「刑事7人」第5話あらすじ・第6話見どころ・青山刑事新人時代の事件が蘇る
めずらしく休みの特別捜査係のメンバー。
片桐は娘美央と映画に行く予定だったが、美央はバイトが入ったと言い中止に……
バイト先には来ておらず、美央は事件に巻き込まれたと分かった。
美央の行方を捜すうちに、天樹が追っていた1週間前から起きた女子高生の失踪と繋がっていると分かった。
詐欺グループは家庭教師をする大学生たちで、女子高生を集め美人局をしていた。
美央は巻き込まれた友人を助けるために潜入していた。
美央達は助けだされ、事件は解決、来週デートのやり直しが決まった。
不動産業者の尾原が殺害された。尾原は別の場所で殺され、その後に現場に遺棄された可能性が高い。
尾原は人柄もよく恨まれる理由はない。
そんな折、犯人が自首してきた。
その男はかつて青山が刑事になってはじめて逮捕した男笹井だった。
笹井は罪を償い更正の道を歩んでいると思われたが……
「刑事7人」第6話・特別捜査係に知られざる過去が暴かれる
かつての警視庁専従捜査班は新たに特別捜査係となって再スタートを切る。
天樹悠(東山紀之)、堂本俊太郎(北大路欣也)、野々村拓海(白洲迅)、海老沢芳樹(田辺誠一)水田環(倉科カナ)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、青山新(塚本高史)は再集結した。
堂本は宮城県にいた時代に関わった事件で、捜査に口出しをしたことで一人の刑事と家族が不幸に陥ったために、解剖に専念するようになった。海老沢が昇進試験に何度も落ちているのは試験当日にいつもなぜか事件にでくわすからだった。堂本には高校生の娘がいるが、堂本と同じ正義感と勇気を持っていた。
「刑事7人」第6話・青山刑事最初の事件
青山は刑事になって手錠をかけた犯人・笹井が更正するまで目をかけていた。
笹井は強盗に入ったときに家の長男ともみ合い謝って殺してしまった。
服役後、ガソリンスタンドでバイトしながら介護福祉士を目指していた。
しかし、不動産業者尾原が死体で発見された翌日、笹井は犯行を認め出頭してきた。
尾原は別の場所で殺され、高架下に死体を移した痕跡があった。
青山は笹井の身辺を調べるが、資格の勉強をしている様子はないし、保護観察処分が終わると、被害者への送金をピタリとやめていた。
周囲の人の証言では、笹井は犯罪に関与しており、共犯者だった唐沢とも交際を続けていた。
青山と対峙したとき、笹井は快楽殺人であることをほのめかすが、青山は笹井がそんなこととで殺しはしないと信じていた。
水田が青山は人を信じすぎると指摘し、関係にヒビが入った。
自分は暴走しているのかと落ち込む青山だったが、天樹は青山のやり方を認めた。
「刑事7人」第6話・タイムリミットは48時間
青山と水田は仲直りして、笹井の無実を証明するために動く。
笹井は事件当日、自転車置き場にいたが自転車を盗もうとしたのではなく、自転車を決められた位置に戻そうとしていた。
やがて、殺された尾原の善人の顔は表向きで、複数の人物の秘密を掴んで脅迫し金銭を巻き上げていたことが分かる。
笹井は盲目の花屋の店員・小村理乃(小島藤子)があやまって鉄柱にぶつかり、尾原を殺してしまったと思い込んだ。
小村を守るために笹井は工作をして、犯人と名乗り、罪を被ろうとしていた。
だが、尾原を殺したのは尾原に脅迫された人の一人だった。
犯人は小村がいつも同じ時間の同じ工事現場前を歩くことを見こして、小村の犯行のように仕向けていた。
笹井は小村を遠くからいつも見守っていた。
容疑が晴れた笹井と小村は警察署の階段ですれ違う。
小村は笹井の顔に触れて、「優しい顔」と言った。
青山の笹井を信じる気持ちは報われ、笹井の胸にも温かいものが残った。