颯にプロポーズされた杏花。
そしてプロポーズの瞬間を目撃してしまった晴太。
果たしてそれぞれが出す答えは－。
第10話：あらすじ＆ネタバレ
プロポーズ
颯から突然のプロポーズに戸惑う沢田杏花(上野樹里)。
返事は颯がマレーシアに行く日までに出すと約束する。
帰り道、颯は東村晴太(田中圭)と会う。
晴太が杏花の元へ向かおうとしていた事を察した颯。
「遅いです･･･俺たちもう･･･」と杏花との関係に進展があったことを匂わせる。
明里とのウォーキングから帰ってきた林太郎。
今度、明里を家に招待しようと思うと言う。
あれから晴太との関係がどうなってしまったのか聞こうとした林太郎だが、結局ごまかされてしまった。
杏花はいつか晴太と訪れた丘の公園に来ていた。
晴太と過ごした日々が蘇る。
気付けば晴太に『今どこにいますか?』とメッセージを送っていた。
仕事終わりの晴太と待ち合わせ久しぶりに顔を合わせた杏花。
家を出て行くことにしたと言う杏花に晴太は、目撃してしまったプロポーズの事が脳裏をよぎった。
家に招待
颯が学童を辞めることを子供たちに話すと、みんなショックを受けていた。
虹朗はそんな颯に「大きくなったら颯先生みたいな優しい先生になりたいんだ」と話す。
颯はそんな虹朗が愛おしくなり、強く抱きしめた。
明里が沢田家に来る朝、掃除や片付けで杏花たちはバタバタしていた。
沢田家のマンションにやって来た明里は、リビングに飾られた林太郎の元妻・陽子の写真を見つける。
笑顔の写真から人柄をくみ取った明里は陽子を褒め、写真に向かって挨拶をする。
食事をしながら他愛もない会話をする杏花たち。
明里の好きな骨の話や辞書編纂をしている林太郎の難しい話で盛り上がる2人。
そんな林太郎たちの様子を杏花は温かい目で見守っていた。
一息入れた頃、明里は改まった様子で今日は杏花に話しがあって来たと話し始める。
「お父さんと結婚させてください」と言う明里。
これからの人生を林太郎と一緒にのんびり歩んでいきたいと言い、林太郎の方を見つめる。
林太郎も突然のプロポーズに驚いている様子。
杏花は「ふつつかな父ですが末永くよろしくお願いします」と2人の結婚を祝福する。
林太郎と明里は年齢的なことも考え、人前式を行なうことにしたようだ。
返事
杏花は颯を家に招いて、プロポーズの返事をすることにした。
やっぱり颯とは結婚できないと伝える杏花。
杏花の中にはまだ晴太を好きな気持ちが残っているようだ。
颯のことは家族のように大切な存在だと言う杏花。
それなのにプロポーズを断ってしまい、ごめんと謝る。
颯は林太郎の結婚式には出ると言ってくれた。
「こうなったら親族席、座っちゃおうかな」と笑う颯に杏花も頷く。
林太郎と明里の人前式当日、杏花と林太郎は控え室で準備をしていた。
「34年間お世話になりました」とお互いに言い合い抱きしめる。
一方、颯は晴太の職場にきていた。
持続可能な恋は･･･
晴太に杏花を渡したくなかった颯は、屋上でのプロポーズが上手くいったかのように匂わせていた。
しかし実は杏花にプロポーズを断られてしまっていることを話す。
そして晴太に親族席の招待状を渡す。
「1人は寂しいと思います」と晴太を焚きつけた。
颯から招待状を受け取った晴太は式場へ走り出す。
新郎新婦入場のタイミングで晴太は林太郎たちより先に扉を開け、注目が集まる式場内に突撃してしまう。
周囲の目を気にせず、晴太は一直線に杏花の元へ。
そして杏花にプロポーズしキスをした。
人前式の参列者や今日の主役である林太郎たちからも拍手を送られた。
その後、杏花と晴太は一緒にカレー屋をはじめていた。
杏花たちが働く横で、虹朗はマレーシアにいる颯とリモート通話をしている。
実は虹朗も栞奈に振られてしまったと言い、落ち込んでいた。
「持続可能な恋は、叶わなかった恋だけなんだよ」と教える颯。
カレー屋の空き時間にヨガ教室を行なう杏花。
自分の教室を持つという夢も杏花は叶えていた。
杏花がヨガをする様子を晴太と虹朗も見守っていた。
「持続可能な恋ですか？〜父と娘の結婚行進曲〜」まとめ
「持続可能な恋ですか？〜父と娘の結婚行進曲〜」がハッピーエンドで幕をおろしました。
ずっとタイトルの「持続可能な恋ですか?」の意味が分からなかったのですが、最終回にして伏線回収されましたね。