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〈木曜劇場〉ドラマ「レンアイ漫画家」第1話あらすじ・見逃し【恋愛ミッション始動!愛を知らない天才恋愛漫画家と愛を知りたい迷える女子】

頑張って生きていても、人生の相方はみつかるはずがない!

久遠あいこ(吉岡里帆)は29歳の葬儀社の社員。
ある日、高校時代の初恋の相手、苅部純(白石隼也)の葬儀の担当をすることに。
その折、彼の息子のレン(岩田琉聖)と彼の兄の苅部誠一郎(鈴木亮平)と出会う。
目を離したスキにいなくなったレンを探して、外に出たあいこは、レンが高い場所にいるのを見つける。
そこに初恋の純の面影を見たあいこは、高校時代に何回も告白してやっと付き合ってもらったことなどをレンに話し、涙する。
そんなあいこに「これを使って」とレンはハンカチを投げる。
だが、それをキャッチしたのは、兄の誠一郎だった。
いきなり初対面で「レンアイしろ!」と詰め寄る誠一郎を、あいこは驚いて突き飛ばしてしまう。
結果、あいこは誠一郎に怪我をさせてしまい、葬儀社をクビになる。

以下、ネタバレ注意です!

ダメ男ホイホイ返上したい!

職探しも難しく困窮しているあいこのアパートに、出版社の向後達也(片岡愛之助)が現れ、あいこに仕事を依頼する、と持ちかけた。
向後の連れて行った先は葬儀場であいこが突き飛ばした、誠一郎の自宅だった。
誠一郎は「銀河天使」を描く人気少女マンガ家で、正体を隠し「苅部まりあ」のペンネームで活動をしていた。
あいこは漫画のそのネタのために、疑似恋愛のミッションを依頼される。
恋愛するのに、ウソはいけない、と何度も断ろうとするが、失業中のため、お金のために断ることが出来ず押し切られる。
丸の内のOLとして、朝のカフェで向後の知り合いの同じ丸の内の独身イケメンのサラリーマン早瀬剛(竜星涼)に近づくように指示が出る。
そのために、丸の内OLの服装や早瀬の好きなラグビーのことを付け焼き刃的に勉強して、朝のカフェに潜入。
朝の限られたチャンスは8時から8時半までの間。
ギリギリセーフで「ラグビー好きなんですか?私も大好きです!」早瀬と言葉を交わし、「明日もまたここで会いたい」と約束まで取り付けることに成功する。

ウソや真実ではない、ホントの気持ち。

喜んで、早速誠一郎にそのことを報告するあいこ。
詳しく報告するように言われ、意気揚々と報告すると、誠一郎はその話を絵のスケッチでメモをしていた。
その時に現れた向後へ誠一郎は、原稿を渡そうとするが、手が滑って数枚床に落ちる。
落ちた原稿を拾おうと手を出すあいこ。
その瞬間に「触るな」と大声で言われ、驚く。
「彼は私にしか原稿を触らせないのよね」と向後。
あいこは気をとりなおして、では、と報酬をいただこうと、手を出そうとした。
向後に「たったこれだけで報酬がもらえると思っているのですか?」と言われ、視線を移した誠一郎の描くスケッチブックには「デートに誘う」と書かれてあった。
次の日約束通り、朝のカフェに行ったあいこは、早瀬と楽しい時間を過ごす。
「楽しかった」と早瀬に言われ、あいこもとても嬉しくなっていた。
「オフィスはどこ?」と聞かれ、答えたあいこは早瀬から、「その近くにスポーツバーがあったよね?良かったら一緒に行かない?」と誘われ、ときめいていた。
誠一郎にはその話を報告すると、「どこにときめいたかを詳しく聞かせろ」と詰め寄られる。
手と手がふれあいそうになった時、一緒に道を歩いていて、さっとあいこをかばってくれた時、など。
久しぶりのときめきと人の役に立っているという実感に喜びを感じるあいこ。
行きつけのカフェの店長代理、二階堂藤悟(眞栄田郷敦)とその店員伊藤由奈(小西桜子)にもその話を報告するあいこ。
SNSをしないあいこの代わりに早瀬のSNSを覗いた二人は、早瀬の投稿に「春が来そう」と書いていることをあいこに指摘する。
「あいこさん仕事なのかもしれませんが、お相手は本気みたいですよ」。
さすがに良心が傷んだあいこは、誠一郎に「うそは嫌だ」と告げる。
誠一郎は「お前はバカか。うそでも真実に変えてしまったらいいだろう?」と言うのだった。

対等な関係。

初デートの日、スポーツバーであいこは浮かない顔をしていた。
早瀬を騙しているようなそんな気になっていたからだった。
どうしても自分が許せなくなって、「今までのことはウソでした。ごめんなさい」とあいこは頭を下げる。
え?と驚く早瀬のタイミングで、あいこの携帯が鳴った。
出ると、電話の主はレンだった。
「おじさんが倒れた。僕また一人になっちゃう」
慌てたあいこは、早瀬に頭を下げて、誠一郎の自宅へ駆けつける。
誠一郎は「急性腰痛症」いわゆるぎっくり腰で動けなくなっていた。
しかし、原稿を仕上げないといけないので、「ここで描くから、原稿とペンを仕事部屋から取って来てほしい」、とあいこに頼む。
最初は原稿を触らせなかった誠一郎も、腰が痛くてチカラが入らないので、あいこに消しゴムかけを頼み、少しづつ出来るサポートを頼み、あいこのお陰で原稿は無事仕上がった。
そして、浮かない顔のあいこに言った。
「全部ウソだったって言ってしまった」と言うあいこに
「戻れ、あの男のところの人生の相方だと思ったんだろう?だったら諦めるな。ウソを真実に変えてみろ!行け!走れ!」。
それを聞いたあいこは、スポーツバーに戻った。
もう閉店していた店に早瀬はまだいた。
「どうして?」と聞いたあいこに早瀬は「戻ってきてくれる気がしたから」と言い、あいこはとても嬉しくなった。
ウソをついたのは、早瀬と出会いたいと思ったから、と告げた。
「僕のためにそこまで頑張ってくれていたなんて。これからはホントのあいこちゃんを見せて」
と、早瀬と手を繋いで歩くあいこの幸せそうな姿があった。

「ウソや真実ではない、大事なのは気持ちでした。ホントに感謝しています」、と言うあいこに誠一郎は、あいこに早瀬と別れるように指示をした。

最後のスピンオフのイチ場面は…。
葬儀場でのレンとあいこの純との関係の会話を聞いている誠一郎の姿。
それを聞いて、弟の純から当時河川敷で、
「5回も告白してきたら、もう好きになっちゃうだろう」
その話を聞いていたことを回想する誠一郎。

ライターのつぶやき

あいこの初恋の相手、純の忘れ形見のレンがいい味を出しています。
あいこはレンに純の面影を見ていますが、誠一郎はレンに「ここにおいてほしければ、対等になれ」と言い放ちます。
幼いレンにはその意味がわからず、「対等」の意味を辞書で調べたりします。
ぎっくり腰になって動けない彼を見て、あいこに電話をして助けを求めたことで、原稿が間に合った誠一郎はレンに「つまり俺たちは対等だ」と言いました。
その時のなんとも言えないレンの嬉しそうな顔が印象的でした。
一方、清一郎があいこに原稿を触らせたことを知った向後の複雑な表情が絶妙です。
向後役の片岡愛之助が誠一郎役の鈴木亮平とあいこ役の吉岡里帆の間に入って絶妙なバランスを醸し出しています。
向後の「僕だけの刈部先生」感が別の意味での胸キュンです。
そんな片岡愛之助の演技にも注目です。

次週第二話予告

早瀬と別れるように言われたあいこは、誠一郎の漫画のネタのためだといえ、早瀬を本気で好きになりかけていて、受け入れることができない。
誠一郎とあいこが押し問答していると、レンが学校に行きたいと話す。
「行きたいなら、行け」という誠一郎に、レンは「子どもには学校の手続きはできない」、と言う。
誠一郎とレンの関係が少し変化していることをあいこは感じる。
するとレンは、誠一郎と対等な関係になったとあいこに告げる。
仕方がないと、誠一郎はレンから必要な書類を受け取るが、めんどくさがってあいこに押し付ける。
その後…あいこと早瀬の関係は?誠一郎は?レンは?どうなる?
乞うご期待!

ドラマ「レンアイ漫画家」第1話続き

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