第3話あらすじ・第4話見どころ監禁事件から仲間の裏切りが発覚?
優太を監禁した塚田の居場所を、橘は姉薫の証言から変身ベルトの音を頼りに特定。
優太は保護され、塚田は逮捕された。
しかし、取調中に藤本課長が塚田を強引に引き離したすきに、塚田は侵入した白塗り男によって殺害された。
ECU指令室に内部情報を白塗り男に漏らしている者がいる。そんな疑惑が持ち上がったときに、指令室のメンバーの知里がDV男に拉致される事件が発生した。
樋口たちはDV男の正体が大手企業グループの御曹司前薗であると特定した。
知里が監禁されている場所は、グループの関連施設だったが、そこに侵入すると前薗は腹部を刺されていた。
監禁されているはずの知里の姿は既になかった。
謎の白塗り男を追うECU
港東署緊急司令室直轄チームECUの指令室室長橘ひかり(真木よう子)は謎の白塗り男の手によって、婚約者でECU出動班班長・重藤雄二(増田昇太)を殺されてしまう。
横浜に戻ってきた元班長樋口彰吾(唐沢寿明)も息子・樋口大樹(鳥越壮真)を拉致されて入院した。樋口は班長に復帰して、白塗り男の行方を追う。
少年優太が性犯罪の常習犯塚田に拉致された。橘の特殊な聴覚のおかげで、優太の居場所が分かり救出され、塚田は逮捕された。
塚田の犯罪にはまたも白塗り男が関与していた。塚田を囮にして、白塗り男をおびきだそうとする樋口。しかし、塚田の身柄は弟雄二の仇を討とうと躍起になる警視庁・重藤通孝(藤本隆宏)に奪われた。捜査陣の目の届かない部屋にいた塚田は白塗り男によって殺されていた。
署内での殺人に樋口は署内に内通者がいることを疑った。
そんな折、指令室勤務の小松知里(藤間爽子)がDV男前薗によって襲われてしまった。橘は小松の異変を感じとり、小松の行方を追った。
小松を救え!
ECUは拉致された小松の行方を追った。
前薗は影響力の強い前薗グループの御曹司で、前薗家が持つ別荘に小松を監禁していた。
しかし、樋口が別荘の一階に乗り込んだときに、前薗は腹部を刺されて倒れており、小松の姿はなかった。
前薗の血を抑える石川透(増田貴久)は、犯人の女性を射殺した幻影が見えるようになった。
2階で救出された小松は、前薗に首を絞められたときに、ダンベルで前薗の頭部を打ち、二階に逃げたという。
そのとき、家に女性2人が侵入していたという。
その2人が前薗の襲い、前薗の車を奪って逃走した。
やがて、車は乗り捨てられていた。
小松は1人が足を引きずっていたことを思い出した。
橘が音をさらいだし、女性2人が確保されたが、女性1人の藤井は腹部を刺されて意識がなかった。
復讐に向かう女性達
女性2人奥井由香(堀未央奈)と藤井綾乃(二宮郁)は小松と同じく前薗のかつての交際相手だった。
前薗のDVに心身を害された二人は結託して前薗への復讐の機会をうかがっていた。
橘は奥井の証言に違和感を持つ。
前薗を襲ったのは2人だけでなく、3人目の共犯者上野早苗(街田しおん)もいた。
早苗の娘舞も前薗の被害者で自殺していた。
早苗は2人が前薗殺害に失敗したときの保険だった。
看護師である早苗は前薗が入院している病院に侵入して、前薗の命を狙う。
橘が他の看護師と違う早苗の足音を拾って、前薗殺しは未遂に終わった。
一方、藤井は病院で死亡した。
早苗は病院の屋上から飛び降りようとする。
樋口は「娘のためにも生きて戦え」と早苗を説得、飛び降りを回避し、確保した。
前薗の悪事は前薗の父と港東署内の癒着があり、もみ消されていた。
しかし、小野田本部長(大河内浩)が公表し、ようやく前薗の罪が公になった。
一方、石川は藤井の死の知らせを受けて、意識を失う。
前薗の病気は精神的なショックで意識を失う、既に薬が効かなくなっていた。
橘は石川の異変に気づくが、石川は捜査を続けると言い張る。
白木山の山中で変死体が発見され、胸に焼き印があり、白塗り男の関与が疑われた。
変死体の携帯の履歴には小野田本部長の名前があった。
大樹は拉致されたせいで記憶を失っていて、樋口を見るとフラッシュバックを起こした。
病院に侵入した白塗り男に拉致された樋口は目を覚ますと、古井戸に落とされた。