ドラマ「監察医朝顔2」第13話あらすじ・ネタバレ
法医学教室に自信満々の様子で帰ってくる茶子先生。 今回はどんな活躍を魅せてくれるのでしょうか。
帰ってきた茶子先生
薬物で体中がボロボロになってしまった松野紗英の遺体を、薬物を使う前の状態に戻してあげたいと願う朝顔(上野樹里)たち。
その願いを叶えるため夏目茶子(山口智子)が再び法医学教室に帰ってくることになりました。
茶子は、法医学教室を去ってから若林昭信(大谷亮平)の元で、エンバーマーのアシスタントとして活動していました。
エンバーミング処置を行うことで、遺体を生前に近い姿に戻すことができるのです。
それには家族の許可が必要なため、朝顔と茶子は松野紗英の実家へ向かいました。
母・翠はエンバーミングに賛同しますが、父・武弘は娘のこと未だ許せずにいます。
紗英のことは翠の好きにしろという考えのようです。
許可をもらい、法医学教室に戻った朝顔たちはさっそく準備を進めます。
一方、薬物でボロボロの姿になった紗英の写真を見つめる高橋(中尾明慶)。
北村愛菜(矢作穂香)の髪の毛から薬物の陽性反応が出たことを朝顔たちに打ち明けます。
警察にも検査結果の資料を提出し、すぐに動きだしました。
愛菜の以前交際していた男が麻薬の売買に関わっていたことから、愛菜自身も関与している疑いがあったのです。
高橋は愛菜に会いに行き、警察に全て話したことを告げます。
そして、同じく薬物によって体がボロボロになった紗英のことを伝え、薬物の恐ろしさを訴えました。
『このままだと、君もいつか中毒になって死んじゃうかもしれないよ』
愛菜を薬物から救い出したいと願う高橋の心からの叫びでした。
法医学教室では、紗英の体に残る痣をエーバーミングによって、消す作業が行われていました。
白くなった髪の毛を染めてあげるなど、紗英の体を気遣いながらエンバーミングを行う朝顔たち。
最後にメイクを施すことになりましたが、ずっと娘に会っていなかった両親は彼女がどんなメイクをしていたのか分からないと言います。
そこで警察に連行されそうになっていた、紗英の友人である愛菜を呼び止めた朝顔。
最近の紗英を知っている愛菜に彼女のメイクを教えて欲しいと頼みます。
メイクが完成した紗英をみた愛菜は泣き崩れてしまいました。
そんな愛菜に朝顔は、紗英の注射痕が古かったことから、薬物を辞めようと思っていたのだろうと話します。
しかし、禁断症状により再び注射したことで亡くなってしまいました。
『あなたはまだ間に合う、あなたは生きているから、やり直せる』
朝顔の言葉を胸に、愛菜は連行されていきました。
遠くなる平との距離
桑原は平に電話をかけ、近々会って飲もうと提案しますが断られ、電話を切られてしまします。
平の部屋は、メモだらけになっていました。
どうやら物忘れが進行しているようです。
丸屋さんも帰って来た
高橋を慰めるため徹夜で連れ回していた藤堂雅史(板尾創路)。
お疲れの藤堂の代わりに大学で講義を行うことになった朝顔は教室で、元検視官の丸屋大作(杉本哲太)を見つけます。
丸屋は法医学教室で、見習いとして働くことになるのでした。
思いやりの料理
法医学教室に自宅で亡くなった老人、高木の遺体が運ばれて来ます。
朝顔たちは、死因を詳しく調べるため高木の自宅へ向かいました。
自宅の冷蔵庫には大量の作り置きと肉の保存があり、不思議に思う朝顔たち。
隣に住む宮田に話を聞くと、高木が料理を作っては宮田に持ってきてくれていたと言います。
念のため料理を分けてもらい、検査に回すことに。
料理には問題はありませんでしたが、高木は牛肉アレルギーを持っていました。
自分にアレルギーがあるにも関わらず、宮田のため料理を作り続けていたのです。
高木の死因は“人喰いバクテリア”と呼ばれる菌が原因でした。
健康な人にとっては問題ないものでしたが、病気を患っていた高木にとっては致命的になってしまったのです。
病院に行く約束
朝顔は気まずくなっていた平に、再び電話をかけました。
以前、平の気持ちを考えずに病院に行く事を勧めてしまい傷つけたことを謝ります。
『私たちは日々生きてるから、いろんな事で落ち込んだり、嫌な気分になったりする事もあるけどさ、生きてるって、本当はそれだけですごい事なんだよね』
朝顔の言葉に、平は明日病院にいくことを約束しました。
しかし次の日、朝顔が電話してみると、病院に行くなんて言っていないと、約束を忘れてしまっていました。
ドラマ「監察医朝顔2」第13話 まとめ
日々、亡くなった人と接する朝顔たち。
だからこそ今この瞬間、自分たちが生きている事のすごさを誰より感じるのでしょう。
せっかく病院に行くと言ってくれた平ですが、その約束も忘れてしまった様子でしたね。
刻一刻と進む認知症の症状、早く何とかしなければと焦ります。
ドラマ「監察医朝顔」目次