「ドラゴン桜2」第2話あらすじ 物語の登場人物
主人公の桜木健二(阿部寛)は、元教え子の水野直美(長澤まさみ)と共に龍海高校で東大専科を作る。
理事長の龍野久美子(江口のりこ)は自由な校風を求めるあまり、東大専科を反対していたが、元龍山高校で現教頭の高原浩之(及川光博)が学力低下による入学生定員割れの改革を起こそうと桜木を呼んだ。
しかし、桜木は生徒達に「東大には絶対いくな」と呼びかける。
その思いには、東大不合格になり、自殺未遂まで犯した米山圭太(佐野勇斗)との過去に関係していた。
バドミントンのプレッシャーにより万引きをする岩崎楓(平手友梨奈)とそれを止める友人・瀬戸輝(高橋海人)は、その現場を桜木に見られてしまう。
瀬戸は桜木を学園から追い出そうと小橋(西山潤)・岩井(西垣匠)と手を組み追い詰めるが、逆に返り討ちにされてしまう。
そんな中、オリンピックの夢が近づく岩崎はさまざまな不安を抱えたまま大会に臨もうとしていた。
岩崎、大会に潜む影
岩崎は大会に向けて、トレーニングを行っている最中も桜木に万引きをした件で弱みを握られていることを気にしていた。
瀬戸は岩崎の身を案じてコンビニに謝りに行ったが、すでに桜木に先を越されていたことを岩崎に報告する。
一方そのころ、岩崎が所属しているバドミントン大会メンバーの選抜発表がとり行われることで、学校中が首を長くして待っていた。
しかし、岩崎が部活に向かおうとするところ、ロッカーを開けたら「万引き女」などと匿名で張り紙が貼られていた。岩崎は動揺し、すぐに瀬戸に報告したが犯人は桜木なのではないかと疑う。
2人は桜木を問い詰め、防犯カメラの映像を返せと言うが、「そんなことより大会には出るな、お前じゃ無理だ」と岩崎に意味深な忠告をする。
その後、大会メンバーが発表され、学校1の清野・岩崎ペアが抜擢されたことで学校中が期待に胸を膨らませる。
監督は岩崎・清野に、様々な一流大学のコーチが来ることを告げられ、いいところを見せるために全勝しろと喝をいれた。
そんな中、桜木と水野は瀬戸のラーメン屋で夜ご飯を食べている最中、学校で火災がおきたと報告を受ける。
火災現場は、桜木が設置していた自身のテント。
発火原因は、タバコだったため冤罪をかけられていた。
しかし、冤罪と知りながらも非を認める姿に、水野は不満を隠せず高原教頭と犯人を調べていく。
岩崎、選手の道を絶たれる
大会当日、岩崎たち龍海高校が会場に着くと、周りの選手たちが岩崎に対して万引きの噂話をしている。
詳細を尋ねると、女子トイレに以前、ロッカーに貼られていた張り紙と全く同じ物が存在した。
やはり桜木が自分の夢を壊そうとしているに違いないと岩崎は腹を立てるが、そんな事件とは関係なしに試合時間は刻一刻と迫っていた。
再び気を引き締めた岩崎はダブルスの試合が始まり1回戦目は圧勝で勝ち進んでいた。
2回戦目になり、以前から違和感を覚えていた右膝に負担が増えていく。
試合終盤、もう少しで勝利がつかめ、大学の推薦が取れる手前でダブルスのペア・清野と衝突し、右膝を壊してしまう。
検査を受けた結果、以前から悪化し続けていた半月板損傷と診断される。
期待した両親に異常なほど説教され、西南大の推薦を清野に変更。
挙げ句の果てに2年以上バドミントンができない足になってしまった。
全てを失った岩崎を追い込むように、桜木はある場所へ岩崎を連れていく。
実は、岩崎の足の怪我を知っておきながら、放置するどころかより負担をかけるような運動をさせていたのはバドミントンのコーチだった。
そしてその理由は、コーチと隠れて付き合っていた清野を推薦で受からせるため。
岩崎の勘違いにより、張り紙は防犯カメラの証拠を持って帰った桜木だと思っていたことからテントの放火をしたが、桜木は防犯カメラのデータを貰った後、すぐにデータを削除していたのだ。
その為岩崎の評判を落とすために女子トイレやロッカーに張り紙を貼ったのも清野であり、全ての真犯人であることが判明した。
岩崎・桜木、決意を固める
岩崎は帰りに、自分には何も残っていないと桜木に口を滑らす。
しかし、桜木も似たような経験があり、勉強で克服したことを告げる。
それを聞いた岩崎は桜木に触発され、自身も東大を受け、スポーツ医療の知識を蓄えていくことを宣言する。
桜木は人生そんなに甘くないと言いつつも、東大合格はオリンピックで優勝することよりも簡単だと告げる。
桜木も岩崎の一件から意思を固め、米山に会いにいく。
桜木は、過去の過ちを詫びた上で、もう一度生徒を東大合格させる宣言をした。
米山は、その場ではあっさり許していたが、勤め先の坂本と何やら桜木を潰す算段を企てていた・・・。
次回はついに、東大専科に岩崎・瀬戸・早瀬・天野の4人が集まり授業が始まる。
桜木は東大合格の願を掛け、校内にドラゴン桜を植え付ける。
しかし、専科を嘲笑うかのように登場する学園トップの秀才・藤井遼(鈴鹿央士)。
東大専科と藤井の対決が始まる。
現代には欠かせないSNSを使った勉強法、果たして勝つのはどちらになるのか・・・!