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海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン4全話あらすじ(ネタバレあり)

海外ドラマ「スーツ/SUITS」シーズン4 あらすじ

連邦検事ウッドオールの追求を切り抜けたマイクは、自分の経歴詐称のせいで多くの人が傷つくのに耐えられなくなり、投資銀行家に転職する。
マイクが買収を狙う大型企業をハーヴィのクライアントも狙っており、ハーヴィはマイクに手を引かせようとするが、相手のクライアントがローガン・サンダーズというレイチェルの不倫相手と知り一歩も引けなくなる。
ローガン・サンダースも会社を継いだばかりで結果を求めていた。マイクもローガンもお互いに勝たなくてはいけない状況にあった。
マイクに大物投資家フォースマンが救いの手を差し伸べる。フォースマンと組めば全てを失うとハーヴィは忠告するが、後のないマイクはフォースマンと手を組む選択をする。
ローガンの件で絆を深めるマイクとレイチェル。ハーヴィとドナは、恋人や夫婦よりも強い絆で結ばれてきたが、ドナは曖昧な関係に終止符を打つことを望んでいた。

海外ドラマ「スーツ/SUITS」シーズン4

第1話「決闘」

経歴詐称で多くの人を傷付けたマイクは転職し投資銀行家となったが、思うような結果を残せず、ジョナサン・シドウェルから金になる仕事が出来ないなら弁護士に戻るよう恫喝される。
大企業ギリス産業を買収しようとするマイクは、従業員をそのまま残すことを条件にギリス会長と契約交渉を進める。ハーヴィのクライアントであるローガン・サンダースも、父親の事業を継いだばかりで実績をあげようとギリス産業を狙っている。
証券取引委員会からジェフ・マローンが内部情報をリークしてきた。来週から所長になるウッドオールが事務所を狙ってくるとの警告だ。対抗できるのは自分だけなので、対策のため自分を雇うように要求してきた。
ウッドオールに対抗するにはルイスで十分だというジェシカだが、ハーヴィはマローンを雇うことを勧める。ジェシカは一緒に働くなら恋人は続けられないとマローンに告げるが、マローンの力が必要だと認め雇うことを許可する。
ハーヴィと闘う道を選ぶマイクは、ハーヴィのクライアントのローガン・サンダースがレイチェルと不倫をしていた相手だと知る。

第2話「恋人vs元恋人」

証券取引委員会へ対抗出来るとジェシカにアピールしたいルイスだが、マローンが証券取引委員会対策を担当すると告げられショックを受ける。
カトリーナに励まされ、マローンに力を見せつけようと奮闘するルイス。マローンを重宝しルイスを軽視するジェシカを見かねたドナは、ルイスの気持ちも考えるよう進言する。
結果を出すため焦るマイクは、ローガンの件もあり冷静な判断が出来ず、ハーヴィが用意した好条件の和解案を断り交渉は泥沼化する。
好条件の和解案を断ったことをジョナサンが知り、きちんとビジネスをするよう叱責される。改めて和解案を受けるとハーヴィに告げるが、判断が遅いと断られ条件を悪くしてしまう。
期待していたマイクが策もなく和解に応じようとしたことを残念がるハーヴィ。負けを認め気落ちするマイクだが、秘書にからも叱責され、最後の粘りを見せてギリスを説得しようと試みる。
考えを改めたジェシカは、ルイスに角部屋を与え敬意を見せる。感激したルイスは涙ながらにジェシカにハグをする。

第3話「汚れた戦法」

マローンと仲良くしたいルイスはバレエに招待したり、ジェシカにマローンを売り込んだりする。マローンの態度を誤解したルイスは、彼はゲイで自分に惚れていると勘違いする。
レイチェルの件もあり、どうしてもマイクを打ち負かしたいローガンは、汚ない手を使いマイクを打ちのめせとハーヴィに指示する。
ハーヴィがやらないならマイクの身辺調査を徹底的に行い、弱みを探すというローガン。マイクの経歴詐称を知られたくないハーヴィは、ギリスにマリファナの件を打ち明ける。ギリスに契約を切られ、怒ったマイクは探偵を雇いローガンの弱みを探る。
マローンはジェシカに言い寄るが、代表としての責任からマローンとの復縁は断る。
マイクが諦めないことに腹を立てるローガンは、明日までに諦めさせなければ探偵にマイクの過去を調べさせると脅してくる。
レイチェルはローガンに昔の貸しを返すよう要求し、マイクへの個人攻撃を止めるよう説得する。レイチェルのため正々堂々と勝負したいと言いに来たローガンに対して敵意を燃やすマイク。ギリスを再度説得に行くが二度と顔を見せるなと突き放される。

第4話「深まる苦境」

ウッドオールが部下のショーン・ケイヒルに、ハーヴィのクライアント7社を告訴させ、一時的停止命令を取り付ける。ジェシカは対応をマローンに任せるよう命じるが、ハーヴィはルイスに任せる。
ジェシカとマローンはケイヒルに脅しをかけに行くが、マローンが証券取引委員会を辞める直前、解雇寸前の状態だったことを隠していたと知らされる。
ルイスはマイクからシーラの嘘ゴシップを聞かされ動揺し、一時的停止命令を解除するどころか、裁判官の前で何も出来ずハーヴィを激怒させる。
資金繰りに悩むマイクは、ジアノプロスに融資を依頼しに行く。ハーヴィに怒られ挽回したいルイスは、ジアノプロスに手を回しマイクが融資を受けられないようにする。
融資先に困るマイクは、投資家フォースマンに近づく。8000万ドルの融資を依頼するマイクに、フォースマンは2億3000万ドル融資してもいいが、条件としてシドウェルを契約から外すことを提示される。マイクが条件を飲めば、取引に勝利してもシドウェルには金が入らず、シドウェルを裏切り自分だけが儲かることになる。
ハーヴィからフォースマンとは絶対に組んではいけないと忠告されるが、ギリスとの約束を果たしたいマイクは、迷った末でフォースマンと契約してしまう。

第5話「喜劇の弁護士」

フォースマンと契約したマイクは、シドウェルを裏切る前にローガンに手を引かせようと交渉を持ちかける。マイクの戦略を見透かしたハーヴィは取引を断り、マローンに裏でギリス産業の株を買うよう指示する。違法スレスレの行為に拒否反応を示すマローンだが、ジェシカからもピアソン・スペクター事務所のやり方を学べと指示される。
裏切られたことに気づいていないシドウェルは、ギリス産業の件での勝利を確信しマイクの功績を称える。
学業と仕事の両立で寝る時間を惜しむレイチェルは、ハーヴィに休みを取らせてくれと頼みに行くが、このくらいで音を上げるなと断られる。
ハーヴィとマイクはウェクスラー社が売りに出したギリス産業の株を狙うが、市場に出さず競売するよう言われる。競売が始まる前にレイチェルが学校で倒れて病院に運ばれる。一旦競売を延期し2人で食事をする。
久しぶりに昔の関係に戻った2人だが、事情を知らないジェシカが株を購入したことが分かり、マイクは裏切られたと激怒する。
レストランを出た所でケイヒルに待ち伏せされ、2人が共謀し儲けようとしていると疑いをかけられる。

第6話「マグカップの救世主」

ハーヴィとの共謀の疑いについてシドウェルから説明を求められたマイクは、レイチェルが倒れたので競売を中止したことを打ち明ける。他に隠し事はないかと言われるが、フォースマンとの取引を打ち明けることは出来なかった。
ローガンの仕事を手伝うレイチェルは、仕事以外の誘いは受けないとローガンに伝えるため家に行ったはずだが、はずみで熱いキスをしてしまう。
ケイヒルの介入で購入した株をローガンに譲れなくなり、買収競争はマイクが俄然有利になる。
争いを終わらせたいハーヴィは、フォースマンと直接交渉に行く。ピアソン・スペクター事務所が手に入れた株を条件に交渉するはずだったが、ルイスが無断で株を売ってしまい、それをフォースマンに買われて交渉すら出来なくなってしまう。
どうしてもハーヴィに認められたいルイスは、フォースマンにハーヴィを倒したいと持ちかけ、ある条件と交換条件に、ギリス産業の株をローガンに売る契約にサインさせる。ハーヴィは、ルイスの功績を手放しで喜び、2人で乾杯する。
マイクにオファーを断られたフォースマンは、全てをシドウェルに打ち明け、怒ったシドウェルはマイクを解雇する。

第7話「突然の別れ」

シドウェルからクビを言い渡されたマイクは途方に暮れる。ドナに促されマイクを元気付けようとするハーヴィは、かつて経歴詐称でキャリアを終わらせた会計士のスタンに会うよう勧める。解雇されてドン底を味わったスタンとの話しの中で、仕事よりも大事なことがあることに気付いたマイクは、レイチェルにこれからは仕事よりも大事な人を優先させると告白する。
ローガンとキスしたことで後ろめたい気持ちのレイチェルは、マイクにローガンとキスしたことを打ち明けてしまう。
怒りの頂点に達したマイクは、家を飛び出し、ローガンの家に押しかけ殴り合いのケンカをしてしまう。
ルイスは先日の取引の件でフォースマンに脅され、口止め料を受け取ることを強要される。ルイスがフォースマンの事務所から帰ろうとした時に、失意のマイクはフォースマンのオファーを受けようとやってくる。道を外そうとするマイクを救うため、ルイスはジェシカにマイクを再雇用することを要求する。

第8話「罪の告白」

ルイスは自分の犯罪の痕跡を消すため、フォースマン関連の書類を整理している。ケイヒルが捜索令状を取りギリス産業の案件の書類を全て提出するよう求めてきた。
再雇用されたマイクはドナの尽力もあり個室を与えられるが、カトリーナから、マイクを再雇用するためにルイスが代表の座を諦めたことを聞かされる。
ギリス産業の件でハーヴィとマイクが共謀していることをケイヒルに疑われている。実際には共謀していないので、書類を全て開示しても大丈夫だとハーヴィはジェシカに進言するが、検察は相手を陥れたければ罪を作ることまでやるので、慎重に対応するようジェシカは指示する。
ハーヴィとマイクが手を尽くすが、正直に書類を提出することが一番だという結論に至り情報開示を受け入れる。ルイスは自分とフォースマンとの裏取引がバレるのを恐れ、フォースマンに取引がなかったことにしてくれと交渉に行くが断られる。いよいよ情報開示を明日に控え、ルイスは罪の告白をする。

第9話「男のケジメ」

ルイスの裏取引を知り対策に翻弄するハーヴィは、フォースマンを説得に行くが応じない。マイクの策でウッドオールを潰す悪意訴追を始め、証券取引委員会の内情をマローンが探る。
ハーヴィは証言録取で被告を追い詰めるために罪をでっち上げたことを、ウッドオールに証言させることに成功し有利に立つ。
ハーヴィとマイクに対する証言録取で、ケイヒルは誰かが裏取引で金銭を受け取ったと勘付く。自分の最後を悟ったルイスは、ハーヴィとマイクだけは助けようと証券取引委員会に自白しに行く。
フォースマンとの取引を自白したルイスだが、対応したウッドオールから何もされず帰される。連邦犯罪違反で逮捕されるはずが無罪放免になるのは、ウッドオールがフォースマンを庇っている可能性があると疑い、ケイヒルにルイスとフォースマンの取引を説明に行く。
ハーヴィ達の行動に、慌ててケイヒルの部屋に来たウッドオールに、ケイヒルは無罪を証明するよう促すが、何も反論できずウッドオールは部屋を出ていく。
ルイスを許すようジェシカに嘆願するハーヴィだが、ルイスはジェシカとハーヴィに自分を解雇させるのは申し訳ないと、2人に当てた手紙を残し事務所を去っていく。

第10話「秘密を握るカギ」

退職したルイスは再就職のためクライアントを3社連れていきたいとハーヴィに頼みに行く。ハーヴィはジェシカに頼むがジェシカは認めない。
ドナのアイデアで、シーラがいるボストンでの再就職先をハーヴィから紹介してもらいシーラと復縁したいと説得に行くが断られる。
マイクはロバート・ゼインにルイスを雇うよう頼みに行く。ロバートはルイスがピアソン・スペクターからクライアントを1人連れてくれば雇用すると言われる。
内部情報を知ったルイスにヴァーサライフ社を奪われたハーヴィだが、不採算部門をギリスに売ることで株価は上昇し契約を取り戻す。
情報をルイスに渡したことがジェシカにバレて、カトリーナは事務所をクビになる。ルイスを慰めようとマイクは家を訪ねるが、ルイスの持っている成績優秀者だけがもらえる鍵のオブジェのことを知らず、再び経歴詐称を疑われてしまう。
マイクの経歴詐称を確信したルイスはこれまで自分は騙されていたと、事務所のメンバーを責め、自分を復職させ代表に名を連ねることを要求する。

第11話「代表の器」

ルイスが代表として復帰することをジェシカが承諾する。ハーヴィはルイスの復帰を反対するが、ジェシカから全てマイクを雇ったハーヴィの責任だと責められる。
マイクの部屋をルイスが訪ね、鍵の秘密を伝えて経歴詐称に気付いたことと代表になったことを告げに行く。マイクが退職したいというまでパワハラを続けることを宣言し、嘘付き呼ばわりしてルイスは帰っていく。
ルイスの怒りは収まらず高慢な態度を取り続ける。ハーヴィに諌められルイスからのパワハラに耐えるマイク。ドナやレイチェルがルイスを説得しようとするが、2人もルイスから嘘つきと怒鳴りつけられる。
ルイスの件でロバート・ゼインに貸しを作ってしまったハーヴィは、ロバートの事務所が揉めている事務所との和解を取り付けて欲しいと言われる。相手の弁護士はスコッティ。ハーヴィはスコッティを説得し和解させることに成功する。
マイクの秘密を糧に横柄な態度を続けるルイスだが、ジェシカはルイスとの契約書にマイクの件を口外しない条件を付け加える。ルイスは通報すると脅すが、契約書にサインしなければ代表の座も事務所復帰も全てを失うことになる。

第12話「尊敬とプライド」

ジェラード教授が事務所を訪れて案件を依頼してくる。リバティー鉄道の件で収賄を疑われているので弁護してほしいとの頼みだが、ハーヴィは断ろうとする。
マイクに説得されて案件を引き受けることにしたが、実際には収賄でなく、賭けポーカーをしていたことがバレないように助けてほしいとの依頼だった。
自分への敬意を示すため、ハーヴィにクライアントを譲るよう要求するルイスに、ハーヴィは初めて担当したクライアントを譲る。ルイスは喜んでクライアントに会いに行くが、その相手はジェシカからハーヴィに引き継がれた問題のあるクライアントだった。
ジェラードが隠していたのは収賄でも闇ポーカーでもなく、学生からの成績を上げるための賄賂として金を受け取っていたことだった。尊敬していた教授に失望したハーヴィは、訴訟に勝つことも諦めかけるが、マイクの機転で賄賂の問題は学生から教授が借りている金ということにして片を付ける。
教授に解決したことを告げるハーヴィに、教授はマイクの秘密に気付いたことを告げる。お互い秘密を共有する間柄になり、学生からの賄賂は自分が返しておくとハーヴィは伝える。

第13話「過去へのドライブ」

6年前、フェアチャイルドというシニア・パートナーが退職した日、ルイスに飲みに誘われたハーヴィは嫌々飲みに行く。ルイスは、空席が出たシニア・パートナーの席に、2人でジュニア・パートナーにしてもらうようハードマンに提案をしようとハーヴィを誘う。ハードマンに2人で提案をすると、マッカーノン・モーターズと契約したほう1人だけパートナーに昇格させると言われる。2人一緒に昇格させてほしいというルイスに対して、ハーヴィは勝負を受けると答える。
マイクはメッセンジャーをしているが、無料弁護相談所のクレアと仲良くなり、ロースクールの学生だと偽り仕事を手伝うことになる。不正で大学を退学になり、ロースクールにも通っていないことが相談所の上司に見抜かれクレアとも破局する。
現在に戻り、ハーヴィはルイスにマッカーノン社を半分譲ると伝え、マッカーノン社までのドライブに誘う。ドライブにはマイクも誘われており、2人の仲を元通りにしようという計らいだが、マイクの嘘で人生を壊されたと怒るルイスはマイクと取っ組み合いの喧嘩になる。本音をぶちまけたことで水に流すことにした2人に、ハーヴィはマッカーノン社を任せる。

第14話「内部告発」

マイクにジェラード教授から連絡があり、リバティー鉄道の脱線事故に対する内部告発の弁護をするよう頼まれる。
事務所の方針で内部告発は引き受けないと断るハーヴィを、事故で犠牲になった罪のない人を弁護士でいられるうちに助けたいとマイクは説得する。
技術士のジョン・ヘンダーソンは、事故の原因を示す事故報告書があると告発し解雇された。マイクはリバティー鉄道側の弁護士・エヴァン・スミスに報告書の開示を請求するが、報告書は改竄されていた。
ルイスが代表になったことに納得していないマローンは、ジェシカのためにルイスと飲みに行くが、ジェシカがルイスを代表にした本当の理由を隠していることを知り分かれを決意する。
リバティー鉄道が証拠を改竄している証拠が見つからず苦戦するマイク。ドナはマイクを見かねてリバティー鉄道へ行き、国家運輸安全委員会の職員であると嘘を付いて決定的な証拠を手に入れる。
マイクは証拠を使うことに躊躇するが、盗んだ書類ではないと言うドナを信じ証拠として提出する。
証拠のおかげで勝利を確信するマイクだが、ハーヴィがエヴァンから呼び出され、ドナが身分を偽り侵入した証拠映像を見せられ、地方検事に訴えると脅される。

第15話「守るべき人」

リバティ鉄道の証拠の件でドナを問い詰めるハーヴィは、訴訟取り下げと引き換えに見逃すようエヴァンに交渉に行くが断られる。
何とか挽回しようとするハーヴィだが、ドナが身分を偽って侵入したことを知り窮地に陥る。絶体絶命と思われたが、ドナが盗んだものが相手に損害を与えていないことで起訴されないと分かり、徹底的に闘うことを決意する。今の状況でドナの罪は故意に身分を偽ったことのみであり、それだけの理由で検事局が誰かを起訴した判例はない。
解決したかに見えたが、犯罪だと確信するウルフ判事がドナを起訴する。ドナの人生がかかっているので自分が弁護するとルイスは申し出るが、ドナはハーヴィに任せる。
ヘンダーソンはリバティ鉄道に金で買収されたが、ハーヴィがヘンダーソンにリバティ鉄道以上の金を払うことを約束し、証言する約束を取り付ける。
ドナへの訴えを取り下げればリバティ鉄道を再度訴えないと、ハーヴィは取引を持ちかける。エヴァンは秘書1人のために鉄道会社の不正を闇に葬って良いのかと驚くが、ドナのためなら何度でも同じことをするとハーヴィは迷わず言う。
ジェシカとの信頼関係が崩れたマローンは事務所を退職し、ジェシカとも別れを決意する。

第16話「愛の示し方」

ウッドオールを訴えたケイヒルだが、金の流れがわからずハーヴィを頼ってくる。調査打ち切りが5日後に迫り、証拠を見つけないとウッドオールもフォースマンも逮捕できない。
検事局時代に弟のためフォースマンと組んだハーヴィは、弱みを利用されフォースマンの手助けをさせられていた。
ウッドオールも弱みを握られているのではないかと、過去を探り彼の妻が施設に入るのに大金が必要だったことが分かる。
秘書のノーマが急死して落ち込むルイスのためドナが企画したノーマのお別れ会で、人生に限りがあることを実感したマイクはレイチェルにプロポーズする。
フォースマンを売るようウッドオールに話すハーヴィだが良い返事は聞けない。ウッドオールが自分を売れば、12年前の件でハーヴィを売るとフォースマンは勝ち誇る。
ハーヴィの誘導に引っかかり、盗聴器を付けたハーヴィの前で12年前の事件の真相を告白したフォースマンは、その場に呼ばれていたケイヒルに逮捕される。
フォースマンの件が片付くが、ドナはハーヴィとの関係を断ち切り、自分の人生のためハーヴィの秘書を辞めることを告げる。

海外ドラマ「スーツ/SUITS」シーズン4 感想

投資銀行に転職したマイクが買収で競う相手は、レイチェルの元恋人のローガン・サンダース。投資銀行家として勝ち残りたいマイクは、必死の戦いの中でフォースマンという大富豪投資家と組みシドウェルを裏切ってしまう。
フォースマンは正に悪魔の象徴のように描かれており、悪魔と契約すれば勝利を得るが、犠牲も強いられる。ハーヴィにとっては弟、ウッドオールは妻、ルイスはハーヴィからの信頼、マイクは違法でない仕事。主要な人物は悪魔と一度は契約しており、その経験から何を学ぶかが一つのテーマとして描かれる。
前のシーズンではハーヴィやマイクが、恋愛か仕事かという命題に挑んだが、今シーズンではジェシカがその問題に答えを出す。
見どころが多く傑作エピソードの多い今作だが、マイクとレイチェル、ハーヴィとドナという視聴者の気になるカップルの選択にも注目したい。
秀逸なエピソードは、第9話「男のケジメ」だ。これまで様々なわだかまりがあったハーヴィとルイスだが、協力すれば最強コンビであることを証明する。昨日の敵は今日の友という、ストーリーは胸が熱くなる。さらに、証券取引委員会がらみの謎が解明され、推理ドラマ的要素も併せ持つ。
どれだけ勝利しても、悪魔と契約して得た勝利から得るものはないことを、ハーヴィ自身が身を持って示してくれる。

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン 目次

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン1あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン2あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン3あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン4あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン5あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン6あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン7あらすじ

海外ドラマ「SUITS/スーツ」シーズン8あらすじ

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