両方の両親は離婚に向かうが……
雪山遭難で、助けた方助けられた方。
吊り橋効果で、スピード婚した緒原咲(北川景子)と緒原紘一(永山瑛太)だったが、同居しはじめて早々性格の不一致で、離婚を決意する。
しかし、両方の両親も離婚に向かっており、打ち明けることができない。
咲の母・水口美土里(三石琴乃)は強引に2人の家に押しかけ、自らの誕生日パーティーを行った。
花束を持って現れた夫・水口武史(平田満)の前で離婚を打ち明けた。
ずっと一緒にいると思っていた妻の離反に落ち込む武史。
打ちひしがれる父を見て、また咲も離婚しても既に戻る場所はないと悟った。
紘一の前で寂しさをあらわにすると、「もう寂しい思いはさせない」と紘一は咲を抱きしめた。
2人は離婚をやめてやりなおすことに決めた。
やりなおすと決めた矢先
やりなおすと決めた咲と紘一、いい雰囲気になってきたのだが、紘一の母・緒原薫(宮崎美子)が帰ってきたが、よりを戻すのではなく給与明細を見せて、外で働けることを証明するためだった。
緒原家に泊まって翌朝、咲は薫に手料理を教えてもらうことにしたが、担当作家・水無月連(白洲迅)から呼び出されてしまう。
水無月は書いた原稿を捨てて、新境地を書きたいから咲に話相手になって欲しいと頼んだ。
一方、紘一は咲にかわって武史のいる水口家を訪れたが、そこには若い女性・城木里奈(中田クルミ)がいるが、二人は単なる友だちだと言うが……
紘一の前に、咲の元彼・青山貴也(高橋光臣)が現れ、間違えて持って帰った離婚届けを返しに来た。
偶然・紘一の上官・一ノ瀬純(田辺桃子)も離婚届を見てしまい、青山は咲、一ノ瀬は紘一への恋を実らせるチャンスだと意気込んだ。
すれ違いと不運が続く
紘一の上官・重森敦(菅原卓磨)は紘一に自宅の近くに配置異動の話が来ていると知らせた。
通勤に1時間半かかれば、緊急事態に対処できない。
多くの隊員達は通勤時間30分以内の場所に住んでいた。
咲のためにもこのまま暮らしたいと言う紘一だったが……
咲は水無月の電話につき合っているうちに寝てしまい、慌てて水無月の自宅に向かった。
咲につきあった紘一はいつもより家を出るのが遅れ、さらに渋滞に巻き込まれる。
かわりに出動した谷空士長(柴田夕貴)がケガをしてしまった。
責任を感じた紘一は出勤を早くしようと実家に住もうと決意する。
しかし、マイペースの水無月に振り回される咲は、今のままがいいと主張した。
またも2人の間に溝ができる。
咲は咲で文芸部に異動したばかりで、実績を上げたいと焦っていた。
そこへ一ノ瀬が現れ、紘一のためにも離婚した方がいいと責められた。
家に帰っても、どちらもお互いに仕事をやめろと主張する。
離婚するしかないのかな?
やりなおそうと思ってもうまくいかない。
2人は思い直して、離婚届にサインをする。
一方、正や武史も妻の差し出した離婚届けにサインをした。
次回、離婚届提出前夜、咲は最後の晩餐で、手料理を作る。
しかし、紘一に緊急任務が発生した。