)が毎年昇進試験に落ちているのは、試験当日に事件に遭遇し、つい関わるために試験がそっちのけになったからだった。
海老沢はそれを運のポイントが溜まっていると信じている。
片桐正敏(吉田鋼太郎)には別れた妻と暮らす高校生の娘がいて月に1度はデートしていた。美人局事件に友達が巻き込まれたのを放っておけない正義感と友情に厚い娘だった。
ルームシェアをする水田環(倉科カナ)は青山新(塚本高史)が最初に手錠をかけた男が殺人の罪で自首してきたのを信じなかった。男が更正の道を歩んでいる様子を見てきたからだ。お人好しすぎる青山を心配する水田だったが、男は盲目の女性をかばうために嘘をついていた。
野々村拓海(白洲迅)はルームメイトがスーパーの屋上で転落していまだに意識不明の妹の復讐をしようとしているのに気がついた。野々村を助けるために致命的な怪我を負い警察官になれなかったルームメイトに罪悪感を抱いていた。犯行直前、野々村はルームメイトを止め、手錠をかけた。
今回は最終回、エース天樹悠(東山紀之)の過去があきらかになる。
「刑事7人」第9話最終回あらすじ・青山の秘密
青山は宝石店で指輪を買っているのを天樹に見られてしまった。
水田にこれを機会に結婚を前提に交際するつもりだったのだ。
天樹は2人の関係に全然気がついてなかった。
郊外の公園で20代前半の黒髪の女性の死体が発見された。
女性の首には歯形がついており、それを見た天樹が過去の事件を思い出す。
25年前のかみつきジャッカル事件は、天樹が唯一黒星を喫した事件だ。
今回の事件の被害者と同じような女性が4人殺されている。
天樹は歯形が一致する容疑者を追い詰めたが、容疑者は自殺してしまった。
その後、歯科技師の男春日部将司(村井國夫)が真犯人として逮捕された。
歯形を偽装した春日部が逮捕されて、刑期を終えて出てきたばかりだ。
春日部の犯行である可能性が高まってきた。
天樹は春日部を単独で尾行する。
現在の春日部は聖人のように穏やかな男になって、とてもクロには思えない。
一方、被害者の女性は男性関係が乱れており、怨恨での殺害の可能性も出てきた。
春日部の息子・伊織は犯罪者の父のせいで居場所を転々として、世間から隠れて暮らしていた。
「刑事7人」第9話最終回あらすじ・新たな殺人が……
雨の夜、また若い女性が殺された。
天樹は殺人現場付近で春日部の姿を見て、春日部のアパートを訪ねた。
天樹の肩の蜘蛛を殺さずに捕まえ逃がしてやる春日部。
春日部は天樹のことを覚えており、生まれ変わって犯罪とは無縁の暮らしをしているというのだが……
春日部の部屋には伊織の部屋にもあったクリップの針金片があり、親子は交流がないと語っていたが、天樹は2人が会っていると推理した。
深夜、春日部を尾行すると伊織がナイフを持って春日部に襲いかかった天樹をかばった青山の胸にナイフが突き刺さる。
話があるという青山のために料理を作って待つ水田に電話が入った。
青山は命の危険があり余談を許さない状態だ。
伊織を取調べしたが、2つの殺人にはアリバイがあった。
青山の負傷は天樹の単独捜査が原因だとされ専従捜査班は解散命令が下った。
水田はどんなことがあっても刑事を辞めないように水樹に釘をさした。
捜査の結果、犯人は春日部の引っ越し会社の同僚だった。
女性2人を殺したのを春日部になすりつけた。
青山は無事退院し、専従捜査班は解散となった。
青山が水田に指輪を渡すのはお預けになり、刑事として成長してからとなった。
「刑事7人」第9話最終回あらすじ
若い女性が殺され首筋に歯形があり、25年前に起きたかみつきジャッカル事件を起こし、刑期を終えている歯科技師春日部に疑いがかかった。
天樹は別の容疑者を責めて自殺においやっていた。
天樹はまた春日部の犯行だと疑い、春日部の張り込みをはじめた。
事件は他の容疑者も浮かびあがり、青山は天樹を注意する。
春日部の息子が春日部に向かってナイフと振りかざし青山は重傷を負った。
犯人は春日部の仕事先の男性で、嫉妬して春日部に罪をかぶせようとしていた。
青山は生還したが、専従捜査班の解散が決まってしまった。