この記事は、2023年5月17日（水）放送の朝ドラ【らんまん】第33話のあらすじをネタバレありで紹介しています。
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記事後半でまとめていますので、気になる方は参考にしてください。
万太郎（神木隆之介）は田邊教授（要潤）に会いに東京大学の植物学教室に行きました。
小学校中退の万太郎に、野田（田辺誠一）からの紹介状があったとしても、東京大学の学生や教授たちは冷たくあしらいました。
ここで、万太郎はどのように切り抜けていくのでしょうか？
今回は植物学教室で場面が全く変わらない、そこだけ一場面での回です。
田邊教授と万太郎の運命の出会いはどうなるのか、ここが見どころです！
朝ドラ【らんまん】第33話あらすじネタバレ紹介／第7週「ボタン」/2023年5月17日放送
君を歓迎する
徳永助教授（田中哲司）が自分が話すと言ったのに、田邊教授と話をしたいと伝えた万太郎。徳永助教授は面白くありません。そんな中万太郎のところに田邊教授がやってきました。
田邉教授は英語で挨拶して話します。
万太郎の顔を見て、君は誰だと聞きました。
万太郎は自分の名前を名乗って、
田邊教授に会いたくて、土佐からやってきた、と言い、野田（田辺誠一）からの紹介状を渡しました。
田邉教授はその紹介状を読み、万太郎が熱意のある若者であるので便宜をはかって欲しい書いてあることを告げ、改めて万太郎に何を望んで来たかを問いました。
万太郎は、土佐から標本をもって来たこと、万太郎が自らトランクに入れて持ってきたものは、これまで集めた中でも珍しいと思うものだと、説明しました。そして、それを見たら、自分のことがわかるとしっかりとした口調で言いました。
田邉教授は自分を理解してもらいたいと言う万太郎にを斜め目線で見ます。
そこに徳永助教授が、時間の無駄だから、私が彼の相手をすると割って入って来ました。万太郎は、待ってください、少しだけでも見てほしい、と阻止しようとします。
徳永助教授はムッとして言い放ちました。
珍しいとは誰が判断した？
悪いが、君の名前は聞いたことがない。師は誰だ？
万太郎は、佐川では、池田蘭光先生。
去年上京した際に、野田先生、里中先生に一度教えていただいたことを告げますが、
徳永助教授に蘭光先生に
12歳までしか師事していないことを指摘されます。
書物はたくさん読んでも、熱意を持って話してみるものの、その場は固まってしまいます。
小学校中退の万太郎が来るべきところではない、とやはり、学歴差別を受けてしまいました。
厳しい受験をくぐってここにいる学生や教授たちはプライドが許さなかったのでしょう。
万太郎が来るべきところではありません。
田邉教授は、万太郎のトランクの中身をみる、と言います。
それは、万太郎が土佐から来たと言ったからでした。
田邉教授は、土佐の人には恩義があるようです。
ノブレスオブリージュという考え方いわゆる、
施しを与える、と言う言葉を聞いた周りはニヤニヤと笑いました。
ここで、万太郎はブチギレました。
それなら結構です。
あなたがたは、
自分が世界にうってでるのを眺めてみてたらいい。
この部分を万太郎は、英語で反論したのです。
万太郎が流暢な英語で返したことで、みんながびっくりしてしまいます。
万太郎は
確かに自分は、小学校すら中退してるけど、植物に対する情熱は誰にも負けない、ということ、
いつまでも日本の植物のことを外国人に任せたくないこと、
日本人の手で、国のすべての植物を明らかにしたいこと、を話しました。
万太郎は「土佐植物目録」を田邉教授に渡し、新種かもしれない標本を見せたのです。
一瞬でその場にいる人たちの表情が変わりました。
田邉教授はこれだけのことができるとは思っていなかったので、驚き尋ねました。
この国にある植物の本は、あらかた読んできたか？
万太郎は一字残らず書き写したこと、
東京大学にある3000種の植物の標本を見せてもらえるのだったら、
自分が採取してきた植物がなにかわかると思うと告げるのでした。
徳永助教授は、3000種類あると言っても、まだ検定してないものがたくさんある、と言うと
万太郎は、
自分がこちらのわからんものも突き止めます。
自分の標本を確認するので、苦にはなりません。
そう言うと、そこに居合わせた学生が、
助かる！と万太郎に標本を頼めるなら、自分たちも勉強に打ち込めるので喜びました。
徳永助教授はそこに反発しました。
小学校中退の分際で、交換条件を出すと言うことにプライドが許さなかったのです。
日本の最高学府で、国家機関の東京大学で交換条件などハナから成り立たない、と起こりました。
田邉教授はそんな徳永助教授の態度を見て
交換条件なんかなくても、万太郎が持ち込む標本は、
今後の植物の足掛かりになって、値打ちがある。
と、言いました。
それでも徳永助教授は、万太郎の出入りを許すのは、大学の権威が揺らぐと大反対しました。
田邉教授はそんな徳永助教授を、旧幕臣の石器だと言い、1度、留学しておいで、となじり、
確かに彼は、うちの学生ではないけれど、権威をかざして門戸を閉じるよりも、植物学教室初代教授として一刻も早く研究の場を作り出すことだ。と
田邊教授は、万太郎に握手を求めました。
そして、君を歓迎する。
そういって万太郎にハグしたのです。
徳永助教授は今に見ておれ！と怒り心頭をあらわにして、教室の外に出ていくのでした。
To be continued…
朝ドラ【らんまん】登場人物相関図・キャスト
朝ドラ【らんまん】キャスト一覧
| 役名 | 役柄 | 俳優名 |
| 槙野万太郎 | 本作品の主人公、酒造業「峰屋」の一人息子、植物学者 | 神木隆之介 |
| 槙野綾 | 万太郎の姉、酒造りに興味を持つ | 佐久間由衣 |
| 槙野ヒサ | 万太郎の母、病弱 | 広末涼子 |
| 槙野タキ | 万太郎の祖母、酒造業「峰屋」を切り盛りする | 松坂慶子 |
| 竹雄（井上竹雄） | 「峰屋」の番頭の息子、万太郎のお目付け役 | 志尊淳 |
| 西村寿恵子 | 本作のヒロイン、後に万太郎の妻 | 浜辺美波 |
| 西村まつ | 寿恵子の母、和菓子屋の経営者 | 牧瀬里穂 |
| 笠崎みえ | 寿恵子の叔母、料理屋の主 | 宮澤エマ |
| 阿部文太 | 和菓子職人 | 池内万作 |
| 倉木隼人 | 元彰義隊隊員、十徳長屋の住人 | 大東駿介 |
| 倉木えい | 隼人の妻 | 成海璃子 |
| 及川福治 | 魚の干物を売る棒手振り、十徳長屋の住人 | 池田鉄洋 |
| 江口りん | 十徳長屋の差配人 | 安藤玉恵 |
| 宇佐見ゆう | 小料理屋の女中、十徳長屋の住人 | 山谷花純 |
| 天狗 / 坂本龍馬 | 土佐の脱藩浪士・幕末の志士 | ディーン・フジオカ |
| 早川逸馬 | 自由民権運動家 | 宮野真守 |
| 中濱万次郎 | 遭難してアメリカに渡った元漁師 | 宇崎竜童 |
| 野田基善 | 植物学者 | 田辺誠一 |
| 里中芳生 | 植物学者 | いとうせいこう |
| 浜村義兵衛 | 呉服商の主人 | 三山ひろし |
| 田邊彰久 | 東京大学植物学教授 | 要潤 |
| 徳永政市 | 東京大学植物学助教授 | 田中哲司 |
| 大畑義平 | 印刷所の工場主 | 奥田瑛二 |
| 大畑イチ | 義平の妻 | 鶴田真由 |
| 大畑佳代 | 義平とイチの娘 | 田村芽実 |
| 仙石屋手代 | 呉服屋 | 小野大輔 |
| 高藤雅修 | 元薩摩藩士の実業家 | 伊礼彼方 |
| クララ・ローレンス | 寿恵子の音楽・ダンスの先生 | アナンダ・ジェイコブズ |
朝ドラ【らんまん】スタッフ
| 作 | 長田育恵 |
| 音楽 | 阿部海太郎 |
| 主題歌 | あいみょん「愛の花」（unBORDE） |
| 語り（本編・土曜日週間総集編） | 宮﨑あおい |
| 副音声解説 | 山崎健太郎 |
| 植物監修 | 田中伸幸 |
| タイトルバック制作 | 上田大樹 |
| 時代考証 | 門松秀樹 |
| 資料提供 | 高知県立牧野植物園 |
| 制作統括 | 松川博敬 |
| プロデューサー | 板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久 |
| 演出 | 渡邊良雄、津田温子、深川貴志 |
| 制作・著作 | NHK |
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