海外ドラマ「メンタリスト」シーズン1あらすじ
人の心を読み取り、操る能力をもつパトリック・ジェーンは連続殺人鬼レッド・ジョンに妻子を殺されたことにより復讐を誓う。
ジェーンはレッド・ジョン事件を担当しているカリフォルニア州捜査局(通称:CBI)にコンサルタントとして働くことになり、レッド・ジョンを追いながら、数々の難事件を解決していく。
CBIではチームのリズボン、リグズビー、ヴァンペルト、チョウらがジェーンの力をかりて事件を解決していくが、チームのみんなはジェーンの自由奔放と勝手さに翻弄される。
それでも事件の核心を突き、解決に導くジェーンの洞察力を信頼していて、最後は文句を言いつつも協力してくれる大事な仲間である。
シーズン1では連続殺人鬼レッド・ジョンの模倣犯の事件を解決しながら、レッド・ジョンとの出会いが描かれており、最終話ではレッド・ジョンの手先と相まみえるなど少しずつ物語の核心に迫る内容になっている。
海外ドラマ「メンタリスト」シーズン1
第1話「レッド・ジョンの影」
連続殺人鬼レッド・ジョンのトレードマークであるスマイルマークが壁に描かれた殺人事件が発生。ジェーンらも捜査に加わり、検視官はレッド・ジョン事件であると興奮した様子を見せるが、ジェーンは事件現場の特徴からレッド・ジョン模倣犯である可能性を指摘。
捜査を続けるうちに、ジェーンはCBIで働く原因となったレッド・ジョンについて回想する。
ジェーンはCBIで働く前に、サイキッカー(詐欺師)としてテレビ番組やセレブの霊視を主に仕事としていた。しかしあるテレビ番組でレッド・ジョンについて言及したことで、ジェーンの人生は大きく変わってしまう。テレビ出演後に自宅に帰ると妻子は殺害されており、壁にはスマイルマークが描かれていた。この事件を機にジェーンはレッド・ジョンへの復習を誓うことになる。
現在にもどり、殺害されたプロゴルファーの妻とその主治医の事件を捜査していくと、主治医の共同経営者であるワグナーが怪しいと、ジェーンは疑っていく。
第2話「赤色と銀色のテープ」
ナパ群のワイン畑でメラニー・オキーフが殺害された。メラニーはレストランでウェイトレスをしており、そのレストランの夫婦に聞き込みを行う。リズボンらCBIチームが捜査に加わるが、リズボンの見立てでは恋人同士の痴情のもつれではないかと疑う。
しかしジェーンはその見解に疑問を感じ、同じレストランで働いているメラニーの友人にメラニーの恋人について聞くも、恋人なんていないと否定。
何かあると感じたジェーンは友人に催眠術をかけて、メラニーの彼氏をつきとめる。その彼氏はガラの悪い青年であり、純情なメラニーと関係があったとは信じがたいものだった。
ジェーンらは犯人をおびき寄せるためにヴァンペルトでおとり捜査を行うが、現れたのは意外な人物だった…
第3話「赤潮」
未成年のクリスティーナの遺体が海岸で発見される。クリスティーナはサーフィン仲間とサーフィンをしていたため、溺死によるものではないかとみられたが、調べていくと肺には真水がたまっており、海で溺れていないことが判明。
クリスティーナの父親の証言ではクリスティーナは以前、薬物中毒者であったが、サーファー仲間ができたことで立ち直ったとのこと。それでも質の悪い友人は周りにいたようで、サーファーのフリッパーが捜査線上にあがってくる。彼を聴取するもイマイチ犯人だと思えないジェーン。
そんな中、クリスティーナがサーファー仲間の一人の父親と不倫関係にあったことがわかる。ジェーンはサーファー仲間を集めて催眠術をかけて事件の真相に迫っていく。
第4話「紅の涙」
投資会社社長のサンズの自宅から通報が届いた。警察が確認すると部屋が荒らされており、誰かが拷問されていた形跡を発見した。すでにサンズが行方不明となっており、捜索を開始しようとしたところ、ジェーンは、サンズは自宅にいると推理。
ジェーンは隠し部屋を発見し、暗証番号を解読してカギをあけたところ、実はサンズは隠し部屋で殺害されていたことがわかった。
そんななか、ジェーンはリグズビーのヴァンペルトへの思いを見抜き、リグズビーに迫るようにアドバイスをする。
サンズの妻ジェニファーはジェーンにサンズの会社は倒産寸前であることを打ち明ける。ジェニファーはジェーンにあるお願いごとをする。隠し事の多いサンズのことだから、隠し財産があり犯人はそれを狙った可能性があることを指摘。ジェーンもジェニファーの考えに賛同して捜査を進める。
第5話「アカスギの森」
女性の地元住民が2人行方不明になり、CBIは協力要請をうける。ジェーンは捜索犬の反応がおかしいことに気づき、2人の行方不明者のうち、カーラ・パルマが車の下で亡くなっていることを発見する。
しかし、素行の悪いもう一人の行方不明者ニコール・ギルバートを捜索するも行方不明のままであった。保安官は逮捕歴のあるニコールが怪しいといいますが、ジェーンはその推測は間違っている可能性について言及。
ジェーン、リズボンらはカーラの両親、ニコールの婚約者から話を聞きます。話を聞くうち、ジェーンはニコールが誘拐されている可能性があるとリズボンに打ち明け、森の中を捜索することに。
捜索隊を集めてジェーンが犯人の手がかりを探そうとしますが、その途中で、ガソリンスタンドでニコールが発見されたとの情報がはいる。保護されたニコールは一時的に記憶が失われている状態だった。
第6話「冷血」
カリフォルニア州の州境で右手が切り落とされた状態で道路に残されていた。情報がなく捜査は難航するものと思われたが、ジェーンは爪の特徴、匂い、手に書かれた43という数字からカジノの重役であると推測する。
体は発見されていないものの、身元はカジノ経営者のジェームス・メイヤーであることが分かり、妻と娘に話を聞く。ジェームスは10万ドルのカジノチップをいつも持ち歩いていたため、リズボンらは強盗の可能性を視野に入れて捜査を進める。
リズボン、ジェーンらは、ジェームスが経営していたカジノに話を聞きに行くと、ジェーンはカジノに興じながら、カジノディーラーが不正をしていることを暴く。事情聴取をするうちにジェーンは警備主任のマットがイカサマに気づかなかったことに疑問を持ち始める。
第7話「朱をそそぐ」
未亡人の資産家ローズマリー・テナントが道路でひき殺された。ローズマリーは霊感セラピストのクリスティーナ・フライに死んだ夫のことを霊視してもらった帰りに事故にあったことが判明。
CBIチームが捜査に加わり、クリスティーナに事情聴取するも、ジェーンは霊視なんてあり得ない、とクリスティーナを詐欺師として疑う。
チームはローズマリーの自宅にいた居候のジェレミーから話を聞く。ローズマリーには2人の子供がおり、息子のトラヴィスは薬物所持の経歴が、娘のクララは大学の寮に住んでいることが分かる。
捜査を進めるうちにローズマリーは最近、遺言書を書き換えていたことが分かった。
変更されていた内容はなんと居候のジェレミーに遺産の半分を渡すという内容であった。
第8話「赤信号」
カリフォルニア州のモーテルで男女の2人の死体が発見される。殺害された元ギャングのジョーは裁判で証言をする予定だった。部屋に白い粉があったことからチームは麻薬取引関連の事件だと判断するが、白い粉は粉ミルクであることが判明。
被害者の車を確認するとなんと赤ちゃんが車内に取り残されていた。麻薬取引の線がなくなり、ジョーが証言する予定であったキャリスがあやしいと地元警察は判断し、CBIの捜査方針に従わずに動き始めるがCBIがキャリスの身柄を確保。
しかし、取り調べているうちにジェーンはキャリスが犯人でないと断定。もう一人の被害者パトリスは無職だが、毎月大金をうけとっており、薬物所持で逮捕されたときには警官が証拠を紛失して不起訴になったことがわかる。ジェーンらは狙われたのはジョーではなくてパトリスだったのではないかと仮説を立てる。
第9話「真っ赤な炎」
トウモロコシ畑で燃やされた車とその中から焼死体が発見される。その焼死体は地元警察のピラーが軍人時代に仲間であったリッチであることが分かる。放火に詳しいリグズビーが現場を確認し、事故ではなくリッチは車に閉じ込められた状態で放火されたと推察する。
リッチのお別れ会にジェーンらも参加し、妻に話を聞きながらその様子を見ていたジェーンはピラーとリッチの妻が不倫していることを見抜く。
その後、リズボンらのもとにピラーの家が放火されているという情報が入り駆けつけると家は燃え盛っており、誰も突入できない状態だった。
そこへリグズビーが突入し、睡眠薬で眠らされていたピラーを救うのであった。軍人時代の同じ部隊の2人が狙われたことから、調査を進めていくうちに過去に同じ部隊の男も殺害されていることがわかった。
第10話「赤レンガの虚栄」
ジェーンに地元警察から1本の電話が入る。その相手は大学で働くミラー博士からであった。ミラー博士は元夫ネルソン殺害の容疑者として地元警察に拘留されていた。
ジェーンはリズボンに捜査権を主張するよう依頼し、CBIで捜査することになった。ミラー博士はネルソンが殺害される前に口論しているところを目撃されており、離婚もしていることから犯人だと疑われたが、ミラー博士がジェーンに直接、殺害を否定したことからミラー博士を信じることに。
リズボンがジェーンにミラー博士との関係を問いただすと、ジェーンがレッド・ジョンに妻子を殺害された後に通っていた精神科の医者であったことが分かる。ジェーンの記録には入院して精神科のセラピーを受けた記録はなく、リズボンはジェーンがその過去を恥じていることを知り、捜査に協力することとなった。
第11話「レッド・ジョンの友人」
ジェーンに服役している殺人犯ジャレットより電話が入る。ジャレットはメイドの娘を殺害したとして服役しているが、無実だと主張。その無実を証明してくれたらレッド・ジョンの友人を教えるとジェーンに伝える。
最初は本当か疑っていたジェーンもレッド・ジョンしか知らないはずの情報をジャレットが知っていたことから、ジャレットを信用することに。
ジェーンはジャレットの家を観察し、ジャレットが犯人ではないと推察する。しかし、上司のヴァージル・ミネリは、有罪判決をうけた囚人の再捜査はできない、と主張しジェーンと対立する。
何をしてでもレッド・ジョンの手がかりをつかみたいジェーンは辞職覚悟で捜査を続けることに。CBIチームの協力をうけてジェーンは捜査をしているうちに、ジャレットの母親が怪しいことに気づいた。
第12話「レッド・ラム~殺人~」
高校生のコーディ・エルキンズが行方不明になっていた。CBIチームが事情聴取しているうちに、ジェーンがコーディの自宅付近の森の中だと推測し、遺体を発見する。
コーディの遺体の周りには黒魔術用のろうそくなどのアイテムがちりばめられており、生贄にされた可能性が浮上する。聞き込みの中で、自称魔女であるタムジン・ダブを見つけ、事情聴取する。また、コーディが所属するアメフトリームの監督とトラブルがあったことが判明。
しかし、いずれもコーディ殺害とは関係ないことが捜査をすすめるうちにわかってきた。そこで、ジェーンは自宅を訪れて家族を観察しているうちに、コーディの弟のブラッドの振る舞いがおかしいことに気づく。ジェーンはリズボンに自宅を調査するよう依頼する。
第13話「血塗られた絵画」
石油会社の社長の息子ハリーが社長室で殺害されていた。現場に到着したジェーンらは遺体を確認しているうちに、遺体が引きずられ移動されたことに気づく。ジェーンは社長室で秘書と不倫していた警備担当者が動かしたものだと指摘し、警備担当者と秘書はその事実をみとめる。
社長室を捜査しているとハリーが殺されただけでなく、5000万ドル相当の絵画が盗まれたことも発覚した。社長と画商の会話から、盗まれた絵画時代も偽物だったとわかる。ジェーンは社長に本物の捜索を依頼され、それを引き受ける。
ジェーンは本物の絵画を買い取った人間を特定し、奪い返すことができた。絵画が返ってきた社長ケイドは大喜びするが、娘のスティーヴィーと口論になる。
第14話「深紅の情熱」
クレア・ウォルコットが宿泊先のホテルで殺害されていることが発見される。部屋の様子からクレアは浮気していたことが分かった。ジェーンは愛人が犯人でないことを見抜き、愛人もケガを負ったと推測する。血の跡から愛人は近くにいるはずだと考え、ホテルの1室にいたクレアの愛人、ポールを発見する。
ポールはクレアを殺しておらず、ジェーンの予想通り、気づいたらクレアが殺されていたと主張。ナンパ師のポールは複数の女性らと関係をもっており、愛人女性らの話を聞いてもポールが犯人ではないと思われた。
夫のウォルコットに話を聞くも、ジェーンらは夫が犯人であるという確証が持てない。そこでポールをよく観察することにしたジェーンらはポールにちょっとした罠を仕掛ける。
第15話「口紅のメッセージ」
高級住宅街のパーティにて、ホストの妻のスカーレットがパーティ中に2階から転落して死亡した。捜査を担当するCBIチームが到着し現場と遺体を見たジェーンは、スカーレットは転落死したのではなく、毒殺されたのだと見抜く。寝室には“これでお互い様”と書かれたメッセージがあった。
リズボンらは高級住宅街の婦人会の会長をしているスカーレットは最近趣味のアクセサリー作りでビジネスがうまくいっているらしいとの情報を得た。婦人会のメンバーらの話を聞いていくと、見栄の張り合いばかりでお互いの関係は悪い。
スカーレットのビジネスについて調べていくと、スカーレットが売っていたのはアクセサリーではなく薬物だったことが判明。しかもその薬物を婦人会のメンバーに売っていたことが明らかに。
第16話「血眼」
CBI本部にいたジェーンに一通のメールが送られてくる。内容はCBIを爆発するという爆破予告であった。すぐさまジェーンはリズボンに伝え、CBI職員らは避難。
ジェーン、リズボンは爆弾の在りかを探している途中で不審なバンを発見。中を覗き込むと爆弾と拘束された男が車内にいた。爆破までの時間が短く、ジェーンは男性を助けることができず、バンは爆破されてしまった。
爆発に巻き込まれたジェーンは一時的に視力を失ってしまう。殺害された男性は証券ブローカーのメディーナであることが分かる。遺族のもとに向かったジェーンらはメディーナの遺品の中に触ったことがある時計を発見。ジェーンは自分とメディーナには共通点があるのではと推理していく。
第17話「狙われたカーネリアン」
CBIに検事局から殺人予告の捜査依頼がきた。殺人が起こる場所がかかれており、ジェーンらは現地に行くと、そこは砂漠の真ん中だった。誰もいないのに殺人が起こるはずがないとチームはあきらめかけたその時、空中から一人の男が落ちてきた。
その男はカーネリアン社の人事課、課長ディヴィッド・ウィテカーで、スカイダイビング中にパラシュートが開かなかったことが判明する。ディヴィッドのパラシュートは破壊された跡があったが、パラシュートは無作為に配られたものであった。
ディヴィッドはカーネリアン社の研修に参加しており、ジェーンらは他のメンバーに危険を告げますが、社長のフォークは研修を続けることを言い張る。その後、社長フォークのベッドの下に爆弾が設置され、フォークの愛人が銃殺されるなど、その研修をターゲットにしていることが明らかとなってくる。
第18話「血染めのジャガイモ」
大きな袋を引きずった男がCBI本部内に入ろうとしてきた。その様子を見ていたジェーンにその男はプレゼントだという。中身を見てみると女性の死体が入っていた。すぐさま、リズボンはその男を取り押さえるが、男はジャガイモを運んできただけだと主張。その様子をみていたジェーンはその男カールが強い暗示にかかっていると推察する。
取り調べていくうちに、被害者メリーはカールが参加していた自己啓発セミナーを主催しているドリームライフセンターの職員であることが分かる。センターの中でカールをみた職員のディグラーは驚いて逃げ出すもリズボンに取り押さえられる。
ディグラーはカールに暗示をかけていたことが分かるが、自分が殺したのではないと主張。メリーをデートに誘ったディグラーは断られてしまい、やけ酒を飲んで寝たが、起きたときには隣でメリーが死んでいたと言う。
第19話「12本の赤いバラ」
道端で身元不明の男性が死亡しているとの通報をうけCBIチームが捜査を始める。ジェーンは遺体の特徴から、資産家であると推測。身元は元議員のフェリックス・ハンソンで、最近はある映画に1000万ドル投資していたことが明らかに。
その映画にはフェリックスの妻フェリシアが主演することになっていた。監督のファニングは前夜にハンソンと食事をして口論になっていたことが分かるが、ファニングは殺害を否定。ジェーンらが撮影現場でみた妻のフェリシアと娘のシドニーのやりとりからして関係が良好ではないと推察する。そんな時に、ハンソン邸でフェリシアが侵入してきた不審者を射殺したという連絡がCBIに入り、ジェーンたちは慌ててかけつける。射殺されたのは娘シドニーの恋人ブランドであった。
第20話「レッド・ソース」
ハイキング中の男女が川べりに男性の遺体をみつける。遺留品の中には、見慣れないコインがはいっており、それをみたジェーンは、被害者はゲームセンターに行っていたのではと推測。
リグズビー、チョウらはゲームセンターに行き、責任者と話したところ、被害者は従業員のエドだと判明。責任者の証言に違和感を覚えたジェーンはゲームセンターで遊んでいた少年に催眠術をかけると、エドが薬物売買にかかわっていたことが分かった。
リズボンらがエドの自宅に向かうと、妻のジーナがライフルを構えていた。実はエドとジーナはマフィアの犯罪の証言をしたことがあり、証人保護プログラム下に置かれているのであった。
調査を進めるうちに、エドには過去に薬物所持で逮捕された際に、すぐに釈放された過去があり、ジェーンらは警察内部を疑う。
第21話「ミス・レッド」
資産家のジムが行方不明になり、CBIチームが捜査することに。チームはジムが所有しているボートが止まっているマリーナへ。ボートを観察したジェーンは、ジムはすでに殺害されていると推測。アンカーをあげるとジムの遺体が発見された。ジェーンらはジムが経営していた会社へ行き、共同経営者のリックに会う。ジムとリックの間には経営方針、違法取引等で問題があったが、ジェーンはリックが犯人ではないと推察。リグズビーはジムの新しい恋人ブルックに会いに行く。風邪気味だったリグズビーに医者であるブルックが薬を処方。その処方箋をみたジェーンらは、ブルックが偽の医者であると推察し、再度職場に向かったところすでにブルックは逃げていた。
第22話「血の結束」
森で少年が生き埋めにされて殺害されていた。その少年の足にはGPSが取り付けられており、被害者は付近の厚生施設の生徒ジャスティンであることが分かった。その厚生施設は10代の問題児を自然と触れ合うことでしつけをし、矯正する学校であった。
校長のマクレーンに話を聞くも、協力的ではなく生徒の話を聞きたいと申し出たリズボンに対して、話を聞くときは同席すると主張。その主張を無視したジェーンは、授業中の先生をおしのけて、生徒らに話を聞く。生徒の一人がジャスティンはキャッシーが好きだったが、相手にされなかったことを証言。その後、キャッシーは行方不明になった。生徒によると、ジャスティンは森にいるザラカイヤに殺されたという。ジェーンは生徒らを夜に集めて、ザラカイヤの恐怖をあおると意外な人物からの告白があった。
第23話「レッド・ジョンの足跡」
いよいよシーズン1最終話。公園で若い女性の死体が発見され、リズボンらCBIチームが向かう。遺体の特徴をみたジェーンはリズボンにこれはレッド・ジョンの手口だと告げる。遺体の足の爪が血で塗られており、これはレッド・ジョンの手口と同じであった。
リズボンは偶然だというが、その会話をよそに空にはレッド・ジョンを示すマークであるスマイルマークが空に描かれていた。
殺害されたエマの自宅を訪れたジェーンとリズボン。ジェーンはエマと双子のマヤの部屋に盗聴器と隠しカメラを見つける。
一方、スマイルマークを描くよう依頼したレッド・ジョンの手先を追っているうちに、ロイ・タリアフェロという人物に行き当たった。ジェーンはその人物がレッド・ジョンだと確信する。
海外ドラマ「メンタリスト」シーズン1感想
サイキッカーとしてテレビにでるなど、華やかな人生から一転し、復讐者として捜査に燃えるジェーンの人生の闇の部分を見せつつも、リズボンらチームに溶け込み、仲間としてチームになじんでいく姿がとても親近感の湧く内容になっているシーズン1。
シーズン通して23話で構成されており、そのうちジェーンがCBIにいる目的であるレッド・ジョンがらみを扱う話は2,3話程度。ほかはレッド・ジョンがかかわらない事件ばかりではあるが、1話完結でジェーンが事件を最後にはスパッと解決してくれるところを見るのは視聴者としてとてもすがすがしく、次を早く見たくなってしまう。
しかもジェーンは捜査の最後まで手の内を明かさないことが多く、リズボンらCBIチームがやきもきする様はテッパンでおもしろい!
ほぼ毎回殺人事件のため、話が重くなりがちだけれども、個性のあるCBIチームとジェーンのやりとりでほっこりする場面も。レッド・ジョンとの直接対決はまだまだ先になりそうだが、少しずつ手がかりが出てきてどんどんおもしろくなりそう!!
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海外ドラマ「メンタリスト」シーズン 目次