「刑事7人」第7話あらすじ・第8話見どころ・次回予告野々村の同期が犯罪に関与?
資産家西園寺家で女主人和子が殺される。
それは和子の愛人大輔と家政婦佐藤は和子の遺体を別荘に運ぼうとするが、専従捜査係によって計画を邪魔される。
天樹たちが死体のある物置に入ったが、佐藤が別の場所に移していた。
ようやく別荘に死体を移したが、既に専従捜査係がいて2人は逮捕された。
しかし、真犯人はもう一人の家政婦鈴木だった。
和子も本当の主人ではなく、真の主西園寺は和子によって殺され、乗っ取られていたのだ。
鈴木は和子と西園寺を巡って争ったかつての家政婦だった。
特別捜査係に一通の手紙が届いた。
それは14年前の事件の犯人の告白だった。
7歳の女の子がスーパーの屋上から突き落とされ、いまだに昏睡状態だという。
女の子の兄の名前を知り野々村は驚いた。それは警察学校時代の同僚の名前だったからだ。
「刑事7人」第8話あらすじ・専従捜査班から特別捜査係へ
専従捜査班は特別捜査係として7人の刑事たちは再集結した。
新たに捜査を行う中でそれぞれの事情が明らかに……
青山新(塚本高史)と水田環(倉科カナ)はルームシェアをしていて、恋愛感情はないというのだが
本当はお互いに気になっているようだ。
片桐正敏(吉田鋼太郎)は別れた妻と住む女子高生の娘がいるが、父同様正義感が強くて仲間思いだった。
海老沢芳樹(田辺誠一)は毎年、昇進試験に落ちているのは、試験当日にいつも事件に巻き込まれる体質だからだった。
堂本俊太郎(北大路欣也)が検死だけを行い、捜査に口を挟まないのは、宮城県警時代に捜査に口を出して1人の刑事とその一家を不幸にしたからだった。
一軒の洋館をめぐる殺人事件の真相は大富豪を殺害し、乗っ取ろうとした家政婦2人の争いだった。
「刑事7人」第8話あらすじ・野々村にはルームメイトがいた
野々村には伊藤優(ゆう)というルームメイトがいた。
飲食店でバイトしているが、このところ行っている様子はない。
野々村は怒ることもなく見守っていた。
警視庁に未解決の事件の犯人から手紙が届いた。
2007年に起きたスーパーで転落した少女伊藤舞はいまだに意識不明で病院にいる。
母は去年脳卒中で死んでいた。
母は再婚したが、舞の兄優(まさる)は籍に入らなかった。
定年になったスーパーの店長は、兄妹が食べ物欲しさに万引きをしていたが不憫に思い見逃していたという。
やがて匿名の通報から矢吹という男が容疑者として浮上する。
矢吹は麻薬の売買をしており、その取引場所がスーパーだったという。
野々村は舞の兄が同居人の優ではないかと思うのだが……本人は否定する。
野々村と優は警察学校の同期だったが、山登りの訓練のときに野々村が崖から落ちそうになったところを優に救われた。
しかし、そのときの怪我がもとで優は警察を辞めざるを得なくなる。
野々村は優に恩義があり、強く出られなかった。
優に睡眠薬を飲まされ意識をなくしている間に、矢吹が何者かに襲われた。
矢吹の証言によると、犯人の風体は優と同じだ。
優は野々村の手帳を奪って、捜査の情報を入手していた。
やはり、優は舞の兄だったことが判明する。
舞は母の再婚のときに優と籍が離れており、肉親だとは気がつかれなかった。
野々村は天樹たちに優が14年前の復讐を果たそうとしていると伝えた。
一方、矢吹は病院から抜け出していた。
「刑事7人」第8話あらすじ・優の復讐は防げるのか?
野々村は優の場所を突き止める。
14年ぶりに舞は一瞬だけ目をさまし、「おいていかないで」と言った。
優は死ぬつもりだったが、最後に妹の復讐を遂げるつもりだった。
しかし、犯人と思われる矢吹の行方は分からないままだ。
野々村は真犯人を矢吹だと主張するが、天樹と片桐ははっきりした証拠がないのに犯人と決めつけることはできないという。
真犯人はスーパーの店員柴田(徳井優)だった。
女児の髪の毛を切っていた変質者は柴田だったが、存在感がなさすぎて容疑者候補にもなっていなかった。
自分のことを覚えていなかった舞に腹を立て屋上から突き落としたのだった。
野々村は矢吹を狙う優を止めた。