ドラマ「ナイトドクター」第4話前回までのあらすじ・第5話見どころ
階段から転落して怪我をした患者詩織の恋人は幸保の恋人青山だった。
幸保と詩織はことごとく対立、幸保は途中で病院を抜け出す。
幸保の実家は美容整形外科で、娘に整形を勧めた。
そこから幸保は見た目や肩書にこだわる人間になり、医者にもなった。
幸保は本来の自分を取り戻し、美月と意気投合して、寮に住むように。
一方、成瀬は医療ミスで患者から訴えられていた。そこから、成瀬は美月たちに厳しい態度を取るようになり、人に任せられず、全部自分で処置するようになった。
これでは自分たちの腕が進歩しないと、美月たちは不満を募らせる。
立場はどうあれ真摯に医療に取り組むナイト・ドクターたち
柏桜会 あさひ海浜病院は一級の医師の品質を維持するために、夜間専門の医療チームナイト・ドクターを結成させた。しかし、うちうちではスペアと蔑まれている。救急のたらい回しで母を亡くした朝倉美月(波瑠)はたとえ100人中1しか救えなくても、たった1人だけでも救いたいという姿勢で医療に取り組む。深澤新(岸優太)は亡き両親にかわって難病の妹・深澤心美(原菜乃華)の世話をしながら医者になった苦労人だ。桜庭瞬(北村匠海)は柏桜会会長の息子でありながら、生まれつきの心臓疾患を克服し救急チームに入った。恵まれた環境で育った高岡幸保(岡崎紗絵)は容姿と肩書にコンプレックスをもっており、医師としての肩書きを持ちながら私生活も幸せになろうと飲食店経営者の青山北斗(竹財輝之助)と交際していた。幸保は外見を気にする自分を脱ぎ捨てて、本来の自分を取り戻した。
職員寮に勢揃いしてチームの結束は強まっていく。一方、先輩・成瀬暁人(田中圭)はかつての患者の少年の母親から訴えられていた。
心を閉ざす成瀬
訴訟のせいか、成瀬は前まで美月たち後輩に譲った治療も、自分がやった方が早いと任せないようになる。
経験が積めないと感じた美月は副業で他の病院に行くため、エントリーシートを作成した。
さらに成瀬は深澤に患者に不用意に「絶対に助ける」と言うなと注意した。
成瀬は以前の病院で、瀕死の少年の手術をしたときに、「必ず助ける」と母親に言った。
手術は成功して少年は一命を取り留めたものの、障害が残ってしまった。
母親はそれが許せなくて訴えているという。
美月は成瀬の事情を知って同情するが、学生の頃は100点をとりさえすればよかったのに、今は答えのない問題に取り組んでいる。
昼間、成瀬を訴えた母親が病院に尋ねてきて、自分の子供に障害を残しておいて復職するのは許せないと訴えた。
成瀬の訴訟は病院中に知れ渡り、裁判の結果では、成瀬は病院を追い出される可能性がある。
成瀬ふたたび脳出血の手術へ……
少年が脳内出血で救急搬送されたが、母親は少年の産まれた時の体重や症状も知らない。
母親と思われた女性はアパートの隣の住人で、少年の虐待を我慢できず連れ去った。
特殊な病気であるオスロー病で、緊急手術が必要だが、本当の両親の承諾がいる。
女性は自分が犯罪者になってもいいから、自分がサインをする。
成瀬は訴訟された脳内出血の手術を行う。
指導医の本郷亨(沢村一樹)が責任は一切自分がとると言い、手術は行われた。
少年の手術は無事成功するが、女性は罪に問われることになった。
成瀬は訴訟した母親の元へ出向き、サインをしたときの説明不足を謝り、手術のときの詳細な記録を提示した。
そのあと、訴訟は取り下げられた。
手術の記録を見た息子が、自分が大変な手術をして、命が助かり、成瀬に救われたことを感謝した。
成瀬を思って、みんなそれぞれ成瀬の訴訟が乗り越えられるようにサポートしていた。
美月の副業はスタートし、寝不足と栄養不足が続いていた。
そんな折に、建物で事故が発生し、ナイト・ドクターが派遣された。
美月は連日の疲れで、立ちくらみをして、現場で意識を失ってしまう。