ドラマ「監察医朝顔2」第5話あらすじ・ネタバレ
東北と法医学教室、ふたつの場所で行う解剖。
それぞれたどり着く死の真相とは。
解剖すべき
自宅で亡くなった71歳の女性、甲田雅子。
ちょうど仙ノ浦を訪れていた朝顔(上野樹里)はこの遺体を解剖すべきかどうか判断して欲しいと現場に呼ばれます。
朝顔が到着すると、検視官の丸屋大作(杉本哲太)が何やら刑事と言い合いになっていました。
亡くなった雅子は高齢で寝たきりの状態だったため、死因は調べなくても明らかだと刑事は解剖に反対します。
解剖すべきかどうかは朝顔に判断してもらうと丸屋は譲りません。
通報してきたのは娘の奈々子でした。
しかし雅子は死後2日経過しており、なぜ1日置いて通報したのか疑問が生まれる。
奈々子を昔から知っている刑事は、母親を殺したりするような子ではないと怒ります。
朝顔は解剖するべきと判断しました
事故か殺人か
一方、法医学教室では藤堂雅史(板尾創路)たちの手により、全身にガラス片が刺さった男性宍戸慶介の解剖を行っていました。
就寝中、強風で飛ばされた看板が窓に直撃、ガラスが割れて体中に突き刺さったようです。
死因は太ももに刺さったガラスを自ら抜いてしまったことによる失血死でした。
しかし万木平(時任三郎)は本当に不慮の事故か疑問を抱き、もう一度調べることにします。
解剖で導き出すそれぞれの真相
北上医大で解剖を行うことになった朝顔は、安岡光子(志田未来)と藤堂絵美に手伝いに来て欲しいと頼みます。
平はついに係長の山倉伸彦(戸次重幸)に辞職願を提出します。
若手のためにも、もう少し残ってもらえないかと頼む山倉。
平の想い強く、その気はないようです。
桑原真也(風間俊介)はカフェで田村聖奈と会っていました。
何やら親しげな様子ですが何を話しているのでしょう。
雅子を解剖した結果、胃から30錠ほどの睡眠薬が検出されました。
薬の管理は娘の奈々子がしており、雅子に飲ませて殺害したのではと疑われます。
一方、法医学教室では割れたガラス片と宍戸の傷口の照合が行われていました。
刑事の桑原忍(ともさかりえ)たちも手伝ってくれていますが、果てしない作業です。
平が疑問に思ったとおり、ガラス片の中に胸の傷と一致するものがありませんでした。
そして平が持ってきた刃物が胸の傷口と一致したことから、殺人の可能性が出て来ます。
その後犯人は交際相手だったことが判明しました。
刺されたあと一度宍戸は意識を失ったが、ガラス片が体中に刺さりあまりの痛さに一度、意識を取り戻したようです。
その際太ももに刺さったガラスをむりやり抜いてしまい、失血死してしまいました。
母親の自殺
雅子は自ら睡眠薬を飲んでいたようです。
薬を飲むふりをして何錠も溜めていたことがわかりました。
疑ってすまないと謝る丸屋たちに「もっと早く死んでくれれば良かったのに」と吐き捨てます。
しかし雅子の頬からは、奈々子のものと思われるマスカラが検出されていました。
強がってはいるものの、奈々子が涙を流した形跡でした。
そして藤堂たちが担当した宍戸の事件も、殺したのは交際相手だったことが分かり、無事解決しました。
調べないで欲しい真実
朝顔は平たちに浩之が見つけた歯の話をしました。
里子の手袋が落ちていた近くで見つけたという歯。
自分が死ぬまで鑑定しないで欲しいと浩之は頼みます。
この歯を里子だと思うことで、もう探すことをやめたいようでした。
朝顔は自分がもし津波に流されていたら、探して欲しいと思うのだろうかと考えていました。
みんなには笑って過ごしていて欲しいと言う朝顔。
そんな朝顔に桑原は「もし朝顔がいなくなったら、どんな事をしても探すと思う」と答えました。
桑原に容疑が
雨の中、桑原が銃を構えて叫んでいます。
桑原が銃を向けていたのは田村聖奈でした。
桑原が銃を発砲すると同時に田村はその場に倒れてしまいます。
ドラマ「監察医朝顔2」第5話 まとめ
見つけた歯を里子だと思いたい浩之の気持ち、切ないですね。
もしかしたら違うかもしれないけれど、真実を追求しないことで救われることもあると思います。
そして最後に桑原くんが田村を撃ってしまったかのようなシーンがありました。
桑原くんは容疑者になってしまうのでしょうか。
ドラマ「監察医朝顔2」目次